穴で妙味アリ?レクスノヴァス考察(菊花賞)

2025年菊花賞

穴で妙味アリ?レクスノヴァス考察(菊花賞)

“夏の長距離で力を付け、秋の大舞台へ”という上がり馬の王道パターンに、レクスノヴァスがどこまで乗れるか──その可能性を手短に整理します。

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要点まとめ

  • 札幌2600mの阿寒湖特別を勝利=持久力の裏づけ。
  • 京都3000mはロングスパートと心肺力が問われやすく、配合・戦歴から適性は十分。
  • “穴人気”想定でも、展開と馬場が噛み合えば人気以上の着順が見込める。

阿寒湖特別は“夏の持久力試金石”

阿寒湖特別(札幌・芝2600m)は、夏にスタミナと持続力を証明する登竜門。歴史的にはマンハッタンカフェが同レース勝ちから秋に菊花賞を制覇。牝馬ではファインモーションが阿寒湖特別勝ちを足場に秋華賞・エリ女を連勝。古馬の中長距離でも阿寒湖特別を経て重賞タイトルに届いた例があり、「夏の2600m→秋の長丁場」は一定の成功パターンです。レクスノヴァスも今夏の同レースを制しており、この文脈に自然に乗ります。

適性:スタミナ×道悪対応

洋芝・長距離で勝ち切った事実は、持久力と粘りの裏づけ。父キタサンブラック由来の総合力に加え、稍重〜重へ振れた場合もパワーの利く持続質で減点が少ないタイプです。京都外回り3000mの下りを利用した“早めロングスパート”にマッチしやすい構造と言えます。

リスクと買いどころ

  • 条件戦→G1の壁:相手強化で一段ハードルは上がる。緩いラップで瞬発力勝負になると分が悪い。
  • 狙い所:向正面~3角でペースが締まり、直線入り口までに持続的に脚を使う展開。馬場が渋るほど評価アップ。
  • オッズとのバランス:“穴人気”でも本命サイドと組むワイド/三連複の2列目が合理的。

買い方ヒント(例)

  • ワイド:レクスノヴァス-本命サイド(例:エリキング、エネルジコ)
  • 三連複:本命1頭-レクスノヴァスを含む相手2~3頭-手広く

※良馬場で瞬発力勝負の気配が濃い場合は点数を絞る/比率を下げる判断を。

まとめ

「夏の2600mで証明 → 秋の3000mで開花」という王道に照らすと、レクスノヴァスは十分に“買える側”。ロングスパートになりやすい京都3000mと、渋ればさらに光る持続質──条件がハマれば人気以上の一撃に期待が持てます。

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