【最終予想】第86回 菊花賞(G1)2025/10/26 京都・芝3000m

2025年菊花賞

【最終予想】第86回 菊花賞(G1)2025/10/26 京都・芝3000m

今年の菊花賞は、枠順・馬場の状態・ローテーションを総合評価して結論を出します。基本スタンスは変えませんが、雨でタフな馬場になる可能性があるので「どこを厚く買うか/どこを薄くするか」の配分だけ見直しました。

スポンサーリンク

神戸新聞杯組の位置づけ(短評)

  • 基本線:近年も神戸新聞杯の上位馬は菊花賞の主力。ここで結果を出している馬は素直に信頼するべきライン。
  • 狙いたいのは“内容”の濃い上位馬:消耗戦になっても瞬発戦になっても崩れにくいタイプを厚く。
  • 該当:1着エリキング/2着ショウヘイ/3着ジョバンニ。この3頭は引き続き中心圏とします。

結論(印)

馬番 馬名 根拠(要約)
15 エリキング 神戸新聞杯1着の内容を素直に最上位評価。スタミナと総合力は世代トップ級。
外15番は楽ではないが、母父ハイシャパラル由来の持続力と“止まらない脚”でタフ馬場にも対応できる下地がある。
=「能力面で軸」。あとは外枠のロスをどこまで抑えられるか。
7 ショウヘイ 神戸新聞杯2着。無理なくポジションを取り、4角で勝負圏に入れる器用さとロングスパートの持続脚が魅力。
菊花賞で一番欲しい「4角で前に取りつける資質」をそのまま持っていて、雨馬場でさらに怖くなった存在。エリキングの“取りこぼし”を一番拾いやすいのはこの馬だと見る。
8 レクスノヴァス 阿寒湖特別勝ちで示したスタミナと消耗戦耐性。瞬発ひと刺しではなく、バテ合いそのものに強いタイプ。
馬場悪化・距離延長はむしろ歓迎側で、今年の「穴で怖いのはこの形」そのもの。
9 エネルジコ ロングスパート型で心肺が強い。5枠9番で運びやすいのは好材料。
稍重〜力の要る馬場なら引き続き怖いが、ベタ重級にまで悪化した場合は“パワーで押し切る鈍足スタミナ型”に一歩ゆずるイメージ。
=「切る馬ではないが、超重を想定した本線の2列目からは一段評価を下げ、3列目まで必ず拾う存在」。
6 ミラージュナイト 偶数の内目で立ち回れる配置はプラス。パワーで押せる脚質で、道悪でも形さえ作れれば馬券圏まで。
4 ヤマニンブークリエ いわゆる“ジリジリ残るスタミナ型”。派手さはないが長い距離でしぶとい。
こういう「バテながら止まらない」タイプは3000m+渋馬場だと3着候補としてかなり怖い。
5 ジョバンニ 神戸新聞杯3着の地力。折り合いがついて距離をこなすタイプで、良〜稍重寄りなら浮上幅は大きい。
極端な泥菊花賞になるほど「決め手勝負に持ち込みにくい」のはマイナスなので、そのぶん印は連下。

※連下はマイユニバース→ジョバンニに入れ替え。点数は据え置き。

買い目ヒント(点数イメージそのまま/配分だけ再調整)

三連複フォーメーション

1列目:15
2列目:7, 8, 9
3列目:4, 5, 6, 7, 8, 915点想定)

■厚めで持っておきたい目は
15−7−8 / 15−7−4 / 15−8−4
…重くなった時の「ショウヘイやレクスノヴァスが前でしぶとく→エリキングも崩れず絡む」形。


※雨が強くて完全な重まで行くなら、○7(ショウヘイ)、▲8(レクスノヴァス)、△4(ヤマニンブークリエ)の扱いをさらに上げて、(5ジョバンニ)は押さえ側に落とすイメージ。
※逆に馬場が回復して稍重~タフな良なら、☆9 エネルジコと△5 ジョバンニの組み合わせも拾っておきたい。

馬連・ワイド

  • 馬連:15−7・15−9・15−8(薄めで15−5
  • ワイド:7−15 / 8−15 / 4−15をベースに、穴で7−8を少額追加。

7−8は、スタミナ型どうしの消耗戦でそのまま粘り込む“完全な雨菊花賞パターン”。

展開と馬場イメージ

  • 想定ペース:道中は無理なく流れて、向正面〜3コーナーでじわっとペースアップ。いわゆる“上がり5F勝負”。
  • 求められる能力:直線だけの瞬発力ではなく、「4角までに前を射程圏に入れて、そこから止まらない脚」。
  • 外枠リスク:エリキング(15)は能力は最上位だが、外からずっと遠回りになると3000mではさすがにしんどい。どこかでロスを抑えて内〜中に収まれるかがカギ。

各馬ひと言(更新後)

  • ◎15 エリキング:神戸新聞杯勝ち馬らしい総合力。母父ハイシャパラル由来の持続力でタフな馬場も耐久できるタイプ。ただし外枠でのロス管理は課題なので「1着固定の一本勝負」に依存しすぎない。
  • ○7 ショウヘイ:神戸新聞杯2着。ロスなく運べて4角で勝負圏にいるタイプで、これは菊花賞×雨で一番欲しい資質。エリキングを逆転するシナリオの筆頭として対抗評価。
  • ▲8 レクスノヴァス:スタミナ消耗戦ウェルカム型。距離延長と渋馬場はむしろプラス。穴ならこの馬の“前で粘り込み”に期待したい。
  • ☆9 エネルジコ:ロングスパート型で心肺が強い。稍重〜力の要る馬場なら高評価。ただし泥んこまで行った場合は、いわゆるゴリゴリのパワー型ほど馬場で後押しされるイメージではないので、三連系では3列目を基本に「切らずに押さえる」役割に回す。
  • △6 ミラージュナイト:内の偶数枠でロスを抑えて脚を温存→タフな馬場で粘り込むシナリオはある。押さえのヒモとして残したい。
  • △4 ヤマニンブークリエ:体力勝負でしぶとい“ジリ残り型”。3000m+渋馬場の3着穴としては妙味が大きい。
  • △5 ジョバンニ:神戸新聞杯3着の地力。折り合いがつくので距離延長も我慢できる。馬場が軽めなら浮上しやすいが、完全な重なら一段評価を下げて押さえ扱いに。

© 2025 菊花賞 最終予想(修正版)|見解ベースです。馬券は無理のない範囲でお楽しみください。

この記事が参考になったら
応援クリックお願いします!

コメント