ミュージアムマイル徹底分析|天皇賞・秋2025 有力馬の血統・敗因検証・展開・当週仕上げ
リオンディーズ×ハーツクライ。SS 3×4/ND 5×5──「巡航持続×ギア変換」で直線4F勝負へ。
目次
- 序章:3歳エース、秋の盾へ
- 血統背景:父リオンディーズ×母父ハーツクライ
- 血統のクロス(インブリード)分析
- 戦績・敗因検証:ダービーは距離?位置?ラップ質?
- 当週の調教・仕上がり評価
- 展開・コース適性:東京2000mへの当てはめ
- 総合評価(★)と“当日の使い方”
- まとめ:勝ち筋=「直線4Fの量で上回る」
1. 序章:3歳エース、秋の盾へ
ミュージアムマイル(6枠9番/3歳56kg/騎手C.デムーロ)。春は皐月賞を制し、秋はセントライト記念からの直行。
タイプは「中団〜中団前で脚を温存→直線4Fロングスパート」。瞬時の切れ一点ではなく、トップスピードの持続に重心がある。
巡航持続ロングスパート3歳56kg6枠9番
※結論(印・買い目)は最終予想記事で。
2. 血統背景:父リオンディーズ×母父ハーツクライ
- 父リオンディーズ(Leontes)…Kカメ系の巡航スピードと持続。早めに動いても止まりにくい。
- 母父ハーツクライ…直線のギア変換とフォームの伸び。大箱で“量”を出しやすい。
- 総合像:巡航持続 × ギアの好配合=東京の直線で加速→維持に適合。
3. 血統のクロス(インブリード)分析
| クロス | 世代 | 理論比率 | 所見 |
|---|---|---|---|
| サンデーサイレンス | 3×4 | 約18.75% | ギア&クラス感の強化。終いの“もう一伸び”。 |
| Northern Dancer | 5×5 | 約6.25% | バランスと柔らかさ。ストライド維持→大箱適性。 |
※比率は血統表からの理論値。詳細は確定系統表で再確認。
4. 戦績・敗因検証:ダービーは距離?位置?ラップ質?
- 東京2400mのダービー:6着。距離そのものが致命傷というより、位置取り+直線瞬発寄りのラップ質の影響が大きかった可能性。
- 上がり上位で届かず=導線・ポジションのロス比重が高い型。L1でのみ大きく鈍ったケースは距離上限/タイミングを疑う。
- 結論:ベストは2000m前後寄り。府中で“量勝負”に戻るのはプラス。
※東京は「再挑戦」。左回りの勝ち切りは未証明だが、配合的には適性十分。
5. 当週の調教・仕上がり評価(更新済)
- 最終追い(水・栗東坂路):4F53.8-1F12.3、併せほぼ同入。テン抑え→終い重点で息の入り良好、雰囲気は良い。
- 中間:CW主体で終い11秒台の本線を消化。量は十分で、動きは軽い。
- 総評:A。過度に攻め過ぎず、実戦で伸ばすタイプ。道中が締まる年ほど良さが出る。
当日チェック:馬場バイアス(内外)/隊列で中団〜前め確保→直線4F持続に持ち込み。
6. 展開・コース適性:東京2000mへの当てはめ
- 理想:平均〜やや速めで締まる流れ→3〜4角で外に出し、直線4Fロングスパート。
- 可:平均ペースでも中団の前めなら十分。
- 不:超スロー→L2だけの瞬発戦/後ろ過ぎ&外々ロス。
6枠9番外へ出す導線◯直線は“量”勝負
7. 総合評価(★)と“当日の使い方”(現時点)
| 項目 | 評価/所見 | ★ |
|---|---|---|
| 血統適性 | 巡航持続×ギアの好配合。府中直線で加速→維持に噛み合う。 | ★★★★★ |
| コース適性 | 左回り勝ち切りは未証明寄りも、2000m回帰と流れ次第で十分戦える。 | ★★★★☆ |
| 仕上がり | 坂路53.8−12.3の内容は好感。量と息の入り◯。 | ★★★★☆ |
| 展開対応 | 持続戦◎/瞬発一点△。道中が締まるほど強み。 | ★★★★☆ |
| 騎手適性 | C.デムーロ=折り合いと進路作りの再現性高。 | ★★★★☆ |
※星は考察ベース。結論(印・買い目)は最終予想で。
8. まとめ:勝ち筋=「直線4Fの量で上回る」
ミュージアムマイルは、配合とクロスが裏づけるロングスパート性能が武器。
鍵は序盤の位置(中団の前め)と外へ出す導線、そして当週の終いの質。
当日のバイアスを踏まえ、最終予想記事で印・買い目のみ提示する。
- 枠順:6枠9番(確定)
- 調教後馬体重:510kg
- 騎手:C.デムーロ(短期免許)確認済
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