【条件×血統】アルゼンチン共和国杯 2025|東京芝2500mは「持続力×ギア切替」適性を問う
舞台は東京芝2500m・ハンデ。坂下スタート→1角まで約450m、向正面で一息、3〜4角からロングスパートへ移行し、直線は525.9m。瞬発のワンパンより、L4〜L2を踏み続ける持続脚+中間の再加速がカギです。
結論の要点
- 当舞台は持続質×ギア切替が最重要。良馬場のL2急加速一点勝負は割引。
- 血統は欧州型スタミナ(サドラーズ/ロベルト/独血統)+キングマンボ系の“伸び続け”が好相性。
- ハンデ戦ゆえ斤量差×脚質の噛み合わせで波乱余地。
① コース条件の“走りの型”整理
- 形状:坂下→1角約450m→向正面で一息→3〜4角でロンスパ→直線525.9m。
- 勝ち筋:L2だけ速い瞬発戦ではなく、L4〜L2を高水準で刻む持続脚。
- 必要能力:折り合い◯、コーナーで脚を使う耐性、トップスピード持続+再加速。
② 血統で“買い”を作る(逆引き)
- サドラーズ/ロベルト/独血統:量的スタミナと粘り=道中温存→長く脚を使う型に最適。
- キングマンボ系(Mr. Prospector):最高速度を伸ばし続ける資質が目黒記念型と合致。
- 母父が重厚:末の鈍化を抑制し、踏み直しを支える。
③ 登録馬・想定(11/2時点)
※特別登録は19頭。想定は速報ベース/週中のハンデ確定で更新。
※レーベンスティールはマイルCSを本線とする方針で、当レースは登録のみの見込み。
- ギャラクシーナイト(大野拓弥)
- サスツルギ(北村宏司)
- シュトルーヴェ(鮫島克駿)
- ショウナンアデイブ(池添謙一)
- スティンガーグラス(C.ルメール)
- スピードリッチ(未定)
- セレシオン(荻野極)
- ディマイザキッド(岩田望来)
- ニシノレヴナント(野中悠太郎)
- ハギノアルデバラン(原優介)
- プラダリア(亀田温心)
- ボルドグフーシュ(横山武史)
- ホーエリート(戸崎圭太)
- ボーンディスウェイ(木幡巧也)
- マイネルカンパーナ(津村明秀)
- ミステリーウェイ(松本大輝)
- メイショウブレゲ(石橋脩)
- ローシャムパーク(A.プーシャン)
- ワイドエンペラー(藤岡佑介)
- (参考)レーベンスティール — 登録のみ/回避濃厚
走りの型ミニメモ
- スティンガーグラス:良馬場のL2急加速一点より、L4から踏み上げる持続戦で真価。(目黒記念=上がり35.2の11着→札幌日経賞V/35.1)
- ホーエリート:同舞台で目黒記念2着と適性クリア。配分巧者でハンデが嵌れば軸。
- ボルドグフーシュ:量的スタミナ寄り。早めスパート歓迎で消耗戦なら浮上。
- ローシャムパーク:能力最上位クラス。長直線は歓迎だが、折り合い×配分を噛み合わせたい。
※スティンガーグラスは馬体の“やや立ち繋”印象=クッション性より剛性寄り→瞬発一点より持続型の解釈に整合(一般的なコンフォメーション知見)。
④ 暫定レーティング(A=軸/B=相手/C=穴)
| 評価 | 馬名 | 根拠(走りの型×血統/近況) |
|---|---|---|
| A | ホーエリート | 同舞台目黒記念2着の持続トップスピード。配分巧者。ハンデが嵌れば軸級。 |
| A | ボルドグフーシュ | 量的スタミナ型。早仕掛け歓迎。舞台替わりで巻き返し余地。 |
| A | スティンガーグラス | 長丁場の持続戦◎。札幌日経賞V→体力面の裏付け。良馬場のL2瞬発一点は割引。 |
| B | ローシャムパーク | 格は上位。折り合い×配分が決まればAへ昇格候補。ハンデと馬場次第。 |
| B | プラダリア | 総合力型。距離延長×持続戦でパフォ回復期待。 |
| B | ディマイザキッド | スピード耐性×直線の持続。延長で折り合いが鍵も、流れれば浮上。 |
| C | ギャラクシーナイト ほか | 軽ハンデ×展開利で浮上余地。渋化ほど妙味。 |
⑤ 展開シナリオ(当日修正)
- 平均〜ややスロー:向正面で一旦落ち着き、3角手前からロンスパ。→ 持続脚型(A帯)が順当に台頭。
- 前半締まる流れ:消耗戦。→ 量的スタミナ+立ち回りが効くタイプ(ボルドグフーシュ、重厚母系)が浮上。
⑥ 買い目イメージ(暫定)
※ハンデ・枠順・追い切りで更新。
- 本線:A帯から馬連/ワイド。3連系はA→A・B→広め。
- 押さえ:B帯からのワイド軸。C帯は軽ハンデ・外差し馬場で3連系に少点数。
更新予定:特別登録→想定→ハンデ→枠順→追い切り時計(差し替えで最新化)
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