きさらぎ賞 2026|データ×血統×ローテで“クラシック前哨戦”を整理
京都芝1800m(外)/3歳オープン(GIII)|少頭数でも質が問われる一戦
データ分析
血統の方向性
ローテ比較
出走馬10頭
血統の方向性
ローテ比較
出走馬10頭
レースの前提
- 舞台は京都・芝1800m(外)。下り→直線の持続力が問われやすく、瞬発力だけでなく“脚を長く使えるか”が重要になりやすい。
- 頭数は10頭想定。紛れが減る一方、能力差がそのまま結果に出やすいタイプの少頭数戦になりがち。
※出走馬・騎手は変更の可能性があります。
過去データから見える「勝ち筋」
人気
(過去10年)上位人気が中心だが、6〜9番人気の突っ込みも一定数。
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 4-1-2-3 | 40.0% | 50.0% | 70.0% |
| 2番人気 | 1-3-2-4 | 10.0% | 40.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 2-2-0-6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
| 4番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
| 5番人気 | 0-0-1-9 | 0% | 0% | 10.0% |
| 6〜9番人気 | 2-1-4-29 | 5.6% | 8.3% | 19.4% |
| 10番人気以下 | 0-1-0-8 | 0% | 11.1% | 11.1% |
- 軸は上位人気が基本線。
- ただし少頭数でも「6〜9番人気」からの3着内は約2割。差し込み1頭の余地は残る。
前走クラス
(過去10年)“前走が重賞 or 1勝クラス”が優勢。新馬・未勝利からでも通用するが、条件付き。
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| GⅠ | 2-1-3-9 | 13.3% | 20.0% | 40.0% |
| GⅡ | 1-1-0-2 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
| GⅢ | 2-1-1-9 | 15.4% | 23.1% | 30.8% |
| オープン特別(※L含む) | 0-1-0-2 | 0% | 33.3% | 33.3% |
| 1勝クラス | 3-4-3-21 | 9.7% | 22.6% | 32.3% |
| 新馬 | 2-1-1-12 | 12.5% | 18.8% | 25.0% |
| 未勝利 | 0-1-2-10 | 0% | 7.7% | 23.1% |
- ポイント 前走がオープン/1勝クラスで内容を示した馬が買いやすい。
- 注意 前走が重賞でも、大敗(4着以下)からの巻き返しは薄めという傾向が出やすい。
距離ローテ(京都芝1800mで行われた年の傾向)
(過去10年のうち京都芝1800m実施“7回”)前走1600m以下→延長組の3着内率が高め。
| 前走の距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 芝1600m以下 | 3-3-5-11 | 13.6% | 27.3% | 50.0% |
| 芝1800m | 1-2-1-10 | 7.1% | 21.4% | 28.6% |
| 芝2000m以上 | 3-2-1-17 | 13.0% | 21.7% | 26.1% |
| ダート | 0-0-0-6 | 0% | 0% | 0% |
- “マイル→1800m”の延長がハマりやすい年が多い。
- 2000m組も勝ち切りはあるが、3着内率は延長組より下。距離短縮でキレが出るタイプか見極めたい。
出走馬一覧(血統とローテ)
特別登録(10頭)
出走馬・騎手・父は競馬ラボ掲載の特別登録を参照(2026/02/03時点)。
| 馬名 | 騎手 | 性齢 | 父 | 近走の要点(ざっくり) |
|---|---|---|---|---|
| エムズビギン | 川田将雅 | 牡3 | キタサンブラック | 東京2000未勝利1着→京都1800新馬2着(気性面が鍵) |
| コレオシークエンス | 浜中俊 | 牡3 | サートゥルナーリア | 東京1800新馬1着。スローで先行して押し切り型 |
| ゴーイントゥスカイ | 荻野極 | 牡3 | コントレイル | 京都2歳S3着。東京2000新馬1着で底力 |
| サトノアイボリー | 団野大成 | 牡3 | エピファネイア | 紫菊賞2着→京都2歳S9着。距離短縮で反応改善が焦点 |
| ショウナンガルフ | 横山和生 | 牡3 | ハービンジャー | ホープフルS14着も、札幌2歳S1着の実績 |
| シーミハットク | (未定) | 牡3 | オルフェーヴル | 京王杯2歳S13着→京都1800未勝利1着。距離で一変タイプ |
| ストームゲイル | 吉村誠之 | 牡3 | タリスマニック | 阪神1800未勝利1着。先行力は魅力、相手強化が壁 |
| ゾロアストロ | ハマーハ | 牡3 | モーリス | 東スポ2歳S2着。切れと持続のバランス型 |
| ラフターラインズ | 藤岡佑介 | 牝3 | アルアイン | 東京1800未勝利1着→こうやまき賞3着(マイル) |
| ローベルクランツ | 松山弘平 | 牡3 | サトノダイヤモンド | 東スポ2歳S8着。中京2000未勝利1着で素質 |
注目ポイント:血統で“京都外1800”を噛み砕く
血統の見立て(方向性)
- 持続力+機動力:京都外回りの下りで加速し、そのまま脚を伸ばす適性。父が中距離で強い or 産駒が1800〜2000で安定するタイプは素直に評価しやすい。
- “短距離寄り”は距離がカギ:1400〜1600型のスピード血統でも、折り合いがつけば延長でハマる余地はある。逆に気性が難しいと外回りの下りで力みやすい。
- 欧州色(重厚)×瞬発:ハービンジャー系のような重厚さは、馬場や展開が噛み合うと強い一方、瞬時の反応勝負だと取りこぼしもあり得る。
有力馬の比較(考察)
エムズビギン(父キタサンブラック)
- 魅力:東京2000の未勝利で勝ち切った持久力は武器。父キタサンブラックらしく、一定のラップを踏みながら伸びる形が理想。
- 懸念:新馬戦・未勝利戦の内容からも気性(折り合い)がポイント。京都外回りは下りで力みやすく、制御できるかが焦点。
ゾロアストロ(父モーリス)
- 魅力:東スポ2歳Sで2着。重賞級の相手に内容を示したローテは、前走クラス傾向のど真ん中。
- 懸念:決め手勝負一本槍というより、位置取りと仕掛けのタイミングでパフォーマンスが上下しやすいタイプ。少頭数で包まれにくいのはプラス。
ゴーイントゥスカイ(父コントレイル)
- 魅力:京都2歳S3着は“相手なり”の底力。2000mで結果→1800mで反応UPの形も見込みやすい。
- 懸念:京都2歳Sは勝負どころで外を回って踏ん張った一方、上位の決め手に屈した形。1800mでギアチェンジが改善するか。
ショウナンガルフ(父ハービンジャー)
- 魅力:札幌2歳Sの勝ちがあり、地力は足りる。重厚な血統で持続戦が噛み合うと一気に浮上。
- 懸念:ホープフルSは大敗。2000mで流れに乗れなかった点を、1800mでどこまで修正できるか。
コレオシークエンス(父サートゥルナーリア)
- 魅力:新馬戦は逃げ〜先行で形を作って押し切り。少頭数なら自分のリズムを作りやすい。
- 懸念:重賞の流れ・プレッシャーで同じ形が作れるかは未知。気持ちの面(折り合い)を当日パドックで確認したい。
穴の考え方(6〜9番人気のゾーン)
- 距離ローテ重視:前走マイル〜1600以下からの延長で、折り合いがつくタイプ。
- “前走の負け方”:着順よりも、直線で伸びる脚が残っていたか。少頭数でロス減なら前進がある。
- 具体的には、ラフターラインズ(マイル→延長)や、シーミハットク(距離で一変の可能性)あたりが“人気が落ちるなら”の候補。
まとめ:現時点の中心候補
結論(考察時点)
- 中心候補:ゾロアストロ(重賞で内容)
- 相手筆頭:ゴーイントゥスカイ(京都2歳S組の底力)
- 能力は通用:エムズビギン(持久力+鞍上で押し切りまで)
- 展開・馬場で台頭:ショウナンガルフ(持続戦になれば)
※枠順・当週追い切り・馬場で評価は動きます。最終予想(印・買い目)は別記事で更新推奨。
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