【弥生賞ディープインパクト記念2026】最終追い切り診断|回避馬出現で混戦ムード、仕上がりが光るのはどの馬か
クラシック戦線を占う重要な前哨戦・弥生賞ディープインパクト記念。今回は最新の最終追い切り情報をもとに、各馬の動き、負荷のかけ方、血統面の裏付けまで踏まえて、ブログ向けに読みやすく整理した。
最終追い切りから見た上位評価はライヒスアドラー、タイダルロック、アドマイヤクワッズ
- ライヒスアドラーは美浦Wで軽快。派手な全体時計ではないが、休み明けでも体の使い方が良く、状態の上昇が伝わる内容。
- タイダルロックは美浦Wでラスト11.4秒と鋭さを見せ、前走以上の気配を感じさせる。
- アドマイヤクワッズは最終こそ坂路で軽めだが、中間の負荷は十分。前哨戦仕様としては高水準の仕上がり。
なお、注目を集めていたパントルナイーフが回避となり、レース全体は一気に混戦色が強まった。少頭数の一戦だけに、調教の完成度がそのまま着順に直結しやすい一戦になりそうだ。
回避で変わった弥生賞の構図
今年の弥生賞は、有力視されていたパントルナイーフの回避が大きなポイント。これにより、実績上位馬が中心視されやすい一方で、権利取りを狙う各陣営はより攻めた仕上げを選びやすくなった。
中山芝2000mは、単純な瞬発力だけでは押し切りにくいコース。スタート後のポジション、コーナーでの立ち回り、そして4角以降も脚を使い続けられる持続力が問われる。最終追い切りでは、ラスト1Fの切れ以上に、道中のリズムとフォームの安定感を重視したい。
弥生賞2026 最終追い切り診断まとめ
| 馬名 | 評価 | 最終追い切り | 短評 |
|---|---|---|---|
| ライヒスアドラー | S | 美浦W 6F85.1、終い11.7 併せ併入 | 軽めの内容でも脚取りが軽快。休み明けでも上積みを感じる。 |
| タイダルロック | S | 美浦W 5F67.0-51.9-37.6-11.4 併せ先着 | 終いの反応が鋭く、前走以上の気配。上昇度はかなり大きい。 |
| アドマイヤクワッズ | A | 栗東坂路 4F55.7-41.1-26.9-13.1 単走 | 最終時計は地味だが、1週前CWでしっかり負荷。今週は重馬場を考慮した微調整で、前哨戦としては好仕上がり。 |
| アメテュストス | A | 美浦坂路 4F54.4-39.2-25.5-12.8 併せ先着 | 悪化馬場でもしっかり登坂。デキ自体は良い。 |
| バステール | A | 栗東CW 6F83.2-66.6-51.5-36.8-11.6 併せ遅れ | 幼さは残るが、走りのバランスが改善。素材の良さが出てきた。 |
| メイショウソラリス | A | 栗東坂路で軽快な内容 | フレッシュ感があり、休養明けとしては好仕上がり。 |
| ステラスペース | B | 美浦W 6F84.2-68.7-53.7-38.6-11.9 単走 | 動きは安定。大きな上積みまではどうかだが、中山向きの粘りはある。 |
| バリオス | B | 栗東CW 終い12秒台前半 | 間隔を考えれば十分だが、もうひと押しの迫力は欲しい。 |
| モウエエデショー | B | 美浦W 6F83.4-67.5-52.4-37.8-11.5 併せ先着 | 動き自体は悪くない。相手強化でどこまで踏ん張れるか。 |
| コスモギガンティア | C | 順調さはある | 成長は見せているが、今回は相手強化の壁が厚い印象。 |
上位評価馬の最終追い切りを深掘り
ライヒスアドラー
休み明けでも上昇気配美浦Wで6F85.1、終い11.7。全体は軽めでも、休み明けの馬としてはフットワークに軽さがあり、力みの少ない走りが目につく。1週前に負荷をかけていた分、最終は気配確認の意味合いが強いが、それでも状態上昇は伝わる内容だった。
派手な時計で目立つタイプではないが、前哨戦で狙いたいのはこうした「整ったフォームで無理なく動けている馬」。最終追い切りの完成度という意味では、今回のメンバーでも上位に取れる。
タイダルロック
終いの鋭さが目立つ美浦Wで5F67.0-51.9-37.6-11.4。数字以上に、終いの反応が鋭い。大型馬らしく使いつつ良くなるタイプだが、今回はその上積みがかなり感じられる。前走でも終いは目立っており、調教内容がそれを裏付ける形になった。
単純な切れだけではなく、長く脚を使えるタイプだけに中山2000mも合いそう。上位争いに食い込むだけの状態面は十分整った印象だ。
アドマイヤクワッズ
最終時計は地味でも中間内容は濃い最終追い切りは栗東坂路で4F55.7-41.1-26.9-13.1。数字だけ見れば強調しにくいが、今回はその前段階が重要。1週前にCWでしっかり負荷をかけ、先週末にも時計を出しており、今週は重馬場も考慮して整える内容だった。
派手な動きではないものの、前哨戦仕様としては十分に態勢が整った印象。最終1本の派手さではなく、中間過程を含めた総合評価でAに置きたい。
その他出走馬の最終追い切りチェック
アメテュストス
美浦坂路4F54.4-39.2-25.5-12.8で併せ先着。悪い馬場でも手応えに余裕があり、デキ自体はかなりいい。人気ほど差がないメンバー構成なら、上位進出があっても不思議ではない。
バステール
栗東CWで6F83.2-11.6。併せでは遅れたが、動き自体は悪くない。気難しさは残る一方で、バランス改善が見えており、素材の良さが少しずつ実戦向きになってきた印象だ。
メイショウソラリス
2週続けて負荷をかけ、今週は整える形。休み明けらしいフレッシュ感があり、坂路でも軽快さが目立つ。立ち回りの良さが生きる流れなら侮れない存在だ。
ステラスペース
美浦Wで6F84.2-68.7-53.7-38.6-11.9。大きな上昇まではどうかだが、フォームは整ってきた。中山向きの粘りを生かせる形なら、掲示板圏内までなら十分視野に入る。
バリオス
最終は地味でも、間隔を考えれば悪くない。まだ幼さが残り、自分からグイグイ動くタイプではないが、少頭数で運びやすくなれば一変の余地はある。
モウエエデショー
美浦Wで6F83.4-67.5-52.4-37.8-11.5。動き自体は決して悪くなく、勢いもある。ただ、相手強化で問われるのは絶対的な地力。馬場が渋って時計がかかるなら前進があってもいい。
コスモギガンティア
順調さは伝わるが、今回は相手の質が一段上。成長を見せている段階とはいえ、JRA重賞でいきなり上位進出までは楽ではない印象だ。
追い切りから見た狙い方
今年の弥生賞は、回避馬の影響で実績比較だけでは決めにくい一戦になった。そのぶん、追い切りの完成度が素直に結果へつながる可能性が高い。
- 最終追い切り最上位はライヒスアドラー、タイダルロック。
- 総合力で崩れにくい存在がアドマイヤクワッズ。
- 穴で気配がいいのはアメテュストス、メイショウソラリス。
- 相手候補としてはバステール、ステラスペースまで。
最終追い切りを重視するなら、「前哨戦仕様でも緩くない馬」と「1週前に強い負荷をかけて最終で整えた馬」を優先したい。弥生賞らしく、派手さよりも中身の濃い調整過程が明暗を分けそうだ。
パントルナイーフ回避は残念だが、レースはむしろ面白くなった
人気を集めていたパントルナイーフの回避は、クラシック路線を追う側としてはやはり残念。ただ、そのぶん弥生賞そのものは一気に見応えのあるトライアルになった。権利取りへ向けて各馬がどこまで仕上げてきたか、調教の差が着順に反映されやすい一戦として注目したい。
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