【最終予想】ホープフルS 2025｜◎アンドゥーリル本命。☆バドリナートで妙味（中山芝2000）

2歳中距離王決定戦・ホープフルSの最終予想です。
中山芝2000mは、直線の瞬発力だけでなく「機動力（コーナーでの加速）＋持続力（坂で止まらない地力）」が問われる舞台。
当記事ではいつも通り、血統・コース適性・枠順バランスを重視しつつ、単なる人気順ではなく「評価を一枚落とす馬／その分上げる馬」を作って印を組み立てています。

● 中山芝2000mは「機動力＋坂での地力」

• コーナー4回。勝負どころで外を回し続けると、最後の坂で脚が鈍りやすい。
• 一方で内に拘りすぎると、2歳戦は隊列が安定せず詰まりやすい面もある。
• 理想は“好位～中団の外目でスムーズ”。中山は形が作れた馬が強い。

● 2025年版・ざっくり展開イメージ

極端なハイペースより、平均～ややタフ寄りの流れを想定。
勝負は例年通り3～4角の入り（動くタイミング）で分かれやすく、そこで置かれないタイプを優先したいレースです。

今年は、能力上位の馬が複数いて相手候補はいくらでも挙がります。
その中で当ブログの結論は「軸はアンドゥーリル1本でブレず、相手は完成度と中山の噛み合いで取捨」という形。
対抗（○）は安定感のジャスティンビスタ、単穴（▲）は完成度のショウナンガルフ。
そして今回の“妙味枠”は、前で形を作れるバドリナートを☆評価に引き上げます。

◎ 本命：アンドゥーリル（6枠12番）

本命はアンドゥーリル。最大の強みは、「勝ち切るためのギア」をすでに持っている点です。
2歳のこの時期は完成度が結果に直結しやすく、ここは素直に“出来の良さ”を信じたい一頭。

• 血統：父サートゥルナーリア。中山の要求値（機動力＋底力）に寄せやすい配合。
• 枠：6枠12番。外寄りではあるが、極端にロスを強いられる配置ではない。
• 調教：最終は坂路54.8-12.3。やり過ぎず軽さを見せる内容で好印象。

なお「折り合い不安」というより、2歳らしい前向きさ（幼さ）がどの程度出るか、という程度。
走りそのものは落ち着いており、通常運転なら勝ち切りまで含めて期待できます。

○ 対抗：ジャスティンビスタ（2枠3番）

対抗はジャスティンビスタ。大崩れしにくい完成度と、レースの組み立てがしやすい枠を評価しました。

• 枠：2枠3番。ロスを抑えて運びやすく、形を作りやすい。
• 適性：中距離で“持続して伸びる”タイプ。中山向きの資質。
• 位置づけ：勝ち切りは◎に譲っても、連軸としての信頼度は高い。

▲ 単穴：ショウナンガルフ（7枠13番）

▲はショウナンガルフ。外枠は楽ではないが、それでも完成度の高さは無視できません。

• 強み：レースが上手く、早めに動く形になっても崩れにくい。
• 課題：7枠13番でロスを抱えやすい点は割引。ただし能力で押し切る余地はある。
• 馬券：◎の相手本線の一角。三連系でも上位評価。

☆ 注目：バドリナート（3枠6番）

今回の☆はバドリナート。馬券を“面白くする役”はこの馬に任せます。
中山2000は、勝負どころで前が簡単に止まらない日もある。そんな時に、前で形を作れる馬が残ります。

• 枠：3枠6番。無理なく先行して立ち回れる配置。
• 脚質：好位～先行で運べるのが最大の武器。中山の“形”に合う。
• 狙い：○▲が順当なら当たる。☆が絡めば配当が跳ねる。ここで☆に上げる意味がある。

△ ヒモ：フォルテアンジェロ／アスクエジンバラ／ノチェセラーダ

• フォルテアンジェロ：追い切り内容が良く、三連系の押さえに向く。
• アスクエジンバラ：能力は認めつつ、8枠15番のロスがどこまで響くか。
• ノチェセラーダ：1枠1番でロス最小。“内で溜めて一発”の役として押さえ。

◎～△ 印一覧

◎ アンドゥーリル
○ ジャスティンビスタ
▲ ショウナンガルフ
☆ バドリナート
△ フォルテアンジェロ／アスクエジンバラ／ノチェセラーダ

推奨馬券｜勝負は◎アンドゥーリル軸、○▲中心に☆で妙味

• 馬連：◎－○▲（本線）＋ ◎－☆（押さえ）＋ ◎－△（薄く）
• ワイド：◎－○▲（厚め）＋ ◎－☆（オッズ次第）
• 三連複：◎－（○▲☆）－（○▲☆△△△）
  ＋「ジーネキング」は“3列目（ヒモ）”で追加してOK
• 三連単：◎ → ○▲☆ → ○▲☆△（点数を絞って）

まとめると、当てに行く軸は◎→○▲。
配当の底上げは☆バドリナート。
そして三連複は、相手を広げるならジーネキングを“3列目”で拾うのはアリです（印は据え置き）。