中山2500は“枠のロス”が直撃。追い切りの出来を土台に、最後は減点が少ない軸を選ぶ。
結論(印)
○レガレイラ(3枠5番)
▲ミュージアムマイル(2枠4番)
☆メイショウタバル(3枠6番)
△タスティエーラ(8枠16番)
△ジャスティンパレス(2枠3番)
△マイネルエンペラー(6枠12番)
△シンエンペラー(1枠2番)
※追い切り評価(S/A/B/C)は「最終追い切り診断」の結論。印は“仕上がり”だけでなく、枠・適性・近走で最終序列化しています。
中山2500の“勝ち筋”
- 1角までが短い → 外は押し上げで脚を使いやすい。内~中枠は省エネ。
- コーナー6回 → “減速→踏み直し”が上手い馬が残る(機動力+持続力)。
- 直線は短く坂 → 一瞬の切れより、最後まで止まらない総合力。
=「追い切りで出来ている」×「枠ロスが少ない」×「適性がズレない」を本線に。
追い切り評価
S ミュージアムマイル/タスティエーラ
A ダノンデサイル/ジャスティンパレス/マイネルエンペラー
B レガレイラ/メイショウタバル/シンエンペラー
C エキサイトバイオ/アドマイヤテラ
本命◎ ダノンデサイル(5枠9番)
今回の本命はダノンデサイル。追い切りAで“出来ている”上に、中枠ど真ん中でロスが少ない。
有馬で一番事故るのは「位置取りの無理+外を回され続ける」パターン。9番なら、そのリスクがかなり下がる。
血統(有馬向きの芯)
父エピファネイアの持続力・底力タイプ。内回りの我慢比べで強い。
=直線だけの瞬発力ではなく、コーナーから長く脚を使える。
追い切り(A)×枠で“勝ち筋”がブレない
最終は軽めでも中身は出来ている類。仕上がりを落とさず本番へ。
=Sほど派手じゃない分、過剰人気になりにくいのも◎。
レース運びのイメージ
- 理想は好位~中団の内目(1角まで省エネ)。
- 3~4角で外を回されず、直線入口で射程圏なら長く脚を使って押し切る形。
相手筆頭 ○ レガレイラ(3枠5番)
追い切りはB評価でも、3枠5番の形が強烈。有馬は“立ち回りの上手さ”がそのまま馬券になる。
そして何より、レガレイラは昨年の有馬記念の覇者。この舞台で一度結果を出している事実は重い。
中山2500は「適性がない馬は、どれだけ能力があっても取りこぼす」コースだが、レガレイラはそこを適性でねじ伏せられるタイプ。
父スワーヴリチャード×母父ハービンジャーで、底力+小回りの我慢比べにも対応しやすい配合。
=追い切りの派手さより、「中山で崩れにくい」「勝ち方を知っている」強みを優先して相手筆頭。
単穴 ▲ ミュージアムマイル(2枠4番)
追い切りS+内目の2枠。これだけで“買える”材料は揃う。
さらに今年は皐月賞馬で、秋もセントライト記念を勝ってここへ。
中山で強さを見せてきたタイプで、直近も天皇賞(秋)2着と、世代の枠を超えて通用することを証明している。
父リオンディーズ×母父ハーツクライで、機動力と底力のバランスが取りやすい配合。
=3歳トップクラスの地力に、内枠+仕上がりSが乗る。勝ち切りまであっていい存在。
穴で一撃 ☆ メイショウタバル(3枠6番)
追い切りBでも、展開を作れるのが最大の武器。中山2500はペースを握れる馬が強い。
折り合いさえつけば、直線入口で先頭~並走の形まで持ち込める。
押さえ△(ヒモの優先順位)
- タスティエーラ(S):能力+仕上がりは最上位。ただし大外でロスは出るので“厚く買いすぎない”。
- ジャスティンパレス(A):内枠を引けたのが大きい。差しが届く流れなら3着圏へ。
- マイネルエンペラー(A):持久力型でタフな流れに強い。仕上がりが良いなら“3着拾い”で。
- シンエンペラー(B):内枠でロスが最小。Bでも形は作れるので、ヒモとして回収率を支える枠。
買い目テンプレ(迷ったらこれ)
本線:馬連/ワイド
- 馬連:◎-○/▲/☆
- ワイド:◎-○(厚)+ ◎-▲/◎-☆(押)
本線:3連複(点数を増やしすぎない)
- フォーメーション:◎-(○▲☆)-(○▲☆△)
- △:タスティエーラ/ジャスティンパレス/マイネルエンペラー/シンエンペラー
※3連複は「2列目を(○▲☆)に固定」すると点数が暴れません。
出走馬一覧(枠・馬番/追い切り)
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 追い切り | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1 | エキサイトバイオ | C | 枠は良いが上積み待ち。 |
| 1枠 | 2 | シンエンペラー | B | 内枠でロス最小、ヒモで。 |
| 2枠 | 3 | ジャスティンパレス | A | 内で溜めれば差し届く。 |
| 2枠 | 4 | ミュージアムマイル | S | 状態S+内目で怖い。 |
| 3枠 | 5 | レガレイラ | B | 枠が強い。勝ち負け圏。 |
| 3枠 | 6 | メイショウタバル | B | 展開を作れれば残る。 |
| 4枠 | 7 | サンライズジパング | B | 流れ次第で3着圏。 |
| 4枠 | 8 | シュヴァリエローズ | B | 噛み合い待ち。 |
| 5枠 | 9 | ◎ ダノンデサイル | A | 本命。勝ち筋が明確。 |
| 5枠 | 10 | コスモキュランダ | A | 追い切り良も近走で無印。 |
| 6枠 | 11 | ミステリーウェイ | B | 展開の助けが必要。 |
| 6枠 | 12 | マイネルエンペラー | A | 持久戦なら3着拾い。 |
| 7枠 | 13 | アドマイヤテラ | C | 反応がもう一息。割引。 |
| 7枠 | 14 | アラタ | B | 展開次第で浮上。 |
| 8枠 | 15 | エルトンバローズ | B | 距離が最大の壁。 |
| 8枠 | 16 | タスティエーラ | S | 大外でも能力で。 |
追い切りの出来を土台にしつつ、有馬は“枠ロス”が命取り。だから今回は◎ダノンデサイルを軸に、相手は内~中枠中心で組み立て。
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