※最終追い切りは「JRAが公表している調教時計」と「追い切り映像(動き)」を中心に整理しています。
※追い切り評価は“能力の序列”ではなく、当週の仕上がり(反応・活気・フォーム)を優先したものです。
結論(追い切り評価)
- 買い(S)タスティエーラ/ミュージアムマイル
- 相手の軸(A)コスモキュランダ/ジャスティンパレス/ダノンデサイル/マイネルエンペラー
- ヒモ(B)アラタ/エルトンバローズ/サンライズジパング/シュヴァリエローズ/シンエンペラー/ミステリーウェイ/メイショウタバル/レガレイラ
- 割引(C)アドマイヤテラ/エキサイトバイオ
有馬は「位置取り」と「コーナーでの減速→直線の踏み直し」が直撃するコース。
追い切りは終いの反応+フォームの安定を最優先で見ています(速い時計=正義ではない)。
最終追い切り一覧(評価・時計)
| 評価 | 馬名 | 最終追い切り | 1週前追い切り | ひとこと(見どころ) |
|---|---|---|---|---|
| S | タスティエーラ | 美浦W(良) 80.9-64.2-49.9-35.6-11.8(馬なり) | 美浦W(良) 81.1-64.9-50.2-35.9-11.6(馬なり) | “楽に速い”が一番強い。反応と持続が両立。 |
| S | ミュージアムマイル | 栗東坂路(重) 55.5-40.6-12.5(馬なり) | 栗東CW(良) 78.5-64.4-50.8-36.5-11.4(一杯) | 攻めは文句なし。芯が入った走りで上昇気配。 |
| A | コスモキュランダ | 美浦坂路(良) 52.7-38.4-12.0(G前仕掛け) | 美浦W(良) 82.7-66.3-51.9-37.4-11.5(G前仕掛け) | 中山向きの加速が出た。終いの伸びが安定。 |
| A | ジャスティンパレス | 栗東CW(重) 4F53.6-3F38.2-1F11.8(馬なり) | 栗東CW(良) 83.0-67.9-52.7-37.7-11.5(一杯) | 大きくは変えず“整える”仕上げ。動きは上々。 |
| A | ダノンデサイル | 栗東坂路(重) 55.3-40.9-13.5(馬なり) | 栗東CW(良) 81.6-66.4-51.8-37.1-11.3(馬なり) | フォームに隙なし。中身は出来ていて最終は軽め。 |
| A | マイネルエンペラー | 栗東CW(重)⑦ 98.5-67.8-53.3-37.9-11.3(馬なり) | 栗東CW(良) 80.9-65.2-51.1-36.6-11.4(直強め) | 長く脚を使う稽古。久々でも仕上がり良好。 |
| B | アラタ | 美浦W(良) 82.6-66.4-52.2-37.7-12.3(直強め) | 美浦W(映像なし) 5F66.7-1F12.0(一杯) | 8歳でも推進力は健在。大上積みは薄いが順調。 |
| B | エルトンバローズ | 栗東坂路(重) 56.0-40.4-12.7(馬なり) | 栗東CW(良) 85.6-68.8-53.0-37.0-11.1(馬なり) | 終いの伸びは鋭い。距離適性だけが最大の壁。 |
| B | サンライズジパング | 栗東坂路(重) 包含 51.9-37.6-12.2(一杯) | 栗東坂路(良) 54.6-39.6-12.7(馬なり) | 芝替わりの挑戦。追えば動くが“無駄”は残る。 |
| B | シュヴァリエローズ | 栗東坂路(重) 53.9-39.2-12.8(馬なり) | 栗東CW(良) 82.2-66.5-51.4-36.9-11.4(一杯) | 海外帰りでも追えている。上積みはもう一歩。 |
| B | シンエンペラー | 栗東坂路(重) 55.4-39.9-12.3(末強め) | 栗東CW(良) 81.6-66.8-52.6-37.8-11.6(一杯) | 体を使えているが、まだ“もう一段”ほしい印象。 |
| B | ミステリーウェイ | 栗東CW(重) 82.9-68.0-53.3-38.2-11.8(馬なり) | 栗東CW(良)⑦ 98.9-67.0-52.6-37.5-11.5(馬なり) | 淡々と持続型。逃げの形に持ち込めれば。 |
| B | メイショウタバル | 栗東CW(重) 5F68.5-53.0-37.4-11.3(馬なり) | 栗東CW(良) 79.8-65.1-51.2-36.5-11.4(一杯) | パワフルだが気持ちが先行しやすい。折り合い鍵。 |
| B | レガレイラ | 美浦W(良) 82.9-66.3-51.2-37.0-11.2(強め) | 美浦W(良) 83.7-66.7-51.7-37.5-11.3(G前仕掛け) | 昨年ほどの迫力は微妙。最終で良化は見える。 |
| C | アドマイヤテラ | 栗東坂路(重) 55.4-40.2-13.3(強め) | 栗東CW(良)⑦ 98.9-67.1-52.5-37.2-11.6(一杯) | 追われての反応がもう一息。上向き待ち。 |
| C | エキサイトバイオ | 栗東坂路(重) 54.1-39.2-12.9(一杯) | 栗東坂路(良) 51.4-38.1-12.6(末強め) | 負荷はかけたが最終の伸びが地味。評価は保留。 |
S
S
A
A
A
A
※B評価以下(アラタ/エルトンバローズ/サンライズジパング/シュヴァリエローズ/シンエンペラー/ミステリーウェイ/メイショウタバル/レガレイラ/アドマイヤテラ/エキサイトバイオ)は、上のPC表の内容と同一データです。
各馬コメント(短評)
“楽に動ける=仕上がりが良い”の典型。反応と持続のバランスが高く、グランプリ向きの完成度。
1週前に一杯で自己ベスト級→最終は軽めでも気配が落ちない。上昇の形が綺麗で評価を上げたい。
中山らしい“踏み直し”ができるタイプ。追ってからの反応が出ており、コーナー6つでも脚を使える形。
最終は整える調整でも、動きは素直。1週前にしっかり負荷をかけており、仕上げとしては合格点。
最終の時計は地味でも、体幹がぶれない。“出来落ちしない強み”があるタイプで評価は高め維持。
長めから入って終いまで持続。久々でも動けていて、スタミナ型の良さが出ている。
最終で良化は見えるが、昨年ほどの迫力はやや控えめ。当日気配(パドック)で上げ下げしたい枠。
力は出せるが気持ちが先に出やすい。折り合いがつけば一発、つかなければ消耗のリスク。
※B〜C評価の残り(アラタ/エルトンバローズ/サンライズジパング/シュヴァリエローズ/シンエンペラー/ミステリーウェイ/アドマイヤテラ/エキサイトバイオ)は、表の「ひとこと(見どころ)」を軸に扱うのが読みやすいので、必要ならこの下に同じ形式で追記してOKです。
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