【今週末の未勝利戦注目馬2026】平地新馬戦は終了、良血馬と勝ち上がり候補をチェック
今週末のJRAは中山・阪神の2場開催。3歳の平地新馬戦はすでに終了しており、今からデビューする馬は未勝利戦で初陣を迎える形になる。そこで今回は、今週末の未勝利戦に出走予定の注目馬を整理。良血背景を持つ初出走馬から、勝ち上がりが近い既走馬まで、今のうちに押さえておきたい顔ぶれをまとめていく。
今週末の記事テーマ
- 今週末は平地新馬戦が組まれていないため、記事の中心は未勝利戦の注目馬。
- 特に注目は3月7日(土)阪神5R・芝1600m。良血の初出走馬が複数スタンバイしている。
- ダートではアビル、芝中距離ではウィロークリークが勝ち上がり候補として目立つ存在。
- 日曜中山5Rでは、初出走の素材型が揃っており、先々まで見据えてチェックしておきたい一戦になりそうだ。
3月7日(土)の注目馬
今週末の注目度でいえば、この馬は外せない。父はエピファネイア、母は名牝リスグラシュー。血統表だけで十分に目を引く存在で、阪神芝1600mの未勝利戦でデビューを迎える。
母リスグラシューは古馬になってから本格化し、国内外で大きな舞台を制した名牝。その産駒がどのタイミングで本格化してくるかはまだ未知数だが、未勝利戦からどんな走りを見せるかは今後を占ううえでも大きい。初戦から完成度の高さを見せるのか、それとも将来性を感じさせるタイプなのか。内容面までしっかり見ておきたい一頭だ。
同じ阪神5Rには、デアリングタクトの妹リアライズアリスもスタンバイ。父はエピファネイア、母はデアリングバードで、牝系のインパクトは非常に大きい。
姉デアリングタクトは無敗で牝馬三冠を制した名牝。もちろん、全きょうだい・近親馬でも能力や適性はそれぞれ異なるが、この馬もまずはどんな走りをするのか見逃せない。阪神外回りマイルという舞台で、直線の伸びやギアチェンジの質を確認したい。
既走馬組で注目したいのはアビル。父ルヴァンスレーヴ、母メジロコウミョウという配合で、ここまで2戦して2着2回。すでに未勝利突破へ手が届く位置まで来ている。
今回は阪神ダート2000mへ。これまでの安定感を踏まえると、距離が延びても大きく崩れるイメージは持ちにくい。むしろ、早めに動いて長く脚を使う形が合えば、順番が回ってくるシーンも十分ありそうだ。未勝利戦のなかでは、記事に入れておきたい“勝ち上がり候補”である。
阪神4Rではダノンミッドナイトに注目したい。父はコントレイル、母はモアナ。距離2400mの未勝利戦に使ってくるあたり、陣営がじっくり中長距離で資質を探っている印象を受ける。
まだキャリアは浅く、現時点で完成されたタイプと決めつける必要はないが、良血馬がこの条件でどういう競馬をするかは興味深い。瞬発力一辺倒よりも、長く脚を使う持続力戦で良さが出てくる可能性もありそうだ。ここは勝敗だけでなく、道中のリズムや直線の伸びもチェックしておきたい。
中山の芝2200mではウィロークリークが主役候補だ。父はラブリーデイ、母はクロウキャニオン。兄弟にはヨーホーレイク、ボレアスがいる良血で、血統背景の厚みは十分にある。
ここまで4戦して2着2回。すでに未勝利水準では力上位と見てよく、条件替わりで大きく崩れる印象も薄い。中山の芝2200mは単純な切れ味だけでは押し切れない舞台だけに、持続力と立ち回りの巧さが問われる。安定感のあるタイプとして、今週末の未勝利戦でも注目度は高い。
同じ中山5Rではウインターブレスも押さえておきたい。父ハービンジャー、母フェイブルネージュという配合で、スタミナを問われる条件はむしろ歓迎できそうな血統構成だ。
これまでの戦績を見ると派手なタイプではないが、芝中距離で少しずつ前進の余地を感じさせる存在でもある。ウィロークリークのような実績上位馬に対してどこまで迫れるか、あるいはこの条件で一段上の走りを見せられるか。相手関係のなかで見ておきたい一頭だ。
3月8日(日)の注目馬
日曜の注目馬としてまず挙げたいのがギリーカラム。父ロードカナロア、母ダンサールで、兄はカラマティアノス。近親にも活躍馬が並ぶ牝系で、血統面の魅力はかなり大きい。
今回が初出走予定だが、中山芝1800mという舞台は、単なるスピードだけでなく持続力も問われる条件。良血馬らしい素質がどこまで実戦で出るか注目したい。初戦からいきなり完成度全開というより、将来につながる内容を見せるかどうかも大きなポイントになる。
ラベルセーヌは父キズナ、母ラフォルス。母はアメリカでGIIを制した実績があり、血統の字面だけでも十分に目を引く存在だ。
こちらも初出走予定。中山芝1800mは決め手だけではなく、コーナー4つの立ち回りや持続力も問われる。キズナ産駒らしい末脚の良さを実戦で発揮できれば、初戦から上位争いに加わってきてもおかしくない。派手な前評判だけでなく、競馬の中身まで見ておきたい一頭である。
ユマハムは父コントレイル、母カルティカ。半兄に菊花賞馬アスクビクターモアがいる血統で、こちらも将来性という意味では目を引く存在だ。
血統背景からは中距離以上で良さが出ても不思議はなく、中山芝1800mでどんなレースを見せるかは興味深い。まだ実績はこれから積み上げていく段階だが、こうした良血馬は一度走るだけで評価が大きく変わることもある。今週末の段階で、どこまで競馬の形を作れるかに注目したい。
総まとめ
今週末は平地新馬戦がなく、未勝利戦の中に“次に話題になる馬”が潜んでいる週末といえる。記事の主役候補としては、阪神土曜5Rのジリアートとリアライズアリスがやはり目立つ。血統の看板だけでなく、実際の走りでどこまで期待に応えるかがポイントになる。
一方で、既走馬ではアビル、ウィロークリークが未勝利突破に近い存在として要注目。さらに、ダノンミッドナイト、ギリーカラム、ラベルセーヌ、ユマハムといった素材型もおり、今週末は“重賞の裏で先物買いを楽しむ週”として十分に見どころがある。
派手な重賞戦線の陰に隠れがちだが、こうした未勝利戦から夏の上がり馬、秋の出世候補が出てくることは少なくない。血統に注目して競馬を楽しむなら、むしろ今週のような番組こそ面白い。
※出走予定・騎手・条件は記事作成時点の情報をもとに整理しています。最終的な出走可否や馬場状態は当日のJRA発表をご確認ください。
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