【AJCC 2026】アメリカジョッキークラブカップ 考察
※本記事は「過去10年傾向(画像の表)」をベースに、登録馬(想定)も併せて整理。出走馬・騎手は直前で変更の可能性があります。
結論
AJCCは過度な穴狙いは禁物。過去10年データでは上位人気が強く、大穴の激走例はかなり限定的。
例外として穴を拾うなら、前走の格(GⅠ/GⅢ)や前走内容・間隔が整ったタイプに絞るのが現実的。
レースのツボ 中山芝2200mの“質”
- 持続力寄り:瞬発力だけでなく、長く脚を使える体力が重要。
- 位置取りの重要度が高い:内回りでコーナーが多く、ロスが積み上がりやすい。
- 先行~好位が安定:極端な後方一気は展開依存になりやすい。
データ面でも「堅め決着」傾向が強く、展開待ちの大穴一撃は起きづらい。
狙い方 “堅め”の中で拾うポイント
- 軸は基本1~3番人気の想定馬から。
- 相手は4~5番人気、もしくはGⅠ/GⅢ組の巻き返し候補。
- 人気薄は「前走内容+間隔」が噛み合う条件付きで。
※“人気薄でも買う理由が立つ馬”だけを残すイメージ。
過去10年データ まずは“荒れにくさ”を確認
表1 単勝人気別(過去10年)
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-3-0-4 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 2-1-0-7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 3番人気 | 2-2-3-3 | 20.0% | 40.0% | 70.0% |
| 4番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 0-2-2-6 | 0% | 20.0% | 40.0% |
| 6~9番人気 | 2-1-3-34 | 5.0% | 7.5% | 15.0% |
| 10番人気以下 | 0-1-0-51 | 0% | 1.9% | 1.9% |
1番人気3-3-0-4
勝率 30.0%連対 60.0%3着内 60.0%
2番人気2-1-0-7
勝率 20.0%連対 30.0%3着内 30.0%
3番人気2-2-3-3
勝率 20.0%連対 40.0%3着内 70.0%
4番人気1-0-2-7
勝率 10.0%連対 10.0%3着内 30.0%
5番人気0-2-2-6
勝率 0%連対 20.0%3着内 40.0%
6~9番人気2-1-3-34
勝率 5.0%連対 7.5%3着内 15.0%
10番人気以下0-1-0-51
勝率 0%連対 1.9%3着内 1.9%
ポイント:「10番人気以下の3着内率1.9%」。穴は“無理に探さない”が正解。
表2 年齢別(過去10年)
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 3-4-3-14 | 12.5% | 29.2% | 41.7% |
| 5歳 | 3-1-3-24 | 9.7% | 12.9% | 22.6% |
| 6歳 | 3-2-2-28 | 8.6% | 14.3% | 20.0% |
| 7歳以上 | 1-3-2-46 | 1.9% | 7.7% | 11.5% |
4歳3-4-3-14
勝率 12.5%連対 29.2%3着内 41.7%
5歳3-1-3-24
勝率 9.7%連対 12.9%3着内 22.6%
6歳3-2-2-28
勝率 8.6%連対 14.3%3着内 20.0%
7歳以上1-3-2-46
勝率 1.9%連対 7.7%3着内 11.5%
ポイント:4歳が3着内率トップ。ただし近年はベテランの連対もあり、“年齢だけで切らない”のが現実的。
表3 前走別(過去10年)
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| GⅠ | 5-3-2-29 | 12.8% | 20.5% | 25.6% |
| GⅡ | 2-0-1-20 | 8.7% | 8.7% | 13.0% |
| GⅢ | 1-6-5-31 | 2.3% | 16.3% | 27.9% |
| オープン特別 | 0-1-0-18 | 0% | 5.3% | 5.3% |
| 3勝クラス | 1-0-2-10 | 7.7% | 7.7% | 23.1% |
| 海外GⅠ | 1-0-0-0 | 100% | 100% | 100% |
| 地方競馬 | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
| 障害レース | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
GⅠ5-3-2-29
勝率 12.8%連対 20.5%3着内 25.6%
GⅡ2-0-1-20
勝率 8.7%連対 8.7%3着内 13.0%
GⅢ1-6-5-31
勝率 2.3%連対 16.3%3着内 27.9%
OP特別0-1-0-18
勝率 0%連対 5.3%3着内 5.3%
3勝クラス1-0-2-10
勝率 7.7%連対 7.7%3着内 23.1%
ポイント:軸はGⅠ組が無難。相手はGⅢ組の好走率(3着内27.9%)が高く、“勝ち切りは薄くても連下に効く”のが特徴。
補足 GⅠ組以外で勝つには“条件”が要る
過去10年の勝ち馬は、前走が国内外GⅠだったケースが目立つ一方、GⅠ以外から臨む勝ち馬には共通点が出やすい。
具体的には、前走で人気上位(目安:単勝4番人気以内)、かつ前走で大きく崩れていない(内容が伴う)タイプ。
登録馬チェック 主役候補(想定)
- ドゥラドーレス(父ドゥラメンテ)…前走オールカマー3着。“中山芝2200の適性寄り”で軸候補に置きやすい。
- ショウヘイ(父サートゥルナーリア)…4歳世代。クラシック路線の経験が濃く、4歳の好走率と噛み合う。
- ジョバンニ(4歳)…前走は菊花賞8着。距離3000mからの距離短縮(中山芝2200m)で追走が楽になれば、機動力を生かして浮上の余地。「GⅠ組」に該当し、データ的にも軽視しづらい存在。
- ディマイザキッド(父ディーマジェスティ)…前走アルゼンチン共和国杯10着でも着差は小さく、“内容が悪くない負け”なら相手候補。
- マイネルエンペラー(父ゴールドシップ)…58kg想定。持久力勝負は得意レンジで、展開が消耗戦なら浮上。
※人気を背負いそうな馬=「堅い決着」に素直に乗れる馬、という見方ができる年。
血統の見立て 中山芝2200に刺さる要素
- 持続力型の中距離血統:ドゥラメンテ、ハーツクライ、モーリスなど。
- スタミナ×機動力:ゴールドシップのように“止まりにくい”系は消耗戦で強み。
- 前に付けて踏める:内回りでロスが出にくい走りができるかが重要。
AJCCは「瞬発力だけ」より「体力で押し切れるか(or 減速しないか)」が問われやすい。
押さえ候補 ベテラン勢にも一応の目は残る
- チャックネイト(父ハーツクライ)…年齢は高いが、経験値と持続力は健在。人気が落ちるなら連下で妙味が出やすいタイプ。
- ノースブリッジ(父モーリス)…高齢でも、地力が残っていれば一変の余地。取捨は当週の気配次第。
- ファウストラーゼン(父モズアスコット)…中山でのインパクトある勝ち方があり、展開がハマると怖い。休み明けの仕上がりが鍵。
※年齢はマイナスになりやすい一方、「人気が落ちる=買い時」になる場面もある。最終的には追い切り・馬体で精査したい。
まとめ AJCCは“堅め前提”で組み立てる
- 過去10年、上位人気が強い(特に1~3番人気)。
- 年齢は4歳が優勢だが、近年はベテランの連対もあり一律消しは早計。
- 前走別ではGⅠ組+GⅢ組(連下)が中心。GⅠ以外で勝つなら前走内容・人気が重要。
このあと「追い切り診断」「馬体診断」を重ねれば、印と買い目の“芯”が作りやすいレース。
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