フェブラリーS 2026|データ×血統で“勝ち馬の型”を探る考察
東京ダ1600m(左)/ダートG1シーズン開幕戦。登録馬の顔ぶれと傾向から、今年のポイントを整理。
登録馬の中心(現時点の想定)
出走想定16頭
登録馬の主要ライン:連覇を狙う昨年覇者コスタノヴァ、チャンピオンズC覇者ダブルハートボンドなどがエントリー。
| 馬名 | 血統(父×母父) | ひとこと |
|---|---|---|
| コスタノヴァ | ロードカナロア × ハーツクライ | 昨年覇者。東京ダートでの再現性が最大の武器。 |
| ダブルハートボンド | キズナ × Smoke Glacken | チャンピオンズC覇者。今回は“初マイル”が最大の論点。 |
| ウィルソンテソーロ | キタサンブラック × Uncle Mo | 南部杯など実績十分。地力は最上位級。 |
| ペプチドナイル | キングカメハメハ × マンハッタンカフェ | 一昨年の勝ち馬。近走内容と上積みが鍵。 |
| ロードクロンヌ | リオンディーズ × ブライアンズタイム | 勢いのある上がり馬。東京マイルの克服がテーマ。 |
| ほか | オメガギネス/サイモンザナドゥ/サクラトゥジュール/シックスペンス/ナチュラルライズ/ラムジェット/ぺリエール/ブライアンセンス/サンライズホーク/ロングラン/ハッピーマン など | 脚質・ローテが多彩で、展開ひとつで上位争いが激化。 |
回避/除外の注意
回避予定としてエルトンバローズ、ヤマニンウルスなどの記載あり(最終的な出走可否・騎手は直前で変動)。
東京ダ1600m:勝ち方のイメージ
“マイル適性”重視
- スタート〜向正面で位置を取れるか:東京の1600mはテンの速さが要る。
- 直線の伸び:最後にもう一段ギアを上げられるタイプが強い。
- “1400 or 1800”のローテ:近年勝ち馬の型として最重要(後述データ参照)。
ローテの型
勝ち馬は前走が1400mか1800mに集中(過去10年)。
年齢の壁
6歳以下が好成績。7歳以上は勝ち切りが難しいゾーン(過去10年)。
人気の目安
連対馬の多くが単勝5番人気以内(過去10年)。
データで掴む「勝ち馬の型」
過去10年傾向
人気:連対馬の多くは単勝5番人気以内
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 4-2-2-2 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
| 2番人気 | 4-1-0-5 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
| 3番人気 | 0-1-1-8 | 0% | 10.0% | 20.0% |
| 4番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 0-4-0-6 | 0% | 40.0% | 40.0% |
| 6〜10番人気 | 0-1-4-45 | 0% | 2.0% | 10.0% |
| 11番人気以下 | 1-1-1-55 | 1.7% | 3.4% | 5.2% |
年齢:6歳以下が優勢
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 3-2-2-17 | 12.5% | 20.8% | 29.2% |
| 5歳 | 4-3-4-33 | 9.1% | 15.9% | 25.0% |
| 6歳 | 3-1-2-27 | 9.1% | 12.1% | 18.2% |
| 7歳 | 0-3-0-27 | 0% | 10.0% | 10.0% |
| 8歳 | 0-1-2-19 | 0% | 4.5% | 13.6% |
| 9歳以上 | 0-0-0-5 | 0% | 0% | 0% |
ローテ:勝ち馬は前走距離が“1400 or 1800”に集中
| 年 | 優勝馬 | 前走距離 | 年齢 | 前走単勝人気 |
|---|---|---|---|---|
| 2016 | モーニン | 1400m | 4歳 | 1番人気 |
| 2017 | ゴールドドリーム | 1800m | 4歳 | 2番人気 |
| 2018 | ノンコノユメ | 1400m | 6歳 | 6番人気 |
| 2019 | インティ | 1800m | 5歳 | 1番人気 |
| 2020 | モズアスコット | 1400m | 6歳 | 3番人気 |
| 2021 | カフェファラオ | 1800m | 4歳 | 2番人気 |
| 2022 | カフェファラオ | 1800m | 5歳 | 4番人気 |
| 2023 | レモンポップ | 1400m | 5歳 | 1番人気 |
| 2024 | ペプチドナイル | 1800m | 6歳 | 3番人気 |
| 2025 | コスタノヴァ | 1400m | 5歳 | 2番人気 |
使い方
今年の狙い方はシンプル。「前走1400 or 1800」「6歳以下」「前走人気が極端に薄くない」の“型”に合致する馬を軸候補に、展開と枠で相手を広げるのが最も再現性が高い。
注目馬①:コスタノヴァ(連覇の現実味)
軸候補
ロードカナロア × ハーツクライ
連覇を狙う昨年覇者。東京ダートに強い“実績ナンバーワン級”として扱える存在。
- 血統イメージ:カナロアのスピードに、ハーツクライの持続力。マイルの“速→長”に対応しやすい配合。
- ポイント:好位で運べると勝ち筋が太い。直線の末脚を温存できる形が理想。
- 不安材料:展開が極端に前掛かりになった場合の消耗戦(差し台頭)だけは要警戒。
注目馬②:ダブルハートボンド(初マイルの壁)
能力最上位
キズナ × Smoke Glacken
チャンピオンズC覇者で能力は疑いようがない一方、今回は“初のダート1600m”が最大の論点。
- 血統イメージ:キズナらしい切れ・反応は東京向き。ただし距離短縮で追走が忙しくなる可能性はある。
- 勝ち筋:中団〜好位外目でリズム良く運び、直線で“反応の速さ”を活かす形。
- 不安材料:序盤から位置を取りに行くと折り合い・消耗が増え、最後の一伸びが鈍るリスク。
注目馬③:ウィルソンテソーロ(総合力で崩れにくい)
相手筆頭
キタサンブラック × Uncle Mo
実績・地力で上位の一角。勝ち切りにはマイルのテンの速さをどこまで許容できるかが鍵。
- 血統イメージ:キタサンの持続力に、Uncle Moのダートスピード。マイルG1での“総合点”が高い。
- ポイント:前が止まりにくい流れなら粘り込み。差し決着でも一定の末脚で圏内。
穴の一考:ロードクロンヌ/ナチュラルライズ ほか
展開待ち
- ロードクロンヌ:勢いのある上がり馬で魅力十分。東京マイルが初でも、状態とリズムで突破の余地。
- ナチュラルライズ(キズナ×Distorted Humor):血統的には“加速の質”が武器になりやすい。気分良く運べる枠・並びが条件。
- シックスペンス(キズナ×Twirling Candy):芝実績型でも、ダートでの推進力が噛み合うと一変の余地。
- サイモンザナドゥ(アジアエクスプレス×アグネスデジタル):スピード寄りの配合でマイル適性は示しやすい。
穴の条件
人気薄の激走は少数派。狙うなら「前走が1400/1800」「6歳以下」に加え、“並びで楽に好位が取れる”ケースに限定したい。
展開シミュレーション:今年は“位置取り戦”になりやすい
読みの軸
フェブラリーSは、脚質の優劣というより「マイルの追走」+「直線の伸び」の両立が問われるレース。
逃げ・先行が揃って前半が速くなる年は差しが届き、落ち着く年は好位勢の総合力勝負になりやすい。
- 前半が締まる(速い):差し・追い込みの台頭。直線で脚を使える馬を上位評価。
- 前半が落ち着く(平均〜遅い):好位勢の粘り込み。コスタノヴァ型の再現性が上がる。
- 鍵:序盤で無理をしないで位置を取れる馬(枠順と隊列が重要)。
まとめ:データが示す“王道”から外さない
最終チェック項目
結論:勝ち馬の型は「前走1400/1800」「6歳以下」「前走人気6番手以内」
- 軸の有力候補:コスタノヴァ(東京での再現性)
- 能力上位の対抗格:ダブルハートボンド(初マイルをどう克服するか)
- 地力で崩れにくい一角:ウィルソンテソーロ
直前で見るべき3点
①枠順(隊列とロス)/②当日の馬場(前残り or 差し)/③直前気配(歩様・気配・返し馬)。
ここで“型”に合う馬の信頼度が一段上がる。
※出走馬・騎手・ローテは直前で変更の可能性があります。最新の出走確定・枠順・追い切り情報と併せて更新推奨。
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