【チューリップ賞2026】桜花賞トライアル徹底分析|阪神外1600mの傾向と注目馬

重賞

【チューリップ賞2026】阪神外1600mを“桜へ直結”させる条件|人気・前走・血統から組み立てる

3歳牝(G2)/阪神 芝1600m(右・外)|桜花賞トライアル

結論:「阪神JF組+1600m実績+末脚の質」
狙い:前走1600m組の“再現性”
注意:外回りの伸びと位置取り

過去10年:1番人気【5-1-2-2】/3着内率80.0%
前走別:阪神JF【7-1-5-11】/3着内率54.2%
前走距離:勝ち馬の多くが前走1600m

記事の狙い

チューリップ賞は「阪神外1600m」という舞台設定が桜花賞と直結し、能力の裏付けが問われやすいトライアル。
一方で、外回りらしく末脚の質ロスの少ない運びが噛み合うと、人気薄でも3着圏へ滑り込む余地が残る。
ここでは、公開データ(人気・前走)と登録馬の戦歴・血統の骨格から、レースの“取り扱い説明書”を整理していく。

※以下は登録段階の整理。枠順・馬場で評価は微調整。

コースのポイント(阪神・芝1600m外)
  • 直線が長く、最後の坂を越えてからも伸び続ける脚が要る
  • 3歳牝は隊列が崩れやすく、外を回し過ぎると届かないケースも出る
  • 結果として、「脚の質」×「立ち回り」の掛け算になりやすい
展開イメージ
  • トライアルらしく、道中は“様子見”でスロー寄りになりやすい
  • 勝負所で外から動く馬が増え、直線は差し比べになりやすい
  • ただし、前が止まり切らない時は先行〜好位の持続力が強い
注意:切れ味自慢でも、外々を回る形が濃いと差し損ねが起きる。
“伸びる脚”に加えて、ロスを抑えた進路取りが鍵。

データで掴む「買える条件」

① 人気別(過去10年)

単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-1-2-2 50.0% 60.0% 80.0%
2番人気 1-1-4-4 10.0% 20.0% 60.0%
3番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
4番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
6〜10番人気 2-4-2-42 4.0% 12.0% 16.0%
11番人気以下 0-1-1-37 0% 2.6% 5.1%
1番人気5-1-2-2
勝率50.0%
3着内率80.0%

2番人気1-1-4-4
勝率10.0%
3着内率60.0%

6〜10番人気2-4-2-42
勝率4.0%
3着内率16.0%

※2021年は1着同着を含む。

② 前走別(過去10年)

前走 成績 勝率 連対率 3着内率
阪神JF 7-1-5-11 29.2% 33.3% 54.2%
エルフィンS 2-1-1-12 12.5% 18.8% 25.0%
紅梅S 1-1-0-9 9.1% 18.2% 18.2%
その他のレース 1-6-4-77 1.1% 8.0% 12.5%
阪神JF組7-1-5-11
3着内率54.2%

エルフィンS組2-1-1-12
3着内率25.0%

③ 前走の着順(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 5-3-4-36 10.4% 16.7% 25.0%
2着 2-3-3-11 10.5% 26.3% 42.1%
3着 0-1-2-13 0% 6.3% 18.8%
4着 2-0-0-14 12.5% 12.5% 12.5%
5着 0-1-1-9 0% 9.1% 18.2%
6着以下 2-1-0-26 6.9% 10.3% 10.3%

データの芯はシンプルで、「上位人気の信頼度が高い」ことと、「阪神JF組が強い」こと。
ただし前走着順は“勝っていない馬”でも巻き返しが効いており、内容(位置取り・上がり・不利)の精査が重要になる。

登録馬チェック(S/A/B/C)

※血統は「父-母(母父)」の骨格を中心に記載。評価は現時点のたたき台。

最有力ゾーン(S)

アランカール S
父エピファネイア-母シンハライト(母父ディープインパクト)|前走:阪神JF 5着

  • 名牝の血×阪神外回り向きの持続力。格と完成度で軸に据えやすい。
  • 阪神JFは立ち回りが難しい形でも能力を見せた内容。舞台替わりでの巻き返しが濃い。
タイセイボーグ S
父インディチャンプ-母ヴィヤダーナ(母父Azamour)|前走:阪神JF 3着

  • 阪神JFで結果を出しているのは大きい。1600mの完成度が高いタイプ。
  • 外回りで脚を長く使えるのが強み。好位〜中団で運べると堅実
コニーアイランド S
父コントレイル-母ヤンキーローズ(母父All American)|前走:白菊賞 4着

  • 血統背景のスケールが大きい。マイルでも中距離でも奥がある配合。
  • “直線の長い外回り”は歓迎。課題は位置取りとスムーズさ

相手筆頭ゾーン(A)

ソルパッサーレ A
父キズナ-母ペアフットレディ(母父Footstepsinthesand)|前走:河津桜賞 1着

  • 前走はマイルで結果。距離再現性はデータ面でもプラス。
  • キズナらしい“脚を溜めて伸びる”形がハマると上位圏。
スマートプリエール A
父エピファネイア-母スマートレイアー(母父ディープインパクト)|前走:阪神ジュベナイルF 3着

  • 母は重賞級の底力。阪神JFで好走歴があるのは大きい。
  • 外回りでの末脚勝負は合う。勝ち切りより連軸向きの印象。
ナムラコスモス A
父ダノンプレミアム-母ナムラリコリス(母父ジョーカプチーノ)|前走:こぶし賞 1着

  • 前走でマイルを勝ち切って臨むのは買いの型。
  • 切れ味型よりも持続力で運ぶイメージ。展開が緩むほど怖い。

押さえ候補(B)

エレガンスアスク B
父ポエティックフレア-母ネヴァーハーツ(母父ハーツクライ)|前走:新馬 1着

  • 新馬の内容が良く、伸びしろ枠。外回りで末脚が通るなら面白い。
  • 一気の相手強化。評価は馬場・枠順で上げ下げ
エイズルブルーム B
父リオンディーズ-母ペイシャフェリシタ(母父ハーツクライ)|前走:シンザン記念 6着

  • 重賞で揉まれた経験は武器。立て直しで変わる余地がある。
  • 前半の追走が鍵。前が流れて差しが届く形なら浮上。
ホワイトオーキッド B
父キズナ-母ボンオムトゥック(母父※)|前走:朝日杯FS 7着

  • 牡馬混合の経験は買い材料。牝馬戦で相手関係が緩むなら。
  • 外回りで脚を伸ばせるか。位置取りが後ろ過ぎると届かない懸念。
ダンデノン B
父シルバーステート-母インザスポットライト(母父Exceed And Excel)|前走:未勝利 1着

  • スピード×切れの配合でマイル適性はある。軽い馬場なら評価アップ。
  • 課題はクラスの壁。折り合って末脚を温存できれば。

条件待ち(C)

アンディムジーク C
父アドマイヤマーズ-母ターフェルムジーク(母父※)|前走:河津桜賞 8着

  • 相手が一段上がる一戦。まずは立ち回りでどこまで
グランドオーパス C
父キズナ-母アンラッシュ(母父※)|前走:河津桜賞 4着

  • 勝ち切れないが崩れにくいタイプ。紐での押さえ候補は枠順次第。
グレースジェンヌ C
父モーリス-母モルガナイト(母父アグネスデジタル)|前走:河津桜賞 7着

  • パワー寄りで馬場が渋ると良さが出る可能性。良馬場の瞬発戦は課題
サキドリトッケン C
父トゥザワールド-母プロハンター(母父シーキングザダイヤ※)|前走:花吹雪賞 1着

  • 勢いは魅力だが、一気のメンバー強化。展開が向く時の一撃枠
ダンシングドール C
父ヴァンセンヌ-母カラオケスナック(母父スタチューオブリバティ)|前走:1勝クラス 4着

  • 現状は上位と比較してもう一段の上積みが欲しい。馬場や展開の助けが必要。

ここまでのまとめとして、データの後押しが強いのは阪神JF組
そこに前走1600mで結果(または内容)が伴う馬が加わると、軸としての安定感が一段上がる。
反対に、未知数の新馬・条件上がりは、能力があっても位置取りのロスで一気に難しくなるため、枠順で取捨を詰めたい。

結論(現段階)
  • 軸の中心:アランカール/タイセイボーグ/コニーアイランド
  • 相手の厚み:ソルパッサーレ/スマートプリエール/ナムラコスモス
  • 押さえの一線:エレガンスアスク/エイズルブルーム/ホワイトオーキッド/ダンデノン

※枠順確定後は「外を回す量」が評価に直結。外枠で終始外々になりそうなタイプは、能力があっても割引が必要。

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