〖最終予想〗東京スポーツ杯2歳S2025|ダノンヒストリー中心にクラシック候補を見極める一戦

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〖最終予想〗東京スポーツ杯2歳S2025|ダノンヒストリー中心にクラシック候補を見極める一戦

開催:2025/11/24(月・祝) 東京11R|芝1800m(左)|2歳|GⅡ|馬齢

「クラシック級」が顔を出す出世レース・東京スポーツ杯2歳S
今年は、4億超えの超良血ダノンヒストリーを筆頭に、サトノダイヤモンド産駒ローベルクランツサラキアの仔サレジオ出遅れながら内容は強いゾロアストロなど、血統とレース内容の両面で楽しみなメンバーが揃いました。

すでに公開した「〖特別登録〗東京スポーツ杯2歳S|クラシック前哨戦としての血統傾向」では、
コース傾向と血統面の“下準備”を済ませました。
今回の「最終予想」では、枠順確定後のラップ・隊列イメージと、各馬のレース内容・調教をもう一歩踏み込んで整理しつつ、最終的な印と買い目イメージまで落とし込んでいきます。

※本記事は2025年11月22日時点の公開情報(枠順・過去成績・追い切り記事・天気予報など)をもとに作成しています。


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  1. 1. レースのポイント|東京芝1800m×少頭数=L3〜L2の瞬発力+ロンスパ耐性
  2. 2. 本命◎ 9 ダノンヒストリー|素質は一番手も、“仕上がり100%前提”ではない本命
    1. 血統評価:エピファネイア×米芝マイル=東京1800〜2000m“専用機”配合
    2. 新馬内容:同舞台で“ねじ伏せる”競馬
    3. 調教・仕上がり:入念な乗り込みも、“奥を残した仕上げ”の可能性
  3. 3. 対抗○ 5 ローベルクランツ|“サトノダイヤモンド産駒の一番星候補”として期待
    1. 血統評価:サトノダイヤモンド×ブルーメンブラット牝系=切れ味と底力のバランス型
    2. レース内容:出世レース向きの“差し脚”をすでに見せている
  4. 4. 単穴▲ 6 サレジオ|サラキア一族の大物感。ただし“まだ緩さ”を残すリスクも
    1. 血統評価:エピファネイア×サラキア=サリオス級の大物感
    2. キャリア・仕上がり面:素質は◎級だが“緩さ”を残す可能性
  5. 5. ☆ 8 ゾロアストロ|出遅れ癖込みでも“レース内容は強い”推し穴
    1. 血統評価:モーリス産駒の持続力型ロンスパタイプ
    2. レース内容評価:出遅れても強い=クラスが上がってからも怖いタイプ
  6. 6. 連下△勢|ライヒスアドラーは素質高く、パントルナイーフ・テルヒコウも押さえ
    1. △ 4 ライヒスアドラー|中山新馬の内容優秀な“ポテンシャル型”
    2. △ 10 パントルナイーフ|キズナ×欧州色の強い母系=タフな流れで浮上
    3. △ 2 テルヒコウ|コントレイル産駒の先行力で“残り目”警戒
  7. 7. 消した人気馬・その他の有力馬について軽く
  8. 8. 最終結論・印と買い目イメージ
    1. 印一覧
    2. 想定する買い方イメージ

1. レースのポイント|東京芝1800m×少頭数=L3〜L2の瞬発力+ロンスパ耐性

舞台はおなじみ 東京芝1800mワンターン。向正面スタートから3コーナーまで距離があり、
前半は落ち着きやすく、L3〜L2で一気に加速する瞬発力戦になりやすいコースです。

  • 今年は少頭数(12頭前後)で、明確な逃げ専用機は不在。
  • ダノンヒストリーテルヒコウあたりが前目を取りつつ、ミドル〜ややスローの入りからL3〜L1のロングスパートへ。
  • 馬場は良〜やや速めの時計を想定。瞬発力だけでなく、トップスピードを長く維持できる中距離型がベスト。

まとめると、今年の東スポ杯は――

  • 完成度の高いエピファネイア産駒(ダノンヒストリー&サレジオ)
  • 末脚鋭い差しタイプの良血馬(ローベルクランツ&ライヒスアドラー)
  • ロンスパ適性のある持続力タイプ(ゾロアストロ&パントルナイーフ)

……といった構図。ここでは「クラシック級の素質」+「東京向きのラスト3F性能」を最重視して印を組みました。


2. 本命◎ 9 ダノンヒストリー|素質は一番手も、“仕上がり100%前提”ではない本命

本命は ◎9 ダノンヒストリー
ただし「抜けた絶対軸」というよりは、素質と舞台適性を一番手に評価した上での本命というイメージです。

血統評価:エピファネイア×米芝マイル=東京1800〜2000m“専用機”配合

父はロベルト系の菊花賞+JC馬エピファネイア、母コーステッドは米GⅠBCジュヴェナイルフィリーズターフ2着と、芝マイル〜中距離で実績十分の組み合わせ。
さらに半兄にはダノンベルーガ(共同通信杯V、日本ダービー&天皇賞秋2着)、半姉にはボンドガールと、「東京中距離=庭」の一族です。

東スポ杯の舞台で考えると、

  • エピファネイア産駒らしい直線でギアをもう一段上げる加速力
  • 米芝マイル血統由来のトップスピードと瞬発力
  • 一族共通の東京中距離適性

……と、舞台設定がここまで噛み合う馬もなかなかいないレベル。
「クラシック路線を意識してここを使ってくる」ローテーションも含めて、血統とローテの時点で◎候補に挙がります。

新馬内容:同舞台で“ねじ伏せる”競馬

デビュー戦は今回と同じ東京芝1800m。スタート後に軽く促してハナへ行き、そのまま後続を寄せ付けない完勝でした。
前半ややスローからのL3勝負でもうひと伸びしており、「ゆったり入って→直線でしっかりギアを上げる」東スポ杯向きの脚質を見せています。

調教・仕上がり:入念な乗り込みも、“奥を残した仕上げ”の可能性

休み明けになりますが、帰厩後はウッドと坂路で本数を重ねており、入念にステップを踏んできたタイプ
一方で、時計や動きの評価は「S級の絶好調」というより、『悪くないが、まだ良くなりそう』というトーンのコメントもちらほら見られます。

要するに、

  • 素質と舞台適性は文句なしに一番手
  • ただし今回がピークというより“クラシックへ向けた途中段階”の可能性もある

……というバランス。
それでも、同舞台の新馬内容と血統・厩舎力を総合して、「現時点でもう一度信じたい」本命◎としました。

枠は7枠9番と、外すぎず内すぎずの好枠。
内で揉まれるリスクを避けつつ、楽に先行〜好位を取れる位置で、3〜4角で我慢して直線で抜け出す形が描きやすい並びです。


3. 対抗○ 5 ローベルクランツ|“サトノダイヤモンド産駒の一番星候補”として期待

対抗は ○5 ローベルクランツ

血統評価:サトノダイヤモンド×ブルーメンブラット牝系=切れ味と底力のバランス型

父はディープ系の菊花賞馬サトノダイヤモンド。現役時代に多くのファンを魅了した名馬ですが、種牡馬としてはまだ「これぞ代表産駒」というGⅠ級の大物は多くないのが正直なところ。
だからこそ、ローベルクランツには「サトノダイヤモンド産駒の一番星候補」としての期待を込めたくなります。

母ブルーメンクローネは芝・ダート兼用で走った3勝馬、祖母はマイルCS勝ち馬ブルーメンブラット。近親には23年東スポ杯2歳S勝ち馬シュトラウスもおり、「東スポ杯と相性抜群」の牝系です。

ディープ系×マイルCS牝系という組み合わせからも、

  • マイル〜中距離での決め手勝負に向く
  • 東京向きのストライドと瞬発力を備えやすい

……といった、東スポ杯らしい「切れ+底力」バランスが感じられます。

レース内容:出世レース向きの“差し脚”をすでに見せている

ここまでの2戦はいずれも上がり最速で、前走未勝利戦は3馬身差の完勝
ペースが流れたときの差し込み性能はメンバー上位で、「早め先頭」よりも直線でじっくり追い込む形の方が合っていそうです。

サトノダイヤモンド産駒は全体として“完成はややゆっくり・中長距離寄り”という印象がありますが、
ローベルクランツは牝系のマイル色と合わさって、2歳秋の東スポ杯からいきなり勝ち負けを意識できるタイプと見ました。

枠は5番ゲート。好位〜中団インで脚を溜め、直線で馬群を割る形が理想。
ダノンヒストリーが強いのは承知しつつも、「父サトノダイヤモンドの看板を背負う存在」として、ここで一気の台頭があっても驚けません。


4. 単穴▲ 6 サレジオ|サラキア一族の大物感。ただし“まだ緩さ”を残すリスクも

単穴には ▲6 サレジオ

血統評価:エピファネイア×サラキア=サリオス級の大物感

父エピファネイア×母サラキアという配合で、近親にはサリオス
サラキア一族は「完成度が高く、東京で速い上がりを使える」タイプが多く、2歳秋〜3歳春のGⅠ戦線で輝く血統と言えます。

東スポ杯をイメージすると、

  • 父エピファネイア由来のロベルト系スタミナと持続力
  • 母方ディープインパクト系の瞬発力と完成度

……が合わさった「東京1800mの王道配合」
血統だけ見ればダノンヒストリーと互角クラスのクラシック候補と言ってもいい存在です。

キャリア・仕上がり面:素質は◎級だが“緩さ”を残す可能性

一方で、休み明けでまだ緩さを残しているという見方もあり、追い切り評価はA〜Bあたりで割れ気味。
ダノンヒストリーと同じくキャリア1戦ですが、こちらはフォームや集中力に課題を残すコメントもあるため、“現時点の完成度”という意味では一歩譲ると見ました。

枠は6番ゲートで、ダノンヒストリーより内。好位〜中団内目でロスなく立ち回り、直線で内〜中を突ける形になれば、一気のGⅡ制覇も十分ありえる馬です。
ただし、緩さと休み明けのリスクを考えて▲までとしました。


5. ☆ 8 ゾロアストロ|出遅れ癖込みでも“レース内容は強い”推し穴

穴目で一番面白いのは ☆8 ゾロアストロ

血統評価:モーリス産駒の持続力型ロンスパタイプ

父モーリス、母系にロベルト血脈を持つ持続力型の配合
「一瞬のキレで突き抜ける」というより、L4〜L1をジワジワとスピードを落とさず伸び続けるタイプで、ロンスパ戦になりやすい東スポ杯のラップ構成にはむしろ合っています。

レース内容評価:出遅れても強い=クラスが上がってからも怖いタイプ

課題はスタートの悪さ(出遅れ癖)ですが、それを差し引いてもレース内容そのものはかなり評価できる一頭です。

  • 出遅れても、道中で慌てず追走し、直線で長く脚を使って差してくる
  • ペースがそこまで速くない中でも、最後まで脚色が鈍らず“取りこぼしながら力を見せる”形が多い

こういうタイプは、頭数が減って隊列が縦長になりやすい重賞で、外からスルスル伸びてきて馬券をひっかき回すパターンが怖い。
まして今回は、ワンターンで息を入れやすい東京芝1800m。スタートさえ普通なら、「あれ、こんなに楽に好位が取れたの?」という形で、いきなり本命級の評価に跳ねる可能性もあります。

枠は8番ゲート。無理なく外目の好位〜中団を取れれば、“出遅れても強い内容だった馬”が、出遅れずにどこまでやれるかを試す一戦になりそうです。
人気と内容のバランスを考えると、「配当妙味ならこの馬」という位置付けで☆評価に格上げしました。


6. 連下△勢|ライヒスアドラーは素質高く、パントルナイーフ・テルヒコウも押さえ

△ 4 ライヒスアドラー|中山新馬の内容優秀な“ポテンシャル型”

シスキン×ハーツクライという配合で、スピードと持続力をバランス良く兼備したタイプ。
中山芝1800mの新馬戦では、4角2番手から上がり最速で後続を突き放す完勝。タフな坂コースでラストまで脚色が鈍らず、スタミナと瞬発力のバランスが光りました。

内目の4番枠からロスの少ない競馬ができれば、ダノンヒストリーの直後あたりから追い出してくる絵も十分あります。
今回はゾロアストロを「推し穴」として☆にした分、印は△に落としましたが、素質だけなら上位と互角と見ていい一頭です。

△ 10 パントルナイーフ|キズナ×欧州色の強い母系=タフな流れで浮上

父キズナ×母アールブリュット(欧州色の強い芝マイル〜中距離血統)という、ディープ系×欧州スタミナの中距離型配合。
ペースが締まり、L2で一度ラップが落ちるようなタフな展開になれば、地脚の強さで浮上してくるイメージです。外からスムーズに運べる10番枠も悪くありません。

△ 2 テルヒコウ|コントレイル産駒の先行力で“残り目”警戒

コントレイル産駒らしいバランス型の中距離タイプで、ここは内目の2番枠
明確な逃げ馬がいないメンバー構成なら、この馬が自然と先行策を取る可能性もあり、スロー〜ミドルで楽に運べれば「残り目」には注意が必要です。


7. 消した人気馬・その他の有力馬について軽く

人気〜中位人気になりそうなところで、評価を下げた馬についても一言だけ触れておきます。

  • サレジオ(▲評価)…血統・素質は◎級ですが、休み明けで“緩さ”を残しているリスクもあるため、ここは単穴まで。
    「来たらごめんなさい」枠ではありますが、ダノンヒストリーとの二択で本命を入れ替えるほどではない、という判断です。
  • ストームサンダー・コッツォリーノ…いずれも血統的に面白く、展開ひとつで3着ならというイメージ。
    ただ、“このレースをきっかけにクラシック戦線の主役へ”という意味では一枚評価を下げたいので、今回は印からは割り切りました。

東スポ杯は「素質馬の取捨」が一番難しいレースですが、今回はダノンヒストリー軸と心中することで、相手を絞りつつも“サトノダイヤモンド産駒の一番星候補”や“出遅れても強いゾロアストロ”といったストーリー性のある相手を絡める買い方に寄せています。


8. 最終結論・印と買い目イメージ

印一覧

馬番 馬名 コメント
9 ダノンヒストリー 血統・新馬内容・東京1800m適性すべてが東スポ杯の王道。素質は一番手だが、仕上がりは「まだ奥を残す」可能性も。とはいえ現時点でもう一度信じたい本命。
5 ローベルクランツ サトノダイヤモンド×ブルーメンブラット牝系で、“父の一番星候補”。東スポ杯と相性の良い牝系で、差し脚の破壊力はメンバー随一の逆転候補。
6 サレジオ サラキアの仔×エピファネイアで大物感十分。素質は◎級だが、休み明けで緩さも残す可能性があり、現時点の完成度を考えて単穴評価。
8 ゾロアストロ 出遅れ癖はあるものの、レース内容自体はかなり強いモーリス産駒の持続力型。スタートを五分に出られれば一気に本命級へ跳ねる可能性もある“推し穴”。
4 ライヒスアドラー 中山新馬の内容が優秀なシスキン産駒。内枠からロスなく運べれば、素質的には上位とも互角に渡り合える存在。
10 パントルナイーフ キズナ×欧州色の強い母系で、中距離寄りの地脚型。ペースが締まればスタミナで台頭の余地。
2 テルヒコウ コントレイル産駒のバランス型先行馬。内枠を利してマイペースで運べれば、馬券圏内の残り目があってもいい。

想定する買い方イメージ

  • 本線:馬連・ワイド
    9−5・6・8(ダノンヒストリーから、良血差し&推し穴ゾロアストロへの組み合わせを厚めに)
  • 押さえ:三連複フォーメーション
    1列目:9
    2列目:5・6・8
    3列目:5・6・8・4・10・2
  • 穴狙い:三連単マルチ
    9 ⇔ 5・6・8 → 5・6・8・4・10・2

東スポ杯らしく上位人気同士の決着になる可能性もありますが、
その中でもどの2歳馬が「クラシックへ向けて一歩抜けた存在」なのかを見極めたい一戦。
あなたは、どの馬からクラシックへの切符を託しますか?

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