〖枠順確定〗ジャパンカップ2025|東京芝2400mの有利枠と過去10年の枠順別成績

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〖枠順確定〗ジャパンカップ2025|東京芝2400mの有利枠と過去10年の枠順別成績

第45回 ジャパンカップ(GⅠ)|2025年11月30日(日)東京12R 芝2400m
フルゲート18頭・3歳以上(国際)(指定)定量/1着賞金5億円

2025年のジャパンカップは、ロンジン世界1位のカランダガンに、歴代ダービー馬トリオ(クロワデュノール・ダノンデサイル・タスティエーラ)、そして天皇賞秋を制したマスカレードボールが集結した歴史的メンバー。
11月27日、ついに枠順が確定しました。

東京芝2400mは、スタンド前スタートから1コーナーまでそこまで長くはないものの、コーナー4つ+直線525mの持久力勝負になりやすいコース。
一般的には内〜中枠のロスの少なさが有利と言われつつ、直線が長いため能力の高い外枠勢が豪快に差し切るパターンも少なくありません。

ここでは、まず確定枠順を整理し、そのうえで内・中・外それぞれの並び血統・脚質面のポイントをざっくり押さえておきます。

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第45回 ジャパンカップ(GⅠ)枠順確定

確定枠順

1枠①ジャスティンパレス(C.デムーロ)
1枠②クロワデュノール(北村友一)
2枠③コスモキュランダ(丹内祐次)
2枠④ディープモンスター(松山弘平)
3枠⑤サンライズアース(池添謙一)
3枠⑥ホウオウビスケッツ(岩田康誠)
4枠⑦ダノンベルーガ(佐々木大輔)
4枠⑧カランダガン(M.バルザローナ)
5枠⑨セイウンハーデス(津村明秀)
5枠⑩シュトルーヴェ(菅原明良)
6枠⑪アドマイヤテラ(川田将雅)
6枠⑫ヨーホーレイク(岩田望来)
7枠⑬ブレイディヴェーグ(T.マーカンド)
7枠⑭ダノンデサイル(戸崎圭太)
7枠⑮マスカレードボール(C.ルメール)
8枠⑯シンエンペラー(坂井瑠星)
8枠⑰ドゥレッツァ(A.プーシャン)
8枠⑱タスティエーラ(D.レーン)

※枠順・騎手はJRA公式出馬表(2025年11月27日発表)より。


内枠の展望(1〜2枠)|「インのロスの少なさ」を最大限活かせるか

1〜2枠には、長距離実績豊富なジャスティンパレスと、今年の日本ダービー馬クロワデュノール、そして中距離の持久力型が集結。
「ロスなく運べる」代わりに、包まれるリスクとのバランスをどう取るかがポイントになります。

  • ①ジャスティンパレス(1枠1番)
    ディープインパクト産駒らしい瞬発力+ロングスパートを併せ持つステイヤー。最内枠からロスなく運べるのは明確なプラスで、インで脚を溜めて直線で進路を確保できるかが鍵です。
  • ②クロワデュノール(1枠2番)
    キタサンブラック産駒の今年のダービー馬。凱旋門賞遠征を経ての帰国初戦で、再び東京芝2400mの内枠を引き当てました。
    ダービー同様に好位〜中団インで脚を温存できれば、再現Vシナリオも十分に描ける並びです。
  • ③コスモキュランダ(2枠3番)
    アルアイン産駒の中距離型で、ロスなく立ち回ってこそ味が出るタイプ。2枠3番から、「出して行くか・溜めるか」の選択肢がある枠をどう使うかが丹内騎手の腕の見せ所です。
  • ④ディープモンスター(2枠4番)
    ディープインパクト産駒の末脚勝負タイプ。インでじっくり溜めて、直線で内ラチ沿いをスルスル伸びてくるような穴パターンも想定されます。

1〜2枠勢は総じて折り合いに不安の少ない組。ペース次第では、インで脚を溜めた馬が一気に浮上するケースも考えておきたいところです。


中枠の展望(3〜6枠)|有力どころが集まる“本命ゾーン”

3〜6枠には、サンライズアース・ホウオウビスケッツ・ダノンベルーガ・カランダガン・セイウンハーデス・シュトルーヴェ・アドマイヤテラ・ヨーホーレイクなど、今年のジャパンCを左右しそうな有力馬がズラリ。
内外のバランスが良く、ポジション取りの自由度が高いゾーンです。

  • ⑤サンライズアース(3枠5番)
    レイデオロ産駒の持続力型先行〜好位タイプ。内の出方を見ながら2列目あたりを取れれば、消耗戦でしぶとさが生きる並びです。
  • ⑦ダノンベルーガ(4枠7番)
    ハーツクライ産駒の東京巧者。ダービー・ジャパンC・天皇賞秋と東京GⅠで安定して好走してきた実力馬で、4枠7番は内外のバランスに優れた“理想圏”。中団差しのベストポジションに収まりやすい枠です。
  • ⑧カランダガン(4枠8番)
    欧州G1を連勝し、ロンジン世界1位に立つ世界王者。道中のロスを抑えつつも進路の自由度を確保できる絶好枠で、実力と枠順の噛み合い度はメンバー随一と言って良いでしょう。
  • ⑪アドマイヤテラ(6枠11番)
    レイデオロ×アドマイヤミヤビの良血4歳馬で、ここにきて本格化ムード。6枠11番は中団外目でノビノビ走らせやすい枠で、川田騎手のポジション取り次第では一気のGⅠ戴冠まで視野に入ります。
  • ⑫ヨーホーレイク(6枠12番)
    長期休養から復帰したディープインパクト産駒。差し脚は確かで、差し有利の馬場・展開になれば一発の怖さがあります。

中枠は総じて地力上位+立ち回りやすさが揃ったゾーン。
中でもカランダガン・ダノンベルーガ・アドマイヤテラあたりは、「血統・能力・枠順」のバランスが非常に良く、人気サイドの軸候補として最も意識したいグループです。


外枠の展望(7〜8枠)|有力馬集中の“豪華すぎる外ブロック”

7〜8枠には、ブレイディヴェーグ・ダノンデサイル・マスカレードボール・シンエンペラー・ドゥレッツァ・タスティエーラと、GⅠタイトルホルダーだらけの豪華な並び。
一般論ではマイナス評価されやすい外枠ですが、地力と騎手の腕でどこまでカバーできるかが焦点になります。

  • ⑬ブレイディヴェーグ(7枠13番)
    ロードカナロア×ディープインパクトの切れと持続を兼ね備えた牝馬。外目とはいえ、中団外目のベストポジションを取りやすく、外差し傾向の東京なら大きなマイナスにはならない枠です。
  • ⑭ダノンデサイル(7枠14番)
    エピファネイア産駒の昨年のダービー馬。今年はドバイシーマクラシックやインターナショナルSなど、古馬相手の海外GⅠで経験を積んでの参戦となります。7枠14番からある程度前へ行って、長く脚を使う持久力戦に持ち込みたいところ。外寄りとはいえ、先行〜好位を取れる脚があるぶん、まだカバーは可能な並びです。
  • ⑮マスカレードボール(7枠15番)
    ドゥラメンテ×ディープインパクトという東京芝2400mど真ん中の配合で、天皇賞秋を制した現役最強クラスの3歳馬。
    外目からになるものの、ルメール騎手なら中団〜好位の外目にスムーズに収めてくるはずで、外差し傾向なら十分巻き返せる枠と見ていいでしょう。
  • ⑯シンエンペラー(8枠16番)
    Siyouni×Starlet’s Sisterの欧州色の濃いスタミナ型。最外列寄りの枠ですが、坂井瑠星騎手の積極的な騎乗である程度ポジションを取りに行ければ、スタミナ比べの展開で台頭する可能性もあります。
  • ⑰ドゥレッツァ(8枠17番)
    昨年のジャパンC2着同着馬で、ドゥラメンテ産駒らしいスタミナ+持久力型。8枠17番は楽ではありませんが、ペースが流れてタフな持久力戦になればなるほど浮上してくるタイプです。
  • ⑱タスティエーラ(8枠18番)
    サトノクラウン産駒の一昨年の日本ダービー馬。大外18番はさすがにマイナス材料ですが、D.レーン騎手なら無駄に外を回らない距離ロス最小の騎乗をしてくるはず。
    早めに動いてロングスパート戦に持ち込めれば、地力で枠の不利をどこまで補えるかが見どころです。

例年の傾向としてジャパンCの8枠は簡単ではないものの、能力が抜けていれば普通に馬券圏内に来る枠でもあります。
今年は特に、ブレイディヴェーグ・ダノンデサイル・マスカレードボール・ドゥレッツァ・タスティエーラと外に強豪が固まったことで、「内有利」なのか「外差し馬場」なのかを見極める重要度が例年以上に高くなりそうです。


血統視点からの「枠順+プラス材料」メモ

  • ⑧カランダガン(4枠8番)
    Gleneagles産駒の持続力+瞬発力型で、欧州の中距離GⅠを勝ちまくってきた血統。中枠+長い直線はベストに近い条件です。
  • ②クロワデュノール(1枠2番)
    キタサンブラック産駒のスタミナ型で、道悪もこなせるパワー配合。内枠からロスなく立ち回れる流れならダービー再現も。
  • ⑭ダノンデサイル(7枠14番)
    エピファネイア×米国牝系の東京向き中距離血統。外目からでも前に行ける機動力があり、外枠のマイナスをある程度打ち消せるタイプです。
  • ⑮マスカレードボール(7枠15番)
    ドゥラメンテ×ディープインパクトの総合力型で、東京芝2400mとの相性は血統的にも文句なし。枠の不利をどこまで圧倒的な地力でカバーできるか。
  • ⑰ドゥレッツァ(8枠17番)
    ドゥラメンテ×More Than Readyのスタミナ&パワー型で、タフな馬場・ロンスパ戦になればなるほど真価を発揮するタイプです。

過去10年の枠順別成績|やっぱり「内枠有利」は本当?

ここで、ジャパンカップの過去10年(2015〜2024年)における枠順別の成績を簡単に振り返っておきます。
3着以内に入った延べ30頭がどの枠から出ているかを見ると、今年の枠順評価にもイメージがつきやすくなります。

成績(1〜3着+着外) 勝率 連対率 複勝率
1枠 5-3-1-7 31.3% 50.0% 56.3%
2枠 1-0-4-13 5.6% 5.6% 27.8%
3枠 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0%
4枠 0-2-0-18 0.0% 10.0% 10.0%
5枠 0-2-0-18 0.0% 10.0% 10.0%
6枠 0-2-0-18 0.0% 10.0% 10.0%
7枠 1-1-1-21 4.2% 8.3% 12.5%
8枠 0-0-2-24 0.0% 0.0% 7.7%

※2015〜2024年のジャパンC(東京芝2400m)を対象とした集計。数字はおおまかな傾向把握用です。

この10年で1〜3枠が挙げた勝ち星は計9勝/全10勝。3着以内30頭のうち19頭が1〜3枠からと、「内枠有利」はかなりハッキリした傾向になっています。
一方で8枠は【0-0-2-24】で連対ゼロ。3着に突っ込んでくるケースはあるものの、「勝ち切る」という意味ではかなり厳しいゾーンと言えます。

今年の枠順と見比べると、内枠(①②③④)に入った各馬の評価をどこまで上げるか、そして外枠に入ったタスティエーラやドゥレッツァ、マスカレードボールの“能力補正”をどこまで厚く見るかが、馬券戦略の分かれ目になりそうです。


総評:枠順評価と今後のチェックポイント

枠順+血統+脚質+過去10年の枠データをざっくり整理すると、現時点でのイメージはおおよそ次の通りです。

  • 総合力と近走内容で上位評価したい馬…⑧カランダガン、②クロワデュノール、⑭ダノンデサイル、⑮マスカレードボール

    → 実績・内容・勢いの三拍子がそろっていて、まずは本命〜対抗ラインで検討したい“軸候補グループ”。
  • ポテンシャルは高いが取捨が悩ましい馬…⑦ダノンベルーガ、⑬ブレイディヴェーグ、⑰ドゥレッツァ、⑱タスティエーラ、⑯シンエンペラー

    → 能力や血統・騎手は一級品だが、近走成績や枠順、ローテーションなどに不安材料もある“評価を割り振りにくい組”。
  • 枠順で評価を上げたい穴〜中穴…①ジャスティンパレス、③コスモキュランダ、④ディープモンスター、⑤サンライズアース、⑪アドマイヤテラ

    → 内〜中枠や立ち回りやすい並びを引けたことで、相手・三連系の穴として一段評価を上げてみたいゾーン。

あとは、当週の追い切り内容当日の馬場傾向(内有利か外差しか)をどこまで上積み・減点するか。
すでに公開している「ジャパンC過去10年の血統トレンド」「カランダガン/クロワデュノール/マスカレードボールの各種徹底分析記事」と、今回の枠順情報・枠順別データを組み合わせて、最終予想につなげていきたいレースです。

最終的な印・買い目は、当週の調教+当日の馬場バイアスを踏まえて別記事で整理する予定です。
(馬券はくれぐれも、ご自身の予算内・自己責任でお楽しみください)

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