怪物かも?新馬戦を“楽勝”した芝の2歳馬ベスト10【芝馬編】
対象:2025年デビューの2歳馬(芝の新馬戦)
※成績・血統は2025年11月26日時点の公開情報をもとにしたものです。
2025年も各場の芝のメイクデビューで、将来のGⅠ馬候補と言いたくなるインパクト大の勝ち方を見せた2歳馬が次々と登場しました。
本記事では、各馬の「着差」「ラップ・上がり」「血統背景」に加え、デビュー後の一部レース内容も踏まえつつ、管理人が「これは覚えておきたい」と感じた馬たちをピックアップ。
あくまで現時点(新馬戦+その後1〜2戦)の“スタート地点評価”であり、この先のローテや成長次第で序列がガラッと入れ替わる可能性も十分あります。
まずはPOG・クラシック妄想のたたき台として、気軽に読んでいただければうれしいです。
- 芝の新馬戦“楽勝”ベスト10
- 第1位 ラヴェニュー|東京芝1800mで5馬身差&1.46.7の怪タイム
- 第2位 マルガ|函館芝1800mを2歳レコードで3馬身差
- 第3位 ダノンヒストリー|東京芝1800mを余裕残しの完勝
- 第4位 ライヒスアドラー|中山芝1800mでL2・L1のギアが段違い
- 第5位 ウイナーズナイン|小倉→芙蓉Sを無傷2連勝のロベルト系
- 第6位 アドマイヤクワッズ|東京芝1600mで大外一気の上がり33秒台
- 第7位 サレジオ|阪神芝1800mで首差Vも中身の濃いエピファ×サラキア配合
- 第8位 マスターソアラ|東京芝1600mで32秒台の決め手炸裂
- 第9位 アルトラムス|京都芝1600mで余裕残しの3馬身差V
- 第10位 アローメタル|東京芝2000mでジワジワ伸びる持続力型キズナ産駒
- 番外編:着差や時計以上に“中身”が濃かった芝の新馬5頭+1
芝の新馬戦“楽勝”ベスト10
第1位 ラヴェニュー|東京芝1800mで5馬身差&1.46.7の怪タイム
血統:父ロードカナロア × 母コンテスティッド(母父 Ghostzapper)
東京芝1800mの新馬戦を1分46秒7+5馬身差で圧勝した超注目株。
好位からスッと抜け出すと、直線はほぼ持ったままで後続を突き放し、ラスト1ハロンもラップが落ちない“楽勝なのに速い”内容でした。
母コンテスティッドは米GⅠ2勝の名牝で、半兄には金鯱賞など重賞3勝のギベオン。
ロードカナロアの東京向きのスピード&瞬発力に、米GⅠ血統のパワーを上乗せした配合で、
早い段階から中距離GⅠ戦線まで意識したくなるスケール感があります。
第2位 マルガ|函館芝1800mを2歳レコードで3馬身差
血統:父モーリス × 母ブチコ(母父 キングカメハメハ)
函館芝1800mの新馬戦を1分48秒1(2歳コースレコード)+3馬身差で逃げ切りV。
“白毛のアイドル”ソダシの半妹で、母はこれまた話題の白毛馬ブチコ。さらに祖母がシラユキヒメというスーパーアイドル一族です。
父モーリスはパワー型の万能中距離馬で、モーリス×キングカメハメハは完成度と持続力に優れた黄金配合。
洋芝でこれだけのパフォーマンスなら、本州の速い馬場に替わっても芝中距離の一線級候補として期待したくなります。
第3位 ダノンヒストリー|東京芝1800mを余裕残しの完勝
血統:父エピファネイア × 母コーステッド(母父 Tizway)
東京芝1800mのメイクデビューで、2番枠からゆったりと先行しマイペースの逃げ。
3〜4コーナーにかけて馬なりのまま手応え良く進出し、直線で追い出されると危なげなく突き放す完勝劇でした。
ゴール前まで鞍上が“セーブ気味”に映るほど余力十分で、スロー逃げでも地力の違いを示した一戦。
母コーステッドは米芝重賞勝ち馬で、エピファネイアとの組み合わせはいかにもクラシック王道路線を意識した中距離型。
東京コースでこそ真価を発揮しそうなタイプで、将来的にはダービーまで視野に入れたい素材です。
第4位 ライヒスアドラー|中山芝1800mでL2・L1のギアが段違い
血統:父シスキン × 母クライリング(母父 ハーツクライ)
中山芝1800mの新馬戦で、直線だけでまとめて前を捕まえるメリハリの利いた差し切り勝ち。
L2〜L1で一気にトップスピードへ乗るギアチェンジの鋭さが光りました。
ハーツクライ系牝馬に、マイルGⅠ馬シスキンを配した配合で、
「長くジワジワ」ではなく“一瞬の切れ味”で勝負するタイプに出た印象。
コーナー4つの中距離戦だけでなく、将来的には高速マイルGⅠ路線にシフトしてくる可能性も十分です。
第5位 ウイナーズナイン|小倉→芙蓉Sを無傷2連勝のロベルト系
血統:父エピファネイア × 母ディヴィニティ(母父 リアルインパクト)
小倉芝2000mの新馬戦を2番手からセンス良く抜け出して初陣V。
続く芙蓉S(中山芝2000m・OP)では、中団からじわじわと脚を伸ばし、最後はクビ差だけきっちり差し切って2連勝としました。
コーナリングのロスを抑えつつ、直線でもう一脚使える心肺能力がセールスポイント。
父はロベルト系のエピファネイア、母父はディープ直系リアルインパクトという、近年のクラシックでおなじみの良血配合で、伯父にクラシック好走馬ヴェロックスがいる筋の通った血統です。
派手さよりも「競馬のうまさ」で評価を上げていきそうなスタミナ型クラシック候補でしょう。
第6位 アドマイヤクワッズ|東京芝1600mで大外一気の上がり33秒台
血統:父リアルスティール × 母デイトライン(母父 Zoffany)
東京芝1600mの新馬戦で上がり3F33秒台の末脚を披露し、外からまとめて差し切り。
着差こそ大きくはないものの、直線で一気にトップギアへ入るギアチェンジの鋭さは“上級クラス”のそれでした。
欧州色の強い母系に、リアルスティール(ディープインパクト直仔)を配した背景からも、
瞬発力と底力を兼備した中距離マイラー型に出てきそうな一頭です。
第7位 サレジオ|阪神芝1800mで首差Vも中身の濃いエピファ×サラキア配合
血統:父エピファネイア × 母サラキア(母父 ディープインパクト)
宝塚記念当日の“出世レース”とされる阪神芝1800m新馬戦を首差で逃げ切り勝ち。
ペースが極端に遅い中、自らハナを奪ってレースを作り、直線での追い比べを根性で踏ん張った内容でした。
母サラキアはエリザベス女王杯・有馬記念2着の名牝で、ディープ牝馬×エピファネイアという配合は近年のクラシックで実績豊富な鉄板パターンのひとつ。
着差以上に立ち回りの巧さと勝負根性を高く評価したい良血馬です。
第8位 マスターソアラ|東京芝1600mで32秒台の決め手炸裂
血統:父シスキン × 母マスターワーク(母父 ダイワメジャー)
東京芝1600mの牝馬限定新馬戦を、後方からじっくり脚をため、直線外から上がり32秒台に迫る末脚で差し切りV。
馬群の間を割るのではなく、大外を回しながらしっかり伸び切った点に脚力の絶対値を感じます。
ダイワメジャー牝系にシスキンという組み合わせで、スピードを長く使える王道マイラー型のイメージ。
東京だけでなく、中京マイルや阪神外回りなど、直線の長いコースで安定して力を発揮してきそうです。
第9位 アルトラムス|京都芝1600mで余裕残しの3馬身差V
血統:父イスラボニータ × 母デジマノハナ(母父 スクリーンヒーロー)
京都芝1600mの新馬戦を中団外めでスムーズに追走し、直線で危なげなく抜け出して3馬身差の完勝。
レーン騎手のコメント通り、道中のリズムも良く、追えばまだ伸びそうな手応えを残したままのゴールインでした。
父イスラボニータはマイル〜中距離の万能型サンデー系、母系にはスクリーンヒーローのスタミナ。
距離の融通も利きそうで、重賞戦線に上がっても凡走しにくい“堅実タイプ”として活躍してきそうです。
第10位 アローメタル|東京芝2000mでジワジワ伸びる持続力型キズナ産駒
血統:父キズナ × 母ミスベジル(母父 Medaglia d’Oro)
東京芝2000mの新馬戦を、好位外めでロスなく運び、直線で長く良い脚を使って抜け出したキズナ産駒。
一瞬でキレるタイプではありませんが、トップスピードに乗ってからラストまでラップが落ちにくい持続力が魅力です。
母系は米国型のMedaglia d’Oroの血を引き、芝・ダート兼用の余地も感じさせる構成。
本格化のタイミング次第では、3歳春以降に一気に重賞線へ台頭してくるシナリオも十分にありそうです。
番外編:着差や時計以上に“中身”が濃かった芝の新馬5頭+1
ルージュダリア|新潟芝1600m・逃げて5馬身差の圧勝
血統:父リオンディーズ × 母レイリオン(母父 ダイワメジャー)
新潟芝1600mの牝馬限定新馬戦でハナを切ると、そのまま5馬身差の逃げ切り。
有馬記念などGⅠ4勝のリスグラシューを輩出した一族で、血統表だけ見ても期待値は相当高い存在です。
まだ「逃げて強い」のか「どんな競馬でも強い」のかは未知数で、今後のレースぶりを楽しみに見守りたい一頭です。
カヴァレリッツォ|中京芝1600m・馬群を割って5馬身差V
血統:父サートゥルナーリア × 母バラーディスト(母父 ハーツクライ)
中京芝1600mの新馬戦で、4コーナー手前から馬群の中へ突っ込み、狭いところを割ってから一気に5馬身差の突き抜け。
「馬群を恐れない根性」と「反応の良さ」を兼ね備えた内容で、
サートゥルナーリア×ハーツクライというクラシック色の濃い配合通り、将来的には中距離重賞路線に乗ってきそうなタイプです。
ゴーイントゥスカイ|東京芝2000m・最内強襲で接戦を制すコントレイル産駒
血統:父コントレイル × 母ゴーイントゥザウィンドウ(母父 Tapit)
東京芝2000mの新馬戦で、好位のインでじっと我慢し、直線で一度進路が狭くなるシーン。
それでも再び最内をこじ開けて最内強襲を決め、最後はクビ差だけ前に出る勝負強さを見せました。
コントレイル×Tapit系という重厚な血統構成も含め、着差以上に“大舞台向きの器”を感じる一頭です。
コニーアイランド|中京芝1600m・出遅れから差し切った“リバティ妹”
血統:父コントレイル × 母ヤンキーローズ(母父 All American)
8月2日の中京芝1600m新馬戦(牝馬限定)でデビューした、23年牝馬三冠馬リバティアイランドの半妹。
スタートでやや後手を踏み最後方からの競馬になりましたが、向こう正面からじわっと進出し、直線は外めから上がり3F33秒9の脚でまとめて差し切り。
2着馬に1馬身半差をつけてゴールする内容は、着差以上に“余裕と伸びしろ”を感じさせるものでした。
父コントレイル譲りの真面目さと粘り強さに、豪州GⅠ馬ヤンキーローズの底力が合わさった配合で、
ここからどこまで一気に駆け上がっていくのか、番外編の中でも特に追いかけてみたい一頭です。
シャドウマスター|京都芝2000m・接戦を制した“ジワジワ型”キタサンブラック産駒
血統:父キタサンブラック × 母シャドウマリア(母父 ヴィクトワールピサ)
京都芝2000mの新馬戦で2番手外めをスムーズに追走し、直線は内の馬との追い比べからハナ差だけきっちり前に出してゴール。
着差こそ僅かでも、ゴール前までジワジワとギアを上げ続ける持続力が光りました。
キタサンブラック産駒らしいバテないロングスパート性能に、ヴィクトワールピサ牝系のスタミナが融合した配合で、
成長力も踏まえると、将来的にはクラシック距離(2000〜2400m)でこそ真価を発揮しそうなタイプです。
ブラウンバナナ|東京芝1800m・18頭立ての追い比べを制したキズナ産駒
血統:父キズナ × 母グリーンバナナズ(母父 Green Tune)
10月19日の東京芝1800m新馬戦(18頭立て)で3番手外めを追走し、直線は白毛スノーエルヴァとの追い比べ。
残り200mからエンジン全開となり、最後は1馬身差だけ前へ出る形で初勝利を飾りました。
ド派手な瞬発力というより、長く脚を使って相手をねじ伏せる“キズナらしい持続力型”。
多頭数・外枠・スローペースという条件をクリアしての勝利で、「地味に強い」出世期待のキズナ産駒として番外編に加えておきたい一頭です。
※本記事は、新馬戦の内容+血統的な期待値に、デビュー後の主なレース結果を少しだけ加味した、管理人の個人的なランキングです。
実際に馬券を購入される際は、直近のレース内容・調教・パドック・馬場状態なども総合的にチェックしたうえで、最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
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