週刊デビューWatch【土曜版】11/29|京都2歳Sデーの注目2歳新馬たち

新馬戦

週刊デビューWatch【土曜版】11/29|京都2歳Sデーの注目2歳新馬たち

対象レース:2025年11月29日(土)
東京4R(ダ1400m)・5R(芝1600m)/京都5R(芝1600m)・6R(ダ1800m)
※出馬表・血統は2025年11月28日時点の公開情報によるものです。

京都2歳Sデーの裏でも、将来の重賞・GⅠ戦線をにぎわせそうな素質馬たちが続々とゲートインします。
今回の「週刊デビューWatch【土曜版】」は東京・京都の新馬戦4鞍を対象に、管理人好みの血統背景や配合の妙が光る注目馬をピックアップしました。
あくまでデビュー前時点の「血統+番組」チェック用メモとしてお楽しみください。

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東京4R サラ系2歳新馬(ダ1400m)

舞台は東京ダート1400m。序盤からある程度流れやすく、先行力と長く脚を使える持久力が問われるコースです。
ここでは、ダート色の濃い配合と輸入牝系が魅力の3頭に注目しました。

★ テンノルーキー(牡2・田村康仁厩舎)

  • 父:ダイワメジャー
  • 母:マラコスタンブレ
  • 母父:Lizard Island
  • 生産:新冠橋本牧場

父はマイル~中距離での先行力と持続力に優れたダイワメジャー。母マラコスタンブレは南米由来のスタミナ豊富な牝系で、パワーと粘り強さを伝える血統です。
東京ダ1400mは、父のスピードと母方の持久力を素直に発揮しやすい条件。外めの枠ならスムーズに先行して押し切りも期待できる配合で、デビューから注目したい1頭です。

★ ガンダ(牡2・斎藤誠厩舎)

  • 父:ホッコータルマエ
  • 母:フィーユレヴーズ
  • 母父:オルフェーヴル

父ホッコータルマエは言わずと知れたダート中距離の帝王。母フィーユレヴーズは芝で走った牝馬で、母父にはオルフェーヴル。
ダートでの底力に、芝中距離型の柔らかさとキレが少し混ざった配合で、東京ダ1400mなら中団から長く良い脚で差してくる絵が浮かびます。ペースが流れた時に台頭してきそうなタイプです。

★ (外)ブルーマッキンジー(牡2・杉山佳明厩舎)

  • 父:McKinzie
  • 母:Blueeyesintherein
  • 母父:Magna Graduate
  • 生産:Kim Valerio & John Green(米)

父McKinzieはアメリカのダートGⅠマイラー~中距離型で、日本でもダート向きの新種牡馬として注目されています。母Blueeyesinthereinも米国ダート重賞勝ち馬の血脈で、いかにも1400~1600m向きのスピード&パワー型配合
外国産らしいスピードの持続力が東京コースで生きれば、いきなりの好勝負も十分考えられます。

東京5R サラ系2歳新馬(芝1600m)

クラシック路線の入り口としておなじみの東京芝マイル新馬。瞬発力だけでなく、長く良い脚を使えるロングスパート性能も重要です。
ここでは、DMM×木村哲也厩舎×ルメール騎乗のヴァロアーク&堀厩舎のゲンテンを2本柱に、セール高評価牝馬ラショナルポイントやロードカナロア産駒クリオロゴールドまで、将来的な重賞級の香りがする4頭をピックアップしました。

★ ヴァロアーク(牡2・木村哲也厩舎)

  • 父:レイデオロ
  • 母:ヴィンクーロ
  • 母父:キズナ
  • 生産:ノーザンファーム

父レイデオロは日本ダービー&天皇賞・秋の2冠馬。母父キズナもダービー馬で、血統表にはキングカメハメハやタニノギムレットなど、ダービー馬がずらりと並ぶ「ダービーまみれ」の良血です。
母ヴィンクーロはキズナ産駒で、牝系にはロベルト系の血も入るため、瞬発力に加えて持続力とパワーも兼備。東京芝マイルの新馬戦からクラシック路線を意識したい1頭で、DMMドリームクラブ×ノーザン×木村哲也厩舎×ルメールという「期待値MAX」な組み合わせも含めて、今週屈指の注目馬と言えます。

★ ゲンテン(牡2・堀宣行厩舎)

  • 父:シルヴァーステート
  • 母:Lady Ivanka
  • 母父:Tiz Wonderful

父シルヴァーステートは、東京芝で抜群の切れ味を発揮したディープインパクト直系のマイラー。母Lady Ivankaは米2歳牝馬GⅠスピナウェイS勝ち馬という超良血の米GⅠマイラーです。
ディープ系の瞬発力に、米国スピード血統のパワーが加わった配合で、東京芝マイルはベストと言っていい舞台設定。将来の海外遠征まで視野に入るスケール感があり、ヴァロアークと並んで「世代トップクラス候補」の1頭として注目したい存在です。

★ ラショナルポイント(牝2・萩原清厩舎)

  • 父:ダノンキングリー
  • 母:ウィラビーオーサム
  • 母父:Awesome Gambler
  • 生産:ノーザンファーム

父ダノンキングリーは今年デビューの初年度産駒で、現役時代は安田記念を制した東京芝マイルのスペシャリスト。母ウィラビーオーサムは米国由来のスピード牝系で、兄姉からは芝・ダート問わず活躍馬が出ている堅実なファミリーです。
「芝マイル志向のディープ系新種牡馬×米国スピード牝系」という組み合わせは、東京芝1600mの新馬戦にぴったりのイメージ。セールでも人気を集めた1頭で、牝馬ながら牡馬相手にどれだけやれるか注目したい素材です。

★ クリオロゴールド(牡2・高柳瑞樹厩舎)

  • 父:ロードカナロア
  • 母:オースオブゴールド
  • 母父:オルフェーヴル

父ロードカナロア×母父オルフェーヴルという、スプリント王×菊花賞馬の組み合わせ。母系は英GⅠ馬ティッカーテープにさかのぼるスピードと底力のある牝系です。
ロードカナロア産駒にしては距離適性がマイル寄りに出そうな配合で、東京の長い直線でしぶとく伸びてくるイメージ。馬場が渋ってもこなせそうな血統バランスも魅力で、ヴァロアーク・ゲンテン・ラショナルポイントにどこまで迫れるかが見どころになりそうです。

京都5R サラ系2歳新馬(芝1600m)

京都芝外回り1600mは、ゆったりとしたワンターン長い直線で、東京芝マイルに通じる瞬発力勝負になりやすい舞台。
ここでは、一口クラブの人気馬を中心に、将来のマイル~中距離路線をにぎわせそうな良血馬を取り上げます。

★ レッドリガーレ(牡2・斉藤崇史厩舎)

  • 父:モーリス
  • 母:ペイフォワード
  • 母父:ディープインパクト

モーリス×ディープインパクトという、近年の成功パターンのど真ん中とも言える配合。父由来のスケール感あるストライドと、母父ディープの瞬発力がかみ合えば、京都外回りマイルはまさにベストな条件です。
ノーザン系の育成+斉藤崇史厩舎という組み合わせも含めて、クラシック路線まで意識したい素質馬としてチェックしておきたい存在です。

★ サトノセプター(牡2・上村洋行厩舎)

  • 父:Kingman
  • 母:イカット
  • 母父:ディープインパクト

父Kingmanは欧州マイル戦線のトップサイアー。母イカットはディープインパクト産駒で現役時代に3勝を挙げた実績馬で、欧州マイラー×ディープ牝系といういかにも切れ味自慢の配合です。
京都の軽い芝と外回りコースはKingman産駒にとって理想的なステージ。スムーズに加速できる枠順を引ければ、いきなり上位争いが期待できる1頭でしょう。

★ フレアオブセンス(牡2・高野友和厩舎)

  • 父:ポエティックフレア
  • 母:ザイラ
  • 母父:フェノーメノ
  • 生産:ノーザンファーム

父ポエティックフレアは愛2000ギニーなど欧州マイルGⅠを制した新種牡馬で、その初年度産駒が今年デビュー。母ザイラはフェノーメノ産駒の2勝馬で、母系にはステイゴールドのスタミナも流れる日本的な中距離牝系です。
欧州マイラー×ステイゴールド系の底力+フェノーメノの持続力という組み合わせで、軽い京都芝よりも少しタフな流れになった時に真価を発揮しそうなタイプ。将来的にはマイル~2000mまで守備範囲の中距離型マイラーとして楽しみな1頭です。

★ ルクスキャンディ(牝2・石橋守厩舎)

  • 父:ハービンジャー
  • 母:サトノコメット
  • 母父:ダイワメジャー

ハービンジャー×ダイワメジャーという組み合わせで、欧州由来のスタミナと日本的なスピードをバランス良く併せ持つ配合。
ハービンジャー産駒らしく本質的には中距離寄りでも、母父ダイワメジャーのマイル適性が効けば、将来的に1800mまで守備範囲のマイル巧者として楽しみな存在です。

京都6R サラ系2歳新馬(ダ1800m)

京都ダ1800mは、先行力とコーナーでの加速力、最後までバテないスタミナが重要になるコース。
ここでは、シニスターミニスター産駒ジャスティンアポロに加えて、米国ダートの良血マテンロウアワー、良血バートラガッツ、そして芝血統の“異色ダートデビュー”セリーンストームという、将来性の高い4頭に注目しました。

★ ジャスティンアポロ(牡2・茶木太樹厩舎)

  • 父:シニスターミニスター
  • 母:エスペレラヴニール
  • 母父:ゴールドアリュール

父シニスターミニスターは言わずと知れたJRAダート中距離の大黒柱。母父ゴールドアリュールもダート王で、コテコテのダート1800m向き血統と言っていい配合です。
スタートひと息でも、道中でじわじわポジションを上げて最後もしぶとく伸びるイメージのタイプで、スタミナ勝負になればなるほど真価を発揮しそうな存在。ここをあっさり突破して、ダート路線の主役候補に名乗りを上げたい1頭です。

★ マテンロウアワー(牡2・福永祐一厩舎)

  • 父:Constitution
  • 母:Stave
  • 母父:Ghostzapper
  • 生産:Hinkle Farms(米)

父Constitutionはアメリカの新興リーディングサイアーで、ダート中距離のスピードと持続力に優れた血統。母Staveも米国のダートマイラーで、母父GhostzapperはBCクラシック制覇の名馬といういかにも米ダート1800m向きの筋肉質な配合です。
調教でも長めからしっかり負荷をかけつつ、終いまでバランス良く伸びる走りを見せており、仕上がりの良さがうかがえます。初戦からパワー全開で押し切るシーンまで期待できる存在です。

★ バートラガッツ(牡2・池添学厩舎)

  • 父:リアルスティール
  • 母:ロッテンマイヤー
  • 母父:クロフネ
  • 生産:ノーザンファーム

母ロッテンマイヤーは芝マイル重賞で好走した実績馬で、その仔にはクラシック路線で活躍したエンブロイダリーがいるという超良血。
半姉が芝の一線級で、本馬はリアルスティール産駒としてダート1800mデビューと、芝マイル的な瞬発力とダート中距離の持続力が融合した配合になっています。
追い切りでも長めからしっかりと負荷をかけつつ、直線でスムーズにギアを上げる走りを見せており、レースセンスの良さを感じさせる内容。直線まで脚を温存できれば、ラストで一気に差し切る新馬向きの切れ味を見せてくれそうです。

★ セリーンストーム(牝2・小椋研介厩舎)

  • 父:シルヴァーステート
  • 母:レッドジョコンダ
  • 母父:Frankel
  • 生産:チャンピオンズファーム

父シルヴァーステート×母レッドジョコンダ(父Frankel)という、いかにも芝マイル~中距離向きの良血配合。本来なら芝の中距離で見てみたい血統ですが、まずはダート1800mからの始動となりました。
ディープインパクト系×Frankel牝系らしく、フォームはしなやかでストライドも大きく映るタイプで、ダートでもスピード負けしない走りができれば、「芝でも面白いダート新馬」として今後のローテが楽しみになる存在。ここでどんな内容を見せるか、先々まで要チェックの1頭です。

※本記事は血統・出馬表・公開されている調教情報などをもとにしたデビュー前時点の見立てです。
実際の馬体やパドック気配、当日の馬場状態などもあわせて最終判断をお願いします。出走取消や除外が発生した場合は、レース当日の最終出馬表も必ずご確認ください。

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