週刊デビューWatch【月曜版】11/24|東スポ2歳Sデーにデビューする注目2歳馬たち

新馬戦

週刊デビューWatch【月曜版】11/24|東スポ2歳Sデーにデビューする注目2歳馬たち

対象日:2025年11月24日(月・祝)
東京6R(芝1600m・牝)/東京7R(芝1400m・混)

3日間開催のフィナーレとなる月曜東京は、メインに東京スポーツ杯2歳Sが組まれた“2歳馬デー”。
平場の新馬戦にも、将来の重賞・GⅠ戦線を意識した血統の2歳馬たちが顔を揃えました。

「週刊デビューWatch」ではいつもどおり予想印ではなく血統背景と配合の特徴から各馬のキャラクターを紹介するスタイルでお届けします。
なお、福島5Rにも芝1800mの新馬戦がありますが、本稿では東スポ2歳Sデーの東京2鞍(6R・7R)にフォーカスしました。

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血統ファン要チェック!評判馬&良血ピックアップ

ここでは、月曜東京の新馬戦(6R・7R)に出走するメンバーの中から、特に評判が高い馬・血統的に面白い良血馬をピックアップしてご紹介します。

◆ 東京6R:牝馬限定マイル戦の注目どころ

  • フクシマエクラ(牝・クワイトファイン×ガレットデロワ)
    トウカイテイオー系の数少ない後継・クワイトファイン産駒というだけで血統ファンの話題を独占中の一頭。
    母系にはエピファネイアのスタミナと持続力も入り、「テイオー直系×ロベルト系」のクラシック寄り配合として注目されています。
  • フェルミアーク(牝・サートゥルナーリア×フェルミオン)
    東京芝で活躍馬を多く出している“フェルミオン牝系”の新星。POG媒体や専門紙でも名前が挙がることが多く、
    サートゥルナーリア産駒らしい中距離寄りの持続力に、母父アグネスタキオンの切れ味が加わった王道配合です。
  • クレアノア(牝・アドマイヤマーズ×リリレフア)
    父アドマイヤマーズは早期からマイルGⅠを制した完成度の高さが魅力。母父ロードカナロアとの組み合わせで、
    高速東京マイル向きのスピードと完成度が期待される、“ガチのマイラー血統”と言える存在です。
  • エヴァンスベイ(牝・イスラボニータ×エヴァディングタンペット)
    父イスラボニータ産駒の中でも芝マイル〜中距離での安定感が評価されている血統構成。
    母系には欧州型の底力も入っており、「東京芝1600mで切れと持久力を試したいタイプ」として各種予想・AI分析でも印が入りやすい一頭です。

◆ 東京7R:欧州マイラー血統+日本のマイル王たち

  • ペアレンツギフト(牝・St Mark’s Basilica×ペアレンツプレアー)
    父は欧州で中距離〜マイル戦線を席巻したSt Mark’s Basilica、母父は名マイラーKingman。
    「欧州マイラーのエリート血統」を二重に掛け合わせた配合で、デビュー前からクラブ・POG筋の評価も高い注目株です。
  • シーズナルワーズ(牝・ポエティックフレア×サプルマインド)
    父ポエティックフレアは英2000ギニーなどを制した現役時代から“切れとスピード”が評価されたマイラー。
    そこにディープインパクト牝系が組み合わさり、東京芝1400〜1600mでの瞬発力勝負にフィットする好配合として取り上げられています。
  • キングスメッセージ(牡・ダノンキングリー×クイックメール)
    安田記念馬ダノンキングリーと、スプリント&マイル王タイキシャトルを父に持つ母系という、“日本のマイル王血統”のど真ん中。
    1400〜1600mを主戦場とする王道マイラー候補として、配合面で非常に人気の高い一頭です。
  • ソニックブレイカー(モーリス産駒)&カフェラバー(モーリス産駒)
    ソニックブレイカーはモーリス×サクラバクシンオー、カフェラバーはモーリス×キングカメハメハという、いずれもスピード+持続力を備えた配合。
    「1400m前後で先行して長く脚を使う」というモーリス産駒らしいスタイルがハマれば、将来のオープン・重賞戦線まで楽しみが広がるペアです。

東京6R メイクデビュー東京(芝1600m・牝)|牝馬限定マイル戦に集う“将来のマイラー候補”

5回東京6日目|12:50発走|芝1600m(左)|2歳牝馬・[指]・馬齢|13頭立て

牝馬限定の東京マイル戦らしく、サンデーサイレンス系×欧州血統から、米国型のスピード血統、さらにはトウカイテイオー直系のレア血統まで、
バラエティ豊かな配合が揃いました。
まずは出走予定全13頭の血統プロフィール一覧から見ていきます。

出走馬・血統プロフィール一覧(東京6R)

馬名 性齢 母父 血統メモ
フクシマエクラ 牝2 クワイトファイン ガレットデロワ エピファネイア トウカイテイオー系の数少ない後継種牡馬クワイトファイン産駒。
母系はエピファネイア経由でロベルト系の持続力を取り込み、しなやかな末脚と底力を感じさせるクラシック寄り配合。
フェルミアーク 牝2 サートゥルナーリア フェルミオン アグネスタキオン 東京芝で活躍馬を多数出している“フェルミオン牝系”の一頭。
サートゥルナーリア×タキオンの組み合わせで中距離寄りの持続力+瞬発力を併せ持つ、王道芝マイル〜中距離タイプ。
ファンシーシェイプ 牝2 ロゴタイプ ピンクレガシー ヴィクトワールピサ ロゴタイプ×ヴィクトワールピサで、パワーとスタミナも備えたマイラー〜中距離型のイメージ。
時計の掛かる東京芝や、多少タフな馬場になっても対応してきそうな配合です。
ビアーレ 牝2 ミスチヴィアスアレックス カレーニナ カンパニー 米国スプリンター/マイラーのミスチヴィアスアレックスに、切れ味と器用さが持ち味のカンパニー牝系。
スピードを前面に出したワンターン向きで、将来的には1400m前後がハマりそうな構成。
テンハートビート 牝2 リオンディーズ ベストリーダー ゼンノロブロイ リオンディーズ×ゼンノロブロイで、中距離志向のスタミナと持続力が強め。
牝馬限定のマイル新馬戦では、長く脚を使える“ロンスパ型”として存在感を出せそうです。
コンサートピアノ 牝2 シスキン クッカーニャ フジキセキ 欧米でマイラーとして活躍したシスキンに、スピードのあるフジキセキ牝系。
瞬発力とトップスピードの質に長所がありそうな、東京マイル向きのスピード配合。
グラスベルグ 牝2 アドマイヤマーズ ゴールドエッセンス キングカメハメハ マイルGⅠ馬アドマイヤマーズに、キングカメハメハのパワーと持続力。
早い時期から完成度の高い王道マイラーとしての成長曲線が期待できる血統構成です。
クロムハーツガール 牝2 カリフォルニアクローム テメノス ハーツクライ 米国二冠馬カリフォルニアクローム×ハーツクライで、パワーと持続力の強いワンターン向き
芝・ダート兼用の雰囲気もあり、キャリアを積むにつれて適性の幅が広がっていきそうな配合です。
クレアノア 牝2 アドマイヤマーズ リリレフア ロードカナロア アドマイヤマーズ×ロードカナロアというスピードと完成度に優れたマイル配合
両親ともに高速馬場への対応力が高く、軽い東京芝でのスピード勝負にフィットする血統です。
ギルランダ 牝2 サトノクラウン ネオフレグランス ネオユニヴァース サトノクラウン×ネオユニヴァースで、スタミナと渋太さが色濃い中距離型
雨の影響などでタフな馬場になったときに真価を発揮しそうな、重厚なヨーロッパ的スタミナ配合です。
オダイ 牝2 フォーウィールドライブ ナリタアルテミス ネオユニヴァース 新興種牡馬フォーウィールドライブの産駒。
母系はネオユニヴァースを通じて芝中距離のスタミナも秘めており、芝・ダート兼用の万能タイプに出てきてもおかしくない構成です。
エヴァンスベイ 牝2 イスラボニータ エヴァディングタンペット Dubai Destination イスラボニータ産駒らしいマイル〜中距離のバランス型で、母系には欧州型スタミナ血統。
東京芝1600mで切れと持久力の両方を試せる、コース相性の良い配合です。
アジャイブ 牝2 キセキ アレクサンドレッタ ダイワメジャー キセキ×ダイワメジャーで、スタミナとスピードを兼ね備えた中距離寄りマイラー
新馬からタフな流れにも対応できそうな、“地力型”の配合です。

6Rは、クワイトファイン産駒のフクシマエクラや、東京向きファミリー出身のフェルミアークなど、
血統ファン的にも“見逃せない牝馬”が多数。
それぞれがどんな走りを見せるのか、今後の距離適性や路線を占う意味でも注目したい一戦です。

東京7R メイクデビュー東京(芝1400m・混)|欧州マイラー血統×日本型スピードのぶつかり合い

5回東京6日目|13:20発走|芝1400m(左)|2歳(混)・[指]・馬齢|14頭立て

東京芝1400mは、スタートからしばらく緩やかな上りが続くワンターンコース。
ハイペース一辺倒になりにくい分、“純粋なスピード”だけでなく、ギアチェンジ性能と持続力が問われる条件です。
ここも欧州マイラー血統×日本型マイル〜中距離血統という、魅力的な配合が並びました。

出走馬・血統プロフィール一覧(東京7R)

馬名 性齢 母父 血統メモ
ムーンシェイド 牝2 ビッグアーサー アリーペデ タニノギムレット 高速スプリントのビッグアーサーに、日本ダービー馬タニノギムレットの底力。
将来的には1200〜1400mのスピード型を想起させる、短距離志向の配合です。
マジックオーラ 牡2 ダノンプレミアム アメリカンレジェンド American Pharoah ダノンプレミアム×American Pharoahという、日米の一流マイラー/中距離馬を掛け合わせた好配合。
芝1400〜マイルで、トップスピードの質と持続力に期待が持てます。
ペアレンツギフト 牝2 St Mark’s Basilica ペアレンツプレアー Kingman 欧州のトップマイラー/中距離馬 St Mark’s Basilica に、Kingman牝系という欧州マイラーのエリート配合
ワンターン1400mで切れ味と持続力のバランスを試すには絶好の舞台と言えそうです。
ベンガルボダイジュ 牡2 ルーラーシップ ステラプラド ハーツクライ ルーラーシップ×ハーツクライで、スタミナ色の強い中距離型
将来的には1800m以上が主戦場になりそうですが、スタート地点としての1400mという印象の配合です。
ノクターナルハント 牡2 アドマイヤムーン スノーレパード ストーミングホーム アドマイヤムーン×ストーミングホームという、芝1400〜マイルで渋太い差し脚をイメージさせる配合。
馬場を問わず、しぶとく脚を使うタイプになりそうです。
ソニックブレイカー 牡2 モーリス バートラムガーデン サクラバクシンオー モーリス×サクラバクシンオーで、スプリント〜マイルの万能型スピード
1400mはまさに適距離ゾーンで、先行して長く脚を使うイメージの配合です。
セレステレガーロ 牝2 エピファネイア デアレガーロ マンハッタンカフェ エピファネイア×マンハッタンカフェで、ロンスパ型の末脚を感じさせる中距離寄り配合。
将来的には1800m付近までこなしてきそうな、伸びしろ豊富な血統です。
スタープレイン 牡2 モーリス トーホウアマポーラ フジキセキ 父モーリスに、スプリントGⅠ馬トーホウアマポーラのスピード。
スプリント〜マイルでの持続的なスピードに長所がありそうな、“スピード型モーリス産駒”です。
シーズナルワーズ 牝2 ポエティックフレア サプルマインド ディープインパクト 欧州マイラーのポエティックフレアに、ディープインパクト牝系。
東京芝1400〜1600mで瞬発力と切れ味を発揮できそうな、“東京マイル向き”の好配合です。
ケイツースクード 牡2 ダノンスマッシュ ロードライト ヴィクトワールピサ 新種牡馬ダノンスマッシュの産駒。
スプリントGⅠ馬らしい初速と持続スピードに、母系のスタミナがどれだけ乗るかがポイントになりそうです。
キングスメッセージ 牡2 ダノンキングリー クイックメール タイキシャトル 安田記念馬ダノンキングリー×スプリント&マイル王タイキシャトルという、スピード色の濃いマイル血統
1400〜1600mが主戦場となりそうな“王道マイラー候補”です。
カフェラバー 牝2 モーリス モアナアネラ キングカメハメハ モーリス×キングカメハメハで、持続力のある差し脚が期待できる配合。
長い直線でじわじわ脚を伸ばすイメージの、東京芝向き血統です。
イサチルニャーニャ 牝2 ディスクリートキャット イサチルルンルン パイロ 米国型ダート血統のディスクリートキャット×パイロという、ダート色の濃い配合
とはいえ芝発進のケースもあり、どんな走りを見せるか“適性探し”という意味でも楽しみな一頭です。
アルマサーガ 牝2 ミッキーロケット イリスファルコン ダイワメジャー 宝塚記念馬ミッキーロケットに、スピード型のダイワメジャー牝系。
スピードとスタミナのバランス型で、成長とともに距離の融通も利きそうな配合です。

7Rは、欧州の一流マイラー血統を色濃く受け継ぐペアレンツギフトやシーズナルワーズに加え、
日本のマイル王たちの血を引くキングスメッセージ・カフェラバー・スタープレインなど、将来のマイル路線をにぎわせそうな素材が多数。
「どの馬がどんなキャラクターでデビューするのか」を意識しながらレースを見ると、次走以降の狙いどころや路線イメージが一段と立体的になってきます。


※本記事は出馬表および公開されている血統情報をもとに作成しています。
実際のオッズ・馬体重・パドック気配などは、当日JRA公式サイトや各種専門紙でご確認ください。

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