【馬体診断】ジャパンカップ2025|出走予定馬のS〜C評価まとめ

GIレース

【馬体診断】ジャパンカップ2025|出走予定馬のS〜C評価まとめ

対象レース:第45回ジャパンカップ 2025(東京・芝2400m)|3歳以上|GⅠ
※各馬の立ち写真(競馬専門メディア掲載写真)を参考にした、管理人による主観的な馬体診断です。
写真の転載は行わず、「体型」「筋肉の付き方」「張り・毛ヅヤ」などの印象を文章でまとめています。
※本記事は全頭診断ではなく、管理人が特に気になった主要馬のみを取り上げています。
ダノンデサイルのみ、現時点でジャパンC当週の立ち写真が確認できないため、今年のAJCC(1月)時点の写真をもとにした評価となります。

今年のジャパンカップは、ダービー馬&秋のGⅠ勝ち馬が顔を揃えた豪華メンバー構成
ここでは写真から受けた印象をもとに、各馬をS/A/B/Cの4段階で評価しました。
能力や実績だけでなく、「東京2400mへの適性」と「今回の出来」を重視したランク付けです。

※本記事の評価はあくまで立ち写真から見た馬体の印象によるものです。
実際のレース結果は、調教内容やこれまでの戦績、レース当日の馬場状態・展開など、多くの要素が絡み合って決まります。
最終的な取捨は、パドック気配や調教評価なども含めたうえで、ご自身の判断でお願いいたします。


スポンサーリンク

S評価|文句なしのGⅠ仕様&舞台適性◎

マスカレードボール|S評価

胴がやや詰まり気味のコンパクトな中距離体型に、前後しっかりと筋肉が乗ったシルエット。
馬体だけ見れば本質はマイル〜2000m寄りの「スピード&瞬発力タイプ」ですが、
日本ダービー2着、前走天皇賞秋では3歳にして古馬一線級を相手にGⅠ制覇と、すでに現役トップクラスの実績を誇ります。

今回の写真でも腹回りはタイトで、無駄肉の少ないシャープな仕上がり。
毛ヅヤも良好で、秋天から大きく崩れることのないGⅠ仕様のデキ維持と見て良さそうです。
距離適性に関しては「こなしている2400m」という印象は残るものの、センスと立ち回りの良さで十分お釣りが来る存在
馬体面から大きく嫌う材料は少なく、想定1番人気としても納得のS評価としました。

ジャスティンパレス|S評価

ディープインパクト産駒らしいしなやかさと、前後のボリュームがバランスよくまとまった中長距離チャンピオン体型
胴にはほどよくゆとりがあり、肩の角度も寝気味で、東京2400mでストライドを伸ばして走るイメージがピッタリのシルエットです。

天皇賞秋の写真と比べると、今回は腹回りがさらにキュッと締まり、毛ヅヤもピカピカ
皮膚が薄く見えるほど張りも良く、ここを獲りに来た“メイチ仕上げ”と評価して良さそうです。
年齢的な衰えも感じさせず、距離・コース・状態の三拍子が揃ったGⅠ仕様。
タイトル奪還まで十分イメージできる完成度で、S評価としました。

ダノンデサイル|S評価 ※AJCC時点の写真からの評価

※ジャパンカップ当週の公式立ち写真が掲載されていないため、今年1月のAJCC(GⅡ)時点の写真をもとにした馬体診断です。
現在の馬体・仕上がりとは異なる可能性がある点をご了承ください。

AJCC時の写真では、胴にゆとりを残しつつ前後にバランスよく筋肉が乗った王道中距離〜中長距離型
重心も極端に低くも高くもなく、2000〜2400mのクラシックディスタンスを主戦場とするチャンピオン体型に映ります。

首差しから肩へのつながりが滑らかで、肩の角度もやや寝気味。
スピードに乗ってからストライドを伸ばせる造りで、ダービー馬らしい総合力タイプと言えるでしょう。
ダービー制覇&AJCC勝ちの実績と体型を合わせて考えると、東京2400mへの適性は高く、
仕上がりさえ整っていれば、再び頂点争いに加わってくるだけのポテンシャルを感じます。
あくまでAJCC時点の評価ではありますが、馬体の素質面はS評価級としました。


A評価|勝ち負け圏内の好シルエット

タスティエーラ|A評価

胴の長さは標準〜やや長めで、前後にバランスよく筋肉が付いた王道路線の中距離チャンピオン体型
重心も低めで安定感があり、クラシックディスタンス〜2400m前後を中心に据えたシルエットです。

天皇賞秋の写真と比べると、今回は腹回りの余裕が少し削れて一段と引き締まって見える仕上がり。
筋肉の輪郭もクッキリしており、叩き2走目でちょうどGⅠのピークに持ってきた印象です。
距離・コースともに守備範囲で、安定感と完成度の高さから勝ち負け圏内のA評価としました。

ドゥレッツァ|A評価

胴にほどよくゆとりのあるシルエットに、前後バランス良く筋肉が乗ったしなやかな中長距離体型
重心はやや低めで、2000〜2400m前後の「王道路線」向きの体つきです。

京都大賞典の写真と比べると、今回も腹回りの張りをキープしつつ、わずかにボリュームが戻って全体に落ち着いた印象。
細く映ることはなく、叩かれた反動を感じさせない“疲れを残さず維持”した仕上がりと見て良さそうです。
派手さよりも総合力タイプのシルエットで、展開ひとつで上位争いに加われるA評価としました。

シンエンペラー|A評価

胴はやや長めで前後にスラっとした欧州色の濃い中長距離体型
高めの重心と長めの脚から、長く脚を使うスタミナ型のイメージが強い一頭です。

昨年のジャパンC時の写真と比べると、今年はトモや胸前の筋肉量が増して輪郭がクッキリ
4歳秋でようやく完成形に近づきつつある印象で、腹回りもキュッと締まり、毛ヅヤも良好。
東京2400mへの適性と成長分を考えると、昨年以上の走りが期待できるA評価としました。

クロワデュノール|A評価

スラッとしたシルエットで前後のバランスが良く、胴も中庸〜やや長めの中距離〜中長距離体型
キタサンブラック産駒らしく、長く脚を使うロングスパート型のイメージが強い一頭です。

腹回りにはわずかな余裕を残しつつも、毛ヅヤや筋肉の張りは良好で、
3歳秋としては十分高い完成度にある仕上がりと評価できます。
東京2400mという舞台適性も含めれば、人気以上の走りがあっても不思議ではなく、
素質込みで勝ち負け圏内に入れておきたいA評価としました。


B評価|条件・展開次第で一発あり

サンライズアース|B評価

534kg前後の大型馬らしく、前後とも筋肉量たっぷりのパワー型中距離〜中長距離体型
胴はそこまで長くなく、本質的には2000〜2400mあたりで力を出し切りたいタイプに映ります。

京都大賞典時よりも腹回りのボテッとした感じが取れ、輪郭がシャープになったのは好印象。
肉付き自体はキープしており、叩き2走目でちょうど良く締まってきた仕上がりと見られます。
距離自体はこなせる範囲で、自分のリズムで運べれば上位食い込みの余地もあるB評価です。

セイウンハーデス|B評価

スラっとしたシルエットに前後しっかり筋肉が乗った中距離寄りの体型
胴はやや長めながら、前腕やトモに厚みがあり、馬体だけ見れば1800〜2000mがベースという印象です。

天皇賞秋からの連戦でもダメージ感はなく、むしろ腹回りが引き締まってタイトに映るのは好材料。
マイル馬ほどのド迫力はないものの、中距離馬が2400mまで守備範囲を広げてきたイメージで、
展開や位置取りがハマれば、人気以上の激走もありうるB評価としました。

ヨーホーレイク|B評価

胴はやや長めでトモも大きく、いかにも中長距離で良さが出るロングスパート型
7歳になってもトモの萎みは少なく、まだまだ一線級でやれるだけのボリュームを維持しています。

オールカマー時も良い出来でしたが、今回の写真はわずかにソフトに映る程度の余裕が感じられる仕上がり。
太いというほどではなく、長距離輸送も見据えた七〜八分程度のデキと見るのが妥当かもしれません。
距離・コース適性は高いものの、「究極のメイチ感」までは届いていない印象で、堅実さ重視のB評価としました。

アドマイヤテラ|B評価

胴がキュッと詰まり気味のコンパクトな体型で、前後のボリュームもバランス良好。
いかにも1800〜2400mの中距離〜中長距離が守備範囲というシルエットで、
大箱でも小回りでも対応できそうな“万能タイプ”に映ります。

京都大賞典時の写真ではシャープで叩き良化途上という印象でしたが、
今回は腹回りにほんのりふっくら感が出て、ボリューム感のあるシルエットに。
太め残りとまでは言いづらく、パワーとスタミナを増した「GⅠ仕様の厚み」と見るかどうかがポイントになりそうです。
毛ヅヤや筋肉のキメは良好で、状態自体は高いレベルで安定しているB評価としました。


C評価|今回は評価を下げたい馬

現時点で確認できる立ち写真の範囲では、「明らかに太い」「絞り切れていない」「毛ヅヤが一段劣る」など、
馬体面から強く嫌いたいほどのマイナス要素が目立つ馬は少ない
と感じました。
そのため、今回取り上げたメンバーの中でC評価に該当する馬はなしとしています。

なお、ここでの評価はあくまで写真から受ける静止画ベースの印象であり、
実際のパドックでの気配(テンション・歩様)や当日の馬体重、輸送の影響などで印象がガラッと変わる可能性もあります。
最終的な取捨は、当日の気配も含めて判断していただければと思います。


まとめ|S評価3頭を軸に、A・B評価から相手探し

今年のジャパンカップは、S評価のマスカレードボール/ジャスティンパレス/ダノンデサイルの3頭が頭一つ抜けた存在という印象。
その一方で、タスティエーラ・ドゥレッツァ・シンエンペラー・クロワデュノールといったA評価勢も馬体・舞台適性ともに高水準で、
ちょっとした展開のアヤで主役を食っても不思議ではありません。

B評価の各馬も、「大型パワー型」「中距離ベース」「ロングスパート型」「万能型」とキャラクターはさまざま。
オッズや想定展開と照らし合わせながら、どのタイプを相手に拾うかを考えるのもジャパンカップの楽しみ方のひとつです。
この記事が、皆さんの馬券検討の一助になれば幸いです。


おまけ:馬体の見方ミニ講座

ここからはジャパンカップの出走馬を例に、写真を見るときにチェックしたい馬体のポイントを簡単にまとめておきます。
公式サイトなどで立ち写真を見ながら、このチェックリストと照らし合わせてみてください。

① 胴の長さで「距離適性」のイメージをつかむ

  • 胴が詰まり気味(マスカレードボール型)…回転の速いフットワークになりやすく、マイル〜中距離向きが多い。
  • 胴が標準〜やや長め(タスティエーラ・クロワデュノール型)…中距離〜中長距離の王道タイプ。
  • 胴が長め(シンエンペラー・ヨーホーレイク型)…ストライドが大きく、中長距離〜長距離で良さが出やすい。

② トモ(後肢の筋肉)で「脚質」と脚の使い方を見る

  • トモが大きく丸い…一瞬の加速力に優れたタイプが多く、瞬発力勝負に強い。
  • 下へスッと筋肉が落ちる形(ドゥレッツァ型)…長く脚を使える持続力タイプになりやすい。
  • 左右の張りがアンバランスに見えないか、筋肉が萎んでいないかもチェック。

③ 首・肩まわりで「ストライドの質」をイメージする

  • 首差しが太くて力強い(サンライズアース型)…自分からハミを取っていく先行型になりやすい。
  • 肩の角度が寝気味(ジャスティンパレス・ダノンデサイル型)…ストライドが伸びやすく、直線の長いコース向き
  • 肩が立ち気味…回転の速いピッチ走法になりやすく、小回りや急坂コースで強いタイプも多い。

④ お腹まわり・毛ヅヤで「当週の仕上がり」を判断する

  • 腹回りがタイトでうっすら肋骨が浮く程度…仕上がりの良い「競走モード」。ただし細すぎると消耗のリスクも。
  • 腹回りにうっすら丸み(アドマイヤテラ型)…余裕残しなのか、パワーを増したGⅠ仕様なのかは、前走比と馬体重で判断。
  • 毛ヅヤがツヤツヤで、皮膚が薄く見える…調子の良さのサイン。逆にボサボサだと一息入った可能性も。

⑤ 立ち姿・表情で「メンタル面」もチェック

  • 耳の向き、目つき、口元などからピリピリしすぎていないか/覇気がなさすぎないかを確認。
  • 前後に体重をフラつかせず、スッと立てている馬は、体の使い方が上手でレースでも安定した走りをしやすい。
  • パドックでテンションが高すぎるタイプは、写真だけでは分からないので当日の歩様も要チェック。

もちろん、これらはあくまで「馬体から分かるヒント」に過ぎません。
実際のレースでは、調教内容やこれまでの戦績、枠順・展開・馬場状態などが絡み合って結果が決まります。
それでも、立ち写真やパドックで「自分なりの物差し」を持っておくと、レース観戦や予想がぐっと楽しくなるはずです。

この記事が参考になったら
応援クリックお願いします!

コメント