【凱旋門賞2026・発走直前】最新海外オッズを分析|ダリズ断然、カルパナ上昇、日本人気との違いは?

GIレース

いよいよ日本時間10月4日(日)23時05分に発走を迎える2026年の凱旋門賞。

凱旋門賞2026 レース情報

開催日:2026年10月4日(日)
競馬場:フランス・パリロンシャン競馬場
距離:芝2400m(右)
発走予定:日本時間23時05分
現地時間:16時05分

すでに当ブログでは最終予想を公開しており、本命はカルパナ。
馬券もカルパナの単勝・複勝+カルパナ1頭軸の三連複という結論を出しています。

そのため今回は、ここから予想を大きく変更する記事ではありません。

発走直前の英国主要ブックメーカーの最新オッズを確認し、
「海外ではどの馬が本当に評価されているのか」
「日本のJRAオッズとどれほど違うのか」
という視点から凱旋門賞を改めて考えてみます。

今回の記事のポイント

・最終予想の印や買い目を変更する記事ではない
・英国ブックメーカー市場がどの馬を高く評価しているかを見る
・JRAオッズとの評価差を比較する
・本命カルパナの海外での評価を再確認する

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凱旋門賞2026|最新の英国ブックメーカーオッズ

今回はフランスPMUではなく、
William Hill、Ladbrokes、bet365、Coral、Unibetなど英国主要ブックメーカーで提示されているベストオッズを中心に見ていきます。

英国の競馬市場では複数のブックメーカーがそれぞれオッズを提示しており、
市場評価を見るうえでは非常に参考になる数字です。

記事作成時点の主なオッズを、日本式の小数オッズに換算すると以下のようになります。

馬名 英国オッズ 日本式換算 主な提示社
ダリズ 7/4 約2.75倍 William Hill
カルパナ 11/2 約6.5倍 Ladbrokes
モルティーズクロス 11/2 約6.5倍 William Hill
サンダリングオン 10/1 約11倍 Coral
ヴァランディール 10/1 約11倍 William Hill
ダイヤモンドネックレス 14/1 約15倍 Ladbrokes
ベンヴェヌートチェッリーニ 14/1 約15倍 Unibet
フレンドリーソウル 25/1 約26倍 William Hill
ミニーホーク 25/1 約26倍 BetMGM
メイショウタバル 40/1 約41倍 Coral
サダッド 40/1 約41倍 bet365
ベイシティローラー 40/1 約41倍 William Hill
アドマイヤテラ 80/1 約81倍 William Hill
アローイーグル 125/1 約126倍 bet365
ブライトライト 125/1 約126倍 bet365
チェスナットロケット 200/1 約201倍 bet365

※英国オッズは主要ブックメーカーで確認できるベスト価格を参考にしています。オッズは発走まで変動します。「7/4」は元金を含めて日本式では約2.75倍、「11/2」は約6.5倍となります。

海外市場の中心はダリズ|英国では約2.75倍

最新の英国市場で明確な1番人気となっているのが、
昨年の凱旋門賞覇者ダリズです。

ダリズ

英国ブックメーカー:7/4前後
日本式換算:約2.75倍
JRA:3倍台

昨年の凱旋門賞勝ちに加え、
今年もガネー賞、アガ・カーン4世賞、フォワ賞を勝利。
パリロンシャンへの適性はすでに十分すぎるほど証明しています。

ゲートも5番。
内すぎず外すぎず、立ち回りやすい位置です。

JRAでも発走が近づくにつれて支持を集め、
記事作成時点ではメイショウタバルをわずかに上回って1番人気まで上昇しています。

日本でも海外でも評価が高い、今年の凱旋門賞の中心馬と考えてよさそうです。

カルパナと3歳モルティーズクロスが2番手グループ

英国市場でダリズを追うのが、
カルパナと3歳馬モルティーズクロスです。

カルパナ
英国ブックメーカー:11/2前後
日本式換算:約6.5倍

モルティーズクロス
英国ブックメーカー:11/2前後
日本式換算:約6.5倍

ここはPMUを見たときとはかなり印象が違います。

フランスPMUではモルティーズクロスが10倍を大きく超える数字になっていましたが、
英国ブックメーカーでは6倍台の有力馬評価です。

つまり、
「海外では3歳馬があまり評価されていない」という見方は正しくありません。

むしろ英国市場では、
パリ大賞典を勝ったモルティーズクロスは明確な上位人気です。

カルパナは引き続き海外でも高評価

そして最終予想で本命にしたカルパナ。
英国市場でもダリズに続く有力候補として評価されています。

今年はキングジョージでカランダガンを破り、
続くヨークシャーオークスも勝利。

2400m級の欧州最高クラスで連勝しており、
単純な実績だけを見ても凱旋門賞の有力候補です。

さらにゲートは6番。
極端な外枠を避けられたのも好材料でしょう。

枠順発表後には一時、
英国市場で7/1前後から4/1前後まで買われる動きも見られました。
現在のベストオッズは11/2前後ですが、
海外市場で上位評価を維持していることに変わりはありません。

3歳勢は英国市場ではしっかり評価されている

英国ブックメーカーのオッズに切り替えて見ると、
今年の3歳勢への評価がかなり分かりやすくなります。

主な3歳馬の英国オッズ

モルティーズクロス:11/2(約6.5倍)
サンダリングオン:10/1(約11倍)
ヴァランディール:10/1(約11倍)
ダイヤモンドネックレス:14/1(約15倍)
ベンヴェヌートチェッリーニ:14/1(約15倍)

特にモルティーズクロスはダリズに次ぐ有力グループ。

3歳馬は古馬より斤量が軽く、
モルティーズクロスやヴァランディールは56.5kg。
3歳牝馬のサンダリングオン、ダイヤモンドネックレスは55kgで出走できます。

古馬牡馬の59.5kgと比較すると、
3歳牝馬は4.5kgもの斤量差があります。

凱旋門賞では歴史的にも3歳馬の好走が多く、
この斤量差はやはり無視できません。

モルティーズクロス|英国ではカルパナと並ぶ高評価

英国市場で特に高く評価されている3歳馬がモルティーズクロスです。

今年のパリ大賞典を勝ち、
ロンシャン2400mのG1をすでに制覇。
さらにグレートヴォルティジュールSも勝っています。

3歳馬のため古馬より軽い56.5kgで出走できるのも大きな武器です。

一方でゲートは11番。
枠順決定後には5/1前後から11/2~7/1付近まで
やや人気を落とした局面もありました。

それでも現在の英国市場では依然として上位人気。

ダリズ、カルパナとともに今年の凱旋門賞を形成する有力馬の一頭
と考えるべきでしょう。

3歳牝馬サンダリングオンは55kg

以前から気になっていたのがサンダリングオンです。

英オークスを勝っている3歳牝馬で、
今回の斤量は55kg。

英国ブックメーカーでは10/1前後、
日本式で約11倍。

ダリズやメイショウタバルの59.5kgと比べると、
4.5kgもの斤量差があります。

さらにゲートは3番。
位置を取りやすい枠に入りました。

馬場が乾いてきている点がどう影響するかは見極めが必要ですが、
3歳牝馬+55kg+内枠はかなり魅力的な条件です。

ダイヤモンドネックレス|大外でも英国では15倍前後

最終予想でも相手候補として注目していた
ダイヤモンドネックレス。

英国市場では14/1前後、
日本式で約15倍となっています。

3歳牝馬で斤量55kg。
仏1000ギニー、仏オークス、ナッソーSを勝っており、
能力自体は今回のメンバーでも上位クラスでしょう。

ただし最大の問題はゲート16番です。

ダイヤモンドネックレスのポイント

○ 3歳牝馬で斤量55kg
○ G1実績十分
○ 切れ味は魅力
△ 2400mは未経験
△ 大外16番

枠順発表後には英国市場で9/1前後から14/1前後まで
人気を落とす動きも見られました。

大外から無理に位置を取りに行けば脚を使いますし、
後ろへ下げれば今度は展開に左右されます。

能力は高いものの、大外枠によって難易度が上がった
という市場評価でしょう。

日本馬は英国市場ではかなりの伏兵評価

そして日本の競馬ファンにとって最も興味深いのが、
メイショウタバルとアドマイヤテラの評価です。

メイショウタバル
英国:40/1前後
日本式換算:約41倍

アドマイヤテラ
英国:80/1前後
日本式換算:約81倍

日本のJRAオッズとは非常に大きな差があります。

特にメイショウタバルは、
JRAではダリズとほぼ並ぶ3倍台。

ところが英国市場では40/1前後、
日本式なら約41倍です。

これは非常に大きな評価差です。

もちろん、
海外オッズが正しく、日本オッズが間違っているという意味ではありません。

JRAの海外馬券では日本馬や日本人騎手に人気が集まりやすく、
特に武豊騎手とメイショウタバルの組み合わせは
日本の競馬ファンから非常に大きな支持を受けています。

一方、英国ブックメーカーは欧州での実績、
ロンシャン適性、距離、枠順などを含めて価格を形成しています。

この日本市場と英国市場の評価差こそ、
今回のオッズ比較で最も面白いポイントでしょう。

メイショウタバルは海外評価以上に走れるか

英国で40/1だからといって、
メイショウタバルにチャンスがないとは考えていません。

宝塚記念を連覇し、
前へ行く競馬で自分のリズムを作ったときの強さはすでに証明済みです。

今回もゲート13番から、
武豊騎手がどのようなポジションを取るのかが大きなポイントになります。

英国市場ではかなりの伏兵評価ですが、
もし自分の形で先行できれば、
海外市場の評価を覆す走りがあっても不思議ではありません。

馬場が乾いてきたことはカルパナにはプラスか

今回の凱旋門賞でもう一つ重要なのが馬場状態です。

現地では週後半から馬場が徐々に乾いており、
土曜日時点ではGood to Soft相当まで回復。
日曜日も晴れ予報となっています。

極端な道悪よりも、
ある程度走りやすい馬場になる可能性があります。

これはカルパナにとって悪い材料ではありません。

今年はキングジョージを良馬場で勝利しており、
極端に重い馬場よりも、
ある程度スピードを生かせる馬場の方が持ち味を発揮しやすい可能性があります。

同時に、
パリ大賞典を勝ったモルティーズクロスにとっても
馬場の回復は歓迎材料になりそうです。

メイショウタバルが作るペースも重要

展開面ではやはりメイショウタバルの存在が大きいでしょう。

今回もゲート13番から前を意識する可能性が高いと見ます。

フレンドリーソウルやベイシティローラーなど、
前へ行ける欧州馬もいるため、
完全な単騎逃げになるかは分かりません。

ただ、メイショウタバルがある程度ペースを作れば、
極端なスローペースからの瞬発力勝負にはなりにくくなります。

これは2400mで高いパフォーマンスを残してきた
ダリズ、カルパナ、モルティーズクロスなどには、
むしろ力を出しやすい流れになる可能性があります。

英国ブックメーカーから見た現在の評価

最新の英国主要ブックメーカーのオッズを基準にすると、
現在の市場評価はおおむね次のようになっています。

1番人気
ダリズ

2番手グループ
カルパナ
モルティーズクロス

有力な3歳勢
サンダリングオン
ヴァランディール
ダイヤモンドネックレス
ベンヴェヌートチェッリーニ

英国では伏兵評価
メイショウタバル
アドマイヤテラ

PMUだけを見たときよりも、
3歳馬への評価がかなり高いことが分かります。

特にモルティーズクロスは、
英国市場ではカルパナとほぼ並ぶ評価。

今年の凱旋門賞は
古馬のダリズ、カルパナに、斤量の軽い3歳勢が挑む構図
と考える方が自然でしょう。

最終予想は変更せず|本命カルパナで勝負

では、英国ブックメーカーのオッズを改めて確認して、
最終予想を変更するのか。

結論としては、変更しません。

最終結論

本命:カルパナ

買い目
・カルパナ 単勝
・カルパナ 複勝
・カルパナ1頭軸 三連複

英国市場でもカルパナは上位評価。

キングジョージ、ヨークシャーオークスを連勝した現在の充実度、
2400m実績、ゲート6番、
そして馬場が乾く方向にあることまで考えれば、
今回の条件はかなり整ったと見ています。

もちろん最大の相手はダリズ。
昨年の勝ち馬でロンシャン適性も証明済みです。

さらに英国市場でカルパナとほぼ同等の評価を受けている
モルティーズクロス。

斤量の軽いサンダリングオン、
ヴァランディール、
ダイヤモンドネックレスなどの3歳勢にも警戒が必要でしょう。

まとめ|日本と英国でこれほど評価が違う

今回、英国ブックメーカーの最新オッズを確認して最も感じたのは、
日本の人気と欧州の市場評価にはかなり大きな違いがあるということです。

ダリズは英国で約2.75倍と明確な1番人気。

続くのがカルパナとモルティーズクロスで約6.5倍。
3歳馬もしっかりと上位評価されています。

一方、日本で3倍台まで支持されているメイショウタバルは、
英国では40/1前後。
アドマイヤテラも80/1前後です。

もちろん海外オッズが競馬の結果を決めるわけではありません。

しかし、
欧州のブックメーカー市場がどの馬を高く評価しているのかを見ることで、
日本のオッズだけでは見えない人気の偏りが分かります。

そして私の最終予想はカルパナ。

海外でも上位評価を受ける本命馬が、
昨年覇者ダリズ、
勢いのある3歳モルティーズクロスらを相手に
どんな走りを見せるのか。

日本馬メイショウタバル、アドマイヤテラの挑戦とともに、
今年も世界最高峰の2400m戦を楽しみたいと思います。


※オッズは2026年10月4日の記事作成時点。発走まで変動します。英国オッズはWilliam Hill、Ladbrokes、Coral、bet365、Unibetなど主要ブックメーカーのベスト価格を参考にしています。
参考:JRA-VAN World、Oddschecker、The Standardほか。

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