『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』は、スパイダーマンやアイアンマン、ウルヴァリン、ドクター・ドゥームなど、マーベルを代表するヒーローとヴィランが激突する4対4のタッグ制格闘ゲームです。開発は『GUILTY GEAR』や『ドラゴンボール ファイターズ』で知られるアークシステムワークス。アメリカンコミックの力強さと日本のアニメ表現を融合した、これまでにないマーベル格闘ゲームとして注目されています。
格闘ゲームと聞くと、「難しいコマンドを覚えないと遊べないのでは」「アーケードコントローラーが必要なのでは」と不安になる人もいるでしょう。しかし本作には、ボタンを続けて押すだけでコンボにつながるシステムや、必殺技を簡単に出せる入力方式が用意されています。
本記事では、『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』がどのようなゲームなのか、4対4の仕組み、登場キャラクター、初心者向けの操作、ゲームモード、エディションの違い、発売前に知っておきたい注意点まで分かりやすく紹介します。
- マーベルのヒーローとヴィランによる4対4タッグバトル
- 発売時点で20人のプレイアブルキャラクターを収録
- 同じ攻撃ボタンを連打するだけでもコンボがつながる
- 通常のコマンド入力と初心者向けの簡単入力を選べる
- PS5版とPC版のクロスプレイに対応
- 1人用のエピソードモードやCPU戦も収録
- 日本では2026年8月7日発売予定
MARVEL Tōkon: Fighting Soulsとは?
『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』は、PlayStation Studios、アークシステムワークス、Marvel Gamesの協力によって制作された対戦格闘ゲームです。
最大の特徴は、1人のプレイヤーが4人のキャラクターでチームを組み、アシスト攻撃やキャラクター交代を駆使して戦うことです。一般的な1対1の格闘ゲームよりも画面がにぎやかで、複数のヒーローが連携して攻撃するマーベルらしい大規模なバトルを楽しめます。
| ゲーム名 | MARVEL Tōkon: Fighting Souls |
|---|---|
| ジャンル | 4対4タッグ制対戦格闘ゲーム |
| 開発 | アークシステムワークス |
| 発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
| 対応機種 | PlayStation 5/PC(Steam・Epic Games Store) |
| 日本発売予定日 | 2026年8月7日 |
| プレイ人数 | オフライン1~2人/オンライン対戦対応 |
| クロスプレイ | PS5版とPC版のクロスプレイに対応 |
| 日本語 | 日本語音声・日本語字幕対応 |
4対4といっても、8人で同時に対戦するゲームではない
本作の「4対4」は、4人のプレイヤー同士が協力するチーム対戦ではありません。対戦自体は基本的に1対1で行われ、双方のプレイヤーがそれぞれ4人のキャラクターを操作します。
試合開始時から4人全員を自由に使えるわけではなく、最初に使用できるのは先頭のキャラクターと2人目のキャラクターです。その後、ステージの端で特定の攻撃や投げを決めてエリア移動を発生させる、またはラウンドを落とすといった条件を満たすことで、3人目と4人目がチームに加わります。
- 1人のプレイヤーが4キャラクターを選ぶ
- 試合開始時は1人目と2人目を使用可能
- 条件を満たすと3人目、4人目が順番に参加
- 仲間をアシスト攻撃として呼び出せる
- 戦闘中に操作キャラクターを交代できる
- キャラクターの組み合わせによってコンボや戦術が変化する
最初から4人分の操作を完璧に覚える必要はありません。まずは先頭に置くお気に入りのキャラクターを練習し、慣れてからアシストや交代を覚えていく遊び方が現実的です。
アークシステムワークスらしいアニメ風グラフィック
『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』では、マーベルキャラクターが大胆なアニメ風デザインに再構築されています。
コミックをそのまま立体化するのではなく、輪郭の強いキャラクターモデル、派手なエフェクト、ダイナミックなカメラワークを組み合わせ、2Dアニメが動いているような映像を実現しています。アイアンマンの装甲やスパイダーマンのスーツなども、本作独自の解釈でデザインされている点が見どころです。
ステージにはニューヨーク、ワカンダ、X-Mansion、ノーウェア、アスガルドなど、マーベル作品でおなじみの場所が登場します。強力な攻撃で相手をステージの外へ吹き飛ばすと、そのまま別エリアへ戦いの舞台が移るダイナミックな演出も用意されています。
発売時に登場する20キャラクター
発売時点のプレイアブルキャラクターは全20人。4人ずつ5つのチームに分類されていますが、対戦では所属チームにこだわらず、好きなキャラクターを組み合わせてドリームチームを作れます。
ストーム/マジック/ウルヴァリン/デンジャー
スパイダーマン/ミズ・マーベル/スター・ロード/ペニー・パーカー
キャプテン・アメリカ/アイアンマン/ハルク/ブラックパンサー
ドクター・ドゥーム/マグニートー/グリーン・ゴブリン/カーネイジ
ゴーストライダー/ブレイド/ロキ/デッドプール
正統派の近接キャラクター、遠距離攻撃が得意なキャラクター、空中戦を得意とするキャラクター、相手を惑わせるテクニカルなキャラクターなど、戦い方は大きく異なります。
初心者は、接近戦を得意とするウルヴァリンと、遠距離攻撃を持つアイアンマンを組み合わせるなど、役割の異なるキャラクターを選ぶと戦いやすくなります。
格闘ゲーム初心者でも楽しめる?
本作は、格闘ゲーム初心者でも派手な攻撃やコンボを出しやすいように設計されています。ただし、簡単操作だけで上級者に勝てるゲームという意味ではありません。
同じ攻撃ボタンを押すだけでコンボになる
基本攻撃は、PS5版では弱攻撃が□ボタン、中攻撃が△ボタン、強攻撃が○ボタンに割り当てられています。
「Link Attack」システムにより、同じ攻撃ボタンを続けて押すだけでも連続攻撃が成立します。弱攻撃の連打からスキルへつないだり、中攻撃の連打から強力な必殺技へつないだりできるため、最初から長いコマンド表を暗記する必要はありません。
必殺技には簡単入力を用意
スキルの入力方式は、方向キーと攻撃ボタンを組み合わせる従来型のコマンド入力と、ボタン操作だけでスキルを出せる「Quick Skill」から選べます。
コマンド入力を使った場合は、簡単入力よりもわずかにダメージやゲージ獲得量で有利になります。しかし、初心者が最初から無理にコマンド入力を選ぶ必要はありません。まずはQuick Skillでキャラクターの特徴やガード、距離感を覚え、慣れてから通常コマンドを取り入れるのがおすすめです。
初心者向けキャラクターが分かる
キャラクター選択画面には使いやすさの目安が表示されます。公式の初心者ガイドでは、キャプテン・アメリカ、ミズ・マーベル、ウルヴァリンが特に初心者向けとされ、アイアンマンやスパイダーマンも比較的扱いやすいキャラクターとして紹介されています。
一方、ストームやデンジャーは独自の動きや戦術を理解する必要があり、やや上級者向けです。
チュートリアルで基本から学べる
「Startup Battle」では、キャプテン・アメリカを操作しながら、移動、通常攻撃、ガード、コンボ、アシスト、キャラクター交代といった基本システムを段階的に学べます。
CPUを相手に技を確認できるトレーニングモードもあるため、いきなりオンライン対戦へ参加する必要はありません。
- Startup Battleで基本操作を覚える
- 最初はQuick Skillを使用する
- キャプテン・アメリカやウルヴァリンを選ぶ
- 1人のキャラクターを中心に練習する
- CPU戦でアシスト攻撃を試す
- 慣れてからカジュアルマッチへ参加する
アケコンは必要?DualSenseで十分遊べる
『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』を遊ぶために、アーケードコントローラーを購入する必要はありません。格闘ゲーム初心者であれば、まずはPS5のDualSenseで始めるのがおすすめです。
本作は家庭用コントローラーでの操作を考慮しており、通常攻撃、アシスト、キャラクター交代、Quick Skillを各ボタンから使用できます。アケコンへ変更しても、自動的にコンボが上手くなったり、対戦で勝ちやすくなったりするわけではありません。
もちろん、PS5対応のアーケードスティックやレバーレスコントローラーも使用できます。長期間プレイしてから、「大きなボタンで操作したい」「レバーの感覚が好き」と感じた段階で購入を検討すれば十分です。
まずはDualSenseの方向キーとQuick Skillで遊び、ゲームを継続したくなってから周辺機器を検討する方が無駄な出費を抑えられます。
1人でも楽しめるエピソードモードを収録
対戦格闘ゲームですが、オンライン対戦以外のモードも用意されています。
1人用の「エピソードモード」では、本作独自のマーベルストーリーが展開。アメリカンコミックと日本の漫画表現を組み合わせたモーションコミック形式で物語が描かれ、その途中でキャラクターを操作して戦います。
各チームがどのような経緯で結成されたのか、ヒーローとヴィランがなぜ戦いへ参加するのかといった背景も描かれるため、ランクマッチを中心に遊ばない人でもマーベル作品として楽しめます。
収録される主なゲームモード
| モード | 内容 |
|---|---|
| Episode Mode | 各チームを中心としたオリジナルストーリーを楽しむ1人用モード |
| Startup Battle | 基本操作や4対4のチームシステムを学ぶチュートリアル |
| Training Mode | コンボ、キャラクター交代、アシストなどを自由に練習 |
| Versus Mode | 同じ本体を使ったローカル対戦やCPU戦 |
| Casual Match | 勝敗や順位を強く意識せずオンライン対戦を楽しむモード |
| Ranked Match | 対戦結果によってランクが変動する競技向けモード |
| Open Lobby | 最大64人が参加できる交流ロビー。ロビー内から対戦可能 |
| Room Match | フレンドなど特定のプレイヤーと対戦するプライベートルーム |
※「最大64人」はロビーへ参加できる人数です。64人が同じ試合で戦うモードではありません。
PS5版とPC版はクロスプレイ対応
PS5版とPC版のプレイヤーは、クロスプレイを通じて同じオンライン環境で対戦できます。プラットフォームが分かれても対戦人口が分散しにくく、友人が別の機種を選んでも一緒に遊びやすいことは大きな利点です。
PS5でオンライン対戦を行う場合は、インターネット接続とPlayStation Plusへの加入が必要です。エピソードモード、トレーニング、ローカル対戦などのオフラインコンテンツだけを遊ぶ場合、PlayStation Plusは必要ありません。
PS5版とPC版のどちらを選ぶべき?
安定性を優先するならPS5版
細かな設定を行わず、テレビやモニターにつないですぐに遊びたい人にはPS5版が向いています。DualSenseのハプティックフィードバック、3Dオーディオ、高速SSDによる短いロード時間に対応し、PS5 ProではPSSRによる高精細表示にも対応します。
高性能PCを持っているならPC版
PC版はSteamとEpic Games Storeで販売されます。対応する環境では4K表示に対応し、DualSenseも使用できます。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 | Windows 11 |
| CPU | Intel Core i5-8400 AMD Ryzen 5 1600X |
Intel Core i7-8700 AMD Ryzen 5 3600X |
| GPU | GeForce RTX 2060 6GB Radeon RX 6600 XT 8GB |
GeForce RTX 3070 8GB Radeon RX 7600 XT 16GB |
| メモリ | 16GB | 16GB |
2026年7月に実施されたオープンβでは、PC版でカクつき、フレームレート低下、CPU負荷などを訴える報告がありました。公式は問題を認識し、CPU使用率の削減やフレームレート低下の改善などに取り組む方針を示しています。PC版を購入する場合は、発売後のアップデート情報やユーザーレビューも確認した方が安心です。
通常版・デラックス版・アルティメット版の違い
| エディション | 価格 | 主な内容 |
|---|---|---|
| スタンダードエディション | 7,980円 | ゲーム本編 |
| デジタルデラックスエディション | 10,480円 |
ゲーム本編 Year 1キャラクター&ステージパス ハワード・ザ・ダックのロビーアバター コスモのロビーペット |
| アルティメットエディション | 11,980円 |
デラックス版の内容 キャラクターコスチューム5種類 発売時20キャラクターの追加カラー |
Year 1キャラクター&ステージパスには、発売後に追加される4人のキャラクターと1つのステージが含まれます。最初の追加キャラクターとして、フェニックス・フォースの力をまとった「フェニックス・サイクロップス」が発表されています。
対戦格闘ゲームをどこまで続けるか分からない人は、まず通常版で問題ありません。追加キャラクターを継続的に使いたい人はデジタルデラックス版、衣装やカラーまで集めたいマーベルファンはアルティメット版が候補になります。
予約特典の内容
いずれかのエディションを予約購入すると、オンラインロビーで使用できる以下のアイテムが付属します。
- インフィニティ・ガントレット:ロビー装備
- ベビー・グルート:ロビーペット
- コズミック・サーフボード:ロビー乗り物
いずれも対戦を有利にする性能アイテムではなく、ロビーで自分のアバターを飾るための特典です。予約特典だけを目的に、急いで購入する必要性は高くありません。
発売前オープンβの評価と気になる点
2026年7月24日から27日にかけて実施されたオープンβでは、発売時20人のうち16人を使用できました。
アニメ風のグラフィック、キャラクターごとの個性、複数のアシストを使った自由度の高いコンボなどは、本作ならではの魅力として注目されています。ボタン連打による基本コンボやQuick Skillもあり、キャラクターを動かして派手な技を出す段階までは比較的入りやすい設計です。
一方で、本格的な対戦では4人の組み合わせ、アシストの方向入力、交代のタイミング、相手チームへの対策など、覚える要素が多くなります。操作の入口は優しいものの、上級者同士の対戦には十分な奥深さがあるタイプの格闘ゲームと考えた方がよいでしょう。
また、PC版のオープンβでは動作の重さが問題となりました。開発側は改善作業を表明していますが、発売時点でどこまで安定するかは実際の製品版を確認する必要があります。
どんな人におすすめ?
- スパイダーマンやX-MENなどマーベル作品が好きな人
- アニメ風の派手な格闘ゲームを遊びたい人
- 複数キャラクターを組み合わせるゲームが好きな人
- 難しいコマンド入力が苦手な格闘ゲーム初心者
- オフラインのストーリーやCPU戦も楽しみたい人
- PS5とPCの友人同士で対戦したい人
- 4人分のキャラクター操作を覚えることに抵抗がある人
- オンライン対戦ではなく、大規模な1人用ストーリーだけを求める人
- PC版の動作安定性を最優先する人
- 発売後の追加キャラクターを含めた総額が気になる人
よくある質問
- Q.格闘ゲームをほとんど遊んだことがなくても楽しめますか?
- A.同じボタンの連打でつながるコンボ、簡単な必殺技入力、チュートリアルが用意されています。最初はCPU戦やエピソードモードから始められます。
- Q.アーケードコントローラーは必要ですか?
- A.必要ありません。DualSenseで問題なく遊べます。アケコンやレバーレスは、ゲームを長く続けてから検討しても遅くありません。
- Q.4人の友人で協力して戦えますか?
- A.1試合は基本的に2人対戦で、各プレイヤーが4人のキャラクターを操作します。4人協力プレイを行う形式ではありません。
- Q.PS4版やSwitch 2版、Xbox版はありますか?
- A.2026年8月1日時点で発表されている対応機種はPS5とPCです。
- Q.オンライン対戦をしなくても遊べますか?
- A.エピソードモード、トレーニング、CPU戦、ローカル対戦などをオフラインで楽しめます。
- Q.通常版とデラックス版のどちらがおすすめですか?
- A.格闘ゲームを継続するか分からない人は通常版で十分です。発売後に追加される4キャラクターと1ステージを使いたい人は、デジタルデラックス版が候補になります。
MARVELファンが格闘ゲームを始める入口になりそうな一本
『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』は、アークシステムワークスのアニメ表現と、マーベルのヒーローが持つ派手な能力を組み合わせた4対4タッグ格闘ゲームです。
4人のキャラクターを使うため、対戦を本格的に極めようとすると覚えることは多くなります。それでも、連打コンボ、Quick Skill、使いやすさ表示、Startup Battleなど、初心者が最初の一歩を踏み出すための仕組みはしっかり用意されています。
アケコンを最初から用意する必要もありません。まずはDualSenseでお気に入りのヒーローを動かし、CPU戦やエピソードモードを楽しみながら操作に慣れていけばよいでしょう。
マーベルキャラクターを自分の手で動かしてみたい人、格闘ゲームに興味はあるものの難しい操作に不安を感じていた人にとって、注目する価値のある新作です。


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