ポケモンシリーズで知られるゲームフリークが手掛けた完全新作アクションRPG、
『ビースト・オブ・リンカネーション』が2026年8月4日に発売されました。
発売前から注目されていた作品ですが、実際に発売されると評価は大きく分かれています。
「戦闘が予想以上に面白い」「相棒のクゥがかわいい」と高く評価する声がある一方で、
「後半になると繰り返しが目立つ」「物語のテンポが悪い」といった厳しい意見も出ています。
本記事では、海外メディアのレビューやSteamのユーザー評価をもとに、
良い評判と気になる評判、発売直後のアップデート情報、どのような人に向いているゲームなのかを、
ネタバレを避けながら分かりやすくまとめます。
※評価集計について
本記事は2026年8月5日時点の情報をもとに作成しています。
発売直後のため、Steamの評価件数やスコア、アップデート内容は今後変動する可能性があります。
『ビースト・オブ・リンカネーション』の基本情報
| タイトル | Beast of Reincarnation ビースト・オブ・リンカネーション |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月4日 |
| 開発 | ゲームフリーク |
| 販売 | Fictions |
| 対応機種 | PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC |
| ジャンル | 一人と一匹のアクションRPG |
| プレイ人数 | 1人 |
| Game Pass | Game Pass Ultimate、PC Game Passで発売初日から対応 |
舞台は西暦4026年の日本です。
あらゆる生物を異形の存在へ変えてしまう「穢れ」が広がった世界で、
主人公エマと腐蝕犬クゥが、穢れの元凶である「輪廻の獣」を倒すために旅をします。
戦闘では、エマをリアルタイムで動かして刀や弓を使いながら、
クゥにはコマンド形式で技を指示します。
純粋なアクションゲームでもコマンドRPGでもない、
二つの仕組みを融合させた戦闘が本作最大の特徴です。
発売直後のレビュー・評価
メタスコア73点は、決して低すぎる数字ではありません。
一方で、2026年を代表する圧倒的な高評価作品と呼べるほどでもなく、
光る部分はあるものの、完成度にばらつきがある作品という評価に落ち着いています。
特にSteamでは、好評と不評がほぼ半分に分かれています。
本作の独特な戦闘や世界観に魅力を感じる人と、
物語やコンテンツの反復に不満を持つ人で評価が分かれているようです。
現時点の評価を一言でまとめると、
戦闘と雰囲気は好評ですが、後半の繰り返しや物語の見せ方によって、
全体評価を落としている作品です。
良いレビュー・高く評価されている部分
受け流しを中心にした戦闘が気持ちいい
最も高く評価されているのが戦闘です。
エマは刀による通常攻撃、遠距離攻撃、回避、防御などを使って戦います。
敵の攻撃に合わせてタイミングよく防御すると「受け流し」が発動し、
クゥの技を使うために必要なポイントがたまります。
クゥの技を選択している間は時間の流れが遅くなるため、
素早いアクションの途中でも状況を確認して技を選べます。
受け流しで攻撃をしのぎ、クゥの技で敵を崩し、
エマが追撃を叩き込む流れには独特の気持ちよさがあります。
海外レビューでも、刀同士がぶつかる音や攻防の重さ、
ボスとの緊張感あるやり取りが高く評価されています。
高難度アクションが苦手でも遊びやすい
戦闘は『SEKIRO』のような受け流し重視の要素を持っていますが、
極端に難しい作品というわけではありません。
複数の難易度が用意されており、受け流しの受付も比較的分かりやすく調整されています。
「ソウルライクの雰囲気には興味があるが、何度も同じボスに負けるゲームは苦手」
という人でも、難易度を調整しながら進められます。
クゥとの共闘感と相棒らしさ
クゥは単に後ろをついてくるだけのマスコットではありません。
戦闘では攻撃、拘束、吹き飛ばし、回復などでエマを支え、
探索中には周辺のキャンプや宝物などを発見してくれます。
エマ一人で戦っているのではなく、
クゥと協力して強敵を倒している感覚がしっかりと作られています。
一人と一匹の関係性についても好意的な評価が多く、
クゥの存在が旅の寂しさを和らげてくれます。
終末後の日本を描いた雰囲気と音楽
荒廃した建物と植物に覆われた大地が共存する風景には、
美しさと不気味さがあります。
世界が滅びた後の寂しさや、自然に飲み込まれていく文明の姿は、
本作ならではの大きな魅力です。
音楽や環境音、刀がぶつかる効果音についても高く評価されています。
『NieR:Automata』や『Stellar Blade』のような、
退廃的な世界観のアクションRPGが好きな人には刺さりやすいでしょう。
スキルや装備による戦い方の幅がある
エマとクゥには、それぞれ個別のスキルツリーがあります。
刀を中心に正面から戦うだけでなく、弓やクロスボウを強化した遠距離型、
属性攻撃を生かす構成、ステルスを重視した構成なども可能です。
スキルの振り直しも比較的気軽にできるため、
一つの育成方針に縛られず、ボスや状況に応じて戦術を変更できます。
気になるレビュー・不満が出ている部分
後半になるとボスや敵の繰り返しが目立つ
発売直後のレビューで特に厳しく指摘されているのが、
後半におけるボス戦や敵の再登場です。
序盤から中盤にかけては、新しいエリアを探索し、
新しいヌシと戦う流れが好評です。
しかし後半になると、それまで戦ったボスとの再戦が増え、
新鮮さが薄れていくという意見があります。
通常の敵についても種類が十分ではないと感じる人が多く、
戦闘システム自体は面白いのに、戦う相手の変化が少ないことが惜しまれています。
物語のテンポが悪く、説明が分かりにくい
物語には多くの謎が用意されていますが、
必要な説明まで長時間伏せられるため、
「何のために行動しているのか分かりにくい」と感じるレビューも見られます。
章の終わりに謎を残す演出や細かなイベントが頻繁に入り、
物語を盛り上げるというより、進行を引き延ばしているように感じる場面もあるようです。
一方で、エマがクゥや仲間たちと関わることで少しずつ変化していく姿は評価されています。
世界全体の設定よりも、登場人物同士の関係性に注目した方が楽しみやすい作品かもしれません。
ほかの人気作品を連想させる要素が多い
終末後の世界観は『NieR:Automata』、
受け流しを中心とした戦闘は『SEKIRO』、
巨大な獣との戦いは『モンスターハンター』など、
複数の有名作品を連想させるという声があります。
それぞれの要素は丁寧に作られていますが、
ゲーム全体を通して「どこかで見たことがある」と感じやすく、
ゲームフリークの完全新作として、より強い独自性を期待していた人には物足りなく映る可能性があります。
カメラや文字サイズに改善の余地がある
大型の敵と戦う場面では、カメラが敵に近づきすぎたり、
エマの姿が見えにくくなったりするという指摘があります。
字幕や一部の文字が小さく、明るい場面では読みづらいという意見も出ています。
これらはゲームフリークも早い段階で問題を認識しており、
次回アップデートでカメラ調整と文字サイズの拡大が予定されています。
PC版は環境によって動作が安定しにくい
PC版では、高性能なPCなら比較的安定して動作する一方で、
携帯型ゲーミングPCや余裕のない構成ではフレームレートが安定しにくいという報告があります。
発売時点では21対9のウルトラワイド表示に正式対応していないことや、
一部の設定が再起動後に戻ってしまうといった不満も見られます。
PC版を購入する場合は、Steamの推奨スペックだけでなく、
使用しているグラフィックボードや解像度に近い環境の動作報告を確認した方が安心です。
最新アップデート情報
継続的なアップデートを公式発表
ゲームフリークは発売直後に寄せられた意見を受け、
今後も継続的にアップデートを行う方針を発表しています。
1週間以内に予定されている次回パッチ
- 戦闘中などのカメラ調整
- ゲーム内の文字サイズを拡大
- ストーリーのテンポ感を改善
- 初期設定を画質優先からパフォーマンス優先へ変更
- そのほかの不具合修正
特に注目したいのは、ストーリーのテンポ改善です。
発売直後のレビューで多く指摘されている部分に対して、
ゲームフリークが早い段階で手を入れる姿勢を示したことになります。
ただし、どこまでイベントや会話が短縮されるのか、
後半の展開にも調整が入るのかなど、具体的な変更範囲はまだ分かっていません。
ストーリーのテンポについては、今後も継続して調整する予定とされています。
Xbox版アップデート1.0.6.0
Xbox Series X|S版では、パフォーマンス関連の改善を含む
バージョン1.0.6.0が配信されています。
Xbox版をプレイしている場合は、
タイトル画面に表示されるバージョン番号が「1.0.6.0」になっているか確認しておきましょう。
発売直後の評価だけを見ると不安を感じるかもしれませんが、
カメラ、文字、パフォーマンス、物語のテンポといった不満点に対し、
開発側がすぐに改善方針を示した点は前向きに評価できます。
どんな人におすすめ?
おすすめしやすい人
- 受け流しや回避を使う剣戟アクションが好き
- 『NieR:Automata』のような退廃的な世界観が好き
- 犬の相棒と一緒に旅をするゲームに魅力を感じる
- アクションとコマンド選択の両方を楽しみたい
- 難易度を調整しながら自分のペースで遊びたい
少し様子を見てもよい人
- 敵やボスの使い回しが苦手
- 完全なオープンワールドを期待している
- 独創性の高い物語やゲームシステムを最重視する
- PC版をウルトラワイドモニターで遊びたい
- 不具合やパフォーマンスが改善されてから遊びたい
迷っているならGame Passで試す方法もある
Xbox Series X|SまたはPCを持っている人は、
Game Pass UltimateやPC Game Passを利用して発売初日からプレイできます。
本作は戦闘システムや世界観が自分に合うかどうかによって、
評価が大きく変わりやすい作品です。
フルプライスで購入するか迷っている人にとって、
Game Passで実際に序盤を遊んで判断できるのは大きな利点です。
PS5版やSteam版の購入を考えている場合は、
次回パッチの配信後に、カメラやストーリーのテンポがどの程度改善されたのか確認してから購入する選択肢もあります。
よくある質問
Switch・Switch 2版は発売されていますか?
2026年8月5日時点で、対応機種として正式発表されているのは
PS5、Xbox Series X|S、PCです。
Nintendo SwitchおよびSwitch 2版は発表されていません。
ソウルライクゲームですか?
受け流し、回避、強敵との緊張感ある戦闘など、
ソウルライクを思わせる要素はあります。
ただし、難易度調整やクゥのコマンド技が用意されており、
本格的な高難度ソウルライクとは少し異なります。
オープンワールドですか?
一つの巨大な世界を自由に移動する完全なオープンワールドではありません。
比較的広い複数のエリアを、物語の進行に合わせて探索していく構成です。
発売直後に購入しても大丈夫ですか?
戦闘や世界観に魅力を感じている人なら、現時点でも楽しめる可能性があります。
ただし、カメラ、文字サイズ、物語のテンポ、パフォーマンスなどに改善予定があるため、
より快適な状態で遊びたい人は次回パッチを待ってもよいでしょう。
まとめ
『ビースト・オブ・リンカネーション』は、
エマのリアルタイムアクションとクゥのコマンド技を組み合わせた戦闘に、
はっきりとした魅力がある作品です。
受け流しからクゥの技につなげる戦闘、終末後の日本を描いた美しい風景、
一人と一匹の関係性などは高く評価されています。
一方で、後半のボス再登場や敵の少なさ、物語のテンポ、既視感の強さによって、
評価が伸び切れていません。
現時点では、
「誰にでも勧められる大作」ではなく、「好みが合えば強く刺さる良作」
と考えるのが近いでしょう。
ゲームフリークは継続的なアップデートを発表しているため、
発売時点で指摘されているカメラや物語のテンポ、パフォーマンスが改善されれば、
今後評価を上げていく可能性もあります。
※本記事の評価件数、スコア、アップデート情報は2026年8月5日時点のものです。
Steamのユーザー評価や今後のアップデート内容は変更される場合があります。



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