2026年の毎日王冠は、リアライズシリウス、ライヒスアドラー、サトノシャイニングなどの3、4歳勢に、
エルトンバローズ、セイウンハーデス、ホウオウビスケッツなど実績ある古馬が挑む好メンバーとなりました。
今回は最終追い切りと1週前追い切りをセットで確認し、
単純な時計の速さだけではなく、負荷のかけ方、終いの反応、併せ馬の内容、
前走からの上積みなどを含めて状態を診断していきます。
・1週前から最終追い切りへの流れ
・終いまで余力を残せているか
・併せ馬での反応や手応え
・休み明けか、叩き2走目か
・時計の出にくい重馬場だったこと
9月30日の栗東・美浦は馬場が重く、
特に坂路では時計を要しました。
そのため最終時計だけを見て評価を下げないことが重要です。
※評価は追い切り状態を中心とした独自診断です。最終予想では近走内容、能力、距離・コース適性、枠順、展開なども含めて判断します。
毎日王冠2026 最終追い切り評価一覧
| 評価 | 馬名 | 追い切り診断 |
|---|---|---|
| S | サトノシャイニング | 叩き2走目。1週前に負荷をかけ、最終は余力十分 |
| S | エルトンバローズ | 1週前・最終とも内容良好。状態を高いレベルで維持 |
| A+ | ドラゴンブースト | 長めからしっかり負荷。休み明けでも仕上がり良好 |
| A+ | ホウオウビスケッツ | 前走時以上の鋭さ。復調気配が目立つ |
| A | リアライズシリウス | 1週前から良化。左回りの最終追いで反応上昇 |
| A | アドマイヤクワッズ | 最終時計以上に1週前の内容を評価 |
| A- | レガーロデルシエロ | 長めから好時計。順調な仕上がり |
| A- | レディネス | 1週前に十分な負荷。最終は調整程度 |
| A- | ヴィンセンシオ | 最終追いでしっかり追走し先着。状態上向き |
| B+ | シャンパンカラー | 1週前の終い11秒2を評価。仕上がりは悪くない |
| B+ | ランスオブカオス | 重馬場を考えれば順調な内容 |
| B+ | ロングラン | 大きな上積みまではないが調整自体は順調 |
| B | ダノンエアズロック | 1週前は好時計。最終は余力を残した調整 |
| B | レイニング | 最終はまとめたが、絶好調とまでは評価しにくい |
| B | クルゼイロドスル | 時計は地味。大きな変化は感じにくい |
| C+ | ビーアストニッシド | 一杯に追われて併せ馬で遅れ。強調材料は少なめ |
| 暫定A | ライヒスアドラー | 1週前は終い11秒1。木曜最終追い確認待ち |
| 暫定A- | セイウンハーデス | 1週前に6F80秒1。最終追いでの良化待ち |
S評価:サトノシャイニング、エルトンバローズ
A+評価:ドラゴンブースト、ホウオウビスケッツ
特にサトノシャイニングは叩き2走目の上積み、
エルトンバローズは調教全体の安定感を高く評価しました。
S評価|追い切りから強く狙いたい2頭
サトノシャイニング 評価:S
栗東CW・良
6F 82.5-66.8-51.7-36.6-11.2
強め
栗東坂路・重
4F 58.0-41.5-26.2-12.8
馬なり
最終追い切りの全体時計だけを見ると58秒0で、
一見するとかなり軽い内容です。
しかし、今回はこの数字だけで評価を下げる必要はありません。
1週前のCWで6F82秒5、ラスト11秒2までしっかり負荷をかけています。
さらに前走の中京記念が約10か月半ぶりの実戦。
今回は一度使った上積みを見込めるローテーションです。
最終追い切りは輸送も考慮した調整色の強い内容。
時計のかかる重い坂路で無理をさせず、
最後だけ12秒8までまとめています。
長期休養明けだった前走時よりも気持ちの面で余裕が出てきた印象で、
1週前に負荷をかけて、当週は整えるという非常に分かりやすい仕上げです。
エルトンバローズ 評価:S
栗東CW・良
6F 81.1-66.0-51.3-36.5-11.3
一杯
栗東CW・重
6F 82.5-67.3-52.6-37.3-11.5
馬なり
1週前は一杯に追ってラスト11秒3。
最終追い切りでは重いCWを馬なりのままラスト11秒5まで伸ばしました。
この馬も1週前にしっかり負荷をかけ、
レース週は余力を残す理想的なパターンです。
特に評価したいのは、
最終追い切りが重馬場だったにもかかわらず、
無理なく全体時計をまとめていること。
6歳馬ですが動きから大きな衰えは感じません。
2023年の毎日王冠勝ち馬でもあり、
東京芝1800mへの適性もすでに証明済み。
追い切りだけを見るなら人気に関係なく高く評価したい1頭です。
A+評価|状態面で注目したい2頭
ドラゴンブースト 評価:A+
栗東CW・良
7F 92.5-64.2-50.7-37.1-12.4
一杯
栗東CW・重
6F 81.8-66.6-52.5-37.8-11.5
強め
休み明けですが、中間からしっかり乗り込まれています。
1週前は7Fから長めに追い、併せ馬を大きく先着。
最終追い切りでも6F81秒8、ラスト11秒5まで負荷をかけました。
休み明けの馬としてはかなり攻めた調整で、
これだけ動けている点は素直に評価したいところ。
馬体面でも成長がうかがえ、
春よりパワーアップしている可能性があります。
ホウオウビスケッツ 評価:A+
美浦W・稍重
5F 69.1-52.7-37.6-11.1
強め
美浦W・重
5F 67.9-51.7-37.2-11.8
馬なり
近走成績だけを見ると手を出しにくい馬ですが、
今回の追い切りには復調気配があります。
特に1週前のラスト11秒1は鋭い内容。
最終追い切りは併せ馬で遅れていますが、
1週前にしっかりやっているため大きなマイナスとは考えません。
最終も重馬場の美浦Wを馬なりで67秒9。
前走の札幌記念から動きの鋭さが増している印象があります。
毎日王冠は2024年、2025年と2年連続2着。
コース適性まで考えれば、
近走着順だけで切るのは危険でしょう。
A評価|人気馬の仕上がりをチェック
リアライズシリウス 評価:A
美浦W・稍重
5F 66.4-50.7-36.5-11.4
ゴール前仕掛け
美浦W・重
6F 83.2-67.5-52.1-37.2-11.4
馬なり
1週前は併せ馬にわずかに遅れ、
春の好調時と比較すると反応面に少し物足りなさも感じました。
しかし最終追い切りでは大きく良化。
3頭併せの中で後方から追走し、
馬なりのままラスト11秒4まで伸びています。
右回りでは手前替えに課題を見せることがありますが、
今回は左回りの美浦Wでスムーズ。
東京競馬場へ替わることもプラス材料です。
春の絶好調時と比較してS評価までは上げませんでしたが、
1週前に感じた不安は最終追い切りでかなり解消されたと判断します。
アドマイヤクワッズ 評価:A
栗東CW・良
6F 80.4-65.9-51.3-36.5-11.4
一杯
栗東坂路・重
4F 54.6-40.2-26.7-13.4
馬なり
最終追い切りだけを見るとラスト13秒4。
数字だけなら少し不安になります。
ただし、この日は栗東坂路がかなり重く、
時計の出にくい馬場でした。
さらに1週前のCWでは6F80秒4、
ラスト11秒4までしっかり追われています。
関東への輸送もあるため、
最終は無理に時計を出す必要のない調整。
むしろ1週前の段階で仕上げたと見る方が自然でしょう。
A-評価|順調に仕上がったグループ
レガーロデルシエロ 評価:A-
美浦W・重
6F 81.7-65.0-50.0-36.7-11.9
馬なり
重馬場の美浦Wで6F81秒7。
長めから時計を出しながら、
馬なりで最後までまとめています。
併せ馬を大きく追走して同入しており、
負荷と余力のバランスは良好。
大幅な上積みというよりも、
一連の状態をしっかり維持している印象です。
レディネス 評価:A-
栗東CW・良
7F 96.2-65.8-50.9-36.1-11.4
強め
栗東CW・重
6F 85.7-70.4-55.7-40.5-12.7
馬なり
最終追い切りはかなり軽めですが、
1週前に7Fからしっかり負荷をかけています。
1週前はラスト11秒4まで伸びており、
最終追い切りで時計を求めなかったこと自体は問題ありません。
東京コースとの相性もよく、
バネのある走りができるタイプ。
状態面で大きな不安は感じません。
ヴィンセンシオ 評価:A-
美浦W・重
6F 82.7-66.7-51.7-36.9-11.6
強め
最終追い切りでは併せ馬を大きく追走し、
直線でしっかり脚を伸ばして先着。
時計も重馬場を考えれば悪くなく、
ラスト11秒6までまとめています。
一段上の評価を付けるほどの圧倒的な動きではありませんが、
最終追い切りでしっかり負荷をかけられたのはプラスです。
B+評価|大きな不安はない3頭
シャンパンカラー 評価:B+
美浦W・稍重
6F 82.3-65.5-51.0-36.8-11.2
強め
美浦坂路・重
4F 54.5-40.0-26.3-13.0
馬なり
1週前の美浦Wでラスト11秒2。
終いの反応は十分です。
最終は重い坂路で54秒5。
時計自体は目立ちませんが、
1週前に負荷をかけているため問題ないでしょう。
ランスオブカオス 評価:B+
栗東CW・良
5F 70.7-54.9-38.9-11.5
馬なり
栗東CW・重
6F 82.6-67.2-53.1-38.1-12.1
馬なり
派手な時計ではありませんが、
最終追い切りは重いCWを馬なりで6F82秒6。
強く追われていないことを考えれば内容は悪くありません。
大きく状態を上げてきたというより、
順調に仕上げてきた印象です。
ロングラン 評価:B+
美浦W・稍重
6F 83.1-67.2-51.7-36.8-11.6
強め
美浦W・重
6F 83.5-67.1-52.3-38.0-12.1
馬なり
1週前は併せ馬を追走して大きく先着。
最終も馬なりで順調に調整されています。
年齢的に大きな上積みを期待する段階ではありませんが、
今回の追い切り自体に大きな問題はありません。
B評価|判断が難しい3頭
ダノンエアズロック 評価:B
美浦W・稍重
5F 65.4-50.5-36.1-11.1
馬なり
美浦W・重
6F 85.4-68.5-53.3-37.9-12.2
馬なり
1週前の5F65秒4、ラスト11秒1は非常に目立ちます。
動きだけならもっと高く評価することもできます。
一方、最終追い切りはかなり余力を残した内容。
悪いわけではありませんが、
追い切り全体から「ここでピーク」という雰囲気までは感じません。
レイニング 評価:B
美浦W・稍重
5F 65.1-50.1-36.1-11.7
強め
美浦W・重
6F 85.5-68.7-53.4-37.8-11.6
馬なり
1週前は併せ馬で遅れましたが、
しっかり負荷自体はかけられています。
最終追い切りでは馬なりでラスト11秒6。
数字としては悪くありません。
ただ、他の上位評価馬と比較すると、
大きな状態上昇を示す材料はやや少なめ。
能力を否定する評価ではなく、
あくまで追い切り比較でBとしました。
クルゼイロドスル 評価:B
栗東坂路・良
4F 52.2-38.2-25.5-13.1
馬なり
栗東坂路・重
4F 56.9-41.5-27.0-13.7
馬なり
最終時計はかなり遅く見えますが、
この日は重い坂路だったため数字だけで評価を落とす必要はありません。
一方で、1週前を含めても他馬と比べて強く目立つ内容ではなく、
状態は良くも悪くも平行線と判断しました。
C+評価|追い切りからは強調しにくい
ビーアストニッシド 評価:C+
美浦坂路・重
4F 53.6-38.9-25.7-12.8
一杯
時計だけなら重馬場を考えれば悪くありません。
ただし、一杯に追われながら併せ馬にわずかに遅れています。
今回のメンバーには馬なりや余力残しで好時計を出している馬も多く、
比較すると強調しにくい内容です。
木曜追いの2頭は暫定評価
ライヒスアドラーとセイウンハーデスは木曜に最終追い切りを行う予定。
この記事作成時点では最終追い切りの詳細が十分に確認できていないため、
以下は1週前追い切りを中心とした暫定評価です。
ライヒスアドラー 暫定評価:A
美浦W・稍重
6F 84.1-67.2-51.6-37.2-11.1
一杯
ラスト11秒1という数字は非常に優秀です。
一方で、1週前時点では馬体に多少余裕があり、
動きにも少し重さが残っていたようです。
ただし、その後の調整で状態は一段階上がっているとみられ、
前走を一度使っていることもプラス。
最終追い切りで素軽さが増していれば、
S~A+評価まで上げてもいい候補です。
セイウンハーデス 暫定評価:A-
栗東CW・良
6F 80.1-65.2-50.6-36.1-11.6
一杯
安田記念以来の休み明けですが、
1週前から6F80秒1とかなりしっかり負荷をかけています。
一方で、1週前時点ではまだ若干の緩さが残る印象。
今回のひと追いでどこまで変わってくるかがポイントです。
東京芝1800mはレコード勝ちの実績がある得意条件。
最終追い切りで反応が良化していれば、
こちらも評価を上げる必要があります。
追い切りから最も気になった馬
◎ サトノシャイニング
長期休養明けを一度使って明確な上積み。
1週前に負荷をかけ、最終は余力を残す理想的な調整です。
○ エルトンバローズ
1週前・最終とも安定。
年齢を感じさせない動きで、状態面の不安はほぼありません。
▲ ドラゴンブースト
休み明けながら十分な負荷。
最終追いでも6F81秒8-11秒5と動いており、
状態の良さが目立ちます。
☆ ホウオウビスケッツ
近走着順から人気を落とすなら注意したい存在。
1週前のラスト11秒1は鋭く、
札幌記念からの上積みを感じます。
人気馬の追い切り評価
人気の中心になりそうなリアライズシリウスは、
1週前だけなら少し不安を感じました。
しかし最終追い切りでは左回りで動きがスムーズになり、
馬なりでラスト11秒4。
春の絶好調時ほど抜群という印象ではないためS評価にはしませんでしたが、
休み明けでも十分に力を出せる状態と判断します。
アドマイヤクワッズは最終のラスト13秒4だけを見ると不安ですが、
時計のかかる重馬場だったこと、
1週前にCWで6F80秒4-11秒4までしっかり追われていることを考えれば問題ありません。
今回の栗東坂路は特に時計を要しており、
1週前に強い負荷をかけた馬は最終追い切りを軽くするケースもあります。
サトノシャイニング、アドマイヤクワッズ、レディネスなどは、
最終時計よりも1週前からの調整過程全体を見ることが重要です。
追い切りから狙いたい穴馬
追い切りだけを材料に人気薄を探すなら、
現時点ではエルトンバローズ、ドラゴンブースト、ホウオウビスケッツの3頭が気になります。
エルトンバローズ
毎日王冠勝ちの実績がありながら、
3歳勢に注目が集まることで人気が控えめになるようなら面白い存在。
追い切り状態は今回のメンバーでもトップクラスです。
ドラゴンブースト
休み明けでもしっかり時計を出しており、
仕上げに遠慮がありません。
能力面でも今年の安田記念で大きく崩れておらず、
調教からは軽視しにくい1頭です。
ホウオウビスケッツ
近5走の着順だけなら買いづらいものの、
毎日王冠では2年連続2着。
今回の追い切りは前走時より明らかに鋭さを感じます。
最終追い切りで併せ馬に遅れた点だけを見て評価を下げるより、
1週前の11秒1と全体の調整過程を重視したいところです。
まとめ|追い切りではサトノシャイニングとエルトンバローズを最高評価
毎日王冠2026・最終追い切り診断まとめ
S:
サトノシャイニング、エルトンバローズ
A+:
ドラゴンブースト、ホウオウビスケッツ
A:
リアライズシリウス、アドマイヤクワッズ
A-:
レガーロデルシエロ、レディネス、ヴィンセンシオ
B+:
シャンパンカラー、ランスオブカオス、ロングラン
B:
ダノンエアズロック、レイニング、クルゼイロドスル
C+:
ビーアストニッシド
暫定:
ライヒスアドラー、セイウンハーデス
今回、追い切りから最も評価を上げたいのは
サトノシャイニングです。
長期休養明けだった中京記念を一度使った上積みがあり、
調整過程も非常にスムーズです。
同じS評価のエルトンバローズも、
1週前から最終まで安定した動き。
人気が3歳勢に集中するようなら、
馬券的にも面白い存在になりそうです。
さらにドラゴンブースト、
ホウオウビスケッツも状態面から要注意。
特にホウオウビスケッツは近走成績だけで評価を下げるのは危険でしょう。
一方、リアライズシリウスは休み明けながら最終追い切りでしっかり良化。
春ほど抜群という印象ではありませんが、
能力を出せる状態には仕上がっています。
サトノシャイニング
エルトンバローズ
ドラゴンブースト
ホウオウビスケッツ
ただし毎日王冠は追い切りだけで決まるレースではありません。
東京芝1800mへの適性、近走内容、枠順、
そして今年は各馬の位置取りも重要になります。
枠順確定後には今回の追い切り評価も踏まえ、
近走・能力 > 距離適性 > コース適性 > 追い切り > 展開
の順で最終的な予想を組み立てたいと思います。
※本記事は2026年10月1日午前時点で確認できた公開情報をもとに作成しています。
追い切り評価は当ブログ独自の見解です。ライヒスアドラー、セイウンハーデスについては木曜最終追い切り確認後に評価を更新する可能性があります。
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