エルムステークス2026最終予想|本命ルクソールカフェ!実績最上位の能力を信頼

重賞

2026年8月8日(土)、札幌競馬場で行われるエルムステークス(GIII・ダート1700m)

前走マリーンステークスを圧勝したウェイワードアクト、武蔵野ステークス勝ちに加えてサウジカップ5着の実績を持つルクソールカフェ、近走好調のテーオーパスワード、前年覇者ペリエールなど、11頭立てながら非常に濃いメンバーがそろいました。

当ブログではここまで血統、近走成績、札幌ダート1700mへの適性、最終追い切りを確認してきました。
最終予想ではそれらを改めて整理し、能力の絶対値を重視して3番ルクソールカフェを本命とします。

エルムステークス2026|最終予想
馬番 馬名 評価ポイント
3 ルクソールカフェ メンバー最上位級の実績。右回り実績と札幌経験もあり能力を信頼
8 ウェイワードアクト 前走函館1700m圧勝。安定感と北海道1700m適性では最上位
5 テーオーパスワード 近況と追い切りは非常に良い。右回りでの近走成績が課題
2 レヴォントゥレット 函館1700mで連続好走。2番枠からロスなく運べれば
11 ペリエール 前年覇者。追い切り内容も良化して軽視できない
9 ヒルノハンブルク 函館1700mで安定。4歳の上昇力にも期待
6 ヴァルツァーシャル 平安S2着の地力と57kgを評価
最終結論

◎3 ルクソールカフェ
安定感ならウェイワードアクトだが、重賞実績、世界レベルの相手と戦ってきた経験、右回り実績まで含めれば能力の絶対値はルクソールカフェを最上位と判断した。

札幌ダート1700mをどう考えるか

札幌ダート1700mは右回りで、最後の直線は264.3mと短い。
一見すると逃げ・先行馬が圧倒的に有利なコースに思えるが、単純に「前に行けば残れる」というわけでもない。

札幌競馬場はコーナーの半径が大きく、4つのコーナーはいずれも緩やか。
コーナーに入ってもスピードが大きく落ちにくいため、逃げ・先行馬は意外と息を入れにくい。

そして重要なのが3コーナーからの動き
直線が短いだけに、差し馬も直線まで待つのではなく、残り600m付近からポジションを上げる必要がある。

今回のポイント
ルクソールカフェが中団後方のまま4コーナーを回れば届かない可能性がある。
反対に、3コーナーから徐々に進出して4コーナーで4~6番手あたりまで取り付ければ、能力を発揮できると見る。

◎ 3 ルクソールカフェ

今回の本命は3番ルクソールカフェ。

一番人気が予想されるウェイワードアクトには安定感とコース適性という大きな魅力がある。
それでも単勝まで考えた時、今回はルクソールカフェの能力の高さを信じたい

実績だけならメンバー最上位級

2025年の武蔵野ステークスでは東京ダート1600mを1分35秒2で制し、レーティング115を記録。
GIII勝ちという肩書き以上に、中身の濃い勝利だった。

さらにジャパンダートクラシック3着、2026年サウジカップ5着。
世界最高峰クラスのダート馬を相手に走った経験は、今回のメンバーに入れば明確な強みになる。

現在のJRAレーティングも112。
「これまでどれだけ強い相手と戦ってきたか」という物差しなら、ルクソールカフェを最上位に評価したい。

右回りはむしろ実績あり

東京ダート1600mの印象が強いため「左回り向き」と感じやすい馬だが、実際のJRAダート右回り成績は4戦2勝・2着1回

中山ダート1800mでは黒竹賞、伏竜ステークスを連勝。
特に伏竜ステークスでは58kgを背負いながら、5番手付近から進み、3~4コーナーで前へ取り付いて5馬身差で勝利した。

この競馬ができるのであれば、札幌でも「直線だけで差す必要」はない。
今回重要になる3~4コーナーからのロングスパートにも対応できる可能性は十分ある。

札幌ダート1700mも経験済み

ルクソールカフェは2歳夏に札幌ダート1700mを2度経験している。

レース 条件 着順
2歳新馬 札幌ダ1700m 4着
2歳未勝利 札幌ダ1700m 2着

勝利こそなかったものの、2戦目にはしっかり2着まで前進。
その後東京、中山で4連勝していることを考えると、当時はまだ成長途上だった可能性が高い。

少なくとも「札幌が初めて」「小回り1700mを経験したことがない」という馬ではない点は安心材料だ。

58kgはマイナスだが克服可能

今回の斤量は58kg。
ウェイワードアクト、テーオーパスワード、レヴォントゥレットなど57kg勢と比べれば1kg重く、これは明確なマイナス材料になる。

ただし、先ほど触れた伏竜ステークスではすでに58kgを背負って圧勝している。
斤量そのものに極端に弱いタイプとは考えにくい。

さらに今回は3番枠。
外々を回して距離ロスが大きくなるより、内から中団付近を確保できれば、58kgによる不利をある程度抑えられる。

追い切りは「絶好」ではなく「良好」

一方で、今回ルクソールカフェを本命にするうえで追い切りを過大評価するつもりはない。

最終追い切りは大きな問題なく仕上がっているものの、調教評価ではB評価。
テーオーパスワードやペリエールほど強く目立った内容ではない。

つまり今回は「追い切りが抜群だから本命」ではなく、
状態は合格点と判断したうえで、実績と能力を重視して本命にするという考え方だ。

ルクソールカフェの評価

  • 能力・実績:S
  • 血統:A
  • 右回り:A
  • 札幌1700m:B+~A
  • 枠順:A
  • 追い切り:B+
  • 斤量58kg:B
  • 総合評価:S-

ルクソールカフェの血統

父は米国三冠馬American Pharoah
母はMary’s Follies、母父More Than Ready。

全兄にはフェブラリーステークス連覇など日本ダート界で活躍したカフェファラオがいる。
米国型のスピードとパワーを強く受け継ぐ血統で、ダートの高速決着にもタフな持続力勝負にも対応できる。

1700mは1600mと1800mの中間。
東京マイルで見せたスピードと、中山1800mで見せた持続力の両方を生かせる距離と考えれば、距離そのものはむしろ合う可能性が高い。

最大の不安は「短い直線」ではなく位置取り

ルクソールカフェの最大のリスクは、札幌の直線が短いことそのものではない。

問題は岩田望来騎手がどの位置で3コーナーを迎えるか

東京のように中団でじっくり構えて直線まで待つ競馬では、前のウェイワードアクトやレヴォントゥレットを捕まえ切れない可能性がある。

理想は3番枠から無理に下げず、中団より前の位置を確保。
向こう正面から徐々に差を詰め、3コーナー過ぎから進出して4コーナーでは前を射程圏に入れる形だ。

本命にしても過信は禁物
能力は高くても、札幌では仕掛けが遅れるだけで届かない。
その意味で今回は「能力ならルクソールカフェ、レースのしやすさならウェイワードアクト」という比較になる。

○ 8 ウェイワードアクト

対抗はウェイワードアクト。

おそらく今回最も大きな弱点を探しにくい馬であり、人気の中心になるのも納得できる。

前走マリーンステークスでは函館ダート1700mを58kgで走り、1分42秒8で完勝。
今回も出走するレヴォントゥレット、ヒルノハンブルクを大きく突き放した。

函館と札幌は同じコースではないが、北海道の右回り・1700m・2ターンという条件で高いパフォーマンスを見せたことは大きい。

さらにこの馬の魅力は安定感。
大きく崩れるケースが非常に少なく、前から自分のリズムで運べる脚質も札幌では大きな武器になる。

最終追い切りも力強さがあり、状態面にも大きな不安は感じない。

ルクソールカフェとの比較
安定感と1700m適性はウェイワードアクト。
実績と能力の最大値はルクソールカフェ。
今回は単勝まで考え、能力の上限を取ってルクソールカフェを上位とした。

▲ 5 テーオーパスワード

テーオーパスワードは当初本命候補として高く評価していた一頭。

オアシスステークス2着からアハルテケステークス1着と近走内容は非常に良く、今回の最終追い切りもメンバー上位。
調教だけを重視するなら最上位評価でもおかしくない。

ただし戦績を詳しく見ると、近年の好走が左回りに集中している点は気になる。

東京1600mや中京では高い能力を発揮する一方、近年の中山・阪神・京都といった右回りでは成績にムラがある。

1700mという距離自体はむしろ合いそうだが、今回は札幌の右回り2ターン。
状態の良さは認めつつ、本命から▲まで評価を下げた。

☆ 2 レヴォントゥレット

相手の穴候補として面白いのがレヴォントゥレット。

大沼ステークス2着、マリーンステークス2着と今年の函館ダート1700mで連続好走。
北海道1700mへの適性は高く評価できる。

前走ではウェイワードアクトに完敗しているため単純な逆転は簡単ではないが、今回は2番枠。
内でロスなく脚をためられれば馬券圏内に残る可能性は十分ある。

父ロードカナロア、母クイーンマンボという血統も魅力。
スピードだけでなく母系からダート中距離のパワーを受け継いでおり、1700mは合っている。

△ 11 ペリエール

昨年のエルムステークス勝ち馬。
2025年は好位から早めに前へ取り付き、2着ロードクロンヌに2馬身半差をつけた。

札幌ダート1700mへの適性はすでに証明済み。
今年は58kgと外枠になるため昨年より条件は厳しいが、最終追い切りでは動きが良化しており、調教面では高く評価できる。

前年覇者を簡単に消すことはできない。

△ 9 ヒルノハンブルク

大沼ステークス3着、マリーンステークス3着と函館1700mで安定。

ウェイワードアクト、レヴォントゥレットとの比較では前走内容で見劣るものの、まだ4歳。
今後の成長力を考えれば着差を詰めてくる余地はある。

人気が控えめなら三連複の相手として面白い一頭。

△ 6 ヴァルツァーシャル

前走平安ステークス2着の実績を評価。

7歳という年齢は強調材料にはしにくいものの、57kgで出走できるのは悪くない。
最終追い切りも徐々に良化しており、展開次第では馬券圏内まで。

その他の出走馬
1 アクションプラン
内枠は魅力だが、近走内容からは上位勢をまとめて逆転するにはもう一段の上積みが必要。ロスなく運んでどこまで。
4 ナチュラルライズ
4歳で能力の高い馬だが今回は59kg。近走内容から復調度がポイントになる。追い切りでは変化も見られ、完全には消しにくいが今回は印を回さなかった。
7 テーオードレフォン
北海道1700mを経験している点はプラス。ただ近走成績と年齢を考えると強気にはなれず、展開の助けが必要。
10 オメガギネス
本来の能力なら通用しても不思議ではない。57kgも好材料。ただ近走の安定感と札幌1700mへの適性を比較し、今回は評価を一段下げた。直前気配次第では押さえ候補。

展開予想|ルクソールカフェは早めに動きたい

前ではウェイワードアクト、テーオーパスワード、レヴォントゥレット、ペリエールなどがある程度の位置を取りに行くと見る。

先行争いが全くないスローペースより、ある程度流れる可能性を考えたい。

札幌はコーナーが緩くスピードが落ちにくいため、前の馬も完全には息を入れにくい。
そこで差し馬にもチャンスが生まれる。

ルクソールカフェは3番枠から中団付近を確保。
3コーナーから徐々に加速し、4コーナーで前との差を詰める形が理想だ。

理想のレースイメージ

前:ウェイワードアクト、テーオーパスワード、レヴォントゥレット

中団前:ルクソールカフェ

3コーナーからルクソールカフェが進出

直線入口でウェイワードアクトを射程圏へ

能力勝負で差し切りを狙う

上位3頭を最終比較
項目 ルクソールカフェ ウェイワードアクト テーオーパスワード
能力実績 ◎◎
1700m適性 ○~◎ ◎◎ ○~◎
右回り △~○
近況
追い切り ○~◎ ◎◎
斤量 58kg 57kg 57kg
総合 ◎ 本命 ○ 対抗 ▲ 単穴

買い目
本線

単勝 3 ルクソールカフェ

複勝 3 ルクソールカフェ

ワイド

3-8 ウェイワードアクト

3-5 テーオーパスワード

3-2 レヴォントゥレット

三連複・少額

2頭軸 3-8

相手:2・5・9・11

人気馬中心の組み合わせでは配当が低くなる可能性もあるため、オッズを確認して購入金額を調整したい。
単複を中心に、三連複はあくまで少額という考え方で臨む。

最終印

◎ 3 ルクソールカフェ

○ 8 ウェイワードアクト

▲ 5 テーオーパスワード

☆ 2 レヴォントゥレット

△ 11 ペリエール

△ 9 ヒルノハンブルク

△ 6 ヴァルツァーシャル

まとめ|能力を信じてルクソールカフェ

エルムステークス2026の本命は3番ルクソールカフェ。

ウェイワードアクトの前走マリーンステークスは非常に強く、安定感と北海道1700mへの適性を考えれば最も安心して買いやすい馬だと思う。

それでも今回は、武蔵野ステークス勝ち、ジャパンダートクラシック3着、サウジカップ5着というルクソールカフェの実績を評価した。

東京の長い直線向きという印象はあるものの、実際には中山ダート1800mでも高いパフォーマンスを見せている。
右回りも問題なく、札幌ダート1700mも2歳時に経験済みだ。

58kgと、最終追い切りが飛び抜けた評価ではなかったことは不安材料。
そして最大のポイントは短い直線を意識した位置取りになる。

3番枠から中団付近を確保し、3コーナーから早めに進出できれば、最後はこの馬が持つ能力の高さが生きると予想する。

2026年 エルムステークス
本命 ◎3 ルクソールカフェ
能力の絶対値を信じる

※予想は公開時点の出走情報、過去成績、血統、追い切り内容などを基にしたものです。
当日の馬場状態、馬体重、直前オッズなどによって評価が変わる可能性があります。
馬券購入は無理のない範囲でお楽しみください。

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