メタスコア、Steamユーザーレビュー、同時接続数、Xの反応を整理し、購入前に知っておきたい長所と注意点をネタバレなしでまとめます。
評価面では、約20年ぶりの完全新作はかなり良いスタートを切ったと見てよさそうです。
海外メディアでは85~86点前後、OpenCriticでは推奨率95%。Steamでも「非常に好評」圏の評価を得ており、最大同時接続数は8万5,000人を超えました。Xでも発売ハッシュタグが国内トレンド上位に入り、発売直後の話題性は十分です。
特に高く評価されているのは、一閃・弾き・受け流しを軸にした剣戟とボス戦。一方で、序盤のテンポ、広いエリアの探索、素材集めや繰り返し要素、PC版の一部不具合には不満もあります。
『鬼武者 Way of the Sword』発売直後の評価
85点前後
PS5版/集計時期で85~86
86点
110媒体・推奨率95%
87.3%
SteamDB集計時点
85,081
発売後の最大同時接続
※2026年9月7日確認。レビュー集約サイトの点数・件数、Steamの評価と同時接続数は随時変動します。
MetacriticのPS5版は、レビューが増える過程で85~86点付近を推移しています。90点台の歴史的傑作という水準ではないものの、長く休眠していたシリーズの復活作としては十分に高い評価です。発売直後の集計では否定的なメディアレビューがほとんどなく、シリーズ最高評価だった『鬼武者3』に並ぶ水準とも報じられました。
OpenCriticは平均86点、批評家推奨率95%。単に一部の媒体だけが高得点を付けたのではなく、多くのレビューが「おすすめできる作品」と判断している点が重要です。
さらにSteamDBでは、集計時点で約8,000件の評価のうち87.3%が好評。発売初日の4万4,000人超から週末に数字を伸ばし、9月6日には最大同時接続85,081人を記録しました。少なくともPC版の初動と注目度は、かなり強いと言えるでしょう。
Steamの同時接続数は好調さを示す材料ですが、PS5・Xbox Series X|S・Nintendo Switch 2を含めた正式な販売本数は、現時点でカプコンから発表されていません。
基本情報|どんなゲームなのか
舞台は、瘴気によって不可思議な姿へ変貌した江戸時代初期の京都。三船敏郎氏をフェイスモデルとする宮本武蔵が、「鬼の篭手」の力を使いながら異形の幻魔と戦います。
昔の『鬼武者』をそのまま高画質にした作品ではありません。一閃や魂吸収といったシリーズの核を残しながら、弾き、受け流し、体勢崩し、武器の使い分けを取り入れた現代的な剣戟アクションへ作り直されています。
カプコン公式『鬼武者 Way of the Sword』ローンチトレーラー
高評価の理由①|一閃だけではない剣戟の完成度
国内外のレビューで最も評価が一致しているのは、やはり戦闘です。
敵の攻撃直前に斬り返す「一閃」に加え、攻撃を受け流す、武器で弾く、体勢を崩して大きな隙を作るなど、相手の動きに応じた複数の対処法があります。成功時の映像、音、振動も含め、刀で敵を仕留めた感触が強く伝わるように作られています。
- 一閃が決まった瞬間の爽快感
- 受け流し・弾き・回避の使い分け
- 攻守が素早く入れ替わる駆け引き
- 武器ごとの役割と戦術の違い
- 音と振動を含めた斬撃の手応え
- 通常攻撃連打だけでは後半に通用しにくい
- 敵の攻撃を待つ場面が多く感じる人もいる
- パリィ系アクションが苦手だと慣れが必要
- 昔の鬼武者より現代的な戦闘設計
海外では『SEKIRO』を引き合いに出すレビューもありますが、単純な模倣ではありません。敵を倒して魂を吸収し、自分の力へ変える『鬼武者』らしい流れと、複数の防御・反撃手段を組み合わせた独自の戦闘になっています。
高評価の理由②|ボス戦は本作最大の見どころ
一閃と並んで評価が高いのがボス戦です。人型の剣士との緊張感ある斬り合いだけでなく、巨大な幻魔や特殊な攻撃を使う敵も登場し、相手ごとに攻撃のリズムと対処法が変わります。
体験版では「簡単すぎる」「敵があまり攻めてこない」と感じた人もいました。しかし製品版レビューでは、序盤を越えると敵の種類と攻撃が複雑になり、ボス戦の難度も上がるという評価が目立ちます。
最初から高難度一辺倒ではなく、基本操作を覚えさせたあとに手応えを増していく設計です。アクションが苦手な人も入りやすく、上達したい人には一閃や高難度で詰める余地が残されています。
高評価の理由③|宮本武蔵と“時代劇らしさ”
宮本武蔵の人物像も予想以上に好評です。三船敏郎氏の顔を再現した重厚な見た目に対して、武蔵自身は荒々しく、どこか人間臭く、表情も豊か。鬼の篭手に宿る女性との掛け合いにはユーモアがあり、暗い世界を進む物語の息抜きにもなっています。
過去作の知識がないと理解できない続編ではなく、主人公も物語も新しいため、シリーズ未経験者が入りやすい点も高評価につながっています。古参向けの懐かしさだけに頼らず、新規プレイヤーにも届く再出発になりました。
映像と京都の作り込みも好評
清水寺をはじめ、現実の京都を土台にしながら、瘴気と幻魔によって異界化した景観は本作ならではです。RE ENGINEによる人物の表情、血や泥にまみれる武蔵、異形の敵の造形も高く評価されています。
ただ美しいだけでなく、「時代劇」と「和風ダークファンタジー」を混ぜた世界観が明確です。フォトリアルな侍ゲームは増えましたが、幻魔と鬼の力を前面に出した本作は、ほかの作品と見分けやすい個性を持っています。
低評価・不満点|満点級にならない理由
序盤の立ち上がりが遅い
製品版ではアクションが段階的に解放されるため、最初の数時間はできることが少なく感じられます。戦闘の本当の面白さが見えるまで少し時間がかかるという指摘は、複数のレビューに共通しています。
広いエリアと寄り道がテンポを崩すことがある
本作は完全なオープンワールドではなく、京都の拠点と比較的広いエリアを行き来する「セミオープン型」に近い構成です。探索の自由が増えた一方で、目的地までの移動、素材集め、収集要素が剣戟の勢いを止めると感じるレビューもあります。
特に、戦闘だけを濃密に楽しみたい人には、20~25時間ほどの本編がやや引き延ばされているように映る可能性があります。逆に、京都を歩き回り、強化素材や寄り道を探したい人には長所になり得る部分です。
敵や目的の繰り返しを感じる場面がある
ボス戦の評価は非常に高い一方、ボスとボスの間にある探索や一部のサイド要素は評価が落ちます。中ボスや目標の再利用、強化素材集めに作業感があるという声も見られました。
PC版では不具合報告もある
Steam全体の評価は高いものの、一部ユーザーからクラッシュ、移動時のカクつき、表示上の問題などが報告されています。すべての環境で起きるわけではありませんが、PC版を選ぶ場合は無料ベンチマークや体験版で動作を確認し、最新ドライバーとアップデート情報も確認した方が安心です。
戦闘とボス戦は高く評価されている一方、序盤の遅さ、探索、素材集め、繰り返し、PC版の一部技術問題が全体スコアを下げています。
Xでの評判も好調?
結論として、X上の反応も好意的なものが目立ち、話題性も高いです。発売記念ハッシュタグ「#鬼武者WS発売」は、外部のトレンド集計で国内最高4位を記録。発売日だけで終わらず、週末にはクリア報告、ボス戦、一閃、フォトモードに関する投稿が続いています。
- 一閃や崩し一閃が気持ちいい
- ボス戦が難しいが面白い
- 武蔵の表情や台詞が楽しい
- 20年待ったかいがあった
- 配信を見て自分も遊びたくなった
- 昔の鬼武者とはかなり違う
- パリィ中心で好みが分かれそう
- 探索や移動が長く感じる
- PC版のカクつきやクラッシュが気になる
- 価格が8,990円なので様子を見たい
ただし、Xの投稿数をそのまま購入者全体の評価と見るのは危険です。カプコンは「#鬼武者WS発売」を付けて感想や画像を投稿すると当選確率が上がる発売記念キャンペーンを実施しており、投稿の一部はキャンペーン参加でもあります。
それを差し引いても、Steamの好評率と同時接続数に加え、9月4日9時50分時点の国内Steam売上ランキングで首位、8月23日~29日のAmazonゲーム予約数ランキングでも首位を記録しています。別の指標もそろって強いため、単なる宣伝だけで盛り上がっているわけではないと判断できます。
体験版で感じた不安は、製品版でどうなった?
当サイトでは最初の体験版を遊んだ際、「期待していたバッサリ感はやや控えめ」「簡単な難易度では佐々木巌流戦も物足りない」と評価しました。
発売後の評価を見ると、その印象は体験版だけで作品全体を判断したために生まれた部分もありそうです。製品版は序盤からすべての技が使えるわけではなく、進行に合わせて武器とアクションが増えます。敵の組み合わせやボスの攻撃も難しくなり、一閃を狙う緊張感と成功時の爽快感が強くなっていきます。
つまり、体験版で感じた「遊びやすいが少し物足りない」という不安は、製品版の中盤以降でかなり解消される可能性があります。ただし、昔の『鬼武者』よりも弾きや体勢崩しを重視した現代的な戦闘である点は変わりません。

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クリア時間とボリューム
開発陣は、通常の進め方でもクリアまで約20時間かかると説明しています。発売後の攻略・レビュー情報では、寄り道を含めた初回プレイはおおむね20~25時間前後、サイド要素まで回る場合はさらに長くなるとされています。
過去シリーズより明らかにボリュームは増えました。短く濃いアクションゲームを期待する人には長く感じる可能性がありますが、フルプライス作品として一定の遊び応えを求める人には安心材料です。クリア後には高難度も用意され、戦闘を突き詰めたい人は周回でも楽しめます。
どの機種版を選ぶべき?
映像とフレームレートの安定を優先する人向け。画質優先・パフォーマンス優先の表示モードがあり、レビュー数も最も多いため、現時点では無難な選択です。
携帯モードで遊べることが最大の強み。PS5版より映像とフレームレートは下がりますが、外部比較では携帯モードを含め十分遊べる動作と評価されています。
高性能PCなら高画質・高フレームレートを狙えます。一方で環境差や不具合報告もあるため、購入前に公式ベンチマークと無料体験版を試したいところです。
4K・HDR・60fps以上などに対応。Xbox Play Anywhereを重視する人には候補ですが、国内でパッケージ版はなく、レビュー母数もPS5版より少なめです。
据え置きで快適に遊ぶならPS5版、携帯性を最優先するならSwitch 2版。PC版は、まず無料ベンチマークか体験版で自分の環境を確認するのがおすすめです。
発売日に買ってよい人・少し待った方がよい人
- 一閃やパリィ中心の剣戟が好き
- ボス戦の完成度を重視する
- 和風ダークファンタジーが好き
- 約20時間以上の物語を楽しみたい
- 過去作未経験でも新作から始めたい
- パリィやタイミング操作が苦手
- 探索・収集・素材集めを面倒に感じる
- 昔の鬼武者そのままの手触りを求める
- PC版の安定性を最優先する
- 8,990円では慎重に選びたい
よくある質問
過去の『鬼武者』を遊んでいなくても大丈夫?
問題ありません。主人公は宮本武蔵で、物語も新しく始まります。シリーズの象徴である一閃や魂吸収を知らなくても、ゲーム内で段階的に覚えられます。
ソウルライクのような高難度ゲーム?
弾きやボスの攻撃パターンを覚える点は似ていますが、純粋なソウルライクではありません。難易度を選べるため、物語を中心に進めることもできます。後半とボス戦は体験版より手応えが増します。
体験版からセーブデータを引き継げる?
ゲーム進行は製品版へ引き継げません。ただし、体験版のセーブデータがあると、製品版で御守「首灯」を受け取れます。
Steamで本当に好調?
SteamDBでは最大同時接続85,081人、ユーザーレビュー好評率87.3%を記録しています。数字は今後変動しますが、発売直後の初動は明確に強いです。
Xで話題なら、売上も成功確定?
まだ断定できません。Xの国内トレンド上位、Steam売上首位、Amazon予約数首位など好材料は揃っていますが、全機種を合計した公式販売本数は未発表です。
まとめ|シリーズ復活は高評価。課題は“剣戟以外”
『鬼武者 Way of the Sword』は、懐かしい名前だけで注目を集めた作品ではありません。一閃、弾き、受け流しを組み合わせた剣戟と、強敵とのボス戦が実際に高く評価され、Steamでも多くのプレイヤーを集めています。
Xの反応も全体として好意的で、「20年待った新作がきちんと面白い」という空気が感じられます。発売キャンペーンの影響は考慮する必要がありますが、メディア評価、ユーザー評価、同時接続数、販売ランキングがそろって強いため、評価・話題性の両面で好調なスタートと判断してよいでしょう。
惜しいのは、広いエリアの移動、素材集め、一部の繰り返し、PC版の技術的な問題です。剣戟の密度を最優先する人ほど、戦闘以外の時間を長く感じる可能性があります。
それでも、一閃の爽快感とボス戦に惹かれているなら、購入候補に入れる価値は十分です。迷っている人は無料体験版を遊び、自分にこの“待って斬る”剣戟が合うか確認してから選ぶのが一番確実です。
参考にした主な公式情報・公開データ
- 『鬼武者 Way of the Sword』公式サイト
- OpenCritic:レビュー集計
- Metacritic:レビュー集計
- SteamDB:同時接続数・ユーザー評価
- Steamストア:ユーザーレビュー
- Game*Spark:製品版レビュー
- AUTOMATON:発売初日のSteam動向
- ファミ通.com:開発者インタビュー・想定プレイ時間
- gamebiz:発売日の国内Steam売上ランキング
- ファミ通.com:Amazon予約数ランキング
- あちこちデータ:X国内トレンド集計
- 発売記念ハッシュタグキャンペーン
- 「鬼武者」シリーズ公式X
※本記事は2026年9月7日時点の公開情報をもとに作成しています。レビュー集計、同時接続数、販売状況、不具合やアップデート内容は今後変わる可能性があります。



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