【菊花賞2026 最終追い切り診断】全18頭評価!ロブチェンの仕上がりは?ゴーイントゥスカイにも注目

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菊花賞2026
最終追い切り診断
全18頭評価

2026年10月22日更新|京都芝3000m・10月25日(日)

ロブチェンの三冠を阻むのは誰か。追い切りから浮かび上がった好仕上がりの馬たちを徹底診断します。

皐月賞と日本ダービーを制し、クラシック三冠へ王手をかけたロブチェン。しかし菊花賞は、これまでとは異なる3000mの長距離戦です。

今回の最終追い切りでは、アスクエジンバラが抜群の時計を記録。ゴーイントゥスカイも木曜日に調整を終え、前走の課題だった折り合いと操作性の改善に期待が持てる内容でした。

筆者は各馬の最終追い切りだけでなく、1週前の負荷、前走からの上積み、力みの少なさにも注目。出走が確定した18頭を評価します。

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菊花賞2026 最終追い切り総合評価

最高評価のSはロブチェンとアスクエジンバラ。 ゴーイントゥスカイはA+とし、上位2頭に迫る注目馬に挙げました。

評価はS・A+・A・B+・Bの5段階。調教状態の診断であり、馬券の本命順位や能力の序列を示すものではありません。

  • ロブチェンS
  • アスクエジンバラS
  • ゴーイントゥスカイA+
  • ダノンヒストリーA
  • ショウナンハヤナミA
  • コンジェスタスA
  • ジャスティンシカゴA
  • ラージアンサンブルA
  • アウダーシアA
  • キンググローリーA
  • マジョレルブルーA
  • サノノグレーターB+
  • バステールB+
  • チャリングクロスB+
  • エムズビギンB+
  • ナリタエスペランサB+
  • シートゥサミットB+
  • ショウナンガルフB

3000mの追い切りで重視した3つのポイント

① 時計の速さだけで判断しない

菊花賞は長距離戦。最終追い切りで速いラスト1ハロンを記録することは好材料ですが、それだけで3000mへの適性を判断できるわけではありません。

② 1週前と最終の組み合わせを見る

1週前にしっかり負荷をかけ、最終は無理をせず動きを整える調整も高く評価します。最終の全体時計が遅いという理由だけで、低評価にはしません。

③ 折り合いと精神面の成長を重視

京都芝3000mでは、道中で余計な力を使わないことが重要です。追い切り中に落ち着いて走れるか、指示に素直に反応できるかは見逃せません。

ここからは各馬の追い切りを詳しく診断します。まずは最高評価の2頭と、木曜追い切りを終えたゴーイントゥスカイから取り上げます。

S評価・最高評価の2頭

ロブチェン|S評価

三冠候補
折り合い良好

最終:10月21日 栗東CW・良
4F 52.5-36.9-11.1(馬なり)
1週前:6F 80.7-11.4

クラシック三冠を狙うロブチェンは、今回も順調な仕上がりを見せました。1週前には長めから負荷をかけ、最終は4ハロンから馬なりで調整。それでもラスト1ハロン11秒1という優秀な時計を記録しています。

特に好感が持てるのは、併せ馬で待つ場面と反応する場面にメリハリがあったことです。強く追われる相手に先着し、折り合いの確認もできました。

前走の神戸新聞杯を使ったことで動きにも軽さが出ており、仕上がりの面で不安を探すのは難しい内容です。

筆者の診断:時計、反応、折り合い、調整過程が高水準。三冠達成への態勢は整ったと判断し、S評価とします。ただし3000mへの対応はレースで証明する必要があります。

アスクエジンバラ|S評価

調教好時計
迫力十分

最終:10月21日 栗東CW・良
6F 81.5-66.2-51.3-36.6-11.3
1週前:6F 83.6-10.9

調教時計で特に目立ったのがアスクエジンバラです。1週前にラスト1ハロン10秒9を記録し、最終も6ハロン81秒5から11秒3と鋭い伸びを披露しました。

全体時計が速く、しまいまでしっかり脚を使えている点は高評価。岩田康誠騎手も動きとフォームに手応えを示しており、春からの成長がうかがえます。

一方で長距離戦では折り合いも重要です。調教で動けることと、実戦で3000mを走り切ることは別問題。道中でどれだけ落ち着いて運べるかが鍵になります。

筆者の診断:1週前と最終の両方で高水準の時計を出し、状態面ではロブチェンと並ぶS評価。今回の調教で最も注目したいライバルの1頭です。

A+評価・上昇度で注目

ゴーイントゥスカイ|A+評価

コントレイル産駒
木曜最終追い

最終:10月22日 美浦W・良
6F 84.9-68.6-53.2-37.8-11.9(馬なり)
1週前:6F 82.5-66.8-52.2-37.2-11.5

青葉賞を制し、日本ダービーでも4着に好走したゴーイントゥスカイ。父コントレイルに続くクラシックでの活躍が期待される1頭です。

10月15日の1週前追い切りでは、荻野極騎手を背に3頭併せを行い、6ハロン82秒5-11秒5を記録。後方から追走して鋭く伸び、相手に先着しました。

注目したいのは、前走セントライト記念で見られたモタれる面への対策です。陣営は中間から操作性と折り合いの改善に取り組み、1週前にはモタれが気にならない状態だったと説明しています。

22日の最終追い切りでは、3頭併せの真ん中で落ち着いて走り、直線も馬なりのままスムーズな動き。スロノスに先着し、フォルテフィオーレとは併入しています。

最終時計は1週前ほど速くありませんが、京都への輸送を控え、負荷を抑えて状態を整える意図が読み取れます。

筆者の診断:1週前に十分な負荷をかけ、最終で落ち着きと柔らかい動きを確認できました。前走からの巻き返しを期待させるA+評価。ただし右回りの実戦でモタれる癖が再発しないかは引き続き注意したいところです。

A評価・上位争いと上積みに注目

ダノンヒストリー|A評価

美浦W 5F 67.6-51.6-37.3-11.7(馬なり)

芝2600mを連勝して菊花賞に挑む上がり馬。最終追い切りではリズム良く走り、併せた相手にわずかに先着しました。

堀調教師も走りの安定感や追い切り後の息遣いを評価しています。時計だけで圧倒する内容ではありませんが、長距離戦で大切な走りのリズムを保てたことは好材料です。

診断:状態は良好。追い切りの派手さよりも、2600mで見せた実戦の持久力と合わせて評価したいA評価です。

ショウナンハヤナミ|A評価

栗東坂路 4F 52.9-38.3-24.6-12.0(末強め)

前走は骨折からの復帰戦で、神戸新聞杯10着。今回は一度使った上積みが期待できます。

最終は坂路でしっかり負荷をかけ、ラスト12秒0。1週前のCWでも11秒4を記録しており、池添騎手は身のこなしやフットワークの改善に手応えを示しています。

診断:前走からの良化という観点では上位。人気に左右されず注目したいA評価です。

コンジェスタス|A評価

栗東坂路 4F 54.3-39.2-25.2-12.2(馬なり)

1週前は同じ坂路4ハロン54秒3からラスト12秒0までしっかり負荷をかけ、最終は馬なりでまとめました。

陣営は前走からの上積みや体質面の成長を強調。長距離戦に必要な省エネルギーの走りができる点にも期待しています。

診断:1週前と最終の調整過程が自然で、休み明けを使った良化も見込めます。A評価です。

ジャスティンシカゴ|A評価

美浦W 5F 66.6-52.2-38.2-11.9(馬なり)

セントライト記念の勝ち馬。最終追い切りは原優介騎手が騎乗し、無理に終いを伸ばすのではなく、一定のリズムを維持する調整でした。

1週前にも5ハロン66秒4と十分な時計を出しており、最終の内容に物足りなさはありません。長距離戦を意識した調整方針にも納得できます。

診断:大きな減点材料のないA評価。レースでは自分のリズムで立ち回れるかが重要になります。

ラージアンサンブル|A評価

美浦W 6F 81.3-66.5-51.9-12.1(馬なり)

1週前に美浦W6ハロン79秒2の好時計を記録し、最終は馬なりで調整しました。

陣営は折り合いの良さを強みとして挙げており、道悪についても前向きな見解を示しています。長距離戦では、速い上がりだけでなく無理なく運べることが重要です。

診断:1週前に十分な負荷を消化しており、状態は良好。馬場が渋る場合にも注目したいA評価です。

アウダーシア|A評価

美浦W 5F 67.4-51.9-37.6-12.0(一杯)

最終追い切りは併せ馬で遅れ、手応えも目立つものではありませんでした。ただし、もともと調教で派手に動くタイプではなく、この結果だけで評価を大きく下げるのは早計でしょう。

1週前にはラスト11秒4を記録。津村騎手は休み明けを一度使った体の良化や精神面の成長に手応えを示しています。

診断:調教の見栄えは最上位ではないものの、前走からの良化を重視してA評価。レースでの持久力にも注目です。

その他の出走馬・追い切り診断

キンググローリー|A評価

美浦W 6F 82.6-67.6-52.5-38.0-11.9(馬なり)

最終は併せ馬に先着し、1週前と同水準の全体時計を記録。長距離戦を見据えて、余力を残した動きができています。

前走の九十九里特別を勝ち、芝2500mや2600mで実績がある点も心強い材料です。

診断:追い切りは順調。距離適性への期待も込めてA評価とします。

マジョレルブルー|A評価

栗東坂路 4F 54.1-39.5-26.2-12.7(馬なり)

最終は馬なりで無理をさせない調整。1週前にはCWで7ハロンから時計を出しており、十分な乗り込みがうかがえます。

陣営は馬体面の成長と折り合いの良さを評価。3連勝の勢いもあり、追い切りだけでなく実戦での立ち回りにも注目したいところです。

診断:派手さより調整の充実度を評価。A評価です。

サノノグレーター|B+評価

美浦W 6F 88.3-72.2-55.9-40.1-12.6(馬なり)

最終の時計は控えめですが、1週前には7ハロン97秒1、ラスト11秒1の好時計でしっかり負荷をかけています。

最終時計の遅さは直ちに状態不安を意味しません。一方で、長距離戦での適性や前走からの変化を確認する必要があります。

診断:仕上げの過程は悪くありません。最終が軽めだった点を考慮しB+評価です。

バステール|B+評価

栗東CW 6F 85.8-69.2-53.2-37.8-11.6(馬なり)

1週前は6ハロン82秒5-11秒4と十分な負荷を消化。最終は馬なりで、併せ馬には遅れています。

気になるのはハミ受けです。1週前には左へ突っ張るような面が見られましたが、最終では以前のハミに戻し、陣営は動きの改善を評価しています。

診断:能力のある馬ですが、3000mでは操縦性も重要です。改善傾向を評価しつつB+とします。

チャリングクロス|B+評価

美浦W 5F 67.7-52.4-37.5-11.6(馬なり)

1週前は6ハロン81秒9としっかり負荷をかけ、最終はラスト11秒6で併入。調整過程としては良好です。

陣営は筋力面の向上と距離延長への期待を口にしています。相手強化は課題ですが、調教から大きな不調は感じられません。

診断:動きは順調。今回はB+評価とします。

エムズビギン|B+評価

栗東ポリトラック 6F 83.0-67.1-52.6-38.3-11.9(馬なり)

最終はポリトラックで軽く整えました。1週前にはCWで6ハロン83秒9、ラスト11秒2を記録しており、負荷は十分にかけています。

前走から状態が上向いているとの陣営の見解もあり、折り合いがつけば3000mで持ち味を生かせる可能性があります。

診断:順調な調整でB+。時計の出やすさが異なるポリトラックとCWの数字は単純比較しません。

ナリタエスペランサ|B+評価

栗東CW 4F 51.7-36.7-11.8(馬なり)

1週前は6ハロン84秒7-11秒4。最終は北村友一騎手を背に軽快なフットワークを披露しました。

中間には調子の上がり方を慎重に見ていた陣営ですが、最終の動きには手応えが示されています。折り合いをつけやすい走りも長距離戦では魅力です。

診断:最終に向けて良化がうかがえるB+評価です。

シートゥサミット|B+評価

栗東坂路 4F 57.8-42.2-27.4-13.6(馬なり)

最終時計は非常に軽めですが、追い切りでは集中力と落ち着きを確認する意図があったとみられます。

神戸新聞杯では積極的な競馬で3着に好走しました。長距離戦では持久力に加え、道中で力みなく走れるかが大切です。

診断:時計面で積極的な加点は難しいものの、最終が軽いだけで悪い状態とは判断しません。B+評価です。

ショウナンガルフ|B評価

栗東CW 6F 84.5-67.8-52.5-37.3-11.5(直強め)

最終はラスト11秒5と一定の時計を出しましたが、併せ馬にはわずかに遅れています。

陣営は近走の集中力を課題として挙げています。調教そのものに大きな不安はないものの、3000mでは精神面の安定が一層重要です。

診断:終いの反応は悪くありませんが、実戦で集中力を維持できるかが課題。B評価とします。

道悪になった場合の注目ポイント

菊花賞当日の馬場状態によっては、追い切り評価と実戦での狙い方が変わる可能性があります。

ラージアンサンブル:陣営は折り合いの良さと道悪への対応力を評価しており、消耗戦となれば注目度が高まります。

アウダーシア:津村騎手は雨を大きな不安材料とはみておらず、持久力を生かせる展開なら警戒が必要です。

エムズビギン:スタミナとパワーを評価する陣営のコメントがあり、馬場が渋れば見直す余地があります。

ただし、陣営の手応えだけで道悪適性が証明されるわけではありません。実際の馬場状態、当日のレース傾向、各馬の過去の走りと合わせて判断したいところです。

総括|追い切りで最も評価したいのは?

総合的な完成度ならロブチェン。 1週前に負荷をかけ、最終も馬なりで鋭く反応。折り合いと動きの両面で申し分ない仕上がりです。

時計と迫力ならアスクエジンバラ。 1週前の11秒を切る末脚に加え、最終でも高水準の時計。調教内容ではロブチェンに見劣りしません。

上昇度で注目したいのがゴーイントゥスカイ。 1週前に好内容の追い切りを消化し、木曜最終でも落ち着きと操作性を確認。右回りでの課題を克服できれば巻き返しがあっても不思議ではありません。

そのほか、芝2600mで実績を積んだダノンヒストリー、前走からの上積みが期待できるショウナンハヤナミ、順調に調整されたコンジェスタスも評価したい存在です。

筆者の最終追い切り注目馬

  • S評価:ロブチェン、アスクエジンバラ
  • A+評価:ゴーイントゥスカイ
  • 上積み注目:ショウナンハヤナミ、コンジェスタス
  • 長距離実績注目:ダノンヒストリー

菊花賞は、追い切りで動いた馬がそのまま勝つとは限らない難しいレースです。筆者は今回の追い切り評価を最終予想の重要な材料としつつ、枠順、展開、馬場状態まで含めて結論を出したいと思います。

参考情報・出典

出走馬・枠順はJRAの2026年10月22日確定情報を確認。調教時計は競馬報道各社の公開情報を照合しています。評価および考察は筆者独自の見解です。

※追い切り評価は10月22日時点。追い切り時計や陣営コメントは要点を整理し、原文の長文転載は行っていません。馬場状況や出走直前の状態により評価が変わる場合があります。

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