【キズナ産駒2026最新】注目2歳馬を徹底評価|クラシック候補・勝ち上がり馬・未デビュー評判馬

POG 2歳

2026年9月2日更新|8月30日開催終了時点

日本ダービー馬キズナは、種牡馬としてすでに数多くのG1馬・重賞馬を送り出してきました。
ソングライン、アカイイト、ジャスティンミラノ、ディープボンドなど、
産駒の活躍距離やタイプは実に多彩です。

そして2026年にデビューした2024年産世代も、夏競馬が進むにつれて有力馬が見え始めています。
ホウオウモノポリーが芝1800メートルの新馬戦を勝ち、
マンナットは中京芝2000メートルを2歳コースレコードで勝利。

一方で、今年のキズナ産駒はデビュー済みの馬だけを見ていては不十分です。
ソングラインの全弟、コントレイルの半妹、海外G1馬を母に持つ良血馬など、
秋以降のデビューを待つ有力候補がかなり残っています。

この記事では、実戦で結果を出した馬と未デビュー馬を分けながら、
血統、レース内容、距離適性、成長余地まで含めて、
2026年2歳キズナ産駒の現在地を整理します。

この記事の注目ポイント

  • 現時点のクラシック候補はホウオウモノポリーとマンナット
  • マンナットは芝2000mを1分59秒6の2歳コースレコードで勝利
  • ラガリーガ、ノドゥスは初戦敗退から2戦目で一変
  • イルリサットは新馬2着でも3着以下を大きく離す内容
  • ルクスアルカードも芝2000m新馬戦で2着
  • 未デビューではソングライン全弟が最大級の注目馬
  • コントレイル半妹リリークラウドも秋以降の注目候補
  • サミターの2024、アスクゴクジョウなど海外G1血統も充実
2歳夏の評価はあくまで途中経過です。
早く勝ち上がった馬がそのままクラシック上位になるとは限らず、
秋以降にデビューする馬や、実戦を経験して急激に良化する馬もいます。
今後の出走に合わせて随時評価を更新します。
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2026年2歳キズナ産駒の現在地

8月末までの2歳戦では、
キズナ産駒から芝1400~2000メートルまで幅広い距離で勝ち馬が出ています。

日付 馬名 レース 結果 注目点
7月25日 ブレイクアウェイ 中京 芝1400m新馬 1着 1番人気でデビュー勝ち
8月1日 ホウオウモノポリー 新潟 芝1800m新馬 1着 好位から上がり33秒3
8月2日 ノドゥス 新潟 芝1600m未勝利 1着 初戦12着から一変
8月9日 ラガリーガ 新潟 芝2000m未勝利 1着 初戦8着から巻き返し
8月23日 ファミーリエ 中京 芝1400m新馬 1着 後続に3馬身差
8月29日 マンナット 中京 芝2000m未勝利 1着 1分59秒6の2歳コースレコード

この結果だけでも、キズナ産駒の適性を一つの距離に限定するのが難しいことが分かります。

重要なのは父キズナだけを見るのではなく、
母や母父がどのようなスピード・持続力・パワーを加えているかです。
今年の有力馬にも、その特徴がはっきり表れています。

勝ち上がった注目キズナ産駒

1ホウオウモノポリー

牡馬|父キズナ|母インカーヴィル|母父Wootton Bassett|友道康夫厩舎
新馬勝ち
クラシック候補
芝1800m
次走アイビーS

現時点で、2026年のキズナ産駒から
最もクラシックを意識したい一頭として挙げたいのがホウオウモノポリーです。

8月1日の新潟芝1800メートル新馬戦では単勝1.6倍の1番人気。
好スタートから2番手につけ、スローの流れでも力まずに折り合い、
直線では上がり33秒3の脚を使って押し切りました。

着差は半馬身ですが、初戦で評価したいのは派手な着差ではありません。
好位で折り合えること、騎手の指示に反応できること、瞬発力勝負にも対応できたことです。

母インカーヴィルはフランスG1サンタラリ賞の勝ち馬。
母父Wootton Bassettを通じて欧州型の底力を取り込み、
父キズナのスピードとの組み合わせは中距離向きの魅力があります。

次走は10月17日の東京芝1800メートル・アイビーSを予定。
鞍上も引き続き戸崎圭太騎手が務める見通しです。

アイビーSは近年、後のG1馬が多く出ている出世レース。
ここで相手が強化されても同じように折り合い、
最後まで脚を使えるかが2027年クラシックへ向けた最初の大きな試金石になります。

現時点の評価:★★★★★
実戦内容、血統、距離、レースセンスを総合して現時点の最上位。
アイビーSの内容次第ではクラシック有力候補としてさらに評価を上げたい。

2マンナット

牡馬|父キズナ|母サマーエモーション|母父Dubawi|斉藤崇史厩舎
勝ち上がり
レコード勝ち
芝2000m
母父Dubawi

8月末に評価を一気に上げたのがマンナットです。

8月23日の中京芝2000メートル新馬戦は6着。
しかし、わずか6日後の8月29日に同じ芝2000メートルへ出走すると、
大きく内容を変えました。

道中は前の2頭から少し離れた3番手。
直線ではしっかりと伸びてエンルートフライトとの競り合いをクビ差で制し、
1分59秒6の2歳コースレコードで勝利しました。

従来の記録を0秒2更新する好時計でしたが、
斉藤崇史調教師は速い流れが生んだ面もあるとして冷静に評価しています。
時計だけを過大評価するのではなく、
初戦からわずか1週間で競馬内容を大きく改善したことを評価したいところです。

母父Dubawi、祖母ミッドサマーフェアはフローラS勝ち馬。
マイルのスピードだけではなく、中距離で持続的に脚を使える背景があります。

まだ精神面に幼さを残しているとされ、勝利後はいったん放牧へ。
休養を挟んでどこまで成長するかも、この馬を見るうえで重要です。

現時点の評価:★★★★★
芝2000mの走破内容は高水準。
次走で相手が強くなった際に今回のパフォーマンスを再現できれば、クラシック候補へさらに接近。

3ラガリーガ

牡馬|父キズナ|母ラサルダン|母父Kingsalsa|手塚貴久厩舎
勝ち上がり
初戦8着→1着
芝2000m
大型馬

ラガリーガは、初戦と2戦目で評価が大きく変わった一頭です。

6月21日の東京芝1800メートル新馬戦では1番人気ながら8着。
514kgの大型馬で、初戦ではまだ身体を持て余しているような印象も残りました。

しかし8月9日の新潟芝2000メートル未勝利戦では、
3番手付近から運んで直線で抜け出し、2分00秒0で初勝利。
馬体重は512kgでした。

単純に距離が延びたことだけでなく、
一度実戦を経験したことがプラスに働いた可能性があります。

大型のキズナ産駒だけに、秋から冬にかけて身体がさらに締まれば、
もう一段パフォーマンスを上げても不思議ではありません。

現時点の評価:★★★★☆
2000mで勝てたことはクラシックを考えるうえで好材料。
大型馬の成長力込みで次走にも注目。

4ファミーリエ

牝馬|父キズナ|母ベルオロール|母父Galileo|清水久詞厩舎
新馬勝ち
3馬身差
芝1400m
母父Galileo

ファミーリエは8月23日の中京芝1400メートル新馬戦を2番人気で勝利。
道中は好位で流れに乗り、直線で外へ出すとしっかり伸びて、
2着コトテーラーに3馬身差をつけました。

勝ち時計は1分22秒0、上がり3ハロン34秒1。
初戦としてはレース運びにも安定感がありました。

母ベルオロールはGalileo産駒。
さらに祖母タービュレントディセントは米G1を複数勝った実績馬で、
母系の質も高い一頭です。

1400メートルでデビューしましたが、
血統を考えればマイルへの延長は確認したいところ。
距離が延びても同じ末脚を使えるなら牝馬路線で面白くなります。

現時点の評価:★★★★☆
3馬身差の初戦は好印象。
次走の距離設定によって今後の路線が見えてきそう。

5ブレイクアウェイ

牡馬|父キズナ|母ザウェイアイアム|母父Thewayyouare|上村洋行厩舎
新馬勝ち
芝1400m
1番人気

2026年の2歳キズナ産駒で、
早い段階から結果を残した一頭がブレイクアウェイです。

7月25日の中京芝1400メートル新馬戦では1番人気。
3番手付近から運び、直線で抜け出して1馬身差で勝利しました。

前で競馬ができるレースセンスは好材料です。
一方、現時点で経験しているのは芝1400メートルのみ。

クラシック候補というより、まずはマイル前後でどこまで能力を伸ばせるかを見たいタイプです。

現時点の評価:★★★☆☆+
早期完成度とレースセンスを評価。
今後1600m以上へ延ばした際の内容がポイント。

6ノドゥス

牡馬|父キズナ|母ヒアトゥウィン|母父Roi Normand|斎藤誠厩舎
勝ち上がり
12着→1着
芝1600m
成長期待

ノドゥスも、初戦だけを見て評価を決めてはいけない典型例です。

6月21日の東京芝1800メートル新馬戦では2番人気ながら12着。
しかし8月2日の新潟芝1600メートルでは、
4~5番手から上がり33秒5の脚を使い、1馬身差で勝利しました。

三浦皇成騎手は、跳びが大きく距離はもう少し延びてもよい可能性を感じており、
まだ成長段階にある点にも言及しています。

1600メートルへの距離短縮だけが好走理由とは限りません。
使われながら競馬を覚えていくタイプなら、
秋以降にもう一段評価を上げる可能性があります。

現時点の評価:★★★☆☆+
大敗から一変した内容を評価。
1800m前後へ戻した時の走りも確認したい。

現時点の勝ち上がり馬評価

評価 馬名 勝利距離 現在の見立て
★★★★★ ホウオウモノポリー 芝1800m 操縦性・血統・中距離適性からクラシック候補
★★★★★ マンナット 芝2000m レコード勝ち。成長余地も残す
★★★★☆ ラガリーガ 芝2000m 大型馬で伸びしろあり
★★★★☆ ファミーリエ 芝1400m 新馬戦3馬身差。距離延長が鍵
★★★☆☆+ ブレイクアウェイ 芝1400m 完成度が高くマイル路線で注目
★★★☆☆+ ノドゥス 芝1600m 初戦大敗から一変。成長型の可能性
クラシックという視点なら、現時点ではホウオウモノポリーとマンナットが一歩リード。
ただし、まだ新馬・未勝利戦を突破した段階です。
秋のオープン・重賞で相手が強くなってからが本当の能力比較になります。

勝っていなくても注目したいデビュー済み馬

イルリサット

牝馬|父キズナ|母アエロリット|母父クロフネ|菊沢隆徳厩舎
母アエロリット
新馬2着
芝1800m
牝馬注目

勝ち上がってはいませんが、
実戦組で必ず追いかけたいのがイルリサットです。

母はNHKマイルC、毎日王冠、クイーンSなどを制し、
安田記念でも2年連続2着したアエロリット。
そのスピードと持続力をどの程度受け継いでいるかが注目されます。

8月30日の札幌芝1800メートル新馬戦では2着。
勝ったヴァンクライには1馬身半差をつけられましたが、
3着馬には7馬身差をつけています。

勝ち馬には完敗でも、後続を大きく引き離した内容は軽視できません。
次走で順当に勝ち上がれるようなら、
牝馬路線で改めて評価したい一頭です。

現時点の評価:★★★★☆
初戦2着でも能力は示した。
母アエロリットとは異なる中距離適性を見せる可能性にも注目。

ルクスアルカード

牡馬|父キズナ|母カシシ|母父ジャングルポケット|上村洋行厩舎
新馬2着
芝2000m
502kg
伯父トーセンジョーダン

8月30日の中京芝2000メートル新馬戦で2着に入ったルクスアルカードも、
今後を追いたい一頭です。

7番人気という評価でしたが、
初戦から芝2000メートルを使われて2着。
馬体重502kgの大型馬で、血統的にも中距離への期待があります。

伯父には天皇賞・秋を制したトーセンジョーダン。
早い時期の完成度だけでなく、使われながら良くなる可能性も考えておきたいところです。

現時点の評価:★★★☆☆+
人気以上の初戦内容。
次走で勝ち上がれば中距離候補として評価を上げたい。

未デビューの有力キズナ産駒

今回の記事で特に厚くしておきたいのが、ここからの未デビュー組です。

2026年9月初旬の段階でも、
すでにG1馬を出した配合の再現、三冠馬の半妹、海外G1馬を母に持つ高額馬など、
魅力の大きい馬が残っています。

1ルミナスパレードの2024

牡馬|父キズナ|母ルミナスパレード|母父シンボリクリスエス|林徹厩舎
未デビュー最注目
ソングライン全弟
1億5000万円募集
サンデーレーシング

未デビュー組で現時点の最上位に置きたいのが、
ルミナスパレードの2024です。

父キズナ、母ルミナスパレード。
これは安田記念連覇、ヴィクトリアマイルを制した名牝
ソングラインと同じ父母の組み合わせです。

つまり単なるG1馬の弟ではありません。
キズナ×ルミナスパレードという、
すでに日本最高峰のマイル戦線で成功した配合をそのまま再現しています。

募集総額は1億5000万円。
美浦・林徹厩舎、サンデーレーシング、ノーザンファーム生産という背景も含め、
2024年産キズナ産駒の中では最も分かりやすい大物候補の一頭です。

もちろん、全弟だからソングラインと同じ能力になるわけではありません。
牡馬という違いもあり、適性距離が変わる可能性もあります。

それでも「成功済みのキズナ配合をもう一度試せる」という点は、
他の未デビュー馬にはない大きな魅力です。

未デビュー評価:★★★★★
血統的な期待値は世代トップクラス。
馬名確定、入厩、デビュー予定が判明すれば最優先で更新したい一頭。

2リリークラウド

牝馬|父キズナ|母ロードクロサイト|母父Unbridled’s Song|矢作芳人厩舎
コントレイル半妹
未デビュー
ノースヒルズ
矢作厩舎

話題性という意味ではリリークラウドも負けていません。

母ロードクロサイト。
半兄には無敗で皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制した三冠馬
コントレイルがいます。

父はキズナ。
コントレイルとは父が異なりますが、
ディープインパクト系種牡馬とロードクロサイトという点では非常に興味深い組み合わせです。

矢作芳人厩舎、ノースヒルズ生産という背景も魅力。
現在はJRAで放牧扱いとなっており、まだ出走歴はありません。

牝馬なので兄と同じタイプになるとは考えにくいものの、
桜花賞からオークスまでを意識できるような素材なのか、
デビュー戦は大きな注目を集めそうです。

未デビュー評価:★★★★★
コントレイル半妹という大看板。
血統だけで決めつけず、実戦でスピード型か中距離型かを見極めたい。

3サミターの2024

牝馬|父キズナ|母サミター|母父ロックオブジブラルタル|ノーザンファーム生産
海外G1血統
未デビュー
1億1000万円落札
ダノンチェイサー半妹

今回、新たに未デビュー上位へ加えたいのがサミターの2024です。

母サミターは欧米の芝G1を勝った実績馬。
半兄には、ディープインパクト産駒で
きさらぎ賞を制したダノンチェイサーがいます。

2024年ノーザンファーム・ミックスセールでは
1億1000万円(税抜)で落札された高額牝馬です。

母父ロックオブジブラルタルは欧州の名マイラー。
父キズナとの組み合わせからは、
マイル~2000メートル前後でのスピードと持続力を想像したくなります。

リリークラウドほど分かりやすい日本競馬の大看板血統ではありませんが、
母自身がG1級で、すでに重賞馬も出している繁殖実績は魅力です。

未デビュー評価:★★★★★
牝馬クラシック候補として覚えておきたい良血馬。
馬名・所属・始動時期が具体化した段階で再評価したい。

4アスクゴクジョウ

牡馬|父キズナ|母シーウィルレイン|母父Manhattan Rain|藤原英昭厩舎
豪G1馬の仔
ゲート試験合格
藤原英昭厩舎
牡馬注目

牡馬の未デビュー組で特に追加しておきたいのがアスクゴクジョウです。

母シーウィルレインはオーストラリアの名牝。
2歳時にゴールデンスリッパーSを制し、
さらにA.J.モアSも勝ったG1馬です。

母の産駒からは、ハーツクライ産駒のダノントルネードが
京都新聞杯2着に入っています。

つまり母系のスピードが必ずしも短距離だけに限定されているわけではなく、
父がキズナに替わった本馬がどの距離に出るのかは非常に興味深いところです。

そして本馬は7月8日にゲート試験へ合格
未デビュー組の中でも、実戦へ向けた準備が一段進んでいる馬です。

母のスピードをキズナがどこまで中距離方向へ伸ばせるか。
2027年春まで見据えるなら、牡馬の未デビュー候補として追いかけたい存在です。

未デビュー評価:★★★★☆+
豪州の超一流スピード血統+ゲート合格済み。
デビュー条件と追い切り内容が判明すれば評価を動かしたい。

5マスターズボンド

牡馬|父キズナ|母スクールミストレス|母父Equal Stripes|友道康夫厩舎
未デビュー
友道厩舎
シルク
6000万円募集

マスターズボンドも中距離路線で追いかけたい一頭です。

母スクールミストレスは南米のG1戦線で高い能力を示した実績馬。
父キズナとの組み合わせで、日本の芝へどのように適応するかが注目されます。

所属はホウオウモノポリーと同じ友道康夫厩舎。
シルク・ホースクラブで募集され、
ノーザンファームで育成されています。

早い時期から完成度で走るというより、
身体が出来上がってから良くなるタイプなら秋以降でも十分間に合います。

未デビュー評価:★★★★☆
友道厩舎のキズナ牡馬という点を重視。
中距離から始動するようならクラシック候補としてさらに注目。

6ムービー

牝馬|父キズナ|母ファディラー|母父Monsun|中内田充正厩舎
未デビュー
中内田厩舎
藤田晋オーナー
ノーザンファーム

ムービーも未デビュー組から追加しておきたい牝馬です。

父キズナ、母ファディラー、母父Monsun。
中内田充正厩舎に所属し、馬主は藤田晋氏。
ノーザンファーム生産です。

2024年のセレクトセール取引馬で、
現在はJRAで放牧扱いとなっています。

母父Monsunは欧州を代表するスタミナ血統。
キズナのスピードと組み合わされることで、
単純な短距離型ではなくマイルから中距離まで対応する可能性があります。

未デビュー評価:★★★★☆
厩舎・馬主・育成背景を含めて注目。
デビュー距離が1600m以上なら特に確認したい。

7ベルテイン

牡馬|父キズナ|母ロングホットサマー|母父Street Boss|藤原英昭厩舎
未デビュー
藤原英昭厩舎
DMM
社台ファーム

ベルテインは藤原英昭厩舎に所属するキズナ産駒。
DMMドリームクラブの募集馬で、社台ファーム生産です。

母ロングホットサマーの産駒はすでに複数の勝ち上がり馬を出しており、
母系の安定感があります。

母父Street Bossという血統からはスピード面の強さがあり、
キズナとの組み合わせによってどの程度距離をこなせるかがポイントです。

現在はまだ0戦0勝。
こちらも始動時期だけで評価せず、追い切りの動きを確認してから判断したいところです。

未デビュー評価:★★★☆☆+
現段階では素材評価。
調教が本格化した際の動き次第で上位へ浮上する余地あり。

その他の未デビュー注目キズナ産駒

上位7頭以外にも、2024年産キズナ産駒には気になる馬がいます。
今後の入厩やゲート試験、デビュー予定によっては記事本文へ昇格させたい候補です。

馬名 注目ポイント
ハッピーダイフゴー リリーズキャンドル 馬体評価でも注目される牡馬。デビュー動向を確認したい
マルヒアウェーブ モアナ 藤原英昭厩舎。母系のスピードが魅力
ブラスオルケスター スウィッチインタイム 母父Galileo。牝馬中距離候補として注目
ベラジオパンテーラ ダイワダッチェス 上村洋行厩舎。マイル~中距離候補
トナリティ トナフトゥ G1レーシング。母系の欧州スピードに注目
ブルーマーブル コスミックエナジー ノーザンファーム生産のキズナ牡馬
サウンドスケイプ エスケイプローズ 未デビュー牝馬として今後の動向をチェック

※2歳馬の在厩・放牧状況、馬名登録、デビュー予定は短期間で変更されます。
正式情報はJRAや各クラブ・陣営の最新発表をご確認ください。

血統から見る2026年キズナ産駒

キズナは母系によってタイプを大きく変えられる

キズナ産駒の面白さは、
父の特徴だけで適性を決めにくいことです。

代表産駒を見ても、
ソングラインはマイル、
ディープボンドは長距離、
アカイイトは中距離、
ジャスティンミラノはクラシック中距離と、
得意分野はかなり異なります。

2024年産にも同じ傾向が見えています。

ホウオウモノポリー
母父Wootton Bassett。欧州型の底力を中距離で生かせるか。
マンナット
母父Dubawi。2000mで高い持続力をすでに実戦で証明。
ファミーリエ
母父Galileo。1400m勝ちから距離を延ばせるかが興味深い。
イルリサット
母アエロリット。日本型の高速持続力をどこまで受け継いだか。
アスクゴクジョウ
母は豪州のG1スプリンター。キズナが距離適性をどう変えるか注目。
ムービー
母父Monsun。欧州スタミナ血統との組み合わせが特徴。

「成功済み配合」が残っているのは大きい

未デビュー馬の中でも特に興味深いのが、
ルミナスパレードの2024です。

ソングラインと父キズナ・母ルミナスパレードが同じ。
競馬では全兄弟でも能力差は珍しくありませんが、
すでにG1を複数勝った配合をもう一度確認できるという点は大きな魅力です。

リリークラウドも、母ロードクロサイトからコントレイルが出ており、
繁殖牝馬としての能力はすでに証明されています。

今年のキズナ産駒は、
夏の勝ち上がり馬だけでなく、こうした良血馬が秋以降に控えている点が面白いところです。

初戦で負けても切りにくい

すでにラガリーガとノドゥスが分かりやすい例を示しています。

  • ラガリーガ:新馬8着 → 2戦目1着
  • ノドゥス:新馬12着 → 2戦目1着
  • マンナット:新馬6着 → 連闘の2戦目でレコード勝ち

3頭とも初戦だけなら評価を下げたくなる結果でした。

ところが2戦目で勝利。
マンナットに至ってはレコードまで記録しました。

キズナ産駒は「新馬戦で負けたから終わり」と判断しない方がいい。
特に大型馬、集中力に課題がある馬、距離や展開が合わなかった馬は、
実戦経験を積んだ2戦目以降で大きく変わる可能性があります。

クラシック候補として何を見るか

2歳戦で早く勝つことと、
翌春の皐月賞・日本ダービー・桜花賞・オークスで活躍することは別です。

クラシック候補としては、今後次のポイントを重視したいと考えています。

  • 芝1800~2000mで折り合えるか
  • スローでもハイペースでも対応できるか
  • 相手強化後にも末脚を使えるか
  • コーナー4回の競馬にも対応できるか
  • 2歳秋から3歳春へ馬体が成長する余地があるか

現時点の総合注目馬

カテゴリー 注目馬 理由
実戦組1位 ホウオウモノポリー 1800m新馬勝ち+操縦性+アイビーS予定
実戦組2位 マンナット 芝2000mを2歳コースレコードで勝利
成長期待 ラガリーガ 大型馬で初戦8着から2000m勝ち
牝馬実戦組 イルリサット 新馬2着でも3着以下を大きく離した
未デビュー1位 ルミナスパレードの2024 ソングライン全弟という成功済み配合
未デビュー牝馬 リリークラウド 三冠馬コントレイルの半妹
海外G1血統 サミターの2024 G1馬の母+ダノンチェイサー半妹
未デビュー牡馬 アスクゴクジョウ 母豪G1馬+ゲート試験合格済み

まとめ|2026年キズナ産駒は未デビュー組まで面白い

2026年のキズナ2歳産駒は、
夏競馬終了前の段階でも複数の興味深い馬が出ています。

  • ホウオウモノポリーはアイビーSへ向かう現時点のクラシック筆頭候補
  • マンナットは芝2000mを1分59秒6の2歳コースレコードで勝利
  • ラガリーガは初戦8着から2000mで巻き返し
  • ファミーリエは芝1400m新馬戦を3馬身差で快勝
  • ノドゥスは初戦12着から一変
  • イルリサットは新馬2着でも能力を感じさせる内容
  • ルクスアルカードも芝2000m新馬戦で2着
  • ルミナスパレードの2024はソングライン全弟
  • リリークラウドはコントレイル半妹
  • サミターの2024は海外G1血統の高額牝馬
  • アスクゴクジョウは豪G1馬の仔でゲート試験合格済み

現時点の実戦組では、
ホウオウモノポリーとマンナットを一歩上に評価します。

ただし、今回改めて2024年産キズナ産駒を確認すると、
本当に面白いのはむしろこれからデビューする馬がまだかなり残っていることです。

特にルミナスパレードの2024、リリークラウド、
サミターの2024、アスクゴクジョウは、
血統だけならすでに勝ち上がった馬に劣らない魅力があります。

秋以降、新たな勝ち上がり馬が現れれば、
現在の評価順位は大きく変わる可能性があります。

キズナ産駒から次のG1馬、
そして2027年のクラシックを賑わせる馬が現れるのか。
勝ち上がり馬の次走と未デビュー良血馬の始動を追いながら、
この記事も随時更新していきます。

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