【キングジョージ2026最終予想】マスカレードボール本命!現地オッズ・枠順・近走成績を徹底分析

海外競馬

2026年7月25日、イギリスのアスコット競馬場でキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスが行われます。

今年は、前年の覇者で世界最高クラスの評価を受けるカランダガン、日本から挑戦するマスカレードボールとヴェルテンベルク、愛ダービー馬ベンヴェヌートチェッリーニ、2024年の勝ち馬ゴリアットなど、各国の中長距離路線を代表する9頭が集まりました。

現地オッズ、枠順、国際レーティング、近走成績、斤量差、想定されるレース展開を総合すると、実績ではカランダガンが一歩リードしています。

ただし、単純な実績比較だけでは決まらないのが今年のキングジョージです。今回は成長力と枠順、現地オッズとのバランスを重視し、マスカレードボールを本命に選びました。

  • レース:キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)
  • 開催日:2026年7月25日
  • 競馬場:イギリス・アスコット競馬場
  • コース:芝2390メートル・右回り
  • 発走予定:日本時間23時35分
  • 出走頭数:9頭
  • 馬場発表:Good to Firm(良~硬め)
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現地オッズと枠順

以下は7月25日午前に確認した現地Coralの参考オッズです。イギリス式の分数オッズに加えて、日本でなじみのある小数換算も併記しています。

馬番 ゲート 馬名 性齢 斤量 現地オッズ 小数換算
1 7 カランダガン セン5 61kg 13/8 約2.63倍
4 4 マスカレードボール 牡4 61kg 7/2 約4.50倍
9 9 ベンヴェヌートチェッリーニ 牡3 56kg 9/2 約5.50倍
7 1 ミニーホーク 牝4 60kg 13/2 約7.50倍
2 5 ゴリアット セン6 61kg 8/1 約9.00倍
6 6 カルパナ 牝5 60kg 8/1 約9.00倍
5 3 ヴェルテンベルク 牡6 61kg 40/1 約41.00倍
3 2 ランボーン 牡4 61kg 100/1 約101.00倍
8 8 アクション 牡3 56kg 100/1 約101.00倍

※現地オッズは発売会社や確認時刻によって変動します。馬券購入時には最新オッズをご確認ください。

現地オッズから見える評価

カランダガンが明確な1番人気

昨年のキングジョージを制し、その後も英チャンピオンステークス、ジャパンカップ、ドバイシーマクラシックを勝利。前走サンクルー大賞も制しており、実績とコース適性を考えれば1番人気は妥当です。

マスカレードボールは現地でも有力候補

日本馬というだけで人気を集めているわけではありません。国際レーティング128はカランダガンの130に次ぐ水準で、昨年のジャパンカップではカランダガンとタイム差なしの2着でした。

3歳馬ベンヴェヌートチェッリーニは斤量が魅力

古馬牡馬の61キロに対し、3歳牡馬は56キロ。約5キロ、英国表記では11ポンドの斤量差があります。国際レーティングは119ですが、斤量差を単純に加味すれば、カランダガンと互角に近い計算になります。

アスコット芝2390メートルのポイント

アスコット芝2390メートルは、東京芝2400メートルのように直線で瞬発力だけを競うコースではありません。

スタート後は下りが続きますが、レース後半には長い上りが待っています。序盤にスピードへ乗りやすい一方、早く動きすぎると最後の坂で脚が止まります。

そのため、求められるのは単純な末脚の速さではなく、長く脚を使いながら最後まで失速しない持続力です。

今回重視した能力
・2400メートル前後のG1実績
・好位または中団から長く脚を使えること
・上り坂でも伸び続ける持続力
・良馬場での巡航スピード
・海外遠征やタフな競馬への対応力

想定されるレース展開

アイルランドのアクションがペースメーカーの役割を担い、外のベンヴェヌートチェッリーニも前めの位置を取りに行く可能性があります。

ランボーンとヴェルテンベルクがその後ろ。マスカレードボールはゲート4から中団より前、カランダガンは外めのゲート7から各馬の動きを見ながら追走すると考えます。

アクションが明確に流れを作れば、極端なスローペースにはなりにくいでしょう。早い段階から各馬が脚を使う、持続力勝負になると予想します。

マスカレードボールにとってゲート4は好材料です。外を回される危険を抑えながら、前のアクションやベンヴェヌートチェッリーニを目標にできます。

レーティングと斤量の比較

馬名 レーティング 斤量 評価ポイント
カランダガン 130 61kg 能力とコース実績は最上位
マスカレードボール 128 61kg 能力差は小さく成長余地あり
ミニーホーク 123 60kg 牝馬の斤量差とG1実績
カルパナ 120 60kg 昨年2着でコース適性が高い
ゴリアット 119 61kg 2024年のキングジョージ勝ち馬
ベンヴェヌートチェッリーニ 119 56kg 約5kgの斤量差が最大の武器
ヴェルテンベルク 116 61kg スタミナは豊富だが速度対応が課題
ランボーン 113 61kg 近走内容から上積みが必要
アクション 111 56kg 展開を作る役割が中心

有力馬の最終診断

◎4番 マスカレードボール

本命は日本のマスカレードボールです。

最大の根拠は、昨年のジャパンカップです。外のゲート15から運びながら、世界最高評価のカランダガンとタイム差なしの2着。最後はわずかに競り負けましたが、4歳春までのキャリアを考えれば、能力差はほとんどなかったと判断できます。

前走のクイーンエリザベス2世カップでは、香港のロマンチックウォリアーに0秒2差の2着。2000メートルで世界的な中距離王と接戦を演じており、海外遠征への対応力も示しました。

東京優駿2着、ジャパンカップ2着が示すように、2400メートルでもパフォーマンスは落ちません。父ドゥラメンテ、母父ディープインパクトという血統からも、スピードと持続力のバランスに優れています。

好材料は、ゲート4、良~硬めの馬場、4歳馬としての成長力です。

カランダガンと同じ61キロを背負うため斤量面の恩恵はありませんが、昨年のジャパンカップ当時より完成度が上がっていれば逆転可能です。

不安材料は、初めてのアスコットと最後の上り坂、長距離輸送の影響です。

それでも現地到着後の調整は順調と伝えられており、能力とオッズのバランスを考えれば、カランダガンよりマスカレードボールを上位に取ります。

○1番 カランダガン

対抗は前年の覇者カランダガンです。

昨年のキングジョージを勝利した後、英チャンピオンステークス、ジャパンカップ、ドバイシーマクラシックを制覇。現役世界最高クラスの実績を持っています。

今年のコロネーションカップでは大敗しましたが、馬場やコースへの適性が影響した可能性が高く、続くサンクルー大賞で直ちに巻き返しました。

一瞬の加速だけではなく、徐々に速度を上げながら長く伸びるタイプ。最後に上りが続くアスコットは、能力を発揮しやすい舞台です。

前年覇者、レーティング130、近走G1勝ちという安心感は出走馬中トップです。

ただし単勝13/8前後では、コロネーションカップの大敗や前走の着差を考えると、絶対的な存在として買うには少し人気が先行しています。

▲9番 ベンヴェヌートチェッリーニ

単穴は愛ダービー馬ベンヴェヌートチェッリーニです。

英ダービーでは発馬時のトラブルによって能力を出し切れず、競走後にはノンランナー扱いとなりました。その後の愛ダービーでは、本来の先行力と持続力を発揮して勝利しています。

最大の魅力は56キロの斤量です。カランダガンやマスカレードボールより約5キロ軽く、成長期にある3歳馬の上積みまで考えれば、古馬のトップクラスを破っても不思議ではありません。

大外ゲート9ですが、前へ行く馬なので後方で外を回され続ける可能性は低いでしょう。ライアン・ムーア騎手が早めに好位を確保できれば、斤量差を生かして直線まで粘り込めます。

課題は、愛ダービーから相手が大幅に強化されることと、初めて古馬の世界トップ級と対戦する点です。

△7番 ミニーホーク

2025年の凱旋門賞2着馬で、前走プリンスオブウェールズステークスでもオンブズマンの2着。近走の着順だけを見るより、相手関係を高く評価すべき馬です。

2400メートルへの距離延長はプラス。牝馬のため60キロで出走できる点も有利です。

一方、最内ゲート1から馬群の内側に閉じ込められる可能性があります。直線でスムーズに進路を確保できるかが鍵になります。

☆6番 カルパナ

昨年のキングジョージではカランダガンの2着。アスコットでは英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークスも制しており、コース適性は非常に高い馬です。

前走ハードウィックステークスもジアヴェロットとタイム差なしの2着。勝ち切れなかったものの、状態面に大きな不安はありません。

レーティングでは上位2頭に見劣りますが、現地オッズ8倍前後なら相手候補としての妙味があります。

その他の出走馬

2番 ゴリアット

2024年のキングジョージ勝ち馬。アスコット芝2390メートルで結果を残しており、コース適性は疑えません。

今年はシャンティイ大賞を勝ち、前走ハードウィックステークスも3着。全盛期ほどの勢いがあるかは微妙ですが、消耗戦になれば浮上します。

5番 ヴェルテンベルク

天皇賞・春でクロワデュノールとタイム差なしの2着。3200メートルで示したスタミナは本物です。

一方、今回は3200メートルから2390メートルへの距離短縮。アスコットの上りは合いそうですが、良~硬めの馬場で世界トップ級の中距離スピードに対応できるかが課題です。

ゲート3から無理なく好位を取れれば、大きく崩れず上位争いへ加わる可能性はあります。

3番 ランボーン

2025年の英ダービー馬ですが、今季はハードウィックステークス11着、サンクルー大賞5着と本来の走りを見せられていません。

ゲート2は好条件ですが、近走内容からは大幅な変わり身が必要です。

8番 アクション

斤量56キロは有利ですが、愛ダービー7着、英ダービー12着と、現時点の完成度では上位馬との能力差があります。

今回は勝利を狙うというより、同厩舎の有力馬に適した流れを作るペースメーカーとしての役割が濃厚です。

全9頭の最終評価

馬番 馬名 評価 短評
4 マスカレードボール A 枠順と成長力でカランダガン逆転へ
1 カランダガン A 実績、能力、コース適性は最上位
9 ベンヴェヌートチェッリーニ A- 56kgを生かせば古馬撃破も可能
7 ミニーホーク B+ 凱旋門賞2着の地力と距離延長
6 カルパナ B+ 昨年2着でアスコット実績十分
2 ゴリアット B 2024年覇者で持久戦なら浮上
5 ヴェルテンベルク C+ スタミナ上位も速度対応が課題
3 ランボーン C 昨年の英ダービー馬も近走不振
8 アクション C 展開を作る役割が中心

キングジョージ2026 最終予想

最終印
  • ◎ 4番 マスカレードボール
  • ○ 1番 カランダガン
  • ▲ 9番 ベンヴェヌートチェッリーニ
  • △ 7番 ミニーホーク
  • ☆ 6番 カルパナ
  • △ 2番 ゴリアット

能力の絶対値だけなら、カランダガンを本命にするのが最も無難です。

しかし、昨年のジャパンカップでの着差、マスカレードボールの成長余地、ゲート4という枠順、現地オッズの差を考えると、馬券として狙いたいのはマスカレードボールです。

カランダガンを逆転するためには、ルメール騎手が早めに動きすぎず、前の馬を目標にしながら直線まで脚を残すことが重要になります。

推奨する買い目

本線

  • 単勝:4番 マスカレードボール
  • 複勝:4番 マスカレードボール

相手を買う場合

  • 馬連:4-1
  • 馬連:4-9

基本はマスカレードボールの単複です。

相手を広げすぎると的中しても回収率が下がるため、馬連を加える場合も、カランダガンとベンヴェヌートチェッリーニの2頭に絞ります。

マスカレードボールの単勝オッズが大きく下がった場合は、単勝に偏らず複勝を厚めにする形が現実的です。

まとめ

本命は4番マスカレードボール。

前年覇者カランダガンの実績とアスコット適性は認めつつ、昨年のジャパンカップでほぼ互角だった内容と、4歳馬としての成長力を重視しました。

ゲート4から前を見ながら運び、直線入口まで脚を残せれば、日本馬として初めてキングジョージを制する可能性は十分あります。

最大の相手はカランダガン。斤量56キロのベンヴェヌートチェッリーニも、世代交代を実現できるだけの条件がそろっています。

世界最高クラスの古馬と日本の期待馬、勢いのある3歳馬がぶつかる、非常に見応えのある一戦になりそうです。

※枠順、馬場状態、現地オッズは記事作成時点の情報です。出走取消やオッズ変動など、発走前の最新情報をご確認ください。馬券は無理のない範囲でお楽しみください。

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