2026年8月31日更新|8月30日開催終了時点
無敗で三冠を達成したコントレイル。その第2世代となる2024年産駒の2歳戦が、本格的に動き始めました。
7月時点では「どの馬が最初に勝ち上がるのか」という段階でしたが、8月に入って状況は大きく変化しています。
レニュアージュ、ドラゴンバルド、シティオブドリーム、ヴァンドレストが新馬戦を勝利し、さらにロマノヴェリテも2戦目で勝ち上がりました。
特に8月9日から23日にかけては、コントレイル産駒が3週連続で新馬戦を勝利。
父の第2世代にも、クラシック路線を意識したくなる馬が少しずつ現れています。
この記事では、デビュー前の評判や血統だけではなく、実際のレース内容を加えて評価を更新。
すでに勝ち上がった馬、初戦で敗れても次走で見直したい馬、そして秋以降のデビューを待つ大物候補まで、2026年8月末時点のコントレイル産駒を改めて整理します。
- 第2世代のコントレイル産駒は8月に入って勝ち上がりが加速
- 現時点で特に注目したいのはドラゴンバルドとヴァンドレスト
- レニュアージュ、シティオブドリームなど牝馬も新馬勝ち
- ロマノヴェリテは初戦3着から2戦目で前進
- 未勝利のエンルートフライトも内容的には高く評価したい
- 未デビュー組ではダノンカンタービレ、ホシクズノダイヤなど大物候補が控える
2歳馬は一戦ごとの成長が大きいため、今後の出走に合わせて随時更新していきます。
目次
8月に流れが変わった第2世代コントレイル産駒
コントレイルの第2世代は、夏競馬前半までは勝ち上がりが出ていませんでした。
しかし8月9日の中京で、まずレニュアージュが芝1600メートルの新馬戦を逃げ切り。
これが現2歳世代のコントレイル産駒初勝利となりました。
続く中京芝2000メートルでは、福永祐一厩舎のドラゴンバルドが1番人気に応えて快勝。
同じ日に一気に2頭が勝ち上がったことで流れが変わります。
翌週の8月16日には札幌芝1800メートルでシティオブドリーム、
さらに8月23日には札幌芝2000メートルでヴァンドレストが勝利。
これで3週連続の新馬勝ちとなりました。
8月29日にはロマノヴェリテが札幌芝1800メートルの未勝利戦を制し、
現時点で第2世代から5頭が勝ち上がっています。
| 日付 | 馬名 | レース | 結果 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 8月9日 | レニュアージュ | 中京・芝1600m新馬 | 1着 | 第2世代の産駒初勝利 |
| 8月9日 | ドラゴンバルド | 中京・芝2000m新馬 | 1着 | 1番人気に応えて好内容 |
| 8月16日 | シティオブドリーム | 札幌・芝1800m新馬 | 1着 | 逃げ切って1馬身半差 |
| 8月23日 | ヴァンドレスト | 札幌・芝2000m新馬 | 1着 | 2馬身差の快勝 |
| 8月29日 | ロマノヴェリテ | 札幌・芝1800m未勝利 | 1着 | 初戦3着から前進 |
興味深いのは、勝ち上がり距離が芝1600、1800、2000メートルに広がっていることです。
現段階の少ないサンプルだけで種牡馬としての適性を断定することはできませんが、
少なくとも「マイルだけ」「短い距離だけ」に偏っているわけではありません。
コントレイル自身がクラシック三冠馬だったことを考えれば、今後は勝ち上がった馬が距離延長や重賞でどこまで対応できるかが重要になります。
勝ち上がった注目コントレイル産駒5頭
1ドラゴンバルド
クラシック候補
芝2000m
2億6000万円
現時点で、コントレイル第2世代の中から最もクラシックを意識したくなる一頭として挙げたいのがドラゴンバルドです。
8月9日の中京芝2000メートル新馬戦では単勝1.5倍の1番人気。
スタート直後に接触する場面がありながら道中は3番手で折り合い、直線では川田将雅騎手のアクションに素早く反応しました。
最後は2着ショウナンバトレニに1馬身1/4差をつけて勝利しています。
派手に後方から差し切ったわけではありませんが、
好位で折り合い、直線で必要なだけ伸びるという内容はクラシックを考えるうえで好印象です。
初戦から芝2000メートルを問題なくこなした点も大きいでしょう。
母メチャコルタはアルゼンチンG1勝ち馬。
母系からスピードとパワーを取り込みながら、父コントレイルの軽さや中距離適性が加わる血統構成です。
福永調教師も初戦後、現状よりさらに良くなる余地と距離延長への対応を見込んでいます。
完成した馬が夏から全開というより、成長を残しながら初戦を突破したと見ることができる点は魅力です。
芝2000mを初戦から勝った内容と成長余地を高く評価。今後の中距離重賞で最も注目したい一頭。
2ヴァンドレスト
評価急上昇
芝2000m
母父Frankel
8月23日の札幌芝2000メートルで鮮烈なデビューを飾ったのがヴァンドレストです。
単勝2.0倍の1番人気に支持されると、序盤は中団で無理をせず追走。
向こう正面から徐々にポジションを上げ、直線では外からしっかり伸びて2馬身差で快勝しました。
初戦の2歳馬にありがちな力みが目立たず、
自分のリズムで運んで最後に脚を使えたことを評価したいところ。
ルメール騎手もレース後に距離適性と将来性を前向きに評価しています。
さらに血統も魅力です。
母イーストはFrankel産駒で、欧州・米国のG1戦線でも好走した実績馬。
父コントレイルの瞬発力に、Frankel系の持続力や底力が加わっています。
デビュー戦が札幌芝2000メートルという点からも、
短距離で完成度を生かすタイプというより中距離で能力を伸ばしていく可能性を感じます。
2馬身差以上に余裕を感じさせる初戦。ドラゴンバルドと並び、中距離路線で追いかけたい存在。
3レニュアージュ
芝1600m
492kg
牝馬上位
第2世代のコントレイル産駒に最初の勝利を届けたのがレニュアージュです。
8月9日の中京芝1600メートル牝馬限定新馬戦では、
好スタートからハナへ。
道中で息を入れながら運ぶと、直線でも粘り強く脚を使い、
追い上げたリアンフィニを半馬身差で退けました。
勝ち時計は1分34秒8。
レース内容以上に注目したいのは、牝馬ながら492kgという馬格を持ちながら、動きに重さを感じさせなかったことです。
藤原英昭調教師も馬格、軽さ、レースセンスと今後の伸びしろを評価しています。
母シャンパンルームは米国の2歳牝馬チャンピオン。
母系の早期スピードを受け継いでいる可能性があり、現時点ではクラシックでも特に桜花賞へつながるマイル路線を意識したいタイプです。
スピードと完成度は世代上位。今後は距離を延ばした際にどこまで対応できるかがポイント。
4シティオブドリーム
評価上昇
芝1800m
506kg
シティオブドリームも、実戦に入って一気に存在感を高めたコントレイル産駒です。
8月16日の札幌芝1800メートル新馬戦では3番人気。
大外枠から前へ出るとそのまま主導権を握り、
最後まで脚色を保って2着レジームチェンジに1馬身半差をつけました。
506kgという大型牝馬でありながら、初戦から先手を取って最後まで止まらなかった点は好材料です。
小回りの札幌で結果を出しましたが、単純なスピード型というより、
馬格と持続力を生かすタイプとして今後を見たいところです。
母父Street Cryは世界的な名馬を多数送り出した血統。
コントレイルの軽さに米国型のパワーが加わる組み合わせで、
馬場やコースへの対応範囲が広がる可能性もあります。
大型牝馬ながら初戦から競馬が上手。マイルだけでなく1800~2000m前後でも見てみたい。
5ロマノヴェリテ
2戦目で前進
芝1800m
成長型
初戦から一発で勝った4頭とは違い、
一度実戦を経験して明確に良化したという意味で注目したいのがロマノヴェリテです。
8月8日の札幌芝1800メートル新馬戦では7番人気ながら3着。
そして8月29日の同距離の未勝利戦では3番人気で勝利し、
2着に1馬身3/4差をつけました。
初戦から大きく崩れていたわけではありませんが、
2戦目では追走から直線の反応まで明らかに前進。
北村友一騎手も、初戦時より走りが良くなっていた点を評価しています。
母ルミエールヴェリテからはアリスヴェリテ、リアンヴェリテなど複数の活躍馬が出ています。
半姉アリスヴェリテはマーメイドSを制した実績馬で、
母系には息の長い成長力があります。
現段階ではドラゴンバルドやヴァンドレストほどクラシック候補として強く推す段階ではありません。
ただし、実戦を使われながら良くなるタイプなら今後さらに評価が変わる可能性があります。
初戦3着から2戦目でしっかり勝利。成長力を含めて次走でも確認したい。
現時点の勝ち上がり馬評価
デビュー前の血統評価だけでなく、実際のレース内容を加味すると、
2026年8月末時点では次のように見ています。
| 評価 | 馬名 | 勝利距離 | 現在の見立て |
|---|---|---|---|
| ★★★★★ | ドラゴンバルド | 芝2000m | 完成度と中距離適性を両立。クラシック候補 |
| ★★★★★ | ヴァンドレスト | 芝2000m | 初戦2馬身差。距離・血統とも魅力 |
| ★★★★☆ | レニュアージュ | 芝1600m | 大型牝馬でスピードとレースセンスが高い |
| ★★★★☆ | シティオブドリーム | 芝1800m | 506kgの馬格と持続力が魅力 |
| ★★★☆☆+ | ロマノヴェリテ | 芝1800m | 実戦を使って上昇。次走でさらに確認 |
どちらも芝2000メートルの新馬戦を勝っており、
短距離の完成度だけではなく、2027年春のクラシックにつながる可能性を感じさせます。
ただし2歳夏の新馬戦だけで能力の上下を決めるのは早く、今後の相手強化と距離延長が本当の試金石になります。
まだ未勝利でも評価を下げたくない馬
2歳馬を見る際に注意したいのが、
「新馬戦で負けた=期待外れ」と判断しないことです。
初戦では気性、ゲート、ペース、位置取りなどによって力を出し切れないケースも珍しくありません。
現時点で特に次走を確認したい馬を挙げます。
エンルートフライト
2戦連続2着
芝2000m
勝ち上がってはいませんが、内容だけなら上位の勝ち馬に近い評価を与えたいのがエンルートフライトです。
8月29日の中京芝2000メートル未勝利戦では1番人気。
勝ったマンナットにクビ差の2着でしたが、
走破時計は勝ち馬と同じ1分59秒6でした。
マンナットが記録した1分59秒6は中京芝2000メートルの2歳コースレコード。
エンルートフライト自身も同タイムで走っており、
単純に「未勝利馬だから勝ち上がり組より下」とは考えにくい内容です。
デビュー戦に続いて2戦連続2着。
勝ち切れていない点は課題ですが、
芝2000メートルでこれだけ走れている以上、次走でも有力な勝ち上がり候補でしょう。
未勝利組では最注目。勝ち上がれば一気に上位グループへ加えたい。
アトミックリーチ
芝1800m
高額馬
デビュー前には世代上位候補として高く評価していたアトミックリーチ。
8月8日の新潟芝1800メートル新馬戦では1番人気に支持されましたが、結果は4着でした。
期待値を考えれば物足りなさは残ります。
一方で、直線ではまだ走りに幼さを見せながら上がり33秒6を記録。
能力そのものが足りなかったと決めつけるには早いでしょう。
母父Bernardiniの血を持ち、セレクトセールでも高い評価を受けた馬です。
新潟外回りで切れ味だけを問われる形より、
少し流れる展開や距離延長で変化する可能性も残っています。
初戦だけなら評価は一段下げる。ただし能力を見限る段階ではなく、2戦目の変化を確認したい。
リアライズセレスト
芝1800m
良血
7月26日の札幌芝1800メートル新馬戦で4着。
勝ち切るところまでは届きませんでしたが、
半姉にシンザン記念勝ちのライトクオンタムを持つ良血馬です。
父コントレイルに母父Quality Roadという組み合わせから、
軽さだけでなくパワーも期待できる配合。
現状では勝ち上がり組より評価を下に置きますが、
成長次第でマイルから2000メートル前後まで対応しても不思議ではありません。
初戦4着で判断保留。2戦目の位置取りと直線の反応を確認したい。
ドミナント
芝1600m
福永厩舎
母エスポワールは重賞戦線で好走した実績馬。
さらに半兄アロヒアリイも重賞戦線で能力を示しており、
血統面では引き続き注目しておきたい牝馬です。
8月23日の新潟芝1600メートル新馬戦では1番人気に支持されたものの5着。
直線では脚を使っていますが、初戦から期待通りの結果とはなりませんでした。
こちらも初戦だけで結論を出すより、
実戦経験を積んでレース運びがどう変わるかを確認したいタイプです。
血統的な期待値は高い。次走で競馬ぶりが変わるか注目。
未デビューで注目したい大物候補
すでに走った馬だけでなく、秋以降にはまだ大物候補が控えています。
実戦組と未デビュー組を同じ順位で並べると評価基準が曖昧になるため、
ここでは「まだ走っていないからこそ別枠で注目したい馬」として整理します。
ダノンカンタービレ
高額馬
米国良血
福永厩舎
未デビュー組で引き続き最上位に置きたいのがダノンカンタービレです。
母カレドニアロードは米国2歳女王。
2024年のセレクトセールでは3億円(税抜)で取引された高額馬で、
母父Quality Roadのスピードとパワーを持つ配合です。
春の段階から福永祐一調教師が馬体の良さを高く評価しており、
特に胴の長さを含めた全体のシルエットには中距離馬としての魅力があります。
一方、現時点では実戦を経験していません。
ドラゴンバルドなどがすでに結果を出したことで、
「評判馬」というだけで最上位に置くことはできなくなりました。
それでも素材への期待値は依然として高く、
秋以降に動きが出れば一気に世代上位へ入ってくる可能性を持つ存在です。
実戦前なので能力比較はできないが、血統・馬体評価とも世代屈指。デビュー戦を待ちたい。
ホシクズノダイヤ
ゲート試験合格
ドウデュース半弟
2億6000万円
以前は「ダストアンドダイヤモンズの2024」として注目されていた馬で、
正式な馬名はホシクズノダイヤとなりました。
最大の注目点は、半兄が日本ダービー、有馬記念、天皇賞・秋、ジャパンCなどを制したドウデュースであること。
父がハーツクライからコントレイルに替わり、どのようなタイプになるのか非常に興味深い配合です。
2024年のノーザンファームミックスセールでは2億6000万円(税抜)で取引されました。
7月24日に函館競馬場へ入り、7月30日にゲート試験へ合格。
その後はいったん放牧され、秋のデビューを目指す見通しです。
ゲート練習開始から短期間で合格した点や、陣営から性格の素直さ、背中の感触を評価する声が出ているのも好材料です。
一方で、まだ緩さを残すという評価もあり、現時点で急いで仕上げるタイプではなさそうです。
兄の名前だけで評価するべきではありませんが、
友道厩舎で成長を待ちながら秋へ向かえることを含め、未デビュー組では特に楽しみな一頭です。
ドウデュース半弟という血統だけでなく、ゲート試験まで完了。秋のデビュー戦は必ず確認したい。
アンドロニクス
母父オルフェーヴル
中距離注目
母アンドラステは中京記念を制した重賞勝ち馬で、アンドロニクスはその初仔です。
コントレイル×オルフェーヴルという組み合わせも興味深く、
父の軽い瞬発力に母系の持続力や成長力がどの程度加わるか注目されます。
現時点ではまだ実戦前。
夏の早い時期に勝ち上がった馬との単純比較はできませんが、
中内田厩舎でじっくり仕上げられるのであれば、秋以降の中距離戦で見てみたい馬です。
母の実績と血統構成に魅力。早期デビューより成長後の走りを見たい。
ヒシホライゾン
高額馬
入厩中
南米良血
ヒシホライゾンも夏の段階で評価を落としたくない未デビュー馬です。
母イスパニダは南米G1で複数の2着・3着がある実績馬。
近親にはアルゼンチン年度代表馬となり、米国G1マンノウォーSも制したHi Happyがいます。
セレクトセールでは2億5000万円(税抜)の高値で取引された良血牡馬。
現在は堀宣行厩舎に所属し、実戦へ向けた準備が進められています。
堀厩舎ということもあり、単純に夏までのデビュー速度だけで評価する必要はないでしょう。
父の瞬発力と南米血統の持続力がうまくかみ合えば、中距離で面白い存在になる可能性があります。
始動の早さより完成したときの能力を見たいタイプ。東京の中距離で見てみたい。
その他にも追いかけたいコントレイル産駒
ここまで取り上げた馬以外にも、血統面から継続してチェックしておきたい馬がいます。
2歳馬は秋以降に急激に評価を上げることもあるため、現時点の順位だけで候補を絞り過ぎない方がいいでしょう。
| 馬名 | 母 | 厩舎 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| スターリーフライト | ヤングスター | 安田翔伍 | エリキングの半妹。豪州の良血牝系 |
| ブルーコメット | フォースタークルック | 矢作芳人 | 母は米芝G1勝ち馬。芝中距離に期待 |
| アストラルライト | マジックアティテュード | 安田翔伍 | 母父Galileo。距離延長で魅力 |
| スワッグウォーク | ブリリアントカット | 武幸四郎 | 母父Speightstown。米国型スピード |
| ゴールデンプロミス | ジョイカネラ | 矢作芳人 | 南米牝系と矢作厩舎の組み合わせ |
| アーケントレイル | ミステリーエンジェル | 矢作芳人 | 成長を待ちながら中距離で見たい |
| オプティミスタ | ポジティブマインド | 手塚貴久 | 母父Galileo。牝馬クラシック候補として注目 |
| エルヴァーレ | スカイダイヤモンズ | 友道康夫 | 米国型スピード牝系。友道厩舎 |
| ヴェトロテンペスタ | シャンパンエニワン | 田中博康 | 米国重賞血統。成長後の走りに注目 |
| ソアリングドリーム | ファイナルドリーム | 中内田充正 | 母父Frankel。牝馬クラシックを意識したい血統 |
※2歳馬の在厩・放牧・デビュー予定は短期間で変更されます。正式な出走情報はJRAや各クラブの最新発表をご確認ください。
実戦から見えてきた第2世代の特徴
1600~2000mで勝ち馬が出た
現時点の5頭だけでコントレイル産駒全体の距離適性を決めることはできません。
ただ、レニュアージュが1600メートル、
シティオブドリームとロマノヴェリテが1800メートル、
ドラゴンバルドとヴァンドレストが2000メートルで勝っています。
少なくとも第2世代の序盤を見る限り、
芝マイルから中距離まで幅を持って結果が出ていることは押さえておきたいポイントです。
母系によってタイプがかなり違う
同じコントレイル産駒でも、走りのタイプは一様ではありません。
- レニュアージュは米国2歳女王シャンパンルームのスピード
- ヴァンドレストは母父Frankelの欧州的な持続力
- ドラゴンバルドはアルゼンチンG1馬を母に持つパワー
- シティオブドリームはStreet Cryを通じた米国型の底力
父だけを見て「コントレイル産駒はこのタイプ」と決めるより、
母系が何を補っているのかを見る方が重要になりそうです。
初年度産駒と同じく成長力も見逃せない
コントレイルの初年度産駒も、2歳時だけですべてが決まったわけではありません。
3歳春に入ってゴーイントゥスカイが青葉賞、
コンジェスタスが京都新聞杯を勝つなど、成長とともに存在感を強めた馬がいました。
第2世代でも夏の新馬戦の結果だけで序列を固定せず、
秋から2027年春にかけての上昇度を追いかける必要があります。
新馬・未勝利戦を勝つことと、1勝クラスや重賞で相手が強くなっても同じ競馬ができることは別です。
ドラゴンバルドやヴァンドレストが次走でどこまでパフォーマンスを上げられるかによって、
第2世代全体の評価も大きく変わってきます。
POGで今から選ぶならどう見る?
現時点なら、すでに1勝している馬と未デビューの大物候補を分けて考えるのがおすすめです。
| タイプ | 注目馬 | 理由 |
|---|---|---|
| 実績重視 | ドラゴンバルド | 芝2000mを初戦から好内容で勝利 |
| 将来性重視 | ヴァンドレスト | 2000mで余裕のある2馬身差 |
| 牝馬重視 | レニュアージュ | 大型牝馬でマイルのスピードあり |
| 次走狙い | エンルートフライト | 未勝利ながら2000mで高水準の内容 |
| 未デビュー大物 | ダノンカンタービレ | 母米2歳女王・福永厩舎の高額馬 |
| 秋の良血馬 | ホシクズノダイヤ | ドウデュース半弟・ゲート試験合格済み |
まとめ|コントレイル第2世代はここからが面白い
2026年夏のコントレイル第2世代は、8月に入って一気に動き始めました。
- レニュアージュが第2世代の産駒初勝利
- ドラゴンバルドが芝2000mを好内容で勝利
- シティオブドリームが札幌芝1800mを逃げ切り
- ヴァンドレストが札幌芝2000mを2馬身差で快勝
- ロマノヴェリテが2戦目で勝ち上がり
- エンルートフライトは未勝利ながら高いパフォーマンス
- 秋にはダノンカンタービレ、ホシクズノダイヤなど大物候補も控える
現時点で筆者が特に期待しているのは、
ドラゴンバルドとヴァンドレストです。
どちらも芝2000メートルの新馬戦を勝ち、2027年春のクラシックへつながる可能性を感じさせました。
一方で、2歳8月の評価はあくまで途中経過です。
初年度産駒にも3歳になってから大きく伸びた馬がいたように、
コントレイル産駒はこれから秋、冬、そしてクラシック前哨戦で序列が変わってくる可能性があります。
特に今後は、
勝ち上がった5頭の次走、エンルートフライトの初勝利、そしてダノンカンタービレとホシクズノダイヤのデビューを重点的に追いかけていきたいところです。
コントレイルの第2世代から、父と同じクラシックの大舞台へ進む馬が現れるのか。
今後も新しい情報やレース結果が判明した段階で、この記事を更新していきます。
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