『ファイナルファンタジーVII リベレーション』の戦闘、これはかなり面白そうです。
東京ゲームショウ2026では実際に遊べる試遊版が出展され、ヴィンセントとシドの新しいバトルスタイル、新システム「WEAR(ウェア)」、そしてジェノバDeathとのボス戦などが明らかになってきました。
『FFVII リバース』の戦闘はもともと完成度が高かったと思いますが、『リベレーション』はその土台を大きく変えるのではなく、キャラクターごとのアクションとカスタマイズの幅をさらに広げる方向へ進化しているように見えます。
今回はTGS2026の試遊レポートや公式情報をもとに、特に気になった戦闘システムを中心に整理していきます。
※本記事は2026年9月18日時点で公開されている公式情報・各メディアの試遊レポートをもとにしています。筆者自身がTGS会場で試遊したレビューではありません。また、TGS試遊版の内容に軽く触れています。
『FF7 リベレーション』は2027年4月8日発売
『FINAL FANTASY VII REVELATION(ファイナルファンタジーVII リベレーション)』は、『FFVII REMAKE』『FFVII REBIRTH』に続くFFVIIリメイクプロジェクト3部作の完結編です。
| タイトル | FINAL FANTASY VII REVELATION |
|---|---|
| 発売日 | 2027年4月8日 |
| ジャンル | RPG |
| 対応機種 | PS5 / Nintendo Switch 2 / Xbox Series X|S / Xbox on PC / Steam / Epic Games Store |
| 位置付け | FFVIIリメイクシリーズ3部作・完結編 |
前作『REBIRTH』では広大なフィールド探索、連携アビリティ、キャラクター切り替えなどが大幅に強化されました。
完結編となる『REVELATION』ではさらに飛空艇ハイウインドによる世界探索、ヴィンセントとシドの本格参戦、新システム「WEAR」などが加わります。
まったく別のバトルシステムへ変更するのではなく、『REBIRTH』で完成度を高めた「アクション+コマンド」の仕組みを、そのままさらに深くしているように見えます。
TGS2026で実際に試遊がスタート
東京ゲームショウ2026のスクウェア・エニックスブースでは、『FFVII リベレーション』の試遊が行われています。
TGS版の舞台は大空洞の「竜巻の迷宮」。黒マントの集団が集まる中を進み、モンスターとの通常戦闘を経て、最後にはジェノバDeathとの戦いが用意されています。
開始時のパーティは、
- クラウド(WEAR:召喚士)
- シド
- ヴィンセント
という構成。
特に『REVELATION』から本格的にプレイアブルとなるシドとヴィンセントをしっかり操作できる試遊になっています。
TGS試遊で見えてきた大きなポイント
- ヴィンセントは銃とガリアンビーストを切り替えて戦う
- シドは槍を使ったタイミング入力型の連続攻撃
- 新システム「WEAR」でキャラクターの役割を変更できる
- 従来のマテリアや連携攻撃も引き続き重要
- ジェノバDeathではギミックを攻略しながら戦う
映像だけを見ても派手ですが、試遊レポートを読むと、単純に「攻撃ボタンを連打して派手になった」という方向ではありません。
タイミング入力、キャラクター切り替え、ATB、マテリア、WEAR、連携攻撃。
複数のシステムを組み合わせながら戦うところが、『FFVII リメイク』シリーズらしい面白さになっています。
ヴィンセントがかなり面白そう|銃とガリアンビーストを自由に切り替える
今回の試遊情報で、特に触ってみたいと思ったのがヴィンセントです。
ヴィンセントは通常状態では銃を使った遠距離攻撃を行いますが、戦闘中にガリアンビーストへ変身して近接戦闘を行うこともできます。
原作『FFVII』ではヴィンセントがリミット技で変身すると、その後はプレイヤーが自由に操作できないというかなり特殊なキャラクターでした。
ところが『REVELATION』では、戦闘中にプレイヤー自身が変身・解除を行いながら戦えます。
この切り替えだけでも、ヴィンセントはほかのキャラクターとはかなり違った操作感になりそうです。
タイミング入力によるEXアビリティもある
さらにヴィンセントは、通常攻撃中に表示されるタイミングに合わせて入力することで、強力なEXアビリティへつなげられる仕組みが確認されています。
つまりヴィンセントは、単純な遠距離キャラクターではありません。
- 銃による遠距離攻撃
- ガリアンビーストによる近距離攻撃
- 状態の切り替え
- タイミング入力による追加アクション
- ATBアビリティ
を状況に応じて使い分けることになります。
アクションゲームとして見ると、シリーズの中でもかなり操作しがいのあるキャラクターになりそうです。
シドも想像以上にアクション性が高い
もうひとり、新たに本格参戦するのがシドです。
シドといえば槍。
ただし『REVELATION』では、単純に槍を振り回すだけのキャラクターにはなっていません。
通常攻撃中に青いオーラが発生するタイミングで攻撃ボタンを入力すると、連撃数などに応じた派生攻撃へつなげられるシステムになっています。
攻撃のタイミングを覚えてうまくコンボがつながったときは、かなり気持ちよさそうです。
「ターゲットスピア」から大技へつなげる
GAME Watchの試遊レポートでは、シドの固有アビリティ「ターゲットスピア」についても紹介されています。
槍を上空へ投げ、時間差で敵へ降らせる攻撃で、溜めることで最大5本まで投げられるとのこと。
さらにターゲットスピアが命中した相手に対して、「スカイダイブ」など特定のアビリティの威力を高められます。
ヴィンセントとはまったく違う方向でアクション性を高めているのが面白いところです。
新システム「WEAR」が戦闘をさらに面白くしそう
そして『FFVII リベレーション』の戦闘で、もうひとつ非常に重要なのがWEAR(ウェア)です。
公式サイトでは現在、次の4種類が紹介されています。
| WEAR | 特徴 |
|---|---|
| 戦士 | 多彩な攻撃を得意とする |
| ナイト | 防御とパーティ全体の支援を得意とする |
| 黒魔道士 | 強力な属性魔法を得意とする |
| 召喚士 | 召喚獣との連携攻撃を得意とする |
WEARを装備すると能力や使用できるアビリティが変化し、さらにキャラクターの見た目も変わります。
いわばFFシリーズでおなじみの「ジョブ」の考え方を、FFVIIリメイクシリーズの戦闘へ組み込んだようなシステムです。
クラウド=剣士とは限らなくなる
TGS試遊では、クラウドが「召喚士」のWEARを装備した状態で登場します。
これまでのFFVIIでは、キャラクターそれぞれに明確な戦闘スタイルがありました。
クラウドなら大剣、バレットなら遠距離、ティファなら高速近接攻撃という具合です。
WEARが加わることで、そこへさらに役割を重ねられるようになります。
たとえば――
- クラウド+召喚士
- ティファ+黒魔道士
- バレット+ナイト
- ユフィ+戦士
といった組み合わせを考える楽しさが生まれます。
もちろん製品版でどこまで自由に組み合わせられるのか、キャラクターごとの相性や制限がどのようになるのかは、今後さらに確認する必要があります。
それでも、従来の「キャラクター+武器+マテリア」というビルドにWEARが加わることで、育成とパーティ構築の幅はかなり広がりそうです。
『REBIRTH』の優れた戦闘を壊していないのが良い
個人的に良いと思うのは、『REVELATION』が戦闘システムを一から作り直していないことです。
公式サイトでも、これまで同様にリアルタイムアクションとコマンドバトルの融合が基本であることが紹介されています。
敵へ攻撃してATBをため、アビリティや魔法を使い、必要に応じて仲間へ操作を切り替える。
さらにマテリアを組み合わせ、キャラクター同士の連携攻撃を使う。
この基本部分は『REBIRTH』から継承されています。
そこにヴィンセント、シド、WEARという新しい遊びを追加する。今回の方向性はかなり理にかなっているように感じます。
ジェノバDeath戦もただ殴るだけではない
TGS試遊版の最後にはジェノバDeathとのボス戦が用意されています。
公開されている試遊レポートによると、戦闘後半では複数の触手が出現。
触手が残っているあいだは本体へダメージを与えられなくなるため、まず触手を破壊し、その後にジェノバDeath本体を攻撃する必要があります。
つまり単純な火力勝負ではなく、戦況を見ながら攻撃対象を切り替えるタイプのボス戦です。
こうした戦闘では、遠距離攻撃を持つキャラクター、近距離で一気に火力を出せるキャラクター、支援役などをどう切り替えるかが重要になってきます。
WEARの存在も含め、『REVELATION』ではパーティ編成の意味がさらに大きくなるかもしれません。
なぜ『リベレーション』の戦闘が面白そうに見えるのか
ここまで公開された情報を見ると、『REVELATION』の戦闘が面白そうに感じる理由は、単純にアクションが派手だからではありません。
プレイヤーが考える要素と操作する要素の両方が増えているからだと思います。
| 要素 | プレイヤーが考えること |
|---|---|
| リアルタイムアクション | 攻撃・回避・ガード・位置取り |
| ATBコマンド | アビリティ・魔法を使うタイミング |
| キャラクター切り替え | 敵や状況に合った仲間を操作 |
| マテリア | 魔法・支援・能力の構成 |
| WEAR | キャラクターの役割をカスタマイズ |
| 連携攻撃 | パーティメンバーの組み合わせ |
かなり要素は多いのですが、『FFVII リメイク』シリーズの良いところは、すべてを完璧に使いこなさなくても戦える一方、理解すればするほど戦闘が面白くなるところです。
『REVELATION』ではそこへWEARやシド、ヴィンセントが加わるため、戦闘面の奥深さはシリーズ最大になりそうです。
一方で少し気になる点もある
期待が大きい一方で、実際に発売されるまでは分からない部分もあります。
システムが複雑になりすぎないか
マテリア、武器、キャラクター固有能力、連携、WEAR……と、できることはかなり増えています。
『REBIRTH』を遊び込んだプレイヤーには嬉しい一方、シリーズを久しぶりに遊ぶ人には覚えることが多く感じられる可能性があります。
特にシドやヴィンセントはタイミング入力を使うため、キャラクターごとの操作を覚える必要もありそうです。
TGS試遊はゲーム全体の一部分
今回の試遊はあくまで発売前に用意された一部分です。
製品版では長時間の探索や通常戦闘、育成、ボス戦などを含めたバランスが重要になります。
TGS版の戦闘が面白そうだからといって、そのままゲーム全体の評価を決めることはできません。
ただ、少なくとも「戦闘システムが前作から順当に進化している」ことについては、かなり期待してよさそうです。
戦闘だけではない|ハイウインドで世界を自由に巡る
もちろん『REVELATION』の進化は戦闘だけではありません。
公式サイトでは、飛空艇ハイウインドで広大な世界を飛び回り、プレイヤー自身が降下地点を選んでフィールドへ降りられることが紹介されています。
『REBIRTH』では複数の広大なエリアを探索しましたが、完結編ではそのエリアを飛空艇によってつなぐ形へ発展します。
こうして見ると、『REVELATION』が本当に3部作の「集大成」を目指して作られていることが分かります。
完結編としてかなり期待できそう
『FINAL FANTASY VII REVELATION』については、物語の結末が最大の注目点になるのは間違いありません。
しかしTGS2026の試遊情報を追っていると、個人的には「ゲームとして遊ぶこと自体もかなり面白そう」という印象が強くなってきました。
特にヴィンセントとシド。
ヴィンセントは銃とガリアンビーストを切り替え、シドは槍によるタイミング入力型の連撃を使う。
同じゲームのキャラクターなのに操作感が大きく違います。
さらにWEARによって既存キャラクターにも新しい役割を持たせられるため、パーティ編成を考える楽しさも増えています。
現時点で筆者がもっとも期待しているのは、やはり戦闘です。
『REBIRTH』の優れたアクション+コマンドバトルを土台に、新キャラクターとWEARによってさらに遊びの幅を広げる。
大きく変えるのではなく、「良かった部分をさらに伸ばす」という進化に見えるのが好印象です。
2027年4月8日の発売までまだ半年以上あります。
TGS2026期間中には今後も実機プレイの感想や開発者インタビューなど、新しい情報が出てくる可能性があります。
FFVIIリメイク3部作の完結編がどこまで進化するのか。
ストーリーの結末はもちろんですが、ゲームシステムの完成度にもかなり期待したい作品になってきました。
参考・公式情報
※ゲーム画面・仕様・名称などは開発中のものであり、製品版では変更される可能性があります。



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