ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2026年9月16日、
PS5向けオーディオ製品の新モデルとして
「PlayStation PULSE ワイヤレスヘッドセット」と
「PULSE Edge ワイヤレスヘッドセット」を発表しました。
どちらもPlayStation Linkに対応するだけでなく、
プレーナーマグネティックドライバーを採用。
さらにBluetoothとの同時接続にも対応するなど、
現在販売されているPULSE Eliteからさらにラインナップを拡張する製品になっています。
今回特に注目したいのは上位モデルのPULSE Edgeです。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)、
着脱式ブームマイク、
強化されたプレーナーマグネティックドライバーなどを搭載し、
PlayStation純正ヘッドセットのプレミアムモデルという位置付けになっています。
一方、通常のPlayStation PULSEは、
プレーナーマグネティックドライバーやPlayStation Linkなど
ゲーム用途で重要な部分を押さえた、よりシンプルなモデルです。
ただし2026年9月20日時点では、
日本での価格や正式な発売日はまだ発表されていません。
価格が出てからPULSE Eliteを含めて比較した方が購入判断はしやすいでしょう。
- 新型PlayStation PULSE/PULSE Edgeが発表
- PULSEとPULSE Edgeの違いを比較
- 一番大きな進化はプレーナーマグネティックドライバー
- PULSE Edgeは磁石を8個使用
- PULSE EdgeはANCに対応
- 着脱式ブームマイクもEdgeだけの特徴
- PlayStation Link+Bluetoothの同時接続に対応
- PULSE Eliteはどうなる?買い替える必要はある?
- そしてもうひとつのPULSE、「PULSE Elevate」もある
- Switch 2で使える?現時点では公式対応とは言えない
- 結局どれを選べばいい?
- 個人的にはPULSE Edgeが一番気になる
- 価格発表後にPULSE Eliteとの比較が本番
- まとめ|PlayStationのPULSEシリーズが一気に充実
新型PlayStation PULSE/PULSE Edgeが発表
今回発表されたのは、次の2モデルです。
- PlayStation PULSE ワイヤレスヘッドセット
- PULSE Edge ワイヤレスヘッドセット
PlayStation PULSEは2026年ホリデーシーズンから一部地域で順次発売予定。
PULSE Edgeは2027年初頭から順次発売予定です。
予約受付開始日、具体的な発売日、価格については、
今後改めて発表される予定となっています。
カラーはどちらも
ホワイト/ミッドナイト ブラックの2色展開です。
PULSEとPULSE Edgeの違いを比較
名前だけを見ると違いが分かりにくいですが、
PULSE Edgeは明確に上位仕様です。
| 項目 | PlayStation PULSE | PULSE Edge |
|---|---|---|
| 位置付け | スタンダードモデル | プレミアムモデル |
| ドライバー | プレーナーマグネティック | プレーナーマグネティック |
| 磁石 | 1ドライバーあたり4個 | 1ドライバーあたり8個 |
| PlayStation Link | 対応 | 対応 |
| Bluetooth | 対応 | 対応 |
| AIノイズリジェクション | 対応 | 対応 |
| マイク | 内蔵マイク | 内蔵+着脱式ブームマイク |
| ANC | - | 対応 |
| キャリングケース | - | 付属 |
| オーディオ/マイク端子 | - | 対応 |
| 付属PS Linkアダプター | USB Type-C | USB Type-C |
| カラー | ホワイト/ミッドナイト ブラック | ホワイト/ミッドナイト ブラック |
| 発売予定 | 2026年ホリデーシーズン | 2027年初頭 |
| 価格 | 未発表 | 未発表 |
※2026年9月20日時点で公表されているPlayStation公式情報をもとに整理しています。
発売までに仕様が追加・変更される可能性があります。
一番大きな進化はプレーナーマグネティックドライバー
新型PULSEシリーズでも大きな特徴となるのが、
プレーナーマグネティックドライバーです。
これは従来型の一般的なダイナミックドライバーとは異なり、
薄い振動板を広い面積で動かして音を出す方式です。
PlayStationではすでにPULSE EliteやPULSE Exploreでも採用されていますが、
今回のPULSE/PULSE Edgeでは
従来より大型のプレーナーマグネティックドライバーを採用しています。
SIEによれば、
PULSE Eliteで評価されてきた音の精度や明瞭さを維持しながら、
より豊かで深みのある低音を目指しているとのことです。
FPSでは足音や方向の把握にも期待
ゲームでは単純に「音が綺麗」というだけではなく、
どこから音が鳴っているのかを判別しやすいことも重要です。
FPSやTPSでは、
足音、銃声、リロード音、環境音などから
敵の位置を判断する場面があります。
またPS5ではTempest 3Dオーディオにも対応しているため、
ゲーム側が対応していれば、
立体的なサウンド表現も大きな魅力になります。
PULSE Edgeは磁石を8個使用
上位モデルのPULSE Edgeでは、
プレーナーマグネティックドライバー1基につき
8個の磁石を使用しています。
通常のPlayStation PULSEは4個なので、
単純な個数では2倍です。
この構造によって、
細かな音の表現力を維持しながら、
より深みのある低音を実現することを狙っています。
- 1ドライバーあたり8個の磁石
- 大型プレーナーマグネティックドライバー
- ANC搭載
- 着脱可能なブームマイク
- 内蔵マイクも搭載
- オーディオ/マイク端子
- キャリングケース付属
- 上質な素材を使用した装着設計
PULSE EdgeはANCに対応
通常のPULSEとPULSE Edgeの大きな違いのひとつが
アクティブノイズキャンセリング(ANC)です。
PULSE Edgeでは、
周囲の不要な環境音を抑えることで、
ゲーム音を聞き取りやすくする設計になっています。
例えば、
エアコンやPCファンなどの音がある環境でも、
ゲームへの没入感を高めやすくなります。
PlayStation純正のワイヤレスヘッドセットに
ANCを求めていた人にとって、
Edgeはかなり気になる存在になりそうです。
着脱式ブームマイクもEdgeだけの特徴
通常のPlayStation PULSEは
AIノイズリジェクション対応の内蔵マイクを搭載しています。
一方、PULSE Edgeには内蔵マイクだけでなく、
着脱可能なブームマイクも搭載されています。
オンラインゲームでボイスチャットを頻繁に利用するなら、
口元の近くにマイクを配置できるEdgeの方が使いやすそうです。
ブームマイクを取り外した場合でも、
本体内蔵マイクを利用できます。
PlayStation Link+Bluetoothの同時接続に対応
両モデルとも
PlayStation LinkとBluetoothに対応しています。
例えば、
- PS5のゲーム音 → PlayStation Link
- スマートフォン → Bluetooth
という接続を同時に行えます。
PS5でゲームをしながらスマートフォンの通話へ対応したり、
スマートフォンから音楽を再生するといった使い方ができます。
PlayStation Linkでは、
PS5、PlayStation Portal、PC、Macなど
対応する機器で低遅延・ロスレスのワイヤレスオーディオを利用できます。
PULSE Eliteはどうなる?買い替える必要はある?
新製品発表で気になるのが、
現在販売されている
PULSE Elite ワイヤレスヘッドセットとの関係です。
現時点ではPlayStation公式サイトでも
PULSE Eliteは引き続きPULSEシリーズのラインナップとして掲載されています。
そのため、
今回のPlayStation PULSEを
単純に「PULSE Eliteの後継機」と考えるのは少し早いでしょう。
| 項目 | PULSE Elite | 新型PULSE | PULSE Edge |
|---|---|---|---|
| ドライバー | プレーナーマグネティック | 大型プレーナーマグネティック | 大型プレーナーマグネティック |
| マイク | 格納式ブームマイク | 内蔵マイク | 内蔵+着脱式ブームマイク |
| ANC | 非搭載 | 非搭載 | 対応 |
| PlayStation Link | 対応 | 対応 | 対応 |
| Bluetooth | 対応 | 対応 | 対応 |
| バッテリー | 最大30時間 | 未発表 | 未発表 |
| 発売状況 | 発売中 | 2026年ホリデー予定 | 2027年初頭予定 |
PULSE Eliteユーザーは慌てて買い替えなくてもよさそう
PULSE Eliteは現在でも、
プレーナーマグネティックドライバー、
PlayStation Link、
Bluetooth、
最大30時間のバッテリー、
格納式ブームマイクなどを備えています。
そのため、
すでにPULSE Eliteを使っていて特に不満がないのであれば、
新型が発表されたからといって
すぐに買い替える必要はないと思います。
逆にPULSE Edgeの
ANC、強化されたドライバー、着脱式ブームマイク
に魅力を感じるなら、
2027年まで待つ意味はありそうです。
新型PULSE/PULSE Edgeはまだ価格が発表されていません。
特にEdgeはプレミアム仕様なので、
PULSE Eliteとの価格差が購入判断でかなり重要になりそうです。
そしてもうひとつのPULSE、「PULSE Elevate」もある
2026年のPlayStationオーディオ製品では、
ヘッドセットだけでなく
PULSE Elevate ワイヤレススピーカー
も注目したい製品です。
PULSE Elevateは、
ヘッドセットではなく
左右独立型のワイヤレススピーカーです。
こちらもプレーナーマグネティックドライバーや
PlayStation Linkを採用しており、
PS5だけでなくPC、Macなどでも利用できます。
ヘッドセットが苦手ならPULSE Elevateも面白い
PULSE Elevateの存在によって、
PlayStationのオーディオ製品はかなり選択肢が増えてきました。
基本性能を重視した新型ワイヤレスヘッドセット。
価格とのバランスに注目です。
ANCや強化ドライバーなどを搭載した
プレミアムモデルを求める人向け。
発売中の実績あるモデル。
最大30時間バッテリーと格納式ブームマイクも魅力。
ヘッドセットを装着せず、
スピーカーでゲームサウンドを楽しみたい人向け。
個人的には、
PULSE Elevateまで含めて見ると、
PlayStationが単純な「PS5用ヘッドセット」ではなく、
PULSEをひとつのオーディオブランドとして広げようとしている
ことが分かります。
ヘッドセット、イヤホン、スピーカーと
プレイスタイルに合わせて選べるようになってきたのは面白いところです。
Switch 2で使える?現時点では公式対応とは言えない
Switch 2ユーザーなら、
「PlayStation PULSEやPULSE EdgeをSwitch 2でも使えるのか?」
という点も気になるところでしょう。
ただし2026年9月20日時点で、
PlayStation公式がPlayStation Linkの対応機器として案内しているのは、
主にPS5、PlayStation Portal、PC、Macなどです。
Switch 2は公式対応機器として案内されていません。
そのため現段階では、
「Switch 2でも問題なく使える」と断定するのは避けた方がよさそうです。
Bluetooth接続やUSBアダプターとの互換性についても、
実機発売後の検証情報を確認したいところです。
PlayStation Link対応を理由に
Switch 2用として購入する場合は、
公式対応ではない点に注意が必要です。
新型PULSE発売後に実機での接続報告が出てくれば、
改めて確認したいと思います。
結局どれを選べばいい?
現時点での選び方を簡単にまとめると、
次のようになります。
PlayStation PULSEが向いていそうな人
- PS5用の新しい純正ヘッドセットが欲しい
- PlayStation Linkを利用したい
- プレーナーマグネティックドライバーに興味がある
- ANCまでは必要ない
- Edgeより価格を抑えたい
PULSE Edgeが向いていそうな人
- 音質をできるだけ重視したい
- ANCが欲しい
- オンラインゲームでボイスチャットをよく使う
- 着脱式ブームマイクが欲しい
- キャリングケースも欲しい
- PlayStation純正の上位モデルが欲しい
PULSE Eliteが向いていそうな人
- 新型の発売まで待ちたくない
- 最大30時間のバッテリーを重視する
- 格納式ブームマイクが欲しい
- 価格や実際のレビューを確認できる製品を選びたい
PULSE Elevateが向いていそうな人
- 長時間ヘッドセットを装着したくない
- スピーカーでPS5を楽しみたい
- PS5とPCやMacでスピーカーを共用したい
- PlayStation Link対応スピーカーが欲しい
- デスク周りのオーディオ環境をまとめたい
個人的にはPULSE Edgeが一番気になる
今回発表された2モデルのうち、
個人的に一番気になるのはやはり
PULSE Edgeです。
大型プレーナーマグネティックドライバーを採用し、
通常のPULSEの2倍となる8個の磁石、
ANC、
着脱式ブームマイク、
キャリングケースなど、
かなり分かりやすく上位モデルらしい仕様になっています。
特にPlayStation純正製品でありながら
PS5だけに閉じた製品ではなく、
PCやMac、スマートフォンなどとも組み合わせられる点は魅力です。
ただし、最終的な評価を大きく左右するのは
価格でしょう。
PULSE Eliteとの価格差が小さいのであれば
Edgeを待つ魅力は大きくなりますが、
かなり高価格になるのであれば
PULSE Eliteや通常のPULSEも有力な選択肢になります。
価格発表後にPULSE Eliteとの比較が本番
今回の発表では、
製品の基本的な方向性はかなり分かってきました。
しかしまだ、
- 日本での正式発売日
- 日本での販売価格
- 予約開始日
- 新型PULSE/PULSE Edgeのバッテリー駆動時間
- 発売後の実際の装着感
- 実機での音質
など、購入判断に重要な情報が残っています。
特にバッテリーについては、
現行PULSE Eliteが最大30時間なので、
新型がどの程度になるのかは気になるところです。
スペックだけでは判断しにくい音質や装着感についても、
発売後の実機レビューを確認したいと思います。
まとめ|PlayStationのPULSEシリーズが一気に充実
2026年9月16日に発表された
PlayStation PULSE ワイヤレスヘッドセットと
PULSE Edge ワイヤレスヘッドセット。
両モデルとも、
大型プレーナーマグネティックドライバー、
PlayStation Link、
Bluetooth、
AIノイズリジェクション対応マイクなどを採用しています。
そして上位モデルのPULSE Edgeでは、
- 1ドライバーあたり8個の磁石
- ANC
- 着脱式ブームマイク
- キャリングケース
- オーディオ/マイク端子
などが追加され、
PlayStation純正オーディオの
プレミアムモデルらしい構成になっています。
一方で、
現行のPULSE Eliteも引き続き十分魅力的ですし、
ヘッドセットを使いたくない人には
PULSE Elevateという選択肢もあります。
・手軽な新型ヘッドセットならPULSE
・より高性能なモデルならPULSE Edge
・現在購入できる実績あるモデルならPULSE Elite
・ヘッドセットを使わないならPULSE Elevate
という形で、プレイスタイルに合わせて選びやすくなっています。
あとはPULSE/PULSE Edgeの価格がいくらになるのか。
正式な価格や予約開始日が発表されれば、
PULSE Eliteを含めた本格的な比較ができそうです。



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