今週も2歳新馬戦の季節がやってきました。
8月22日(土)・23日(日)は札幌、新潟、中京の3場で計8鞍の新馬戦が行われます。
今回は出馬表確定前に公開した記事を、8月21日朝時点の出走馬・騎手・追い切り情報を反映した「週末直前版」として更新しました。
注目はキタサンブラック産駒プロテウス、
コントレイル産駒ドミナント、ヴァンドレスト。
さらに当初の想定から大きく変わったのがエフフォーリア産駒で、
今週はエトワールハマー、マスリュウオー、マテンロウバモスの3頭がデビューします。
単純な評判やセール価格だけではなく、
血統構成、距離適性、調教内容、将来性を合わせて、
今週の新馬戦を見ていきます。
木曜の出馬投票を受けて出走馬が確定しました。
記事初公開時には「出走予定なし」としていたエフフォーリア産駒も3頭が出走。
コントレイル、キズナの産駒も複数頭がスタンバイしており、
日曜の芝2000m戦は今後のクラシック路線を考えるうえでも興味深い組み合わせになりました。
- 今週の2歳新馬戦一覧
- 重点種牡馬をチェック|今週はコントレイル5頭、エフフォーリア3頭
- 8月22日(土)新潟3R 芝1600m外
- 8月22日(土)中京2R ダート1800m
- 8月22日(土)札幌5R 芝1500m
- 8月23日(日)新潟2R 芝2000m|今週屈指の注目レース
- 8月23日(日)新潟3R 芝1600m外・牝馬限定
- 8月23日(日)中京2R 芝2000m|エフフォーリア産駒2頭が登場
- 8月23日(日)中京3R 芝1400m
- 8月23日(日)札幌5R 芝2000m|ヴァンドレストとエフフォーリア産駒に注目
- 今週のデビューWatch評価
- 種牡馬別に今週見ておきたいポイント
- 今週もっとも楽しみな3レース
- まとめ|今週は「中距離の新馬」に注目したい
今週の2歳新馬戦一覧
| 日程 | 競馬場 | 条件 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 8/22 | 新潟3R | 芝1600m・外 | 瞬発力と完成度 |
| 8/22 | 中京2R | ダ1800m | ダート適性 |
| 8/22 | 札幌5R | 芝1500m | 洋芝・器用さ |
| 8/23 | 新潟2R | 芝2000m | クラシック候補 |
| 8/23 | 新潟3R | 芝1600m・外 牝馬限定 |
牝馬クラシック候補 |
| 8/23 | 中京2R | 芝2000m | 中距離良血馬 |
| 8/23 | 中京3R | 芝1400m | スピード型 |
| 8/23 | 札幌5R | 芝2000m | 洋芝の中距離戦 |
今週は土曜よりも日曜の芝2000m戦に良血馬が集まりました。
特に新潟、中京、札幌でそれぞれ2000mの新馬戦が組まれており、
ここから秋以降の重賞戦線へつながる馬が出てきても不思議ではありません。
重点種牡馬をチェック|今週はコントレイル5頭、エフフォーリア3頭
| 種牡馬 | 今週の主な出走馬 | 注目度 |
|---|---|---|
| コントレイル |
オプティミスタ オーロラトレイル ドミナント ヴァンドレスト ソフィーサンライズ |
★★★★★ |
| キタサンブラック | プロテウス | ★★★★★ |
| キズナ |
グリーンアイランド ティシポネ マンナット ファミーリエ アオイゲート |
★★★★☆ |
| エフフォーリア |
エトワールハマー マスリュウオー マテンロウバモス |
★★★★★ |
記事初公開時から最も状況が変わったのがエフフォーリアです。
当初は目立ったデビュー予定馬を確認できていませんでしたが、
出馬表確定後は3頭がスタンバイ。
しかも全馬が芝2000mです。
エフフォーリア産駒が今後どの距離帯で力を発揮していくのかを見るうえでも、
今週は非常に興味深い週末になりました。
一方、コントレイル産駒は5頭。
新潟2000m、牝馬限定1600m、札幌2000mと条件も分かれており、
産駒の適性を比較する意味でも見逃せません。
8月22日(土)新潟3R 芝1600m外
土曜新潟の新馬戦は13頭立て。
長い直線を使う外回り1600mだけに、
初戦からスピードだけで押し切るというよりも、
折り合いと末脚の質を確認したいレースです。
ここは調教面から評価を上げたい一頭です。
半姉には桜花賞3着のジッピーチューンがおり、
母系からも芝のマイル前後でのスピード能力を期待できます。
最終追い切りは美浦Wで3頭併せ。
6F82秒2、ラスト1F11秒6を記録して併入しており、
ここまで3週続けて実戦を意識した併せ馬を消化しています。
オルフェーヴル産駒だけに初戦からの気性面は確認したいものの、
調教量と動きの安定感を考えれば、
今週の土曜組では特にチェックしておきたい馬です。
乗り込みながら徐々に状態を上げてきたタイプ。
三浦皇成騎手でデビューします。
父ハイランドリールは欧州の芝中距離で活躍した名馬。
新潟外回り1600mは父の本来のイメージよりやや短い印象もありますが、
直線が長く、ゆったり運べる新潟コースなら、
持続力を生かせる可能性があります。
完成度ならジップスパークを高く評価。
ただし新馬戦ではレース経験のなさから位置取りや折り合いで結果が大きく変わります。
勝ち負けだけでなく、直線でどんな脚を使うかまで見ておきたい一戦です。
8月22日(土)中京2R ダート1800m
今週唯一のダート新馬戦。
11頭立てとなりました。
芝の良血馬が注目されやすい時期ですが、
後のダート重賞路線へ進む馬が出てくる可能性もあります。
父マインドユアビスケッツはダートで高い適性を示す産駒を送り出しており、
母系にもスピードがあります。
福永祐一厩舎の管理馬で、初戦は幸英明騎手。
1800mでどこまでスムーズに流れに乗れるかがポイントになりますが、
血統だけを見れば今回の条件は合いやすい部類でしょう。
調教過程から注目したい一頭。
1週前追い切りでは古馬を相手にしっかり負荷を掛けられ、
デビューへ向けて動きが上向いてきました。
ダート新馬戦は芝以上に完成度の差が出やすいため、
初戦からしっかり動ける態勢にあるかは重要な材料になります。
8月22日(土)札幌5R 芝1500m
札幌芝1500mはスタート後の直線が短く、
新馬でもある程度の位置を取れる器用さが欲しいコースです。
洋芝への対応力もポイントになります。
今週デビューするキズナ産駒の一頭。
母父Uncle Moが入ることで、
キズナ産駒らしい中距離的な持続力だけでなく、
前向きなスピードも期待できる配合です。
武豊騎手とのコンビでデビュー。
1500mという条件への対応がポイントですが、
ここでスピードを見せるようなら今後のマイル路線でも面白くなります。
函館へ移動後もしっかり乗り込まれており、
調教量は十分。
エピファネイアにScat Daddyという組み合わせなら、
芝でのスピード性能にも注目したいところです。
調教の動きが目立っている一頭。
父ダノンスマッシュは現役時代に国内外のスプリントG1を制した快速馬で、
1500mなら父のスピードを生かしつつ、
距離への対応力も確認できる条件です。
8月23日(日)新潟2R 芝2000m|今週屈指の注目レース
今週の新馬戦で最も注目しているレースの一つです。
キタサンブラック産駒プロテウスに、
コントレイル産駒オプティミスタ、オーロラトレイル、
さらにタイヴァスなどが出走します。
新潟芝2000mは長い直線があり、
単なる器用さよりも末脚の持続力や中距離適性を見やすい舞台。
来春のクラシックを考えるうえでも、
勝ち馬だけではなく内容を重視したいレースです。
現時点で今週最も楽しみにしている新馬の一頭です。
母アットザシーサイドは現役時代に桜花賞3着。
父キタサンブラックとの組み合わせなら、
母の持つスピードに父系の中長距離性能が加わります。
キタサンブラック産駒はイクイノックスをはじめ、
芝中距離で大物を出せることをすでに証明しています。
プロテウスも配合だけを見れば、
マイル型というより1800~2400mで能力を伸ばしていく可能性を感じます。
田中博康厩舎から津村明秀騎手でデビュー。
新馬戦なので完成度は未知数ですが、
今回の2000mでどのような競馬を見せるかは、
今後を占ううえでかなり重要です。
今週デビューするコントレイル産駒の中でも、
2000mから始動するという点で注目しています。
初戦から完成度の高さで押し切れるか、
それとも今後距離を延ばして良さが出るのか。
石川裕紀人騎手とのコンビで、
コントレイル産駒の中距離適性を見る意味でも興味深い一頭です。
こちらもコントレイル産駒。
母系には米国的なスピードがあり、
父の持続力との組み合わせがどう出るかに注目です。
清水久詞厩舎、北村友一騎手でデビュー。
オプティミスタとは同じコントレイル産駒でも母系の性格が異なるため、
両馬の走りを比較するのも面白いでしょう。
母ジョリーダンスは芝重賞で実績を残した馬。
父は米国血統のWill Take Chargeで、
日本芝への適性が最大のポイントになります。
矢作芳人厩舎、坂井瑠星騎手という組み合わせも目を引きます。
芝への対応さえできれば、
血統表だけでは判断しにくい面白さを持った一頭です。
プロテウスは勝敗だけでなく、折り合い、直線での加速、ゴール後の余力まで確認したい馬です。
コントレイル産駒2頭との直接対決になるため、
種牡馬ごとの特徴を比較する意味でも今週の重要レースと見ています。
8月23日(日)新潟3R 芝1600m外・牝馬限定
牝馬限定のマイル戦には、
コントレイル産駒ドミナントが登場します。
父コントレイルは無敗の三冠馬、
母父オルフェーヴルも三冠馬。
日本競馬のクラシック血統が凝縮されたような配合です。
母エスポワール自身も重賞戦線で活躍しており、
単純に父と母父の名前が豪華というだけではありません。
福永祐一厩舎から坂井瑠星騎手でデビュー。
初戦は1600mですが、
血統構成を見ると将来的には1800~2000m前後へ距離を延ばしても面白そうです。
今回のマイル戦でスピードに対応できれば、
来春の牝馬クラシックまで追いかけたい存在になってきます。
父キズナに母父Invincible Spirit。
キズナの中距離性能に欧州スピード血統が加わった配合です。
新潟外回り1600mなら末脚を使えるかどうかが重要。
津村明秀騎手で、直線でどこまで伸びてくるかを見ておきたい一頭です。
ゴールドシップ産駒としては1600mはやや短く映りますが、
母父アドマイヤコジーンからスピードを補える配合。
初戦でマイルに対応できるようなら、
距離を延ばした際にさらに面白くなる可能性があります。
8月23日(日)中京2R 芝2000m|エフフォーリア産駒2頭が登場
出馬表確定後に一気に注目度が上がったのがこのレースです。
エフフォーリア産駒エトワールハマー、マスリュウオーに加えて、
調教内容が良いケイアイトリノ、
良血のキトゥンズクラフト、コルソヴェローチェ、
キズナ産駒マンナットなどがそろいました。
派手な一頭が抜けているというより、
先々まで追いかけたくなる馬が多い組み合わせです。
今回の更新で評価を大きく上げた馬です。
母ケイアイガーベラはダート重賞勝ち馬。
半兄にはNHKマイルCを制したケイアイノーテックがおり、
母系の能力は申し分ありません。
父モーリスとの組み合わせなら、
母系のスピードを芝中距離へ伸ばせる可能性があります。
さらに1週前追い切りでは栗東CWで6F81秒7、ラスト1F11秒6。
最終追い切りも坂路で余力を持って併せ馬を消化しており、
デビュー戦へ向けた態勢は整ってきました。
大きなストライドを使うタイプと伝えられているだけに、
2000mという条件も悪くなさそうです。
初戦から結果を求めたい一頭ですが、
それ以上に直線でどれだけ余力のある走りができるかを見ておきたいと思います。
エフフォーリア産駒として芝2000mからデビューします。
エフフォーリア自身は3歳時に皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念を制しており、
本質的には中距離で高い能力を発揮した馬。
産駒が2000mから始動するのは非常に興味深いところです。
母系にはフォーティナイナーのスピードとパワーが入り、
父の中距離性能とのバランスも悪くありません。
武幸四郎厩舎、M.デムーロ騎手でのデビューです。
初年度産駒の頃からではなく、産駒傾向が少しずつ見え始めてきた今だからこそではなく、
ここからエフフォーリア産駒の得意条件を見極めるうえで重要な一頭でしょう。
同じレースにもう一頭のエフフォーリア産駒。
母父ダノンシャンティはNHKマイルCをレコードで制したスピード馬で、
エトワールハマーよりも芝的な軽さをイメージしやすい配合です。
同じ父の産駒が同じ2000m戦で走るため、
馬体や走法、レース運びを比較しておくと、
今後のエフフォーリア産駒を見る材料にもなります。
血統的には今週でも特に中距離色の強い馬です。
父オルフェーヴルに母父Kitten’s Joy。
パワーと持続力を備えた配合で、
2000mスタートは歓迎材料と考えます。
瞬間的なスピード比べより、
ある程度長く脚を使う競馬になった方が持ち味を出しやすそうです。
池江泰寿厩舎から吉村誠之助騎手でデビューします。
母シユーマは米国G1勝ち馬。
レイデオロとの組み合わせなら芝中距離での良さを期待できます。
今回はブリンカーを装着してデビュー。
能力だけではなく、実戦で集中して走れるかもポイントでしょう。
父キズナに母父Dubawiという、
芝中距離で非常に興味深い配合です。
一度仕切り直してから改めて乗り込まれ、
栗東CWを中心に長めから負荷を掛けてきました。
初戦の完成度だけでなく、
2000mで末脚を持続できるかを確認したい馬です。
現時点では調教まで含めてケイアイトリノを最上位評価。
ただしエトワールハマー、キトゥンズクラフト、マンナットなど、
血統面から先々が楽しみな馬が多く、
今週は結果だけで評価を決めたくないレースです。
8月23日(日)中京3R 芝1400m
2000m戦とは対照的に、
こちらはスピードとレースセンスが問われやすい1400m戦。
ロードカナロア×War Frontという、
芝のスピードを強く意識した配合です。
1400mという条件も合いやすく、
今回のメンバーでは血統と距離のイメージが素直につながります。
団野大成騎手で初戦からどの程度のスピードを見せるのか注目です。
父キズナに母父Galileo。
血統だけなら1400mよりも距離を延ばして面白そうなタイプですが、
調教ではさまざまな形の併せ馬を消化してきました。
この距離でスピード負けしないようなら、
マイルから中距離へ延ばした時にさらに楽しみが出てきます。
こちらは1400m向きのスピードを想像しやすい血統。
ミッキーアイル産駒らしく前向きさを生かせれば、
初戦から完成度の高さを見せても不思議ではありません。
8月23日(日)札幌5R 芝2000m|ヴァンドレストとエフフォーリア産駒に注目
7頭立てながら血統的には非常に面白い一戦です。
コントレイル産駒ヴァンドレスト、ソフィーサンライズ、
キズナ産駒アオイゲート、
そしてエフフォーリア産駒マテンロウバモスが同じ2000mでデビューします。
今週のコントレイル産駒で最も注目している一頭の一つです。
父コントレイルに母父Frankel。
日本の瞬発力型クラシック血統と、
欧州最高峰のスピード・持続力を持つFrankelの組み合わせです。
札幌2000mは新潟のような直線勝負ではなく、
コーナーを4回回りながら機動力も求められます。
そのため初戦から器用に立ち回れるかは確認したいところ。
栗田徹厩舎からC.ルメール騎手でデビューします。
ここを勝つようなら、
秋の中距離重賞へ向けても注目度は一気に高くなるでしょう。
今回の更新で新たに大きく取り上げたい馬です。
父エフフォーリアに母父クロフネ。
中距離性能とパワーを兼ね備えた配合で、
洋芝の札幌2000mは条件として面白く映ります。
函館入りしてから芝とウッドを使いながら乗り込まれ、
1週前には追走する形から余力を残して先着。
調整を重ねるごとに動きが良くなってきました。
横山典弘騎手でのデビューも含め、
今週のエフフォーリア産駒では特に注目しています。
出馬表確定後に改めて拾っておきたいコントレイル産駒です。
母父スペシャルウィークで、
父系・母系とも日本芝の王道路線につながる配合。
2000mでのデビューも血統イメージに合います。
矢作芳人厩舎から吉田隼人騎手。
ヴァンドレストとのコントレイル産駒対決は、
今後の産駒評価という意味でも楽しみです。
母ハーレムラインは芝マイル路線で活躍。
父キズナとの組み合わせで距離への融通が増し、
2000mにも対応できる可能性があります。
丹内祐次騎手で、
洋芝への適性とコーナー4回の立ち回りに注目です。
血統だけならダートも意識したくなる馬ですが、
芝2000mでどのような走りを見せるか興味深い存在です。
芝で軽さを見せるようなら選択肢が広がりますし、
逆にパワー型の走りであれば今後のダート転向も含めて追っておきたい馬です。
今週のデビューWatch評価
ここでの評価は新馬戦の馬券評価ではなく、今後も追いかけたい馬としてのWatch評価です。
初戦の着順だけで大きく評価を落とすことはせず、
走り方や距離適性も含めて今後につなげていきます。
| 評価 | 馬名 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| S | プロテウス | キタサンブラック×桜花賞3着母。中距離でのスケール感 |
| S | ドミナント | コントレイル×オルフェーヴル。牝馬クラシック候補として注目 |
| S | ヴァンドレスト | コントレイル×Frankel。札幌2000mから始動 |
| S | ケイアイトリノ | 良血に加えて追い切り内容も良好 |
| A+ | ジップスパーク | 調教量十分。半姉ジッピーチューン |
| A+ | オプティミスタ | コントレイル産駒の中距離型候補 |
| A+ | オーロラトレイル | コントレイル×米国スピード血統 |
| A+ | エトワールハマー | エフフォーリア産駒。芝2000mで始動 |
| A+ | マテンロウバモス | エフフォーリア×クロフネ。洋芝適性にも注目 |
| A+ | キトゥンズクラフト | オルフェーヴル×Kitten’s Joyの中距離配合 |
| A+ | ソフィーサンライズ | コントレイル×スペシャルウィーク |
| A+ | エイダンバローズ | 1400mでスピードを生かせる配合 |
種牡馬別に今週見ておきたいポイント
コントレイル|5頭それぞれの距離適性に注目
今週はコントレイル産駒が5頭。
新潟2000mにオプティミスタ、オーロラトレイル、
新潟1600mにドミナント、
札幌2000mにヴァンドレスト、ソフィーサンライズが出走します。
同じ父でも母系はかなり違います。
重要なのは単純な勝ち数だけではなく、
どの母系との組み合わせで、どの距離に適性が出るのか。
今週は産駒傾向を見るための材料がかなり増えそうです。
キタサンブラック|プロテウスの内容を重視
今週のキタサンブラック産駒ではプロテウスが中心。
頭数こそ多くありませんが、
母アットザシーサイドという良血だけに一頭のインパクトは大きいです。
新馬戦から完成している必要はありません。
2000mで折り合い、直線でしっかり伸び、
さらに距離を延ばせそうな走りを見せるようなら、
今後かなり楽しみな存在になります。
エフフォーリア|3頭すべて芝2000mという面白さ
今週の大きな見どころです。
エトワールハマー、マスリュウオー、マテンロウバモスの3頭が出走し、
全馬が芝2000m。
これはエフフォーリア産駒の特徴を見るうえで非常に興味深い材料です。
現役時代のエフフォーリアは2000~2500mのG1で強さを見せました。
産駒にも父の中距離性能が強く伝わっているのか。
今週の3頭は結果だけでなく、走法やレース運びまで確認したいと思います。
キズナ|幅広い条件への対応力を確認
グリーンアイランド、ティシポネ、マンナット、ファミーリエ、アオイゲートと、
キズナ産駒も各条件に散らばりました。
1500m、1600m、1400m、2000mと幅広く、
キズナ産駒らしい守備範囲の広さが今週も表れています。
その中でも中距離型としてマンナット、アオイゲートは今後も追っておきたい存在です。
今週もっとも楽しみな3レース
プロテウス対コントレイル産駒2頭。
クラシックを意識するなら今週の最重要レースです。
ケイアイトリノ、エトワールハマー、キトゥンズクラフト、マンナットなど素質馬がそろいました。
勝ち馬以外にも将来性を感じさせる馬が出てきそうです。
ヴァンドレスト、ソフィーサンライズ、マテンロウバモス、アオイゲート。
種牡馬比較という意味では非常に面白い一戦です。
まとめ|今週は「中距離の新馬」に注目したい
8月22日・23日の新馬戦は、
土曜のマイル・短距離組にも楽しみな馬がいますが、
今週の中心は日曜に3場すべてで行われる芝2000m戦だと見ています。
特に注目したいのは、
キタサンブラック産駒プロテウス、
コントレイル産駒ドミナント、ヴァンドレスト、
調教内容の良いケイアイトリノ。
そして今回の記事更新で重要度が大きく上がったのが、
エフフォーリア産駒のエトワールハマー、マスリュウオー、マテンロウバモスです。
新馬戦は勝った馬だけを追えばいいわけではありません。
スタートで後手を踏んだ馬、直線で進路がなくなった馬、
距離が合わなかった馬の中にも、
次走以降に大きく変わる馬がいます。
そのため週間デビューWatchでは、
着順だけでなく、血統から想定した適性と実際の走りが一致していたのかを継続して確認していきます。
秋の重賞、そして来春のクラシックへ。
今週の8レースからどんな馬が現れるのか、じっくり見ていきましょう。
※出走馬・騎手等は2026年8月21日朝時点の情報をもとに作成しています。
競走除外、騎手変更、馬場状態など最新情報はレース当日に改めてご確認ください。
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