2026年8月22日(土)・23日(日)の中央競馬では、新潟・中京・札幌で合計8鞍の2歳新馬戦が予定されています。
今週の「週間デビューWatch」は、かなり楽しみなラインナップになりそうです。
特に注目したいのが、オプティミスタ、オーロラトレイル、ドミナント、ヴァンドレストと、複数のコントレイル産駒がデビューを予定していること。
さらにキタサンブラック産駒プロテウス、キズナ産駒グリーンアイランド、ティシポネに加え、ショウナンラプソ、キトゥンズクラフト、コルソヴェローチェ、エイダンバローズなど、血統面から見ても興味深い馬が揃っています。
特に日曜日は新潟・中京・札幌の3場すべてで芝2000mの新馬戦が組まれる予定。
夏競馬も後半に入り、秋の重賞、さらに来春のクラシックを意識した中距離馬のデビューも増えてきました。
この記事は現時点の出走予定・想定騎手・調教情報をもとに作成しています。正式な出馬表確定前のため、回避・除外・出走レース・騎手などが変更される可能性があります。
最終追い切り前でもあるため、今回は血統・厩舎・これまでの調整内容・デビュー条件を中心に見ています。
今週の2歳新馬戦は8鞍
| 日付 | 競馬場 | R | 条件 | 注目度 |
|---|---|---|---|---|
| 8/22 | 新潟 | 3R | 芝1600m外 | ★★★★ |
| 8/22 | 中京 | 2R | ダ1800m | ★★★ |
| 8/22 | 札幌 | 5R | 芝1500m | ★★★★ |
| 8/23 | 新潟 | 2R | 芝2000m | ★★★★★ |
| 8/23 | 新潟 | 3R | 芝1600m外・牝 | ★★★★★ |
| 8/23 | 中京 | 2R | 芝2000m | ★★★★ |
| 8/23 | 中京 | 3R | 芝1400m | ★★★★ |
| 8/23 | 札幌 | 5R | 芝2000m | ★★★★★ |
重点種牡馬をチェック
当ブログで継続して追っているコントレイル、キズナ、キタサンブラック、エフフォーリア産駒について、今週の新馬戦予定を確認しておきます。
| 種牡馬 | 主な出走予定馬 | ポイント |
|---|---|---|
| コントレイル | オプティミスタ オーロラトレイル ドミナント ヴァンドレスト |
1600~2000mで4頭が予定。今週最大のテーマ |
| キタサンブラック | プロテウス | 母は桜花賞3着アットザシーサイド |
| キズナ | グリーンアイランド ティシポネ アオイゲート |
マイル前後から2000mまでタイプの違う3頭に注目 |
| エフフォーリア | 現時点で目立った新馬予定なし | 今週は既デビュー組の動向も確認したい |
8月22日(土)新潟3R 芝1600m外
ジップスパーク、ショウナンラプソ、タッカーヴィーナス、テンソンコウリン、トーセンシントラ、プリヴィレッジ、マイセイバーなどが出走を予定しています。
土曜の新潟ではマイル新馬戦。
新潟外回りらしく、直線での瞬発力や持続力を確認しやすい条件です。
ショウナンラプソ|モーリス×キングカメハメハ
父:モーリス
母:パンデリング
母父:キングカメハメハ
厩舎:森一誠厩舎
生産:レイクヴィラファーム
血統面ではこのレースで特に注目したい一頭です。
母パンデリングの母はエリザベス女王杯勝ち馬フサイチパンドラ。
同じ牝系にはアーモンドアイがおり、日本を代表する名牝系の一つです。
父モーリスはパワーとスピードを伝える種牡馬。
母父キングカメハメハとの組み合わせなら、単純な瞬発力だけではなく持続的なスピードにも期待したくなります。
新潟芝1600mで折り合い、長い直線で最後まで伸びられるようなら今後も楽しみです。
ジップスパーク|オルフェーヴル×City Zip
父:オルフェーヴル
母:ジペッサ
母父:City Zip
厩舎:中舘英二厩舎
生産:社台ファーム
父オルフェーヴルに対して、母父City Zipという米国的なスピードを持つ配合。
オルフェーヴル産駒というと中距離のイメージもありますが、母系からスピードを補われているならマイルから動けても不思議ではありません。
ショウナンラプソとはかなり違うタイプの配合だけに、両馬の走りを比較したいところです。
◎ ショウナンラプソ
モーリス×キングカメハメハ。名牝系のスケール感に注目。
○ ジップスパーク
オルフェーヴル×City Zip。父の持続力に米国型スピードを加えた配合。
8月22日(土)中京2R ダート1800m
アレストラウム、アワジシマ、シブレット、ダイシンレジウス、テーオーダーウィン、マルカルーカス、メイショウラウルス、ルヴァンタドゥールなどが予定されています。
今週唯一のダート新馬戦。
血統を見ると、いかにもダートから入りたいタイプも揃っています。
マルカルーカス|マインドユアビスケッツ×ダイワメジャー
父:マインドユアビスケッツ
母:マルカソレイユ
母父:ダイワメジャー
厩舎:福永祐一厩舎
父マインドユアビスケッツは米国ダートG1を勝ったスピード型。
母父ダイワメジャーもスピードを強く伝えるため、1800mでスタミナ一辺倒というより、前向きなスピードを生かす形が合いそうな配合です。
中京ダート1800mで好位からスムーズに流れへ乗れるかを見たい一頭です。
メイショウラウルス|ルヴァンスレーヴ×ディープブリランテ
父:ルヴァンスレーヴ
母:メイショウベルボン
母父:ディープブリランテ
厩舎:角田晃一厩舎
父ルヴァンスレーヴはチャンピオンズCなどを制したダートの大物。
こちらは血統的にもダート1800mからの始動に納得しやすいタイプです。
母父ディープブリランテが入ることで、重すぎるダート血統というより一定のスピードも期待できます。
◎ マルカルーカス
マインドユアビスケッツ×ダイワメジャー。スピード型ダート配合。
○ メイショウラウルス
ルヴァンスレーヴ×ディープブリランテ。王道ダート路線を期待したい配合。
8月22日(土)札幌5R 芝1500m
カセノメロス、グリーンアイランド、ジャストピーチー、スピカテソーロ、タプティ、ツキミ、ノヴァカーラ、ハヤテノギンジロウ、マシュマロデイズ、ラストフィールド、ロードリバイバルなどが予定されています。
土曜日では特に注目したい新馬戦です。
グリーンアイランド|キズナ×Uncle Mo
父:キズナ
母:カーレッサ
母父:Uncle Mo
厩舎:柴田卓厩舎
想定騎手:武豊
母カーレッサは北米血統で、父Uncle Mo。
キズナの総合力に米国的なスピードを加えた配合です。
札幌1500mでは器用さも要求されるだけに、初戦から好位で流れに乗れるか注目です。
ジャストピーチー|ストラクター×バゴ
父:ストラクター
母:ラペーシュ
母父:バゴ
厩舎:小島茂之厩舎
想定騎手:岩田望来
新種牡馬ストラクター産駒。
父はBCジュベナイルターフを制した芝馬で、母父には凱旋門賞馬バゴが入ります。
芝のスピードだけでなく、洋芝への対応力という意味でも興味深い配合です。
ツキミ|ビッグアーサー×ディープインパクト
父:ビッグアーサー
母:パンデイア
母父:ディープインパクト
想定騎手:レーン
父ビッグアーサーは短距離型ですが、母父ディープインパクト。
父からスピード、母系から芝での柔らかさが出れば、1200mだけではなく1500~1600mまで守備範囲になる可能性があります。
ノヴァカーラ|ゴールドシップ×カレンブラックヒル
父:ゴールドシップ
母:アステルカーラ
母父:カレンブラックヒル
厩舎:小島茂之厩舎
父は中長距離型のゴールドシップ、一方で母父はマイルG1馬カレンブラックヒル。
父と母父の距離適性が大きく異なる配合だけに、どちらの特徴が強く出ているのか非常に興味深い一頭です。
1500mから対応できるスピードがあるなら、今後距離を延ばした時にさらに面白くなるかもしれません。
8月23日(日)新潟2R 芝2000m|今週屈指の好カード
アルバスタキヤ、ヴィスタグロッサ、オプティミスタ、オーロラトレイル、グランドストーリー、スロノス、ゼラニウム、タイヴァス、フォルスラヴィ、プロテウスなどが出走を予定しています。
今週の新馬戦で特に注目したいレースです。
コントレイル産駒2頭に、キタサンブラック産駒プロテウス、母が重賞馬のタイヴァスと、血統面でも比較しがいのあるメンバーが揃いました。
プロテウス|キタサンブラック×キングカメハメハ
父:キタサンブラック
母:アットザシーサイド
母父:キングカメハメハ
厩舎:田中博康厩舎
生産:社台ファーム
想定騎手:津村明秀
今週の新馬戦全体でも最上位クラスに注目したい一頭です。
母アットザシーサイドは桜花賞3着、フィリーズレビュー2着の実績馬。
母の母ルミナスハーバーも阪神ジュベナイルフィリーズ3着で、牝系には早い時期から芝で動けるスピードがあります。
そこへ父キタサンブラック。
母系のスピードに父のスタミナと持続力が加わることで、中距離型へシフトしている可能性があります。
新潟芝2000mで折り合いながら、最後まで長く脚を使えるか確認したいところです。
オプティミスタ|コントレイル×Equal Stripes
父:コントレイル
母:ポジティブマインド
母父:Equal Stripes
厩舎:手塚貴久厩舎
生産:ノーザンファーム
コントレイル産駒の牝馬。
母系は日本の主流血統とは少し違う南米系の血を持ち、父コントレイルとの組み合わせでどのようなタイプになるのか興味深い配合です。
新潟芝2000mで折り合い、直線に入ってもう一段加速できるようなら、今後の中距離路線でも期待できます。
オーロラトレイル|コントレイル×Successful Appeal
父:コントレイル
母:クリアリーコンフューズド
母父:Successful Appeal
厩舎:清水久詞厩舎
生産:ノースヒルズ
想定騎手:北村友一
こちらもコントレイル産駒ですが、母父Successful Appealは米国型のスピード色が強い血統。
コントレイルの中距離能力に母系のスピードがうまく加われば、2000mでもスピードを失わないタイプになる可能性があります。
同じコントレイル産駒オプティミスタとの比較も楽しみです。
タイヴァス|Will Take Charge×ダンスインザダーク
父:ウィルテイクチャージ
母:ジョリーダンス
母父:ダンスインザダーク
厩舎:矢作芳人厩舎
想定騎手:坂井瑠星
母ジョリーダンスは阪神牝馬ステークスを2勝し、安田記念でも3着に入った実績馬。
父ウィルテイクチャージは米国ダートの一流馬で、母系は日本芝の実績血統。
かなり異質な組み合わせだけに、日本芝への適性がどちらへ出るのかが最大のポイントです。
★★★★★ プロテウス
キタサンブラック×キングカメハメハ。母は桜花賞3着馬。
★★★★☆ オプティミスタ
コントレイル×Equal Stripes。母系の違いにも注目。
★★★★☆ オーロラトレイル
コントレイル×Successful Appeal。米国スピード型母系。
★★★★ タイヴァス
米国ダート血統×日本芝重賞牝馬という異色配合。
8月23日(日)新潟3R 芝1600m外・牝
ガネット、コンセルノ、タッケンエリカ、ダノンシルヴァ、ティシポネ、デススパイラル、ドミナント、ヒーローシー、マインドフルネス、ルーチェルナーレ、レイヤードホワイトなどが予定されています。
こちらも牝馬クラシックを考えるうえで注目したい新馬戦です。
ドミナント|コントレイル×オルフェーヴル
父:コントレイル
母:エスポワール
母父:オルフェーヴル
厩舎:福永祐一厩舎
生産:ノーザンファーム
想定騎手:坂井瑠星
血統だけなら今週トップクラスの注目馬です。
父コントレイル、母父オルフェーヴル。
ともに三冠馬で、日本のクラシック血統を凝縮したような配合です。
さらに半兄にはフランスG2を制したアロヒアリイがおり、牝系の能力も高いものがあります。
一方で初戦では折り合いも重要。
1600mで無理なく流れに乗り、直線まで脚を温存できれば将来的な距離延長も楽しみになります。
ティシポネ|キズナ×Invincible Spirit
父:キズナ
母:シーティス
母父:Invincible Spirit
厩舎:森一誠厩舎
想定騎手:津村明秀
こちらは父キズナに、母父Invincible Spiritという欧州のスピード血統。
母シーティスは英国で走り、G2ロックフェルステークス2着の実績があります。
キズナの総合力に欧州マイル型のスピードが加わった配合で、新潟芝1600mという条件は興味深いところです。
レイヤードホワイト|ゴールドシップ×アドマイヤコジーン
父:ゴールドシップ
母:オフェーリアシチー
母父:アドマイヤコジーン
厩舎:手塚貴久厩舎
父は中長距離型のゴールドシップですが、母父アドマイヤコジーンは安田記念、高松宮記念を勝ったスピードタイプ。
父と母父の特徴が大きく違う配合で、マイルから始動する点にも納得できます。
父のスタミナを残しつつ母系のスピードが強く出ているなら、マイル~中距離で面白いタイプになる可能性があります。
◎ ドミナント
コントレイル×オルフェーヴル。クラシック血統の組み合わせ。
○ ティシポネ
キズナ×Invincible Spirit。欧州型スピードを持つ母系。
☆ レイヤードホワイト
ゴールドシップ×アドマイヤコジーン。距離適性の出方に注目。
8月23日(日)中京2R 芝2000m
エトワールハマー、キトゥンズクラフト、ケイアイトリノ、コルソヴェローチェ、バヤールロック、マンナット、リヴァイアサンなどが出走を予定しています。
中距離向きの血統が目立つ組で、日曜の中京では最も将来性を重視して見たいレースです。
キトゥンズクラフト|オルフェーヴル×Kitten’s Joy
父:オルフェーヴル
母:ダンスウィズキトゥン
母父:Kitten’s Joy
厩舎:池江泰寿厩舎
生産:白老ファーム
想定騎手:吉村誠之助
父オルフェーヴルに、米国芝の名種牡馬Kitten’s Joyを母父に持つ配合。
スピード一辺倒というより、芝中距離で長く脚を使うタイプを想像したくなる血統です。
中京芝2000mで折り合って追走し、坂のある直線でもしっかり伸びるようなら秋以降が楽しみになります。
コルソヴェローチェ|レイデオロ×Medicean
父:レイデオロ
母:シユーマ
母父:Medicean
厩舎:高野友和厩舎
生産:ノーザンファーム
想定騎手:西村淳也
母シユーマは欧州・北米でG1を勝った実績馬。
父レイデオロも日本ダービー、天皇賞・秋を勝った中距離馬だけに、2000mから始動するのは血統的にも自然です。
新馬戦から一瞬の切れ味を見せるタイプなのか、それとも距離が延びてさらに良くなるタイプなのか注目します。
バヤールロック|ルーラーシップ×スクリーンヒーロー
父:ルーラーシップ
母:アルドゥエンナ
母父:スクリーンヒーロー
厩舎:中村直也厩舎
生産:ノーザンファーム
想定騎手:幸英明
ルーラーシップ×スクリーンヒーローという、いかにも芝の中距離でパワーと持続力を期待したくなる配合です。
新馬戦から瞬発力だけで勝つタイプというより、中京の坂を含めて最後までしぶとく脚を使えるかを見たい一頭です。
◎ キトゥンズクラフト
オルフェーヴル×Kitten’s Joy。芝中距離色の強い配合。
○ コルソヴェローチェ
レイデオロ×海外G1牝馬シユーマ。
▲ バヤールロック
ルーラーシップ×スクリーンヒーロー。持続力型として注目。
8月23日(日)中京3R 芝1400m
ウォーターアケビ、エイダンバローズ、サンクサンス、スティルラブハー、セーズアマゾネスなどが出走を予定しています。
2000mの良血馬が目立つ今週ですが、初戦からの完成度という点ではこちらも注目です。
エイダンバローズ|ロードカナロア×War Front
父:ロードカナロア
母:ターフウォー
母父:War Front
厩舎:上村洋行厩舎
今週の新馬の中でも調教での動きが目立っている一頭です。
父ロードカナロアに母父War Frontという、世界的に見てもかなりスピード色の強い配合。
芝1400mというデビュー条件にも合いやすそうで、血統と現時点の動きが一致している点は魅力です。
初戦から速い流れに乗り、直線でもう一脚を使えるか注目します。
スティルラブハー|ミッキーアイル×Tiz Wonderful
父:ミッキーアイル
母:ヒップホップスワン
母父:Tiz Wonderful
厩舎:杉山佳明厩舎
生産:ノーザンファーム
父ミッキーアイルからスピード、母系からは米国的なパワーを受け継ぐ配合です。
こちらも芝1400mから始動するのは血統的に興味深く、エイダンバローズとのスピード比較を見たいところです。
◎ エイダンバローズ
ロードカナロア×War Front。今週屈指のスピード配合。
○ スティルラブハー
ミッキーアイル×Tiz Wonderful。スピードと米国型パワーに注目。
8月23日(日)札幌5R 芝2000m
アオイゲート、ヴァンドレスト、ソフィーサンライズ、バトルナイト、ボディビルダー、リズムオブサンダーなどが出走を予定しています。
頭数はそれほど多くありませんが、血統面では非常に面白い一戦です。
ヴァンドレスト|コントレイル×Frankel
父:コントレイル
母:イースト
母父:Frankel
厩舎:栗田徹厩舎
生産:ノーザンファーム
想定騎手:ルメール
今週のPOG注目馬でも特にスケール感を感じる配合です。
父コントレイルに、母父は世界的名馬Frankel。
日本のクラシック血統と欧州のトップ血統を組み合わせており、2000mからスタートするのも魅力です。
札幌は直線だけの瞬発力勝負になりにくいため、コーナーから徐々に加速して長く脚を使えるかがポイント。
初戦からこの条件をスムーズにこなすなら、秋以降も継続して追いたい存在です。
アオイゲート|キズナ×マンハッタンカフェ
父:キズナ
母:ハーレムライン
母父:マンハッタンカフェ
厩舎:伊藤圭三厩舎
生産:社台ファーム
想定騎手:丹内祐次
こちらも血統的にはかなり面白い一頭です。
母ハーレムラインは芝1600mのリステッド競走を勝った実績馬。
父キズナとの組み合わせで、母のマイルスピードを残しつつ距離を延ばせるかがポイントになります。
初戦から2000mを選択する点を考えると、陣営も中距離への適性を見込んでいる可能性があります。
リズムオブサンダー|サンダースノー×エンパイアメーカー
父:サンダースノー
母:タケショウメーカー
母父:エンパイアメーカー
厩舎:須貝尚介厩舎
想定騎手:横山武史
こちらはヴァンドレスト、アオイゲートとはかなり違う血統です。
父サンダースノー、母父エンパイアメーカーとダート色がかなり濃く、パワー型の配合。
ただし洋芝の札幌はパワーも必要になります。
芝で十分なスピードを見せられるようなら、今後芝・ダート双方で選択肢が広がる可能性があります。
★★★★★ ヴァンドレスト
コントレイル×Frankel。今週屈指の良血馬。
★★★★ アオイゲート
キズナ×マンハッタンカフェ。マイル実績のある母から2000mへ。
★★★☆ リズムオブサンダー
サンダースノー×エンパイアメーカー。洋芝適性に注目。
今週の週間デビューWatch 注目馬
まだ正式な出馬表・最終追い切り確定前なので、以下は馬券的な順位ではありません。
血統、厩舎、現在の調整内容、デビュー条件、将来性を合わせた「今後も追いたい馬」のWatch評価です。
| 評価 | 馬名 | 血統・注目ポイント |
|---|---|---|
| S | プロテウス | キタサンブラック×アットザシーサイド。母は桜花賞3着 |
| S | ヴァンドレスト | コントレイル×Frankel。札幌芝2000m予定 |
| S | ドミナント | コントレイル×オルフェーヴル。良血牝馬 |
| S | エイダンバローズ | ロードカナロア×War Front。調教の動きも目立つ |
| A+ | ショウナンラプソ | モーリス×パンデリング。フサイチパンドラ牝系 |
| A+ | キトゥンズクラフト | オルフェーヴル×Kitten’s Joy。中距離向きの配合 |
| A+ | オプティミスタ | コントレイル×Equal Stripes |
| A+ | オーロラトレイル | コントレイル×Successful Appeal |
| A+ | コルソヴェローチェ | レイデオロ×シユーマ。母は海外G1馬 |
| A | グリーンアイランド | キズナ×Uncle Mo。札幌芝1500m |
| A | ティシポネ | キズナ×Invincible Spirit。芝マイル向きの魅力 |
| A | ジャストピーチー | ストラクター×バゴ。洋芝で注目 |
| A | タイヴァス | ウィルテイクチャージ×ジョリーダンス |
| A | アオイゲート | キズナ×ハーレムライン。札幌芝2000m |
今週は血統タイプの違いを比較するのも面白い
今週は良血馬が多いだけでなく、血統タイプがかなり異なります。
コントレイル産駒では、母父Equal Stripesのオプティミスタ、Successful Appealのオーロラトレイル、オルフェーヴルのドミナント、Frankelのヴァンドレスト。
同じ父でも母系が大きく異なるため、距離適性や脚の使い方にどのような差が出るか比較できる週です。
キズナ産駒も、母父Uncle Moのグリーンアイランド、Invincible Spiritのティシポネ、マンハッタンカフェのアオイゲートとタイプが違います。
種牡馬だけを見るのではなく、「父×母父でどんなタイプに出ているか」を確認すると、新馬戦はさらに面白くなります。
新馬戦は着順だけで判断しない
新馬戦では血統や事前評判と同じくらい、実戦内容が重要です。
- スタート後に無理なくポジションを取れたか
- 道中で力まず折り合えたか
- 馬群に入っても集中して走れたか
- コーナーでスムーズに加速できたか
- 直線で追われてから反応できたか
- ラスト100~200mでも脚色が鈍らなかったか
新馬戦では不器用な競馬で敗れても、最後に良い脚を使った馬が次走で大きく変わるケースがあります。
特に良血馬ほど「新馬戦を勝ったか」だけで判断せず、将来的な距離適性や成長余地まで見ておきたいところです。
まとめ|今週は良血馬が揃う注目の新馬戦ウイーク
8月22日・23日は、新潟・中京・札幌で合計8鞍の2歳新馬戦が予定されています。
コントレイル産駒ではオプティミスタ、オーロラトレイル、ドミナント、ヴァンドレスト。
キタサンブラック産駒ではプロテウス。
キズナ産駒ではグリーンアイランド、ティシポネ、アオイゲートが登場予定です。
さらにモーリス産駒ショウナンラプソ、オルフェーヴル産駒キトゥンズクラフト、ロードカナロア産駒エイダンバローズなど、他の種牡馬からも楽しみな馬が揃っています。
特に日曜新潟芝2000m、日曜新潟芝1600m、日曜札幌芝2000mは、秋以降まで追いたくなる馬が出てくる可能性があります。
そして今週は、単純に有名な父を持つ馬を見るだけではなく、母父や牝系まで比較すると非常に面白いラインナップです。
木曜日の正式な出馬表と最終追い切りが判明した段階で、回避・除外・騎手変更なども確認しておきたいところです。
今週も勝ち馬だけではなく、「次走でも買いたくなる馬」「来春まで追いたくなる馬」を探しながら2歳新馬戦を楽しみましょう。
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