クロノジェネシスの娘がついにデビュー。しかも相手には、コントレイル産駒が3頭!
2026年10月24日(土)・25日(日)は、東京・京都・新潟で合計11鞍の2歳新馬戦が行われます。
今週の主役は、日曜日の京都芝1800m。名牝クロノジェネシスの娘ノイエルングが初陣を迎えます。同じレースには、高額取引馬のダノンカンタービレ、矢作芳人厩舎のゴールデンプロミス、さらにサイモングレイスという3頭のコントレイル産駒が出走します。
土曜日の東京芝1600mでも、コントレイル産駒フェニックスロールとプレイヤが対決。クラシック世代の勢力図を考えるうえで、楽しみな週末となりました。
- 今週の新馬戦11鞍と確定出走馬の注目ポイント
- クロノジェネシスの娘とコントレイル産駒3頭の血統比較
- 最終追い切り・調教時計から見る仕上がり
- POGや来年のクラシックへ向けた注目馬ランキング
※2026年10月23日更新。JRAの正式出馬表を反映。注目度は筆者の血統・調教・将来性に関する評価で、勝利確率を示すものではありません。天候や馬場状態は当日の発表をご確認ください。
先週の新馬戦回顧|キズナ産駒ビンドゥングが勝利
ビンドゥング|好位から鋭く差し切り
先週の京都芝2000mでは、キズナ産駒ビンドゥングが1番人気に応え、デビュー勝ちを収めました。
道中は好位で流れに乗り、直線で上がり3ハロン33秒2の末脚を発揮。逃げ粘ったメールデトワールをクビ差で差し切りました。
上がりの数字だけでなく、好位で運びながら最後にしっかり反応した内容も評価したいところです。今後は相手が強くなったときに、同じような競馬ができるか注目します。
フォーエバーヤングの半弟として話題を集めたヤングリッチは3着。勝ち馬との差を今回だけで決めつけず、次走の上積みを見たい一頭です。
筆者が新馬戦で大切にしているのは、勝利したかどうかだけではありません。折り合い、追走の余裕、直線の反応、ゴール後の走りまで確認し、将来の重賞で通用する素質を探します。
10月24日・25日|新馬戦全11レース一覧
出走確定後の情報を整理しました。下記は各レースの注目馬を抜粋したもので、全出走馬一覧ではありません。
| 日付 | 競馬場・R | 条件 | 注目馬 |
|---|---|---|---|
| 24日 | 東京4R | ダ1600m | スペシャルブレンド |
| 24日 | 東京5R | 芝1600m | フェニックスロール、プレイヤ |
| 24日 | 東京6R | ダ1400m | ダノンアイコニック |
| 24日 | 京都3R | ダ1800m | ポアサムシュガー、バンペイユ |
| 24日 | 京都5R | 芝1600m・牝 | スマートピナクル、ダブルインバース |
| 24日 | 新潟5R | 芝2000m | ゾンネシュトラール、ルージュプルート |
| 25日 | 東京5R | 芝1800m | ノヴァルクス、ヴィラン |
| 25日 | 東京6R | 芝1400m・牝 | レインワルティア、クリスタルシュガー |
| 25日 | 京都4R | ダ1400m | フィアローゼン、アランチャ |
| 25日 | 京都5R | 芝1800m・外 | ノイエルング、コントレイル産駒3頭 |
| 25日 | 新潟5R | 芝1400m | クラフティ、アルジャンレオ |
10月24日(土)|東京の注目新馬
東京4R・ダート1600m|スペシャルブレンド
ニューイヤーズデイ産駒スペシャルブレンドは武井亮厩舎からデビューします。母はピュアブレンドです。
東京ダート1600mはスタート直後の芝部分への対応や、長い直線での持続力が問われる舞台。初戦から前半の位置取りと、最後まで脚色を維持できるかを確認したいところです。
当初候補に挙がっていたキズナ産駒ホウオウビリオンは出走できませんでした。次の機会に改めて注目します。
東京5R・芝1600m|コントレイル産駒2頭が直接対決
フェニックスロールは父コントレイル、母コスモポリタンクイーン、母父Dubawi。木村哲也厩舎の牡馬で、C.ルメール騎手が騎乗します。
当初は翌週のデビューを予定していましたが、調整が進み今週の出走が確定。10月21日の美浦Wコースでは5ハロン67秒3、ラスト1ハロン11秒6を記録しています。
伯母には英国G1勝ち馬アラビアンクイーンがいる良血。東京の長い直線で、追い出してからどれだけ素早く加速できるかが見どころです。
対するプレイヤもコントレイル産駒。母はユーヴェットシー、手塚貴久厩舎所属で坂井瑠星騎手とのコンビです。
同じコントレイル産駒でも、母系が違えば走り方や完成度は異なります。位置取り、折り合い、直線での加速の仕方を比較したい一戦です。
※クリスタルシュガーは日曜日の東京6Rへ出走します。
東京6R・ダート1400m|ダノンアイコニック
米国血統のダノンアイコニックが、田中博康厩舎からデビューします。父Army Muleは米国のダート短距離G1を制した馬です。
ダート1400mではゲートの反応と前半のスピードが大切。米国血統らしい前向きさを示すのか、それとも距離や経験を必要とするのか、実戦で確かめたいところです。
なお、当初注目していたGun Runner産駒サトノヘラクレスは非当選で出走できませんでした。
10月24日(土)|京都の注目新馬
京都3R・ダート1800m|調教注目馬と良血馬
調教面で気になるのはホットロッドチャーリー産駒のポアサムシュガー。10月8日の栗東CWでは6ハロン82秒9、ラスト1ハロン11秒3を記録しています。
リアルスティール産駒バンペイユは、10月15日のCWで4ハロン52秒8、ラスト1ハロン11秒9。こちらもデビュー前の動きが気になる存在です。
加えて、キズナ産駒ケーリュケイオン、半兄にシンザン記念勝ち馬ノーブルロジャーがいるノーブルセプターも出走します。
ダート1800mでは初戦から無理なく追走できるかに加え、コーナーでの立ち回りやラストまで脚を使えるかを重視します。
※キズナ産駒オールベットは非当選となりました。
京都5R・芝1600m|スマートピナクルとダブルインバース
スマートピナクルは父キズナ、母スマートオーシャン。半姉にはスマートリアンがおり、鞍上は武豊騎手です。
ダブルインバースは父エピファネイア、母パスオブドリームズ。松山弘平騎手で、当初の京都芝1800m想定から、こちらの牝馬限定戦へ出走が確定しました。
調教で注目したいカガセレーネは父グレーターロンドン。10月16日の栗東CWで6ハロン82秒5、ラスト1ハロン11秒1を記録しました。
良血の注目馬と調教で目立った馬を比較できる一戦です。実戦では前半から折り合い、直線で調教の鋭さを発揮できるかを見ます。
※出走予定だったヴィルマリーは正式出馬表に入っていません。
10月24日(土)|新潟の注目新馬
新潟5R・芝2000m|将来の中距離候補を探す
今回、新たに注目したいのがゾンネシュトラール。父コントレイル、半姉にはフラワーCを勝ったアブレイズがいます。
ルージュプルートは父ロードカナロア、丹内祐次騎手でデビュー。父のスピードが2000m戦でどのように生きるか注目です。
ノーワンノーズは父ブリックスアンドモルタル、母ノーワン。母は2019年フィリーズレビューを勝った重賞馬です。芝1400mで実績を残した母の産駒が、2000mでどんな走りを見せるのか興味深いところです。
さらに、半姉にヴィクトリアマイル勝ち馬テンハッピーローズがいるクリムゾンペタルも出走します。
新潟芝2000mは、序盤で折り合いを欠かず、直線で長く脚を使えるかを確認したい舞台。今後の距離適性を見極める材料にもなりそうです。
10月25日(日)京都5R|クロノジェネシスの娘とコントレイル産駒3頭が激突
京都5R・芝1800m(外回り)/12時20分発走
菊花賞当日の京都で、血統ファンにはたまらない新馬戦が実現します。
最大の注目は名牝クロノジェネシスの娘ノイエルング。しかし、相手も非常に豪華です。父コントレイルの3頭が同じレースに集まり、それぞれ異なる母系の特徴を持っています。
勝ち馬が将来のクラシック候補となるのか。それとも敗れた馬の中から大物が現れるのか。筆者は結果だけでなく、内容をじっくり観察したい一戦です。
出走確定の注目馬を比較
| 馬名 | 父 | 騎手 | 血統のポイント |
|---|---|---|---|
| ノイエルング | サートゥルナーリア | C.ルメール | 母クロノジェネシス |
| ダノンカンタービレ | コントレイル | 岩田望来 | 母は米G1馬 |
| ゴールデンプロミス | コントレイル | 坂井瑠星 | 母はアルゼンチンG1馬 |
| サイモングレイス | コントレイル | 松山弘平 | 母リュヌドサーブル |
| セレーネサンライズ | ゴールドシップ | 川須栄彦 | 父の中長距離適性に注目 |
※京都5Rは計8頭立て。表は比較したい馬の抜粋です。フィネスブレードは正式出馬表に入っていません。
ノイエルング|名牝クロノジェネシスの娘が初陣
ノイエルングは父サートゥルナーリア、母クロノジェネシス、母父バゴという配合。母は宝塚記念連覇や有馬記念制覇を含め、G1を4勝した歴史的名牝です。
半兄ベレシートは共同通信杯と京都新聞杯でともに2着。すでに兄が高い素質を示していることも、妹への期待を高める材料になっています。
父サートゥルナーリアは皐月賞と有馬記念を勝った名馬。母クロノジェネシスの底力や持続力に、父のスピードと機動力がどのように加わるかが血統面の見どころでしょう。
- 10月14日・栗東CW:6ハロン87秒6、ラスト1ハロン11秒2
- 10月21日・栗東CW:6ハロン87秒0、ラスト1ハロン11秒5
- 最終追い切りは格上馬2頭との3頭併せ。ラスト1ハロンは3頭で最速
全体時計は目立つほど速くありませんが、終いに一定の鋭さを示している点は好印象です。一方、陣営からは幼さが残るという趣旨の話も出ており、完成された状態と決めつけるのは早いでしょう。
母のクロノジェネシスにも騎乗経験があるルメール騎手が、この娘の能力をどのように引き出すのかも楽しみです。
筆者の評価:血統背景と調教の終いの動きから、今週最も見たい一頭です。ただし初戦では、道中の折り合いや追われてからの反応を慎重に見極めます。
ダノンカンタービレ|福永厩舎が送り出す3億円ホース
ダノンカンタービレは父コントレイル、母カレドニアロード、母父Quality Road。2024年セレクトセール当歳で税抜3億円、税込3億3,000万円で取引された高額馬です。
母カレドニアロードは米国のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズを勝ったG1馬。三冠馬コントレイルと米国の一流牝馬による配合という点で、非常に魅力があります。
管理するのは、コントレイルの主戦騎手だった福永祐一調教師。父の能力をよく知る人物が産駒を育てることにも注目が集まります。
- 10月16日・栗東CW:6ハロン84秒3、ラスト1ハロン11秒3
- 10月21日・栗東坂路:4ハロン55秒7、ラスト1ハロン12秒4
1週前のCWでは終いまでしっかり動き、最終追い切りは坂路で調整。陣営も調教を重ねる中で動きが素軽くなったことを評価しています。
興味深いのは、当初はややワンペースな印象もあったという点です。実戦で瞬発力を発揮するタイプなのか、それとも長くスピードを持続するタイプなのか。父コントレイルと同じ走り方をするとは限りません。
筆者の評価:調教量と仕上がりに好材料があり、初戦からの完成度を期待します。直線での加速力と、今後2000m以上に対応できる余裕があるかを確認したいところです。
ゴールデンプロミス|矢作厩舎のもう一頭の高額コントレイル産駒
ゴールデンプロミスは父コントレイル、母ジョイカネラ、母父Fortify。2024年セレクトセールでは税込2億900万円で取引された高額馬です。
母ジョイカネラはアルゼンチンG1を2勝した実績馬。半姉カネラフィーナも日本の芝中距離路線で実績を残しています。
管理するのはコントレイルを三冠馬へ導いた矢作芳人調教師。ダノンカンタービレとは同じ父を持ちながら、母系も管理厩舎も異なります。
特に見たいのは道中のリズムと直線での脚の使い方。早めに動いて長く脚を使うタイプなのか、瞬時に加速できるのかで、今後の距離選択も変わってきそうです。
筆者の評価:南米G1牝系の血統背景と矢作厩舎という組み合わせに期待。今回の結果がどうであれ、将来の成長を継続して追いかけたい一頭です。
サイモングレイス|見逃せない3頭目のコントレイル産駒
正式な出馬表を確認して、新たに加えたいのがサイモングレイスです。
父コントレイル、母リュヌドサーブル、母父Medicean。梅田智之厩舎の牝馬で、松山弘平騎手が騎乗します。
高額馬2頭に話題が集まりそうですが、サイモングレイスも同じ父を持つ一頭。母系の異なる3頭を同一条件で比較できるのは、種牡馬コントレイルの特徴を考えるうえでも貴重です。
筆者の評価:現段階では血統と実戦の動きが中心の評価。人気や取引価格に左右されず、折り合いと直線の反応に注目します。
京都5Rの結論|勝敗以上に見たい3つのこと
- ノイエルング:末脚の鋭さと完成度。母譲りの持続力が見えるか。
- ダノンカンタービレ:調教で良化した動きを実戦でも発揮できるか。
- ゴールデンプロミス・サイモングレイス:同じコントレイル産駒でも異なる走りの個性が現れるか。
今年のこのレースは8頭立てですが、頭数が少ないから簡単な一戦とは限りません。道中が落ち着いた流れになる場合、直線の加速力が大きなポイントになります。
また、道悪になった場合は瞬発力だけでなく、バランスを保って走れるか、脚を長く使えるかも重要です。ただし血統だけで重馬場適性を断定することはできません。
筆者は、このレースから来年のクラシックで注目される馬が現れることを期待しています。
10月25日(日)|その他の新馬戦もチェック
東京5R・芝1800m|ノヴァルクスとヴィラン
東京芝1800mには、鹿戸雄一厩舎のノヴァルクスと、橋田宜長厩舎のヴィランなどが出走します。
京都5Rに話題が集中する週末ですが、東京芝1800mも将来の中距離馬を探すには見逃せない条件です。
長い直線での反応だけでなく、スローペースで折り合いを保てるか、直線で進路が開いてからスムーズに伸びるかに注目します。
東京6R・芝1400m|牝馬限定戦
東京6Rには、スワーヴリチャード産駒レインワルティアが横山武史騎手とのコンビで出走します。
さらに、クリスタルシュガー、ミストヴェール、ミコアイランドなども顔をそろえました。
1400mはスピードだけでなく、折り合いながら直線まで脚を残せるかが重要です。マイルへの距離延長に対応できそうな馬がいるかも確認したいところです。
京都4R・ダート1400m|フィアローゼンとアランチャ
京都4Rではフィアローゼンが酒井学騎手、アランチャが川須栄彦騎手で出走します。
ダート1400mではスタートの反応、先行争いへの対応、砂をかぶった際の走りをチェックしたいところです。
初戦からスムーズに前へ行ける馬だけでなく、途中で位置取りが悪くなっても最後まで伸びる馬を評価したいと考えています。
新潟5R・芝1400m|クラフティとアルジャンレオ
新潟ではロードカナロア産駒のクラフティに注目。母ダイアナブライトは2021年のクイーン賞を制した実績馬です。
シルバーステート産駒のアルジャンレオも出走。父の芝適性を受け継ぎ、初戦から軽快なスピードを見せられるかが楽しみです。
当初の想定にあったヴェロキタスは今回の正式出馬表には掲載されていません。また、グランヴァレイは非当選でした。
今週の新潟1400mは、クラシック路線だけでなく、将来の短距離・マイル路線で活躍する馬を探す視点で見ていきます。
種牡馬別Watch|今週はコントレイル産駒に大注目
コントレイル|デビューラッシュで存在感を示せるか
今週は、コントレイル産駒の新馬戦出走が特に目立ちます。
- フェニックスロール:東京芝1600m・ルメール騎手
- プレイヤ:東京芝1600m・坂井瑠星騎手
- ゾンネシュトラール:新潟芝2000m・松本大輝騎手
- ダノンカンタービレ:京都芝1800m・岩田望来騎手
- ゴールデンプロミス:京都芝1800m・坂井瑠星騎手
- サイモングレイス:京都芝1800m・松山弘平騎手
京都芝1800mだけでなく、東京マイル、新潟2000mにも産駒が登場します。
同じ父を持つ馬が異なる条件でデビューするため、産駒の得意距離や走りの特徴を考える材料が増えます。
筆者はコントレイル産駒から来年のクラシックで活躍する馬が出てほしいと期待しています。ただし、一度の新馬戦だけで種牡馬の評価を決めるのではなく、未勝利戦、1勝クラス、重賞へ進んだ後の成長も見ていきたいところです。
キズナ|先週の勢いをつなげたい
先週はビンドゥングが京都芝2000mの新馬戦を勝利しました。
今週は京都芝1600mのスマートピナクル、京都ダート1800mのケーリュケイオンなどがデビューします。
キズナ産駒は芝・ダートの双方に活躍馬を送り出してきました。今回も母系によって異なる適性が現れるかを見たいところです。
特にスマートピナクルは半姉スマートリアンの実績もあり、マイル戦での反応に注目しています。
サートゥルナーリア|ノイエルングが新たな大物候補になるか
父サートゥルナーリアと母クロノジェネシス。双方がG1で高い能力を示した血統です。
ノイエルングが母のように中長距離で力を発揮するのか、それとも父の特徴が強く現れるのか。今週のデビュー戦は、その第一歩になります。
能力の絶対値だけでなく、気性、追走力、末脚の使い方、馬体の成長余地を観察したい一頭です。
エフフォーリア|今後も2歳産駒の動向を追跡
エフフォーリアは皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念を制した名馬。2歳産駒のデビューや勝ち上がりは、今後も本ブログで継続的に取り上げます。
今週はコントレイル産駒とノイエルングの話題が中心ですが、種牡馬間の評価は短期間の新馬勝利数だけで判断できません。世代全体の勝ち上がりや重賞実績、距離適性まで追いかけていきます。
調教Watch|数字だけでなく動きの中身を評価
確認できた主な追い切り情報を比較します。全体時計とラスト1ハロンは、馬場・コース・調教負荷が異なるため、単純な速さの順位ではありません。
| 馬名 | 日付・場所 | 主な時計 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|
| ノイエルング | 10/21 栗東CW | 6F 87.0秒 1F 11.5秒 |
格上馬との3頭併せで終い最速 |
| ダノンカンタービレ | 10/16 栗東CW | 6F 84.3秒 1F 11.3秒 |
1週前に鋭い終いを記録 |
| ダノンカンタービレ | 10/21 栗東坂路 | 4F 55.7秒 1F 12.4秒 |
最終は調整型。仕上がりの良化に注目 |
| フェニックスロール | 10/21 美浦W | 5F 67.3秒 1F 11.6秒 |
デビューを前倒しできる状態 |
| カガセレーネ | 10/16 栗東CW | 6F 82.5秒 1F 11.1秒 |
終いの鋭さが目立つ |
| ポアサムシュガー | 10/8 栗東CW | 6F 82.9秒 1F 11.3秒 |
デビュー前の動きに注目 |
ラスト1ハロンが速いことは好材料ですが、それだけで高評価にはしません。馬なりか強く追われたか、併せ馬の相手、前半からの加速ラップ、調教後の状態などを総合的に見ます。
また、全体時計が遅めでも、意図的に折り合いを重視した調教ならマイナス材料とは限りません。
週間デビューWatch|総合注目馬ランキング
筆者が今週特に注目したい馬をランキング形式で整理しました。血統・調教・話題性・将来性を含む独自評価であり、馬券の推奨順位ではありません。
| 順位 | 馬名 | 出走レース | 注目理由 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ノイエルング | 日・京都5R | 名牝クロノジェネシスの娘。終いの動きも魅力 |
| 2位 | ダノンカンタービレ | 日・京都5R | 米G1牝馬の子。福永厩舎の仕上げにも期待 |
| 3位 | フェニックスロール | 土・東京5R | 好気配で初陣前倒し。東京マイルでの加速力 |
| 4位 | ゴールデンプロミス | 日・京都5R | 矢作厩舎の高額コントレイル産駒 |
| 5位 | ゾンネシュトラール | 土・新潟5R | 半姉アブレイズの良血。芝2000mで初陣 |
| 6位 | プレイヤ | 土・東京5R | コントレイル産駒同士の比較が楽しみ |
| 7位 | カガセレーネ | 土・京都5R | 栗東CWで鋭いラスト1ハロン |
| 8位 | スマートピナクル | 土・京都5R | スマートリアンの半妹。武豊騎手とのコンビ |
| 9位 | サイモングレイス | 日・京都5R | 京都に集結した3頭目のコントレイル産駒 |
| 10位 | ノーワンノーズ | 土・新潟5R | 母はフィリーズレビュー勝ち馬 |
ノイエルングを1位にしたのは、血統背景だけでなく、兄の実績や直前の追い切りから、将来に向けて注目する材料がそろっているためです。
ダノンカンタービレは調教量と状態面の良化が魅力。フェニックスロールも前倒しのデビューが決まるほど順調に進んでいる点を評価しました。
いずれも新馬戦前の暫定的な評価です。実戦を見た後に順位が大きく変わることは十分にあります。
新馬戦で筆者がチェックしたい4つのポイント
1.スタートと折り合い
ゲートをスムーズに出られるか、騎手と折り合って走れるか。特に中長距離を目指す良血馬にとって重要な要素です。
2.直線での反応
追い出してから素早く加速できるか、それとも徐々にトップスピードに乗るタイプなのか。瞬発力と持続力の違いを見たいところです。
3.ゴール前とゴール後の余力
勝ち馬でも最後に余裕がなくなっている場合があれば、敗れた馬でも伸び続けている場合があります。距離延長の可能性も含めて観察します。
4.敗れた良血馬の次走
新馬戦は完成度の違いで結果が分かれることもあります。負けたからといって素質がないわけではありません。次走の調教や競馬内容まで継続して追いかけます。
まとめ|クロノジェネシスの娘とコントレイル産駒の未来に期待
今週の新馬戦で最も注目したいのは、25日の京都芝1800mです。
ノイエルングは母クロノジェネシスの能力を受け継いだ大物候補となれるのか。
コントレイル産駒のダノンカンタービレ、ゴールデンプロミス、サイモングレイスは、同じ舞台でそれぞれの個性を示せるのか。
さらに、土曜日にはフェニックスロール、プレイヤ、ゾンネシュトラールも出走します。
父コントレイルに期待する筆者にとって、非常に楽しみな週末です。ただし、初戦の着順だけで将来の能力を判断するつもりはありません。
勝ち馬はもちろん、負けた馬の走りの中にも、来年のクラシックにつながるヒントがあるかもしれません。
今週も血統を入り口に、未来の大物候補を探していきたいと思います。
参考資料・出馬表確認先
本記事はJRA正式出馬表と、公開されている追い切り・取材情報などを参考に、筆者独自の観点で整理しました。
- JRA|10月25日 京都5R 正式出馬表
- JRA|10月24日 東京5R 正式出馬表
- デイリースポーツ|ダノンカンタービレの調教・陣営情報
- netkeiba|ノイエルングの最終追い切り
- netkeiba|フェニックスロールの調整状況
※出走情報は2026年10月23日時点。出走取消、馬場状態など最新情報はJRA公式発表を優先してください。
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